まだ実験段階ですが、ビールにがんを抑制する効果があることが分かったそうです。
研究したのは、ビール会社のキリンビールと国立がんセンター、岡山大学の共同研究だそうです。
キリンビールのサイトから引用すると、『発がん物質を投与して大腸がんを発生させる動物モデル実験系を用い、ビールおよびビールに含まれる成分を動物に摂取させることによって、前がん病変や腫瘍の形成が抑制されるという結果を得ました。』と書かれています。詳しい内容は、キリンビールのサイトに載っていますので、そちらをご覧いただくとして、概要は、ラットに発がん物質を投与して5週間後に、大腸がんの前がん病変(がんになる前の段階)の数を数えるもので、ビールを自由に飲ませた方が前がん病変の数が少なかった。というものです。
これは、「ビールを飲むと、がんが出来るのが抑えられる。」と読めます。このときのビールの量は、ラットでの実験ですが、体表面積比で人間に換算すると1日780mlに相当する量になるそうです。(ラットと人間との比較は差が大きすぎてピンときませんが)350mlの缶ビール2缶ぐらいです。これくらいなら軽く飲めますよね?。
そうは言っても、やはり飲みすぎは肝臓に負担をかけることも間違いないことですから、健康のため、飲みすぎには注意して、休肝日も作りましょう。
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