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愛泉保育園発行のびのび子育て新聞

平成16年1月1日発行 第32号


以下、今月の記事もくじ 【バックナンバーはこちら】


1.【コラム】「前橋市を変える会」の発起人になった訳

2.【コーナー】子育てひろば

3.【お知らせ1】のびのび予定表

4.【お知らせ2】あそぼう赤ちゃん

5.【編集後記】

 
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1.「前橋市を変える会」の発起人になった訳

 

社会福祉法人しののめ会 理事 亀田 好子(かめだ たかこ)

 

私が今回の前橋市市長選に関わりを持とうとしたのは、富士見村(群馬県勢多郡)の子どもたちが、平成15年4月より、前橋市の保育園を利用できなくなったことに端を発しています。

このような福祉の利用の問題や、ごみ処理施設利用の問題、消防の問題(消防の問題だけは解決し利用できるようになりました。)などが、市町村合併を前提として進められてきたために生じています。

◆ ◆ ◆

ここ数か月のマスコミ報道でしかわかりませんが、前橋市の富士見村への一方的な拒絶にしか見えません。桐生市や笠懸町(群馬県新田郡)のような、難しい問題がない前橋広域圏の問題なのに、なぜ大きな気持ちで前橋市は、富士見村を見守ることができなかったのでしょうか?

今回の住民投票の結果、富士見村は前橋市との合併を希望しました。しかし、ここにも問題が出てきます。たとえば、保育所の問題です。

前橋市の公立保育所では0歳児保育をまったくおこなっていません。延長保育も1か所で実施しているだけで、他の20か所では、朝8時から夕方6時までです。

一方、富士見村立保育所では、0歳児保育は当たり前で、朝7時45分から夕方7時半まで開所しています。

つまり、前橋市内の公立保育所は、経費がかかる0歳児保育と延長保育をしていないのと同じなのです。

ところが、富士見村が前橋市と合併したならば、前橋市の公立保育所と同じ利用時間になってしまったり、0歳児保育がなされなくなってしまうかもしれません。合併すれば前橋並みになるということは、逆行することもあるということを知ってほしいと思うのです。

◆ ◆ ◆

つぎに、子ども会や自治会でおこなっている古紙の集団回収の件です。

集団回収をおこなった団体には、本来、前橋市からの補助金と、集団回収業者からの「仕切り書」による売値が合算され、支払われるべきものなのに、前橋市からの補助金のみが団体への収入となっているように思います。現在は、紙が高値で売れているのに、集団回収業者から来る「仕切り書」を見る限り、0円に近い金額になっています。その差額は一体どこにいっているのでしょうか?

この集団回収業者は、組合を組織しており、前橋市から独占委託を受けており、新規参入者を拒んでいます。

◆ ◆ ◆

ゴミも有料化の方向で地域説明会が進められていますが、前橋市は住民のゴミの分別意識を高める努力を本当にしたのでしょうか?私は住民の意識がそこまでいっていないうちに有料化したならば、他市町村への不法投棄など、迷惑をかけてしまうのではないかと思えるのです。

◆ ◆ ◆

また、「子ども科学館」が前橋テルサ北側の八番街に建設されますが、合併後、広域圏の中で緑地があり、駐車場もたくさんあり、ゆっくり一日親子で科学にふれあうことができる場所に立てられたほうがよいと思っています。

◆ ◆ ◆

私は、本当は今回の選挙に関わりたくなかったのが本心です。しかし、今の前橋市のやり方でいいのだろうか?大きな市に生まれ変わろうとしているこの時、前橋市をこよなく愛し、前橋市の文化や歴史を大事に考え、一人の市民として私は、ささやかながら立ち上がろうと思い、今回の行動となりました。

保護者のみなさまに強制するものではありませんが、こんな時ですので、前橋市民としてどんな「まち」にしたいか一考してほしいと思うのです。

 

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2.子育てひろば

 

【テーマ】テレビを考える

 

テレビを見せておくと(子どもは)うるさいことを言ってこないし、要求もしてこないし、とてもおとなしくしていてくれて大人は楽?でも、子どもはどうでしょうか?

