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AIRBOW・99年発売モデル

プリメインアンプ (生産完了)
TYPE1.spec99     販売価格¥1,020,000

D/Aコンバーター (生産完了)
DAC−1.spec99       販売価格¥290,000

CDプレーヤー ((生産完了)
CD−1.spec99         販売価格¥280,000

波動ツィーター ((生産完了)
CLT−1                    ¥130,000(Pair)

2Way・小型スピーカー (生産完了)
LIMIT2                     販売価格¥250,000(Pair)

プラズマ(イオン)ツィーター (生産完了)
TS−5A                    販売価格¥450,000(Pair)

AIRBOW/INTEGRATED.TYPE1.spec99

音楽信号を増幅しスピーカーを駆動するためのアンプには何を求めればよいのでしょう。結論から先に言えば「ゲイン・オブ・ワイヤー=色を付けない増幅回路」です。微少レベルの音楽信号(CD出力レベルを示します)を色づけなく増幅し、スピーカーを正確に駆動することが最も大切な要素です。

音楽信号を「情報」と考えれば、「情報伝達経路=受け渡し経路」がシンプルであればあるほど「情報の欠落(劣化)」を起こさずにすみます。アンプでは、「その受け渡し」役が「個々のパーツ」に相当しますから、「経路を単純化する=パーツを少なくすること」と「パーツの質を上げる=情報欠落(劣化)のより少ないパーツを選ぶこと」が、「情報欠落の少ない=音楽を損ねないアンプ」の設計で最も重視すべきことであることをお分かり頂けると思います。

CDからの出力も、プリアンプからの出力も「レベル=音の大きさ」は同一です。故に、余分なパーツ・接点の集合体ともいえる「プリアンプ」を使うよりも、「出力を絞る=音を下げる」最もシンプルな方法は「可変ボリューム」を用いることなのです。このように、INTEGRATED/TYPE1は、本当の意味では「プリメインアンプ」ではありません。正確には「可変ボリューム・セレクター内蔵・パワーアンプ」と呼ぶべきでしょう。

「CDからの信号を正確に受け取るため」、TYPE1では「音質劣化の非常に少ない、通信器用カーボン抵抗器」を「特別仕様として注文生産」して使用しています。この抵抗器は「比較的誤差が大きい」ため、一般に高級アンプに使用されることが少ないのですが、逆に「接点の面積=作動部の接触面積」が大きいため、他の高級ボリュームと比較して「音質的には有利」なのです。

次に、信号は電圧増幅段に導かれますが初段に、電圧オフセットに強い「MOS-FET」を使うことで、「カップリングコンデンサー」を排除しています。ここから先の回路も「信号経路にコンデンサーを全く(一つも)使用しない」、DC回路となっています。
 パワーアンプとして、最も重要なことは「スピーカーを瞬時に駆動(動かして)、瞬時に制動(止める)する能力」です。そうしなければ、音の立ち上がりが遅れ「音楽の緊張感」が殺がれたり「楽器の音の区別が付かなく」なって「音が団子になり」広がらなくなったりしてしまいます。

現在市販されている「どのパワーアンプ」よりも、TYPE1は、「その能力」が優れているのです。スピーカーを瞬時に駆動し、制動できる利点はそれだけではありません。

聞いて分かるのは、「ものすごくソリッドで伸びた低音」が出ることや「音が大きくなるとき、音楽のエネルギーもそれにつれて伸びやかに大きく」なることですが、それ以外に「スピーカー固有の音質の癖」が「増強」されていることに気付かれるはずです。各ユニットを、正確に駆動・制動することで「ユニットとエンクロジャーの鳴き」が分離されるからです。TYPE1と違い、TYPE1.spec99は「スピーカー」を選びます。しかし、極限性能をするために「妥協を廃し、割り切った選択」を行いました。

「TYPE1.spec99の最高性能」を発揮するためには、それに見合うスピーカーを選ぶ必要があるのです。しかし、「良いスピーカー」とのマッチングを得たとき、楽音の「立ち上がり」と「立ち下がり」が素早く、よけいな音を付けないことで、音楽がどれほど輝きを増すかこのアンプでのみ御体験いただけるはずです。

