CADENZA

カデンツァは音楽辞典によると、《cadenza di bravura(カデンツァ・ディ・ブラヴーラ)、cadenza fioritura(カデンツァ・フィオリトゥーラ)の略。終止(形)のまえに挿入される演奏困難な無伴奏の部分(後略)》となっています。

bravuraは巧妙、熟練。fiorituraは「花の咲くこと」というイタリア語で、旋律に装飾をほどこすことを指し、作曲家によって書かれたものも、演奏者によって即興的に加えられたものも含む。つまり、曲がこれでおしまい、という寸前にちょっと立ち止まって「まだっ、まだまだっ」「これでもかっ」と手練手管を駆使してウケを狙うコーナー、ちょっと拡大解釈して“何でもありコーナー”なのです。

早い話がフリー・インプロヴァイズのページ。たわごと、くりごと、いちゃもんなんでも書くことにします。新曲の断片も載せるかも。いただいたメールのお返事もここに書きます。というわけで、時々アクセスして開いて下さい。

Photo by TAKAHASHI Jun-ichiro

  


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