TOP : Club SEBRING
(C) Photograph by Masayuki Yamada.


 さて、今回のCLUB SEBRINGのテーマは、「ダン・ガーニー」。
では、じっくりと作品を見ていただきましょう!なお、画像圧縮のため、少々見にくい点はご了承ください。実物をこの目で見た私は、その仕上がりの素晴らしさにただ呆然でした!

TOP : Dan Gurney and his machines.
M8D,Mcleagle,MKIV,19 and T70MKII.
(C) Photographs by Hirofumi Makino.

TOP : Club Sebring built modelcars.
Cobra289, Old Yeller II, and Bill Krause D Jaguar.
(C) Photographs by Hirofumi Makino.
 上の画像のモデルカーたちは、コブラを除いて私の知りえる範囲を超えているのでただただその素晴らしい出来に唖然とするばかりでした。ということであえてコメントは控えます。
 そして下の画像は、1968年のCAN-AMシリーズを走り抜けたマシンたち、シャパラル2G、スノコ・マクラーレンM6Bです。
スノコ・スペシャルは、日本CAN-AM仕様となっています。また、シャパラルは、68年日本CAN-AMに実際エントリーしており、あの最終戦での事故がなければ、富士のレフトターン4.3Kmコースをこのスノコ・スペシャル、そして、レブソンのシェルビーM6Bと共に走り抜けていたはずです。もしもが許されるのなら、シャパラル優勝も可能性大だったのではと感じてしまうのは私だけでしょうか。
ちなみに、同時に展示させて頂いたCAN-AMワッペンと、日本CAN-AMを主催したNAC(日本オートクラブ)のステッカーは、当時の主催者の方に頂いた本物です。
また、いつもお世話になっていますY氏から、とても好きなマシンでありますローラT70MKIIIBスノコとフェラーリ312Pを特別展示頂きました。


TOP : Others modelcars.
Chaparral 2G & Sunoco McLaren M6B.
LolaT70MKIIIB & Ferrari312P built by Mr.Y.
(C) Photographs by Hirofumi Makino.
 今回2回目のホビーフォーラム展示で感じさせて頂いたのは、まだまだ車趣味は廃れてはいない!と言う実感でした。
年齢により、好きなアイテムは違うにせよ、基本は車。ちびっ子(ちびっ子ギャングの時代か?!これって死語でしょうか?!)たちが目の色変えて自分の好きなミニカー探す情景。私が幼年期に親に連れられて、当時の西武百貨店のおもちゃ売り場でミニカー(結構海外のディンキーなんかもありました)を買ってもらった頃とほとんど変わらない状態ですね!ちょっと違うところは、子供たちの親も目の色変えて特価ミニカーをあさっているところかなぁ(笑)。

 個人的な感想としては、やはり60〜70年代のレースカー、および当時のドライバーへの思いが伝わってくる出品作品が一部を除いてとても少なかったと感じました。時代と共に、今ノストラジーを感じる時代は、もはや60年代ではなく、80年代、そして、アイルトン・セナなどの時代に変わってきているように感じました。日本人ドライバーでは、星野や中嶋はレーサーとしてより監督として、すでに生沢 徹や風戸 裕などのドライバーは、伝説化しているようです。これは、私たちの同年代がファンジオやアスカリというドライバーを伝説のドライバーと思うのと似ているように思います。
今回、私が参考出品しました ホンダR1300、ホンダ800R、トヨタ7日本カンナム仕様、そして、ローラT70MKIIIなどを見て問いかけて頂ける方は、ほとんどが私と同世代か年上の方でした。特に、ホンダR1300などは知らない方がほとんどで、デカールのHONDA R1300のロゴを見て、初めて「ホンダですか?」という質問をされるという状態でした。
 日本のモータースポーツ創成期を作ったマシンやドライバーたちの活躍を未来へ繋ぐ。
言葉や画像映像で残す事ももちろん大事ですが、当時のレーシングカーのモデルカーを作る事による未来への継承も1つの方法ではないかと、イベントを通じて切に思った次第です。
さて、来年はどんなテーマになるのだろうか?!


TOP : HONDA 800R(Leftside) & R1300.
(C) Photographs by Masayuki Yamada.


END



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(C) Photographs by Hirofumi Makino.
Special thanks Club Sebring.