No.32には杉崎氏の製作記事の掲載はなく、この表紙の"1/12HONDA F!"製作以外のジオラマ背景制作とレイアウトを担当している。 この表紙を見て思ったのは、杉崎氏や萩原勇一朗氏が当時ジオラマで多用していた「水しぶき」や「クラッシュシーンの煙」を綿(脱脂綿)や煙草の煙などで表現している撮影方法は今でも使われているが、上の水の表現は本物の水滴がHONDA F1に付いていることから実際に水を使っての撮影だったと思われる。さらに撮影秘話は書かれていないが実際にモーターを動かし水しぶきを上げているとしか考えられない写真に感銘を受ける。HONDA F1のノーズ部分が写っていない訳は前進しないように手で押さえているのかもしれない。
 杉崎氏と撮影スタッフが楽しみながら撮影している様子が目に浮かぶようである。
 


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