トマトでがん予防?

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トマトでがん予防?

トマト
 皆さんはトマトはお好きですか?
 トマトの赤い色の元である、リコピンという色素には抗酸化力があって、体内の活性酸素を取り除いてくれるそうです。活性酸素は、細胞の遺伝子のDNAを構成する分子を酸化させることで傷つけ、細胞の異常増殖(=がん)を引き起こす原因の一つと考えられています。
 1994年のイタリアでの研究では、1週間にトマトを食べる回数が多い人ほど、胃がん・大腸がん・直腸がんにかかるリスクが低いことが分かったそうです。また、南イタリアの人たちは、平均で1日に2個ずつトマトを食べている計算になるそうですが、この地方では、消化器系のがんが少ないのだそうです。
 トマトのリコピンは、皮の部分に多く含まれているので、皮ごと食べるほうが良いようです。(ちなみに、私は丸のままガブリとかぶりつくのが大好きです。)
 トマトはおいしいけれど、毎日毎日トマトを2個ずつ生で食べると、飽きてきそうですね。そんな時は、トマトソースにして料理に使ってみてください。トマトのリコピンは加熱調理しても壊れないし、かえって吸収率が高まるのだそうです。特にオリーブオイルと一緒に煮込んだ料理だと吸収率が高くなるそうです。
 トマトをはじめ、いろいろな食品をバランス良く食べて、健やかな生活を送りましょう。

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