幹線道路近くは肺がん1・8倍

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幹線道路近くは肺がん1・8倍



 千葉県がんセンターの疫学研究部長らの調査によると、交通量が多い幹線道路から50メートル圏内に住んでいた人は、それより離れた地域の人より肺がんになる率が約1・8倍も高いことがわかり、日本癌(がん)学会で発表したそうです。

 研究者は、千葉県内の市で、1975年以降に肺がんになった患者622人の発症当時の住所を調査し、幹線道路から50メートル圏内に住んでいた人と、500メートル圏内の人に分けて、発症率を比べた結果、85年以降、幹線道路から50メートル圏内に住んでいた人の発症率が、500メートル圏内に住んでいた人より高くなってきたことが判明したそうです。最大で1・83倍(男性1・76倍、女性2倍)も、肺がんになる確率が高かったそうです。

 やはり、タバコといい、車の排ガス(NoxやPM)といい、肺には良くないようです。お気をつけ下さい。



 
H15.10.10(池田)


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