【一般演題 8】 当科における甲状腺濾胞癌の検討 千葉県がんセンター頭頸科 竹内洋介、鈴木晴彦、小村 健、重原岳雄、嶋田文之 対象は1994年4月から1999年3月までの甲状腺悪性腫瘍手術205例中の11例(5.4%)。男性2例、女性9例、年齢は17歳〜78歳(平均55.5歳)。超音波検査:濾胞性腫瘍像8例、乳頭癌像2例。FNA:Class W、X3例、Class V(b)4例、CIassU 3例。タリウムシンチ:悪性パターン 7例、良性パターン 3例。術前診断:乳頭癌8例、濾胞腺腫2例、濾胞癌1例。遠隔転移:2例(骨、肺)。乳頭癌と診断した8例は、片葉切除3例、亜全摘1例、全摘を4例に行った。8例で気管傍郭清術を行った。全摘例中3例は術後ヨード治療を行った。術前診断が濾胞腺腫の2例と濾胞癌の1例では、片葉切除のみ行った。 pT2a;6例、pT3a;3例、pT3b;1例、pT4b;1例、pN0;8例。M0の9例は無再発生存中、M1の2例は担癌生存中である。 プログラムに戻る |