2021年1月23日(土)第14回ももはな会を開催しました。
ZOOMを利用したリモート講演会2回目。元QST病院治療診断部治療課村田裕人先生による『乳癌に対する放射線治療』をご講演いただきました(現在は関東脳神経外科病院放射線科・サイバーナイフセンターにてご勤務)。前期企画していましたが、新型コロナの影響で延期・・・ようやく開催することができました!会員様・スタッフ共に楽しみにしていた企画ということもあり、総勢36名の参加がありました!ZOOM企画、徐々に参加者が増えてうれしく思っております(*^_^*)

〔講演内容〕
1.乳癌の治療方針
2.放射線治療とは
3.がん細胞に放射線を照射すると
4.放射線治療の効果
5.放射線の種類
6.グレイ(Gy)とは
7.乳癌に対する放射線治療
8.放射線治療の患者数(原発巣別新規放射線治療患者数・乳癌術後放射線治療症例統計)
9.各照射(全乳房照射・胸壁照射・寡分割照射・加速乳房部分照射・深呼気息止め照射)
10.放射線治療の副作用
11.放射線性皮膚炎とスキンケア
12.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響
13.COVID-19パンデミック時の放射線治療
14.重粒子線治療について(重粒子線とは・特徴・保険適応・治療実績紹介)
15.症例提示
私たちにわかりやすく
詳細にご説明いただきました!
乳癌の治療方針は
外科療法・放射線
療養・薬物療法の
3つあるのですね
がん細胞は正常細胞に比べ放射線に弱いのですね。
乳癌に対する放射線治療は2つ、照射時間は1〜2分で短時間ですね。
乳がんの放射線治療は他疾患と比較して一番多いですね。
乳癌術後の補助療法として放射線治療を行う症例が多いのですね。
放射線治療後の副作用については担当の先生とよく相談しましょう!
放射線照射中は、金属を含む酸化亜鉛(亜鉛華軟膏)、スルファジアジン銀(ゲーベンRクリーム)は避けた方が良いとされています。
正しい情報を確認できると安心ですね。
コロナ禍の放射線治療について、緊急度の指針が出ているのですね。治療中の方は担当の先生と良く相談しましょう。