ポルシェF-1の歴史は、1958年-1963年の第一期と、1983年-1987年の第二期、そして、1991年の3つに分けることができる。 もちろん60年代モデルカーレーシングブーム時は第一期しかない。

 それまでスポーツカーレースに挑戦していたポルシェが1958年からのF-1への参戦を決め、すぐに自社製マシンを製作し、第3戦のオランダGPに早くもデビューさせた。
しかし、重い空冷フラット4エンジンは苦戦の連続。 そして1962年。 遂にフランスGPで勝利する。
ドライバーは、ダン・ガーニーで自身の初優勝でもあった。

 今井科学のスロットカーもこの優勝モデルをモデル化している。
 



 ご覧の通りすごいジャンク!でもデカールは捨てがたいですねぇ〜。

 先ずはデカールを剥がさない程度の全体の洗浄。中性洗剤で優しく撫でるように!
デカールの部分をマスキングをして塗装(タミヤ・コーラルブルー)し、細部はタッチアップ!
 なんとか観られるレベルまできました。

 

 
ウィンドーシールドを作る 

 今回、一番厄介だったのがウィンドシールドでした。 ニチモのポルシェF1より型取りが難しいように思われるので、バキュームフォームで作るのではなく、平面クリヤー板からU字型に切り取りました。私はこちらの方がやり易いように思います。塩ビシートををちょっと変わった形のU字に切り出し、エンジンカバー前のスリットに差し込み固定したうえで接着。(下記画像)
 

 こちらはデカールを残す関係で既存の塗装に重ね塗りなのでどうしてもデコボコしてしまいます。
観ようによってはこれも60年代風レストアかと・・・・。

 最後欠品だったエグゾーストパイプをアルミ管で作り接着。 そして、クラッシックなヘルメットのドライバーを載せ完成です!
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