診療所通信
        Clinic News Paper
No.98
2007/9/1

/                 川上診療所
 今年の夏は暑かったですね。8月末の週末に、久々に医者仲間7人で会食をしました。その時のお話しをしましょう。宮内先生や橋本先生などいつもの気心の知れた仲間が中心だったのですが、仕事以外の知らない話しがいっぱい出てきてとても愉快でした。通っているスポーツジムの話しや、釣りや自転車など趣味の話し、子供の教育について、若かった頃の武勇伝、そしてオレはこう思う系の話し…などなど。おじさんたちはこんな風に生きているんだと感心していると、「富士山に行かない?」という話しになりました。子供の頃に父親に連れて行ってもらったその時の苦しさを今も懐かしく想い出す、と同じ体験を何と3人がそれぞれに語ってくれました。榊原先生、藤本先生、押田先生の3人です。人生に何を求めて、子供に何を伝えるか。きっと父親としてのメッセージがそこにあるのでしょう。子どもたちだけではない、おじさんたちの冒険と宝物に、この夏、皆さんは出会うことができたでしょうか。できなかった人はまた来年に期待するとして、どうぞこの秋も元気でお過ごし下さいませ。
来年は登ってみたいです。まだ何か見つけられるかも知れませんし。

女性のがん罹患率・・・・右の表はがん対策情報センター(国立がんセンター)が発表したデータの抜粋です。女性の主ながんを経年的に(1975〜2001年 )示したものです。罹患率では乳がんと大腸がんが増え続けています。胃がんは減少しています。子宮がんは増えていないようです。肺がんは女性でも少しずつ増えています(男性は増加)。この30年間、増え続ける乳がんに対して検診の方法が、触診からより正確な画像検査に変わったのも、うなずけます。


コーヒーブレイク・・・・ 高校生のころ通学路に小さなコーヒー屋さんがありました。毎日通るたびに、私は挽きたての豆の香りに惹かれて、いつしかコーヒー党になっていました。当時はまだ少なかったコーヒー専門店で購入した挽きたての豆に、お湯を注いだ時の膨らみ具合を眺めては一人で悦に入っていたものです。最近では自分で生豆から購入する人もいて、家庭用の焙煎マシーンもあるとか。焙煎直後から酸化が始まるコーヒー豆ですが、生豆のままだと3年間もおいしさを保てるそうで、私もまずはフライパンでチャレンジしてみようかなと思っています。ミルで豆を挽く時の香りに、さらに焙煎の香りが加わると思うと、想像しただけで幸せな気分です。家庭用のコーヒーメーカーで淹れる時は、粉に蒸らし用のお湯を少し注いでから、その後スイッチを入れるとグッと美味しくなるそうですよ。もっと簡単な方法として、スイッチを入れてお湯が入り始めた時、一旦スイッチを切り30秒ほどたってからまたスイッチを入れる、という手も悪くないです。(どちらも面倒ですか…?)
そういうものですかね。ちなみにこの文章は私のワイフが書きました。(院長)

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