平成8年10月に施行された改正労働安全衛生法で産業医の専門性の確保のため、日本医師会認定制度が確認され、研修会による産業医の資質向上、産業医が勧告したことを理由とした解任その他不利益な取り扱いの禁止がうたわれました。同時に産業医の選任義務のない事業所については、労働者の健康管理に必要な医学に関する知識を有する医師の選任や地域産業保健センターの利用に努めるものとされました。あわせて健康診断の結果についても医師の意見を記載することが定められています。