厚生労働省研究班による多目的コホート研究（JPHC研究）において、余暇運動の参加頻度が高いほど、乳がんになりにくいことが分かったそうです。

　研究班は、基礎調査時(1990-93年)から平成18年(2007年)まで追跡調査したそうです。

運動量	リスク
月3回以内	1.0
週2日以内	0.86
週3日以上	0.73

　追跡期間中に、53,576人中652人に乳がんが発生したそうです。（余暇運動とは、仕事のほかに何かスポーツや運動をすることだそうです。）

　調査の結果、余暇運動の参加が「月3回以内のグループ」の乳がんリスクを１とすると、「週3日以上のグループ」は、０．７３になるとのことです。


　この研究は、Preventive Medicine 2011年52巻 に発表されたそうです。

厚生労働省研究班「多目的コホート研究」より抜粋