神奈川県精神科病院協会
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医療法人財団青山会 福井記念病院

病院外観

概要

開設者     :内藤 圭之
管理者(院長):高屋 淳彦

診療科目

精神科、神経科、心療内科、内科、歯科

診療受付時間

●月〜土
  9:00〜11:00(予約制)
13:00〜15:00(予約制)

休診日

日、祝日

総病床数

464床
精神科療養病棟 60床
認知症治療病棟 50床
急性期治療病棟 48床
精神科一般病棟 306床 (開放病棟152床、閉鎖病棟154床)

併設施設

精神科作業療法 定員:100人
精神科デイケア(大規模) 定員:70人
生活支援施設 名称:萌木 定員:11人
介護老人保健施設 名称:なのはな苑 定員:100人
居宅介護支援事業所 名称:なのはな
通所リハビリテーション 定員:20人

所在地

〒238-0115
神奈川県三浦市初声町高円坊1040-2
Tel:046-888-2145 / Fax:046-888-5870

アクセス

京浜急行 三浦海岸駅より
衣笠十字路行きバス 庚申堂下車 徒歩5分
案内地図
(※クリックをすると拡大表示されます)

方針・理念

青山会 運営理念

  • 暖かい人と人との触れ合いこそ医療・看護・介護の根源であり、良質なサービスの提供こそ青山会の存立基盤である
  • インフォームドコンセントの徹底により、明快で、最新の医療を提供しよう
  • 病状とライフ・スパン、社会的背景にかなったチーム医療を展開し、QOLの向上に最善を尽くそう
  • 地域や社会に開かれた医療・看護・介護を展開し、病を持った人と共に歩み、早期の社会復帰へ向けての役割を果たそう
  • 全ての職員による患者さん中心のサービス提供を不断に追求しよう
  • 療養環境を整備しアメニティの改善に努めよう

理事長 内藤 圭之 「医療法人財団青山会の未来を目指して」

 青山会の創業者である故福井東一は、心を病む人達への社会的隔離ということが当たり前の時代に、心を病む人たちと同じ屋根のもとで暮らすという理念を掲げて昭和34年に葉山診療所を開設しました。昭和38年、三浦市に初声荘病院を開設し、精神科の開放的医療へのさまざまな先進的な試みを行ってきました。その伝統と理念を受け継ぎ、昭和63年以降、青山会は、当時経営的倒産の危機にあった初声荘病院を「福井記念病院」として再建を図ってきました。平成17年に新築増床(現在498床)し、三浦半島地域での精神科医療、介護や地域ネットワークの中核的役割を担っています。
 医療法人財団青山会の歴史は、この福井記念病院を中心に、再建への夢を実現する歴史でした。神奈川県秦野市の越川記念病院は、診療報酬の不正受給などから廃院になる瀬戸際で、「みくるべ病院」として青山会に経営が移管しました。心を病み社会的に孤立した人達のために120床からスタートして、増改築によって280床として、現在は地域のアルコール依存症や処遇困難事例などに対応しています。横浜市においては、小沢メンタルクリニックを引き継ぎ、JR関内駅前で「青山会関内クリニック」として地域の需要に応じた日常診療を行いつつ、うつ病圏の就労支援事業に取り組んでいます。
 再建の夢の実現のために、絶えざる理念の研磨とその現場への具体化・システム化を常に図り続けてきました。急性期精神科医療を中心に、認知症疾患治療病棟や認知症専門の介護老人保健施設「なのはな苑」の運営、生活支援施設「萌木」の運営やアルコールや薬物などへの依存症や就労支援事業などにも取り組んでいます。
 自己完結型ではなく、一般医療や地域の社会資源との連携の緻密化を図って、地域完結型の組織運営を目指しています。その具体化として、平成24・25年度「精神科アウトリーチ推進事業」を受託し、「認知症医療・介護ネットワークづくり研究事業」に参加しています。三浦市の行政や民間事業所も含めた「認知症サポーター運動」にも開始しています。これらの取り組みの集約点として、多職種による訪問事業の拠点作りを開始しています。病院や施設で提供しているサービスを地域の様々な「住まい」に届けていくという夢を達成したいと念じています。また、首都圏で急激に進行する少子高齢社会への対応、三浦市の防災拠点の役割も目指して、特別養護老人ホームの建設の可能性を探り、地域への貢献の一助とすることを目指しています。
 一般医療と精神科医療の連携が進まず、逆に、急性期医療体制の再編によって、大学病院や総合病院に併設されていた精神科病床の閉鎖が進みつつあります。精神科救急体制の整備や身体合併症診療を充実させるための一歩として、川崎市に本部がある社会医療法人財団石心会との間で、医師や看護職の相互研修システムを構築することとしました。
 精神科に携わる医師や看護職が一般急性期病院で一定の研修を積み、逆に、一般急性期病院に勤める医師や看護職が精神科医療への理解を深める研修体制をつくるという新しい試みです。
 「人は宝」「継続は力」です。青山会は随時幅広く人材の募集を行っています。精神科医師(専門医、指定医、研修医を問いません)、身体合併症担当医師(内科系・外科系を問いません)、看護職はもちろん薬剤師や介護職も随時募集しています。社会医療法人財団石心会とのコラボレーションという新しい臨床研修制度を用意しました。「心身ともにトータルに!」という夢を持つ人材が集うことを念じてやみません。

院長 高屋 淳彦

 創設者の故福井東一先生は日本における開放的精神医療の先駆者でありました。
 病棟開放率70%で精神科病院特有の鉄格子はなく、「治療共同体(therapeuitic community)」という理想のもとにさまざまな取り組みが行われてきました。この開放的医療の理念は、現在の医療法人財団青山会にも引き継がれております。

 平成4年、認知症疾患治療病棟とメンタルケア病棟(大半が個室で構成される開放病棟)を設置。これまでの「収容」といわれた精神科病院のイメージを払拭し、療養環境(アメニティ)や病棟機能を充実させ、安心して療養できる環境の整備に取り組んでまいりました。
 平成17年には思春期対応病棟や従前以上にゆったりとした療養環境のメンタルケア病棟、身体機能の低下や高齢化による合併症への対応を目指した身体合併症対応病棟、精神科急性期治療病棟を新設し、地域における精神科救急医療へ貢献するために、緊急診療受付時間の延長等に取り組んできました。また、在宅支援として平成18年より外来訪問看護をスタートさせ、障害福祉サービスおよび介護保険サービスの事業所、行政機関と協働しながら安心した地域生活サポートにも尽力しております。長期入院者の地域移行・地域定着にも、医局を含めた院内の専門職がチーム一丸となり、退院支援プログラムや心理教育プログラムなど実施しております。


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