その実現のために投入されたパーツは、「今までのどのような高級アンプ」にも、「価格を理由に絶対採用されることがなかった」高品質で、高額なパーツばかりです。例えば、電源整流用のブロックコンデンサーには、その部分だけで10万円以上支払わねばならないパーツが使用されていますし、ダイオードにはノイズのでない「金属ダイオード」を使用するなど、そのほかの部分にも当然、「価格を全く無視した高音質パーツ」が投入されています。

固定抵抗は、「アメリカ軍用特殊カーボン抵抗」を使用していますが、このパーツなどは「戦争の勝ち負け・人の生き死に」を左右する「軍用通信機」のために開発されたパーツです。つまり、「パーツの性能=人の声がきちんと聞こえなければならない」が悪ければ、「オーディオ機器の設計不良」とは比べものにならない損害をもたらすのです。それだけの責任と信頼をもって開発され、「寸分違うことなく生産されることを要求される」、「軍用パーツ」の音質が信頼できないはずはありません。

性能のみを追求し、10年以上絶対に色あせることのない音質と、通常のアンプに比較して著しく劣化のないパーツで組み上げられた「TYPE1.spec99」は、まさに「金に糸目を付けない製品」という言葉がふさわしく、長期間のご愛用に耐える製品であると自負しています

   AIRBOW INTEGRATED / TYPE1.spec99 AIRBOW INTEGRATED / TYPE1.spec99
●定格出力     :160W(3Ω) / STEREO : 60W(8Ω) / STEREO
                           :320W(6Ω) / BTL(MONO)
●全高調波歪率     :0.01%(20Hz-20Kz/3Ω/定格出力)
●混変調歪率     :0.01%(定格出力)
●周波数特性     :5Hz-300KHz(+0,-3dB)
●スルーレイト     :120V/μsec.
●S/N比     :110dB
●入力感度     :LINE1.2.3.4.5 / 1V・0.3V(18KΩ)
                           :BTL(CANNON)/0.5V(18KΩ)
●消費電力     :290W(電気取締法)
●寸法/重量  :438(W)×183(H)×438(D)o/33s

INTEGRATED.TYPE1.spec99 標準価格\1,200,000(税別)
(バージョンアップ価格 / TYPE1→spec99 \200,000)

TYPE2フロント.bmp (921654 バイト) wpe7D.jpg (26140 バイト) PIC00018.JPG (69468 バイト)
発売開始   :98年11月 / 20台の限定生産       オーディオEXPO98にて

九七年に発売開始されたTYPE1のすべての部品について再検討を加え更なる次元に音質を高めました。その音質改善は、単なるマイナーチェンジの枠を遙かに越えています。 揺るぎなき低音部から、突き抜けるような高音部までスピーカーユニットを完璧に駆動・制動しきる実力は、あえて言うまでもなく「世界最高のアンプ」と断言できるレベルに仕上がっています。

音質的な素晴らしさもさることながら、特筆すべきはその「混じりけのない純粋な音楽性」にあります。

従来、日本製アンプは「物理特性は素晴らしいが、音楽的には見るべきものがない」と言われ続けてきましたが、このアンプの音質をお試しいただければ「それは大きな誤り」であるとご理解頂けるであろうと思うのです。

日本人は「儒教」の影響を大きく受け、「礼節」を知る素晴らしい文化を継承しています。四季を知り、自然に美を感じ、我々の中に息づくその細やかな感性は、世界にあっても非常に優れた特色であるとさえ感じます。

日本の風土、日本人の感性に適した製品は日本で生まれるべきです。その熱い情熱のもと、一切の妥協なく育まれ、さらに二年の熟成期間を経て煮詰められた製品。世界で最高のエレクトロニクスの水準を持つ[AUTHENTIC]により生産される製品。二つの豊かな土壌に培われ、新たに生まれ変わって登場した「SPEC99」は、今世紀のオーディオの歴史を飾るにふさわしい最高のアンプです。

