"1962 COOPER T60"

 1947年10月に「クーパー・カーズ」を設立。
1957年より2,000ccのコヴェントリー・クライマックスエンジンを搭載したミッドシップマシンでF1界に本格参戦を始める。
F1におけるクーパーの活躍によりレーシングマシンのミッドシップ化が進行することになる。
 1962年に登場した“T60”は丁度クーパーの戦闘力が下降線を辿り始めた頃のもので若き“ブルース・マクラーレン”がエースドライバーとしてクーパーを引っ張っていた時期であった。
今井科学のクーパーF1スロットカーのモデルとなったのはこの“T60”であったと思われる。
 

さて、ここからT.S氏のレストア記の始まりです。
 

 早速レストア作業始めましょう!

 
先ずは宇宙人?が乗っているクーパーから。ボディーのライン?ストライプ?は前のオーナーは何を思ったか、なんと接着材!
しばらくマジックリンに浸けておきましたがビクともせず。
この後、ペーパーがけし、サフェーサーを吹き、箱絵のレッドに仕上げようと思ってます。
でもこの箱絵の車、実車にあるのかな?
 
 *T60*と思われるこのボディは濃いグリーンに白のストライプが多いようですが、少し後のタイプで最近のレストアしたものかどうか分かりませんが(箱絵の色もあり)下記の実車を参考にしました。
(なお、センターの赤のマシンは3リッターF1時代のマシンです。)
でも塗ったのは赤ではなく*マルーン*です。

 付属のシャーシーは最初イマイ製かななんて思いましたが、ボディー裏にゴーセン製が入るようにモールドが膨らんでるので、前オーナーが実戦用に別物を乗せ換えたようです。(そういえば見たことも無いドーナッツ型の小径前輪タイヤもついています。)
走るには安定がいいのでしょうか?

(この形は当時流行の“Uコン飛行機”のタイヤに見えますよ!・・・主宰者)

 これも手持ちの中からオリジナルに近い物に替えます。
あとはフィギュア!どうしようかな?オリジナルを乗せるか?それとも?・・・迷うところです。 


                    
   

TOP :This is junk-body. It's a body only that IMAI Cooper F1.
Maybe this flame is 1st owner original chassis.


 クーパーF1の欠品は先ずリア足周りのステー。 同じ位のプラ棒を接着・塗装します。
前輪の小径ドーナッツタイヤ・ホイールを外し細身のノーマルなものへ交換。タイヤのそれにあったものを
履かせる。
 早速、細身の前輪ホイールに合うタイヤをストック品から探します。COX3381:59をあててみましたが、入らず。左右パターンがちょっと違いますが仕方なく合いそうなサイズのものを履かせてみました。
 仮組し、フィギュアを載せてみました。
いよいよデカール貼り。ボンドストライプ!のおかげでやはりボディーの表面に均しきれないムラがあるのでデカールを貼ったあと、軽くクリアをふく。
 

 ウィンドーシールドの下部がグルーがバッチリ付いていたので形が変わらない程度にヤスリ整形。
(上の画像左下)

 そして、いよいよ完成です!
 

                                    BUILT & REPORT BY T.S
 
TOP : 1/24scale IMAI COOPER F1
(C) Built & report, photograhs by T.S.



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