大英帝国の期待を一心に背負って1968年に登場した“フォードP68”。
しかし、その期待はもろくも崩れ去ってしまった・・・・。
そして、月日は経ち40年後の2008年。この悲運のマシンと謳われた美しすぎるプリンセスは、今回ご紹介する古沢博司氏のイラストによって鮮やかに現代に蘇った。


(C) Illustration by Hiroshi Furusawa.

 
 68年のニュルブルクリングを疾走するフォードP68。シファートの908が追走するこのシーン。
もしも・・・、プラクティスで壮絶なクラッシュを演じ、選手生命を絶たれた あの“クリス・アーウィン”が何事もなく出場していたなら、きっとこのようなトップを走る夢のシーンがあったのではと思ってしまう・・・。

 古沢博司氏は、当方HPの看板イラストとして評判の“Chaparral 2E”を描いて頂いたプロ中のプロのイラストレーターだ。
今回の作品は、“Tetsu Ikuzawa 第4回日本グランプリ”に続く60年代レースシーンを扱った新作だ。
いち早く当HPで紹介させて頂くことを了解して頂いた古沢氏にこの場を借りてお礼を申し上げたいと思う。
 


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