母乳育児と乳がん

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母乳育児と乳がん

 
 イギリスのオックスフォード大学の研究グループが10年間にわたり、30カ国の女性15万人について育児の方法や子供の数、病歴などを調べた結果、赤ちゃんを母乳で育てた女性は、粉ミルクで育てた女性よりも乳がんになるリスクが低いことが分かったそうです。

 イギリスでは女性が70歳までに乳がんになる可能性は6.3%ですが、平均6人の子にそれぞれ2年間、母乳を与える途上国では、女性の乳がん発症率は1.5%にとどまっているのだそうです。

 乳がんにかかる相対的なリスクは子供を1人産むごとに7%低下するほか、1年間授乳するごとに4.3%低下するということだそうです。




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