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1967年になるとモデルカー・レーシング界も当初のメーカー主体のキット発売から様変わりし、衰退するスロットカー市場より撤退するメーカーを尻目に、各ユーザーはその矛先を市販クリヤーボディと市販パイプシャーシか自作パイプシャーシの組み合わせに走っていた時期だったと記憶する。 サーキットレースにおいてはすでに1965年当初よりこの組み合わせは上位陣に浸透していたがユーザー全体にその傾向になって来たのはこの時期からだと思う。 さて、そんな背景の中で杉崎氏のモデルカー作りは一貫して本物志向を貫いたていたと思う。 下の「プラスチックモデルカー製作のコツ 8」であるが、前号に続き手書きの続きである。 今度は「英文字の書き方」だ。 「GP-II」と「STP」、そして「BS」。 このクラス分け表示は実車を再現する時にはなくてはならないものだ。 いや〜素晴らしい! 模型製作記事に移ろう。 なんと日本を舞台に撮影された映画「007は二度死ぬ」のボンドカー「TOYOTA 2000GT」だ。 オープントップの特殊な2000GTだが、杉崎氏は得意のバルサ材を使い改造している。 毎回思うのだが、バルサ材を使っても簡単に出来るわけではない。プラとの継ぎ目を分からないようにするのは本当に難しい作業だと思う。 現在だとプラバンとバテなどでその作業を行うのだがその何十倍も難度な作業だと想像する。 もう1つの模型製作記事は「CHAPARRAL 2C」に続き、テトラ模型製の「カーゴトラック M36」だ。 1/32スケールと小さいが、第二次世界大戦時のトラックであり、正確に組み上げているように見える。 |
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