ブロッコリーでピロリ菌退治?

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ブロッコリーでピロリ菌退治?



 まだ実験の段階ではありますが、ブロッコリーに、胃潰瘍や胃がんの原因とまでいわれているヘリコバクター・ピロリ菌を殺す作用があることが分かったそうです。

 研究したのは、米ジョンズ・ホプキンズ大とフランス国立科学研究所の研究チームで、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンという物質がピロリ菌を殺す作用があるのだそうです。

 ヘリコバクター・ピロリ菌は、日本人の成人の50%以上の人が保有しているといわれ、胃潰瘍や胃がんの原因のひとつではないかと考えられています。たいていの場合、抗生物質を投与することで除菌できますが、抗生物質では他の人体に有益な菌も殺してしまうのだそうです。

 ブロッコリーのスルフォラファンは、有益な細胞は殺さず、ピロリ菌だけを殺すのだそうで、人間からすれば頼もしい存在です。

 しかし、『ブロッコリーをどのくらい食べれば、胃の中のピロリ菌がなくなるのか』という点は、これから研究するのだそうです。

 いくらブロッコリーが良いといっても、毎日ブロッコリーばかりを食べていては、他の病気になってしまいそうです。(すくなくとも私は、肉を食べたいというストレスがたまるでしょう)。やはり、毎日の食事で大切なのは、バランスのとれた献立ではないでしょうか?。みなさんも、バランスの取れた食生活を心がけてください。

(池田)

(書いている本人が、一番バランスの悪い食生活なのでは? <川上>)


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