診療所通信
        Clinic News Paper
No.4
1999/11/02

/                 川上診療所

 10月は行楽シーズン、自然と親しんで紅葉狩りやバーベキュー、運動会など楽しく過ごされている方が多いと思います。わたくしはと言えば…千葉市の「休日救急診療所」の仕事に先日行ってまいりました。10月10日体育の日です。朝から晩まで当然大忙しで、ポットのお湯でやけどをさせてしまったお母さん、運動会でがんばりすぎたパパ、魚釣りに行って釣り針をなぜかアタマに刺してしまった少年や、不眠不休の仕事の疲れが休日にドッと出たおとうさん…まあいろいろな方々の診療をしてまいりました。本当に人の生活は様々で、10人が10人、違う楽しみ違う人生を送っているんだなあ、なんて考えながら帰宅しました。皆さんはこの秋、どのように過ごされますか。

・読書の秋、どんな本が読まれているかな
 当診療所には狭いながらも2階に図書室があります。待ち合いの本や雑誌も、2階の図書もビデオもみんな貸し出し自由です(ただし、だいたい医学関係のものですが)。さてこの3ヶ月、どのような本が借りられたでしょうか。貸し出し件数は、本が20冊、ビデオが3本で、「女の快適更年学」「47歳の私に起こったこと」などの女性の健康と生活に関するもの、「女医が乳がんになったとき」「乳がんからの生還」「がん治療に迷ったら」などの直接がんに関するものがやはり多いようです。ほかには「チェルノブイリ診療記」「ママファクター」(村山寿美子さんの訳本はお薦めですね)などでしょうか。毛色の変わったところでは、「ライオンキングII」(ビデオ)と「STAR WARS Ep I」(雑誌)あたりでしょうか。読書の秋です。どうぞお気軽にお申し出ください。

・外来待合室はいかがですか
 読書の秋…とくれば食欲の秋ですね。7月7日の開院以来、いろいろなお菓子などを頂くこともあって、お昼休みのお茶タイムに、職員一同みんな感謝いたしております。この場を借りて、お礼を言わせていただきます。ありがとうございます。
 話は変わりますが、わたしは医療秘書(アメリカでは外来クラークと言います)をしています。白い服を着ていますが、看護婦ではありません。診察の流れをスムーズにするため先生や看護婦の阿部さんと打ち合わせながら、検査や点滴の準備などに走り回っています。私の一番大切な役割は、患者の皆様が安心して診療を受けることができるようにすることだと思っております。このところだんだん寒くなってきましたので、待合室が寒いわ…など小さな事でも結構ですからどうぞお気軽に声をかけてください。待ち時間を少しでも快適に過ごしていただけるように、がんばります。

大久保綾乃(医療秘書) 「実は、わたし新婚なのです。ンーン、仕事と家庭がんばるの。」

・川上診療所ホームページ、日夜充実させておりますので、どうぞご覧下さい。
ホームページアドレス http://www.mmjp.or.jp/kawakami-clinic

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