THE FESTIVAL OF MODELCAR
HOBBY FORUM 2009
年に一度のモデルカーだけの祭典「ホビーフォーラム2009」。昨年に続き、CLUB SEBRINGさんの好意で参加させて頂きました。そして、他にないマニアックな出品内容だと言われた(!?)作品たちをご紹介したいと思います。

TOP : HOBBY FORUM 2009 in YOKOHAMA Akarenga .
Club Sebring's booth.
(C) Photograph by Hirofumi Makino & Masayuki Yamada.
 2009年11月14日と15日。横浜にあります「横浜赤レンガ倉庫」にて盛大に開催されました。
数多くある模型イベントの中で、カー(車)だけを扱う大イベントとしては、この「ホビーフォーラム」しかないと言ってもいいでしょう。
販売を目的としたプロショップブース。そして、全国クラブ単位での制作作品展示を目的とした展示ブースとの組み合わせは数多い来場者を生み出す原動力となっているのではないかと感じました。また、当日は、ミニカー限定品特価販売ということもあり、ちびっ子カーファンを連れた親子連れも数多く見られ、単にマニアだけの場ではない将来のカーマニアファンを育て上げる可能性を秘めたイベントであると強く感じたイベントでもありました。

さて、今回、昨年に続きCLUB SEBRINGさんのご好意で参加させて頂き、とても自分自身も楽しませて頂きましたし、販売ブースでの展示ではありませんが、「くるま村工房」から生み出されたレーシングカー(製作技術はとても未熟ですが・・・)を色々な方々に紹介させて頂く事も出来てとても有意義な出品だったと思っています。
改めてこの場を借り、CLUB SEBRINGさんにお礼を申し上げたいと思います。
 今回のCLUB SEBRINGブースの内容を紹介させて頂く前に、昨年のこのイベントでのCLUB SEBRINGの出品作品を紹介させて頂きたいと思います。


TOP : The Club Sebring's booth in  Hobby Forum2008
(C) Photograph by Hirofumi Makino.

TOP : The Tema was "Hiroshi Kazato"with Tetsu Ikuzawa.
(C) Photograph by Hirofumi Makino.

TOP : All Kazato Hiroshi's machines.
(C) Photograph by Hirofumi Makino.
 昨年のホビーフォーラムは、CLUB SEBRINGさんのご好意で急遽と言う形ではありましたが初めて参加させて頂きました。
今回の横浜赤レンガ倉庫での開催とは違い、大さん橋ホールでの開催(会場が広いので今回と違い1日だけの開催)でした。
そして、テーマですが・・・。なんと「風戸 裕」。
世界に羽ばたきかけてこの世を去った不出世のレーシング・ドライバーだった風戸 裕をテーマにし、彼の乗った数多くの愛車を製作し展示する内容でした。
とても興味ある内容で私も何か・・・と思ったのでしたが、手持ちの車種がなく、私は「それじゃ生沢 徹では・・・?!」ということで了解を頂き、TETSUのマシン「GRD S74」を出品することにいたしました。当日行ってみると、「じゃあ、生沢 徹だったらこの917Kを」ということで、なんとあの71年マスターズ250Kmに出場したグリーンの917KをCLUB SEBRINGさんが用意して頂き、バランスを取って頂きました。

上の画像でわかるとおり、ロータリークーペ(1/43)、ポルシェ910(1/43)や3種のポルシェ908(1/43)、そして、日本人として初めてフルタイム参戦を果たしたCAN-AMシリーズでの愛機“ローラT222”(なんと1/24!!)、さらに翌年ヨーロッパF2選手権に打って出た時のマシン“マーチ722”とつづく。
マニアックな内容の出品の良い点は、内容がはっきりと明確に来場者の方々に理解して頂き、その視点で見ていただくことが出来る事だと思います。反対に、興味がない人にとっては通り過ぎてしまうブースとなってしまいますが・・・。
私は、好きな人に喜んで頂ければ良いかなァ〜と思っていますので、CLUB SEBRINGの考え方はとても共感します。
マシンではなく、ドライバーに視点を置くという考え方は、とてもヨーロッパ的なものだと思っていますので、このような模型クラブがあってもいいのではと私は思っています。
 

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(C) Photographas & textreports by Hirofumi Makino.