(C) Photographs by Yoshiyuki Tamura.
 シックスティーズ・・・・ そして、葉巻型フォーミュラ1 

 ジャック・ブラバム、ジム・クラーク、グラハム・ヒル、ジャッキー・スチュワート、そして、ジョン・サーティーズ。
フェラーリ、ロータス、ブラバム、BRM、マトラ、そして、ホンダ。
60年代から現在まで休みなく続けているのは、実質的には、フェラーリとマクラーレンだけ。ホンダやメルセデスは、エンジンサプライヤーとして、80年代に復活しているが、少し意味合いが違うと思うので省きます。

 上の画像は、あのエマーソン・フィッティパルディがドライブする“ロータス49C”。本来は、ヨッヘン・リントと言う感じではありますが、故 リントの後を継いだドライバーということで納得の人選だと思います。
そして、マトラMS80。これは、ジム・クラークの優勝記録回数を破り、3度F1世界チャンピオンとなったフライングスコットジュニアこと“ジャッキー・スチュワート”が、69年に最初のワールドチャンピオンになった時のマシン。
しかし、ドライブは現オーナーが乗ることとなり、当のスチュワートは、66年にインディ500で先頭を走りながらリタイヤしたマシン“ローラT90フォード(同年、日本インディでは優勝)”で登場することとなり、いささか寂しい気がしました。
 また、画像はありませんが、ホンダRA301(もちろん、ビッグ・ジョンと共に)、ロータス25、フェラーリ312/68なども走行した模様です。70年代のフォーミュラ1としては、BRM P160にピーター・ゲシン、マクラーレンM19Cにジャッキー・オリバーなどの組み合わせや、オーナー自らのって出場した“フェラーリ312T”、“タイレル006(本当はティレル。これもスチュワートが最後のチャンピオンを取った時のもの)”、“ヘスケス308C”、“マクラーレンM23”などついに写真は撮れなかったものの、すべて走ったとのことでした。
 


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(C) Photographs by Yoshiyuki Tamura.

Special thanks Hiroshi Fushida & Toyota Motorsport.