![]() (C) Photographs by H.Makino & Dr.K. |
![]() TOP : IMAI-GOSEN 1/24 scale LOLA F1 KIT (C) Photographs by Dr.K. |
ローラと言えばスポーツカーのイメージが強いメーカーであるが、実はフォーミュラカーにおいてもF1からインディまで多くのカテゴリーのマシンを製作し活躍している。 その良い例が1966年のインディ500マイルレースでの優勝だ。 そして、変り種として有名なのが第1期ホンダF1活動期で苦戦続きの1967年シーズンのこと。 この年からホンダのドライバーとなった“ジョン・サーティーズ”の提案でそれまで車重の重さで中々良い成績を残せずにいた“RA273”を諦め、打開策として、インディの優勝マシンである“ローラT90”を大改造し、急造の“ホンダRA300”を完成させたのだ。 そして、テストもままならないまま臨んだイタリア・グランプリでなんと優勝してしまったのである。 これはローラとサーティーズの友好関係により実現出来たことである。 サーティーズは1950年代後期までモーターサイクルの世界では無敵のチャンピオンであった。その後、4輪の世界に入り、1960年にロータス、1961年にクーパー、そして、1962年からはローラでF1選手権に挑戦していた。 そして、この年を総合4位という成績で終わると1963年からは誰もが一度は専属ドライバーになりたいと思う“フェラーリ”に移籍し、1964年に待望の世界チャンピオンとなる。 今現在もモーターサイクルとフォーミュラ1でチャンピオンとなったのは彼だけである。 そしてついた名前が“BIG JOHN”であった。 今回のIMAI LOLA F1は、1962年シーズンにサーティーズが乗っていた“MK4”をモデル化しているものと思われる。 ボックスアートのドライバーのヘルメットもサーティーズのイングランドラインのようなので間違いないと思う。 さて、このローラのレストア記もどのようにT.S氏が料理していくのか大変楽しみなところである。 |
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さて、製作していきましょう! 上の画像は今回の製作に関して参考にしたイメージ写真です。 部分的には海外のサイトのリンドバーグの1/32なんかを参考にしたいと思ってます。 |
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ボディの塗装(上記画像) 上の画像のように比較的きれいだったジャンクボディを洗浄しサフェーサーを吹きます。 そして、本塗装に入ります。 肝心のボディーカラーはMr.カラースプレーのネービーブルー。 ちょっとイメージと違うかもしれないけどやってみましょう。 勿論口紅?は赤。色っぽく! エアファンネルカバー?はタミヤのロータス30のクリアパーツを弄ります。 |
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これらのパーツから合ったものを組んでいきます。(上記左の画像参照) ウィンドウシールドはジャンクの2台から程度の良い方を選び使用します。ロールバーはレベルの356スピードスターのジャンクからピックアップ。 ドライバーフィギュアは「ニチモ」から。また、ホイールインナーはたしか「ラスキット」のLOLAT70のクリアボディーのもの。 後で白く塗ります。 |
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1) サイズを合わせエアファンネル部分を成形し接着。カバーも横面をボディーRに合わせてヤスリ成形。 後ろの尾はエグゾーストパイプの架台。この上に載せて接着します。 2) 「レベル」からドナーするウィンドーシールドは「イマイ」に合うはずもなく後方に行く程広がる形。 打開策として維持するストッパーを作成する。 クリップをカットしてコクピット両サイドに差し込み、広げたまま接着するという強引作業でやっと接着することができた。 3) ホイールインナーは当初白に塗る予定でしたが、未塗装も似あうのでそのまま装着しちゃいましょう。 そして、完成です!中々良い雰囲気!! Report and built by T.S. |
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