Q. | 初経年齢・閉経年齢は乳がんのリスクと関連しますか? |
A. | 早い初経年齢は乳がん発症リスクを増加させます。 遅い閉経年齢は乳がん発症リスクを増加させます。 |
Q. | 出産・授乳は乳がんのリスクと関連しますか? |
A. | 出産・授乳経験のある女性は、ない女性に比べて乳がん発症のリスクは減少します。 |
Q. | 緑茶をのむと乳がんの発症リスクはどうなりますか? |
A. | 研究がおこなわれていますが、乳がんの予防効果はないようです。 |
Q. | サプリメントの服用は乳がん発症のリスクを減少させますか? |
A. | サプリメントの服用が乳がん発症のリスクを減少させる十分な根拠はありません。 サプリメント摂取は食事からの摂取が制限される状況では許容されますが、薬品に近い扱いで大量に服用することは推奨できません。 |
Q. | 肥満は乳がんのリスクと関連しますか? |
A. | 閉経後女性では肥満が乳がん発症のリスクを増加させることは確実であり閉経前の女性においても肥満が乳がん発症のリスクを増加させる可能性があると考えられています。 また、乳がん診断後の肥満が乳がん再発リスクや乳がん死亡リスクを上昇させることはほぼ確実です。 |
Q. | 乳製品を取ると、乳がんになりやすくなりますか? |
A. | 乳がんの発症リスクが減少する可能性があります。ただ、乳製品摂取と再発リスクの関連性は、明らかではありません。 乳製品には脳卒中リスクを減らす効果もあるため高脂肪乳製品を避けて、肥満を招かない程度の適度摂取が望まれます。 |
Q. | 大豆、イソフラボンを摂取すると乳がんのリスクはどうなりますか? |
A. | 大豆食品や大豆食品に含まれるイソフラボンが乳がん発症リスクや再発リスクを減少させる可能性はあります。 しかし、再発リスクを下げる目的でイソフラボンのサプリメントを摂取することは安全性が証明されていないため、大豆食品から摂取した方が良さそうです。 |