RW D-700色再現セット (ソニーDSC-D-700用)

ソニーDSC-D-700で確実なホワイトバランスと適正露出ができます

■専用ディフューザーRWDFを装着して被写体位置から光源に向けAE−Lockボタンをワンタッチ。

■これで色再現基本の<ホワイトバランス>と<適正露出>がカメラに同時セットされます。あとはシャッターを押すだけで理想に近い色再現ができます。

■たった二枚のチャートのプリントアウトだけで、グレイバランスのとれた美しいプリントアウトが可能です。  


内容 (マック・フォトショップ3.0以降用 ウィンドウズ・フォトショップ3.0以降用)
1)<RW D-700専用適正露出ディフユーザー>(RDWDF:レンズ装着用スポンジ付白色拡散板)+(効果説明用CD)・・・1
2)<RWプロスキャン-7 Bセット> (RWグレイスケール-3(マスク付)+明るさ・コントラスト・カラーバランス調整用デジタルチャー   ト25枚入り CD)・・・1  

価格  23、600円 (マック用・ウインドウズ用とも) 
●D-700専用RWDF(CD付)のみ:3、800円  
●Bセットのみ:M・フォトショップ用、W・フォトショップ用 各 19、800円 

     Fsetの効果                オート撮影
   
特長
デジタルカメラはラチチュードが非常に狭く、露出がごくわずか違っても飛んだりつぶれたり…。
またオート撮影ではカラーフェリアやデンシテイフェリアが…。

RW方式ならテスト撮影なしにほとんど補正不要の画像取り込みが可能です。
やっかいな画像調整はほとんど必要ありません。

たった二枚のチャートのプリントアウトだけで、画像補正値が簡単にわかります。
グレイバランスの正しいプリントアウトがインクジェットでもピクトログラフィーでも簡単確実!

RW D-700色再現セットの使い方
1. グレイバランス撮影のためのカメラのセットアップ(EV補正値の設定)
 被写体としてRWグレイスケール-3またはコダックグレイスケールまたはコダックグレイカードを被写体に置く。
1)カメラのレンズにRWDFを装着。シフトダイヤルのWB(ホワイトバランス)モードを(Auto)、シフトダイヤルのAEをP(またはA,S)にセット。
2)被写体位置(カメラ1)から光源方向に向け、AE−Lockボタンをタッチ。
3)(ロックを確認し、)RWDFを除去して撮影位置(カメラ2)からグレイカード(被写体)を撮影する。その際、露出補正(EV補正)をプラスとマイナス方向に何段階か変えて何枚かの画像を撮影する。
4)撮影画像をフォトショップでパソコンに取り込み、グレイスケールの7番(濃度0.7)のRGBレベルが100(LabのL値では約50)にもっとも近い値の画像を選び、その画像の露出補正値(EV補正:例+1.00)を確認します。
5)それがグレイバランス撮影時に常にカメラにセットしておくべきセットアップ値(EV補正値)です。(なお、通常撮影では補正値を0.00にもどして下さい。)

2. 撮影
●方法1
1.のセットアップ条件(例:EV補正+1.00)で、レンズにRWDFを装着し、カメラを被写体位置(カメラ1)から光源(またはカメラ位置:図ではカメラ2、またはその中間)(*3)に向けてAE−LOCKボタンをワンプッシュし、(ホワイトバランスと適正露出(*4)がセットされたことを確認してRWDFを除去し、)撮影位置(カメラ2)から被写体を撮影します。
●方法2(2カット以上の連続撮影)
上記方法は、被写体をワンカット写すときにのみ有効です。照明条件の変わらない複写、商品撮影、人物撮影、戸外での連続撮影、パノラマなどでは、RWDFを装着して光源に向け、シフトダイヤルのWBを(Hold)にしてWBボタンを押してホワイトバランスを取り、AEのP(またはA,S)でAE−Lockボタンをプッシュして得られる適正画像(*4)データをM(マニュアル)にセットし連続撮影して下さい。
(注)
*1:ファインダーからの逆入光防止のため、<ファインダーキャップ>は必ず使用して下さい。
*2:室内など暗い照明条件でセット困難なときはISOを200または400にセットして下さい
*3:拡散板の角度で露出が微妙に変わります。一般的にはEV補正+1.00でカメラ方向に向けることを参考にし、厳密には光源の種類と被写体角度、方向等、それぞれの撮影条件に応じてEV補正値、拡散板の角度を設定して下さい。
*4:取り込んだとき、グレイスケールの7番(濃度0.7)がRGBレベルで約100(LabのL値では約50)内外になる露出及び画像。すべての場合に同一条件、類似条件で適正画像が得られることを確認して下さい。
*5:ズーミング・ピント位置によって適正露出が若干変わります。なるべく撮影状態でAE-Lockして下さい。
*6:色温度が高過ぎる状態など、方法1でグレイバランスしない場合などは、方法2で撮影して下さい。
3. カメラのモニタ調整法
1)、正しく調整されたパソコンのモニタ画面(*7)にグレイスケールを含めた適正画像(*4)を呼び出す。
2)カメラの<LCDモニタの表示>で同じ画像を呼び出し比較しながら、色、明るさ、とくにコントラストが近似するよう調節すれば、最終画像に近い調整が可能になります。
(*7):パソコンのモニタ調整は<Bセット>で正しく調整ができます。以下及び説明書参照。
4. Bセットの使い方(モニタ調整とプリントアウト)
操作条件:マック用、ウインドウズ用の各フォトショップ(3.0以降、4.0、5.0)に対応。
 ●モニタ調整:1)色評価用蛍光灯を用意。2)<Bセット>ソフトのL-52を呼び込み、中央のグレイ部分を範囲指定して拡大し、モニタ本体及び<ガンマ>または<Adobeガンマ >にてその部分がグレイスケールの7番(コダックグレイカードと大体同じ)と同じ色、同じ濃さになるよう、また明るさ及びコントラストは<BCG-2>を呼び込み、中央の列がグレイスケール-3となるべく近似するようにモニタを調整します。
 ●プリントアウトの調整
 プリンタードライバーを使わず、フォトショップで正しいグレイバランスが得られます。
 1)カラーバランスのテスト:まず<L-52>を無調整で印刷し、<RWグレイスケール-3>の7番に近似する部分を捜せば、グレイバランスするRとGの調整データ(例:R+20、G+20)が手っ取り早く判定できます。
 2)明るさ・コントラストのテスト:<BCG-2>チャートを上記データ(R+20、G+20)に変換して印刷し、<RWグレイスケール-3>をあてがえば、更に必要な明るさとコントラストの調整値(例:明るさ+20コントラスト+10)がわかります。
 3)画像印刷は、上記調整データ(例:カラーバランス:R+20及びG+20、明るさ:+20、コントラスト:+10)で画像変換してからプリントすれば、どの画像も常にグレイバランスの正しい、美しいプリントアウトが可能になり、必要ならハイライト、シャドウの調整値も見いだせ、ほとんど完璧といえるプリントアウト及びDTPが可能になります。

(お断り):重要な撮影ではテスト撮影と確認作業を必ずおこなって下さい。いかなる撮影・プリントの失敗に対しても補償はありませんのでご了承下さい。また当方に不手際のある場合は代品をもって替えさせていただきますが、それ以外の補償はできませんのでご了承下さい。

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