誰もが手にできる価格ではありません。なぜなら、最高の名にふさわしい製品にのみ、最高の価格が許されているのですから。

AIRBOW/DAC-1.spec99

デジタルをアナログに変換する装置が、文字通り「D/Aコンバータ」です。その仕組みを簡単にご紹介しましょう。
CDから送られてきた「デジタル信号」は、まず最初に「DAI(デジタル・オーディオ・インターフェース)」に入力され、復調(受信・再生)されます。「DAI」で復調された「デジタル信号」は、最短距離で「デジタルフィルター」に入力されますが、この場合に最近よく問題とされているのが「ジッター(時間軸上の揺れ)」による音質劣化です。

DAC-1A(spec99)では、CDから送られてきたデジタル信号を直接「DAI」で受信した後、次のプロセスに入力する前に「搬送波をすげ替える」回路が設けられています。一般に言う「ジッターキャンセラー回路」です。このような回路を設けることで、「しっかりした低音と、音の安定感」がもたらされます。そして、「揺れの少ない再生音」は「高域の透明感、ハーモニーの美しさ」をきちんと再現することにつながります。

次のプロセスとは「デジタルフィルター」を示しますが、これはデジタル信号に様々な処理を加えるための「デジタル演算回路」のことです。DAC-1A(spec99)では、この「デジタルフィルター」に「NPC/SM5803APT」を採用しています。これは高級なICで、簡単な制御回路を別に設け「プログラム」を送信することで、「IC内でのデジタル演算」に手を加えることが可能です。 STAXオリジナルの「DAC−TALENT」から変更されたプログラムの一部に、DAC-1A(spec99)最大の特徴である「4倍オーバーサンプリング」の採用があげられます。

オリジナルでは「8倍オーバーサンプリング」であったものを、あえて測定上の歪みが大きい「4倍オーバーサンプリング」に変更したのは、次のような理由からです。

まず、「オーバーサンプリング」の説明をしましょう。「オーバーサンプリング」とは、20KHz以上がカットされて、そのまま再生したのではガタガタの階段状になってしまう「変換後のアナログ信号」の階段の段差に、「更に細かな段差」をデジタル領域で作り出すことにより「擬似的になめらかな信号」を作り出すデジタル演算回路の働きを示します。つまり、「オーバーサンプリング」の次定数が大きければ大きいほど「変換されたアナログ信号は見かけ上滑らか=データー上の歪みが少ない」訳です。

また、この段差を作るときに「20KHz」以上の周波数まで考慮して段差を加えれば「記録時に失われた20KHz以上の信号」が見かけ上復調されるわけです。

他のメーカーの謳い文句は「そういう仕組み」だったのです。しかし、ここに「見落とされている大きな問題」があったのです。それは「デジタルフィルターの演算回路で作り出された、見かけ上の細かな段差や合成された20KHz以上の信号」が「人間の聴感上=音楽を再生するために有害」であるということです。測定器はだまされても(測定データーは改善されても)、人間はだまされない(細かな音が聞こえるだけで、音楽がつまらなく聴こえてしまう)のです。

この点が、DAC-1A(spec99)と「他メーカー」のDACの大きな違いであり、DAC-1A(spec99)が「他のどのDACよりも音がよい=音楽を歪ませない」最大の理由の一つなのです。

DAC-1A(spec99)では、「SM5803APT」を「4倍オーバーサンプリング/20Bit」で動作させていますが、これは、時間軸方向に対し「4倍=4つ」音圧方向に対し「最大16倍=16個」の精度で信号補完を行うことを示しています。理論上は「最大4×16=64倍」デジタル信号は細かくなるわけです。このように記述すれば、「かけ算の数字が大きくなるほど、データーが細かくなる=音が良くなる」ように誤解を招きますが、「オーバーサンプリング」の次定数を上げると再生される音は「デジタルチック=硬く・つまらなく」なって行きます。また、Bit数を上げれば再生音は「解像度が改善=細かく」なって行くようです。

