『満洲―日本人の足跡をたどる』

山田 陽子 著        (ISBN 978‐4‐901242‐94‐3)      2011年7月発売

定価2000円+税(合計2100円) 梅田出版 A4判・102ページ

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戦前、多くの日本人が開拓団として渡った満洲。現在の中国遼寧省の省都・瀋陽(旧奉天)を中心に、北は大八浪、方正、哈爾濱から南は引き揚げの地・葫芦島まで、日本人の足跡が数多く残る。本書では著者自ら撮影した、今も残る日本人旧居や銀行、ホテル、企業ビルなどの建造物の写真とともに、その足跡をたどる。

目次
はじめに…………………………………………………………………4
第1章 奉天と瀋陽の狭間で―満鉄附属地と日本家屋…………5
今も残る日本人旧宅    日本人社宅の現在   奉天を代表するホテル  
総督府   中山広場の建造物    銀行    残存する満洲企業の社屋  
駅舎と事務所    郵政局    百貨店    給水塔と公園
満洲医科大学   学校    鉄道総局・特派員事務所・領事館
映画館      奉天城内    満洲事変勃発の地にできた博物館

第2章 長春・撫順・丹東にて………………………………………75
長春(新京)    撫順      国境の街 丹東(安東)
第3章 開拓団の逃避行と引き揚げ……………………………………80
黒龍江省に今も残る開拓団部落 哈爾濱 方正  牡丹江・老爺嶺・松花江
第4章 引き揚げの地「葫芦島」……………………………………92
あとがき……………99      参考文献…………………………………………101

第1章では、変わりゆく瀋陽の真っただ中で、今も残存している日本人旧居や銀行、ホテル、学校、企業ビルなどの建造物を通し、主として戦前の日本人の足跡をたどります。日本人が住んでいた家や満鉄社宅の写真も満載です。
第2章では、瀋陽周辺の撫順・長春・丹東など日本人ゆかりの地の現状をご紹介します。
第3章では、満洲開拓団の人たちが、満洲奥地から引揚船の出る葫芦島にたどりつくまで、敗戦後の苦難の道のりを老爺嶺山や牡丹江、松花江、方正などの写真を通して紹介します。
第4章は、引き揚げの地・葫芦島に残る日本人の足跡をたどります。これまで入ることを許されなかった葫芦島の浜辺や引き揚げの記念碑など写真も豊富に収録しました。

 著者紹介 山田陽子(やまだようこ) 日中関係学会東海支部会員

名古屋市立大学大学院で博士(人間文化)、元中国の「東北大学」日本語学部教員。

 共著『満洲−泰阜分村七〇年の歴史と記憶』で飯田市歴研賞受賞。

単著に『中国人就学生と中国帰国子女―中国から渡日した子どもたちの生活実態と言語』

(風媒社、2010年)

 日本語教師、大学、短期大学非常勤講師、生涯学習講座講師など歴任。

 


*梅田出版(梅田出版06-4796-8611)とアマゾンにて発売中