１９７０年８月号に掲載された杉崎氏の製作記事「プラ模型教室　キャンピングカー　永大製1/18スケール“フロンテSS360”」が当方手持ち資料では最後のものとなる。　「モデルカー・レーシング教室」は続いているが、すでにスロットカー関連の記事等に絞られて掲載されており、スタティックカーモデルは、別枠の「プラ教室」に掲載されることとなった。 　モデルカー・レーシング教室にはモデル・スピードライフ誕生当時から積極的に製作記事等を掲載し続けている“萩原勇一朗”氏が引き続き解説・製作記事を担当し、一方の“杉崎 英明”氏は得意の夢多きカーモデルの創作に目標をすえ、後の「東京レーシングカーショー　“モデルカー・コンテスト”」に1/12スケール“ポルシェ917”を出品し、最優秀作品に選ばれたり、また、オートスポーツ誌増刊号モデルカー特集には、“1972年日本グランプリ”に優勝した「サーティーズTS15」をフルスクラッチビルドした作品が掲載されなどと活躍の場を広げていくこととなる。

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