診療所通信
        Clinic News Paper
No.121
2009/8/1

/                 川上診療所
 太陽がまぶしい季節です。暑さのせいもあって髪を切りました。どういうわけか年々、短かさが増して、今や私のアタマは野球少年(?)のようです。昔はビートルズみたいに長かったのですが・・・。ファッションの話をしましょう。宮内副院長は長髪で日焼けしています。患者さんに「サーファーですか?」と尋ねられたとか。健康的です。橋本先生は、水泳で鍛えた逆三角形の体型。二人ともシェイプアップしていて細身です。黒い服が大好きで、シャツもズボンもそう言えばいつも黒ですねぇ。一番年上の宮尾先生は、なぜか格闘技に励んでいて、腕や足に打撲傷をつくっては一人微笑んでいます。どの一人も似ていないのですが、ファッション・ポリシーは共通しています(センスのほうは、さてどうか・・・)。私ですか?炎天下に坊主頭で自転車を走らせておりますので、外で見かけたら、変なおじさん!とびっくりされるかも知れませんね。
8月10日から15日まで休診とさせていただきます。暑中ご自愛下さいませ。

乳がん検診の実施状況・・・・右の表は政府統計からの抜粋です。マンモグラフィ乳がん検診を実施した全県の内で、受診者の多い上位10県を示しました(H19年)。右側に、統計が開始された平成12年のデータを併記しました。全国で約31万人だったマンモグラフィ検診受診者がこの7年間で約190万人に増加しました。意外なことですが当時は、東京・大阪などの大都市圏で、ほとんどマンモグラフィ検診が行われていなかったことが分かります。受診人数が増えるに伴い、今後は診断の質の向上も望まれます。

受け付けの安川です・・・・以前、立ち寄った本屋さんで一冊の本に出会いました。その本には「空念仏で良いから、ありがとうをたくさん言う。」とあり、私はさっそく実行してみることにしました。私に関わる人に「ありがとうございます」という言葉を積極的に使うことにしたのです。すると今まで当たり前だと思っていたことも、感謝の対象であることに気が付きました。水道の蛇口をひねると水が出ること、食べ物がどこにもあふれていること・・・。頭では理解していたつもりでしたが、心で感じたことはありませんでした。ある本に「世界がもし100人の村だったら100人のうち26人は電気が使えません。18人は安全な水が飲めません」と書いてありました。また「100人のうち75人が自然災害の危険にさらされていて、災害でなくなる100人のうち90人以上は貧しい国の人です」とも書いてありました。この本を読み進めていくうちに、自分がいかに恵まれた状況の中で生活しているのか痛感しました。感謝の気持ちを忘れずに、これからの子供たちに何を残してあげられるかを考えながら行動しようと思います。
感謝の気持ち、大切ですね。大切なものほど難しいのではありますが・・・。(院長)

診療所通信の目次に戻る