「厳密なヒヤリングテスト」重ねた結果、DAC-1A(spec99)ではこの「4倍・20Bit」を採用したのです。

デジタルフィルターで「演算」された「デジタル信号」は「DAC」に送られて、いよいよ「アナログ信号」に「変換されます」。DAC-1A(spec99)ではこの部分に、現在、最も高価で高精度なマルチビットDACチップである、「バーブラウン/PCM-63PK」を各チャンネル・独立して搭載し、変換精度に対し万全を計っています。この「バーブラウン/PCM-63PK」は、「チェロのリファレンスDAC」等の「超高価格機」に搭載されていますが、その中で「オーバーサンプリングの次定数が最も低い=音と音楽がよい」DACが、DAC-1A(spec99)なのです。

また、DAC-1A(spec99)に使用されるコンデンサーは、そのすべてが「ブラックゲートの無極性タイプ」であるか「超高性能・大容量フィルムコンデンサー」です。そのほかにも、あらゆる場所に「最もノイズの低い部品」が惜しみなく使われ、更に、「銅箔による電磁シールド」すら厳重に施されているのです。電源回路も含め、配線はすべて「PC-OCC」を使用しています。

まだまだ、数え上げればきりがありませんが、DAC-1A(spec99)とはお客様の「価格に対する性能(音質)のイメージを完全に覆すほど、隙がなく、また贅沢な作り」のDACなのです。このようなDAC-1.spec99の音質が、「悪いはずなど絶対にない」と断言できる自信があります。

理論的、技術的なことを中心にDAC-1A(spec99)をご紹介いたしましたが、簡単な音質レポートを(自画自賛になるので好きではありませんが)させていただきましょう。

まず最初に、モノラル時代の「古い録音」のディスク(ジャンルは問いません)を再生してみて下さい。買ってはみたけど、「音質が悪くて聴けなかったソフト」のことです。音の広がりが、従来のDACやCDとは全く違うことや、「CDに録音されている様々なノイズ」が「全く音楽を聴く妨げにならない」ことにお気づきになるでしょう。今までは「聴けなかったソフト」が見事に「音楽」として再生されるはずです。

次に、「ワンポイントステレオ録音された交響曲」か「ライブ録音された古いJAZZ」を再生して下さい。楽器の位置関係が正確で、「音が深く前後に広がる」ことに驚かれることでしょう。

最後に、「最新録音盤」をかけて下さい。DAC-1A(spec99)の「解像度の高さとS/Nの良さ」が、あなたを有頂天にしたとしても全く不思議はありません。

このように「高音質・高性能」なDAC-1A(spec99)ですが、その本当の良さ、本当の目的は「楽音(演奏)に色を付けないこと」なのです。今まで「何となく聴いていた音楽」がこのDACを使うことで、あなたを虜にすることでしょう。逆に、「録音時の細工でごまかしていたソフト」は「その加工」を暴かれることになるのではないでしょうか?
  
  AIRBOW  D/A PROCESSOR DAC-1.spec99
    ●形式             :超高精度D/Aプロセッサー
    ●入力フォーマット    :EIA標準フォーマット
    ●入力量子化数        :16Bitリニアー
    ●サンプリング周波数    :32KHz±0.1%,44.1KHz±0.1%,48KHz±0.1%
    ●周波数特性        :DC〜20KHz±O.5dB
    ●D/Aコンバージョン    :Fixed 20Bit
    ●デジタルフィルター    :4-times oversampling
    ●ディ・エンファシス     :デジタルフィルターによる
    ●デジタル入力         :光入力/-14.5dBm〜-24dBm,同軸入力/0.5Vp-p/75Ω
  ●出力レベル        :1.9Vr.m.s.     (出力インピーダンス220Ω)
    ●消費電力        :6W
    ●寸法/重量        :130(W)×37(H)×350(D)o / 1.5s
    ●標準価格        :\350,000(税別)

DAC-1AFRONT.jpg (37745 バイト) DAC-1AREAR.jpg (37257 バイト)
※DAC-1A \290,000 従来モデルも併売。 バージョンアップ・サービス実施中
(DAC−1→spec99/¥50,000 ・ DAC−1A→spec99/¥40,000)