ある新聞記事で「早期のメディアとの接触は対人関係のつまずきにつながる可能性がある」との報告もありました。

愛泉保育園のある家庭では、テレビが壊れたのを機に、ずっとテレビのない生活で、それが当たり前の生活としている家や、担任のすすめもあり、テレビを見せない生活づくりに努力し、最近子どもの生活が落ち着いてきたとの家もあります。

ついダラダラと見てしまいがちなテレビ・・・。テレビが空気のような存在ではなく、特別な物といった意識で、みなさんもテレビを見ない生活にチャレンジしてみませんか?

 

●テレビに替わるものって何?

 

どんな時間にテレビを見ているのでしょうか?たとえば、保育園から家に帰って、夕食の支度をしている時だとしたら、(子どもには)手伝いをさせましょう。「○○(なになに)をして!」ではなく「○○(なになに)してくれる?」「いっしょに○○(なになに)しようか?」と誘ってみるほうがいいでしょう。たとえば・・・

(A)包丁が使えるような年齢ならば親のとなりで一緒に切る。

(B)年齢が低くても、手で野菜をちぎったり、玉ねぎの皮をむくなどの作業ができます。

(C)スプーンなどを使って混ぜ合わせる。

(D)器に盛り付けることも大好きです。・・・お父さんの分、お母さんの分、自分の分、妹や弟の分などという具合によそってみてもらいましょう。

何歳になったら何をする、ということではなく、いろいろなことを見せたり、一緒にやってみる中で、親が(子どもに対して)いろいろな発見をして楽しみ、判断をしていけると思います。

 

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3.のびのび予定表

 

1.月曜日開催「のびのび」

【場所】愛泉保育園 【時間】午後1時から2時30分

【開催日】1月19日・26日/2月2日・9日・23日/3月1日・8日・15日


2.水曜日開催「のびのび」

【場所】城南アリーナ 【時間】午後1時から2時30分

【開催日】1月7日・14日・21日/2月4日/3月3日・10日


3.土曜日開催「のびのび」

【場所】愛泉保育園 【時間】午前9時から10時30分

【開催日】1月17日/2月7日/3月6日


● 水曜日の行事予定(屋内イベント) ●

日時

イベント

1月14日
(水曜日)
午後1時より

★「伝承あそび」をしよう
●コマと凧
糊とハサミを持参してください。
城南アリーナで実施します。

2月2日
(月曜日)
午後1時より

★鬼面を作ろう
糊とハサミを持参してください。
愛泉保育園にて実施します。

3月3日
(水曜日)
午後1時より

★「おひなさま」を作ろう
糊とハサミを持参してください。
城南アリーナにて実施します。

● 水曜日の行事予定(屋外イベント) ●

日時

イベント

1月28日
(水曜日)
午後1時集合

★凧あげをしよう
●自作の凧を持参してください。
城南アリーナ前に集合してください。

2月25日
(水曜日)
午後1時集合

★城跡公園であそぼう
六所神社に集合してください。

3月17日
(水曜日)
午後1時集合

★ダンボール滑りをしよう
●大胡グリーンフラワー牧場で実施します。
六所神社に集合してください。

 

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4.あそぼう赤ちゃん

 

0歳から1歳前後の赤ちゃんを対象に、月曜日から金曜日の朝9時から10時頃まで、赤ちゃん体操やハイハイ遊び、いろいろな物を使っての遊びなどをしています。(子どもが)大きくなって、このコーナーが物足りなくなり、月曜日・水曜日・土曜日の「のびのび」のコーナーに移行していった子どもさんもいます。

 

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5.編集後記

 

こんなに暖かくていいのだろうかと思われた冬への入口。クリスマスを前に大雪でやっと冬らしくなりました。

植物が冬の寒さに当たって、春の花を咲かせるように、私たちも寒さを感じない室内にばかりでなく、特に子どもを外で充分遊ばせたいものですね。

 

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