診療所通信
        Clinic News Paper
No.125
2009/12/1

/                 川上診療所
 12月。特に理由はないのですが、今年は1年が早かったなぁと感じます。皆さんはいかがでしょうか。宮尾先生が今月カンボジアに行かれます。年が明けると昨年と同じくアフリカに行く予定だそうです(その分、ワタシの外来がたいへん)。インド洋だけが国際貢献の場ではないことは分かっているのですが、宮尾先生も腰痛持ちだから無理をしない方が良いのに、と思ってしまいます。昨年のクリスマスはタンザニアで地元の人たちと賛美歌を歌い踊り、とっても素敵な一時だったそうです。「お前も一緒に行こうよ」と言われると、どう答えたら良いのか。「やっぱり、ここには患者さんがいるからねぇ・・・」。私の診療所の開設理念は、"Go to the People and Live with Them(人々の元に行き、共に生きよ)"ですから。                          
皆さん良いお年を!来年もスタッフ一同、がんばります。

主ながんの死亡率・・・右のグラフは主ながん死亡率の推移を昭和45年から示したものです(厚労省資料)。この40年間の「変化」がわかります。男女とも昭和の時代は、胃がんによる死亡者が多かったのですが、日本人の食生活の変化や早期発見の努力によって、胃がん死亡率は減少してきました。女性では子宮がんの死亡率も減少しました。一方、肺がん、大腸がん、乳がんなどは残念ながら減少していません。これが今後のがん治療の大きな課題と言えるでしょう。

受け付けの安川です・・・・テニスのクルム伊達選手は素晴らしい。私と同年なのに常に前進していく姿には感動すら覚える。そこで私も30代最後の挑戦として、球技オンチにもかかわらず初級の公式試合に出場することにしました。出場するからには勝ちたい。勝って最高の形で40代を迎えるのだ・・・。まずは自分の実力で勝てないことは百も承知なので、テニスの上手な友人にダブルスペアをお願いした。友人は快く?OK。試合当日、緊張のあまり5分間で3回もトイレに駆け込んだ。試合は突然に始まった。何が何だかよく分からないが、とにかく飛んでくる黄色い球を打つしかない。闘志と緊張が入り交じった精神状態の中、突然「アヒルのお尻大作戦」を思いつく。足を広げて腰を落としお尻を左右にフリフリする。猫のようにしなやかなわが友人は見事なフォームでポイントを重ねていく。猫とアヒルが力を合わせて・・・まるでCMのような2人。そして精も根も尽き果てた時、試合終了。ブロック優勝と書かれた「紙」をいただきました。・・・こうして私の30代最後の年が暮れようとしています。
なにはともあれ優勝おめでとう。40代もがんばって下さいね。(院長)

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