診療所通信
        Clinic News Paper
No.120
2009/7/1

/                 川上診療所
 先月号に「クルマを修理した」と書きましたが、自転車の修理もします。パンクをなおすのは当然、部品を取り付けたり、ハンドルを調整したり、まあ、たいしたことではありませんが(自転車も治してくれって診療所に持って来ないで下さいね)。あとはネコ小屋も作りました(我ながら立派な作品なので是非お見せしたいものです)。いつもお世話になっている自転車店のお兄ちゃんたちは、ボクが苦労した故障をあっという間になおしてしまいます。さすがプロです。彼らは医者であるボクに「転んだところがまだ痛いんですけど、このままで良いですか?」とか聞きます。もちろん親身に答えます。プロですから。医者はスポーツクラブに行っても、プールサイドで、腰痛の解説をしたり医療相談に乗ったり、いろんな場面で医者的仕事に遭遇します。この分だと、夢の中でも白衣を着ていないといけない。医者を辞めたら修理屋さんをやろうか、などと書けば、また皆さんに叱られるでしょうね、きっと・・・。そんなこんなで、この診療所も10年が過ぎました。これからもがんばって参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
今日、初めて来る方には「初めまして。どうぞよろしく」です。

がん検診の実施状況・・・・厚生労働省が発表したがん検診の受診状況です(平成19年度の国民生活基礎調査)。先月号では女性について書きしましたが、今回は男性です。男性は女性に比べて全体に検診の受診率は高いようです。しかし20代30代の受診率は、40歳代の半分以下です。女性では若年者の乳がん検診希望者なども増えているのですが、男性はどうでしょう? 仕事に追われて身体をこわしては何もなりませんね・・・。

宮内先生からのメッセージ・・・・自宅マンションの空調設備の大々的な入れ替えリフォーム工事の一週間、さすがに埃の中には住めないので、実家に泊まって親孝行も少々。今は自宅はすっかり綺麗になって、この梅雨の季節も超快適。なによりこの機会に、ついつい捨てられなかった物も思い切り処分できたし、普段なら絶対掃除しない所まで整理ができて、家中が新しくなったようだ。リフォームの借金が増えたこと以外は何もかもが嬉しい。リフォームは周りの見た目が新しくなるだけでなく、実は古いものを思い切って切り捨てることで、人の心・気持ちまでリセットしてくれるらしい。8年前に職場も生活環境も変えたことで、今は明らかに以前より愉しくいきいきと毎日を過ごせている。今の自分があるのはこの人生のリフォームのおかげ、そのきっかけを作って頂いたのが川上院長。今も心より感謝しています。診療所の開院10周年おめでとうございます。これからも益々の発展をお祈りします。     
宮内先生とは20年以上の同士です。これからもがんばりましょう。(院長)

診療所通信の目次に戻る