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厚生労働省研究班「多目的コホート研究(JPHC研究)」のホームページで、コーヒーと子宮体がんの発生率の報告が掲載されました。
研究班は、全国の10保健所管内の40〜69歳の女性約54,000人を対象に、平成17年まで追跡調査を行ったそうです。
女性 |
コーヒーを 飲む頻度 |
子宮体がん 罹患リスク |
週2日以下 |
1.00 |
週3〜4日 |
0.97 |
毎日1〜2杯 |
0.61 |
毎日3杯以上 |
0.38 |
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調査の結果、右の表のとおり、週に2日以下しかコーヒーを飲まない人の罹患リスクを1とした場合、毎日3杯以上コーヒーを飲む人の罹患リスクは0.38になったそうです。
なぜ、コーヒーを良く飲む人の罹患リスクが下がるのか、メカニズムは良く分かっていないそうですが、研究班では、『コーヒーはインスリンの分泌に影響を与えて子宮体がんのリスクを低下させるのかも知れません。』と言っています。
H20.9.5(池田)
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