製作開始!!


 チャパラル2Eと共に送られてきたクライマックス「フェラーリ330P3」ですが2Eと違ってこちらはほとんど4分割状態の「重傷患者」でした。再生不可能かと思われましたが、クライマックス製とわかり建築用の縦横補強糸入りの補修テープでずれないように何とか張り合わせてみました。
 

 
 
 全体像が見えたところで先ずクリーニングから始め、その後細部をチェックします。
オリジナルのクローズドボディーをカットしてオープンモデルに改造し、前ページに書いた通りの仕様にしていました。
表からもパテで割れを直しましたが、特にボディーサイドのゼッケン部分の破損が激しく特徴的な小さなエアインテークはなんとか残る状態です。

 コクピットは絵本かなんかを切り取り表をマットブラックで塗った後、サイズが小さめの半身ドライバーが乗っていました。2Eと同じサイズのドライバーに乗せ換えることもできますが、これはこれで「味」があり、直すのはペイントの剥げぐらいにします。
 紙製コクピットはそのままリアに伸び、やはり紙でスリットを再現し、赤とシルバーで塗り分けてありました。(このあたりも埃と汚れが酷かったですが、紙を痛めぬように優しく表面をクリーニングします。)

 写真上3分の2のリアスポイラーが欠けていたのでクリアアクリル板を切り出し、接着し、裏からペイント。見てのとおり無いよりマシというぐらいの仕上がり。
でもこの工作の下手さが既存のものとマッチしてると言えばそのようにも見えます。
 
 
 
 
 付属のD型シャーシーはきれいでホイールインナーも「330P4」に似合ったものに変えているのは製作者の拘りかな?!
また、D型シャーシは、(COX)シャーシーのようにバラシてクリーニングをすることもなく、欠品のリアタイヤだけ手持ちのストックからサイズの合うものをを履かせます。
 それから、マウント方式が変わっていて製作者の拘り方がわかりますね。
 
 追加製作
 元祖モデル・スピードライフ誌の作例に沿ってライトを付けてみました。
 ライトのベース部分は作例のラシャ紙から変えて、ビデオテープのケースから作ります。しかしながら、ボディー形状に合わせるのは思ったより難しいです。 ライト本体はジャンクの中に大きさの合うものが無く、家具などに貼る粘着ソフトクッションをシルバーに塗って使用しました。
 
 
 

 
次のページへ続く
 
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(C) Photographs, text reports and build by Tom.
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