デジタル・オーディオが世に出て十五年が経過しましたが、未だに「リファレンス」となるA/D・D/A変換方式すら確立されていません。デジタル・オーディオの抱える問題点の多くは「現在のオーディオ理論の不備」から発生しています。正弦波を基本とした「現在の測定法・理論」では、「パルス成分が主体の音楽信号」の再現には適合しきれない点や、不足する部分が多く見受けられるのです。

異論はあるでしょうが最も大きな間違いは「フーリエ変換」のオーディオへの導入です。「フーリエ変換」自身は疑う余地のない立証された理論ですが、これを可能とするためには「無限大のビット」と「無限大のサンプリング周波数」が必要なのです。しかし、「有限のビットとサンプリング周波数」という制限の中では「理論の運用方法」を大きく検討し直す必要があるはずです。

デジタル・オーディオのあり方について申し上げるつもりはありませんが、DAC-1A(spec99)は意図して「複雑なデジタル処理回路」を省いています。それは、「測定データー上」では有利な「高度なデジタル処理回路」が必ずしも「音質上有利である」とは限らないからです。母体の八倍オーバーサンプリングをあえて四倍オーバーサンプリングに変更しているのはそのためです。

既存のデジタル処理ICから、「音の良いIC」を選び出し、「音の良い動作条件」を比較検討し、他のAIRBOW製品と同じく「ヒヤリング中心」の手法によりまとめられたのがDAC-1Aです。99年2月に発売開始した「DAC−1.spec99」は、更に音質を深めたものです。

今回は、電源のレギュレーターの変更や平滑コンデンサーの見直し、デジタルカップリングコンデンサーの変更、アナログ出力OPアンプへの制振材、シールド材の追加など「17項目」に及びました。

使用されているパーツは 「TYPE1」と同等グレードのものを使用し、ICのシールド強化・配線に高純度銅線を採用するなどパーツ以外の部分にも十分配慮されています。また、「あえて単機能」に徹することで「低価格・高音質」を実現しました。

「ESOTERIC/P-0」などの高音質トランスポーターと組み合わせていただければ、「現在最高のデジタル・オーディオ」は、すでに「位相」の整合性・「瞬発力」などの点で、すでにアナログを上回り、「音楽表現の正確さ」はアナログの比ではないことをあなたに、「DAC-1.spec99」は体験させてくれるでしょう。

AIRBOW/CLT-1

世界初! 波動方式ツィーター

楽器とスピーカーの最も大きな違いは、高音の発生原理にあります。スピーカーはすべてのユニットを「同一位相」すなわち「ピストンモーション」で駆動します。しかし、楽器の高音はは、「逆相成分を含む様々な位相」により成り立っています。

シンバルを例に挙げましょう。シンバルの振動板、すなわち「強度の高い金属板」は、「スティックで打たれ=一部に振動を与えられ」そこを基点に「波動が金属板を伝わり」、「高速で細かくふるえ」空気を叩きます。叩かれた空気は「圧力差の強い疎密波=衝撃波(パルスのさざ波)」となって聴衆に届くのです。

これを通常のスピーカーの動きに置き換えた場合、「波動モーション」よりも遅い「ピストンモーション」で、軽く強度の低い振動膜を揺らしても「空気に衝撃的な疎密波」を起こすことはできず、「楽器本来の音の鋭さ」が失われてしまうのです。従来のツィーターが発生する「弱い衝撃」のみでは、音楽表現に最も大切な「鋭い音の立ち上がり」は再現しきれません。

今回発売する「波動ツィーター」は、「強度のあるカーボンパネル」を「強力なマグネットにより励起される振動子」で駆動(打つ)することで「波動モーションでパネルに振動」を起こします。カーボンパネルは高速で振動し「空気を素早く強く圧縮」し「十分に衝撃的な音波」を発生するのです。この「パルス」を正確に発生させるためには、波動モーションを正確に制御するための「NXT」の特許が不可欠なのです。

「波動ツィーター」は従来のスピーカーの音に「パルスの隈取り」を与えることにより、高域の鋭さと微少信号時の解像力を補助しているのです。音の鋭さ=感動・微少信号=空間表現、そのいずれもが大幅に向上します。

このツィーターの凄さは、発売後たった1ヶ月半で「初期ロットの50台を完売」し、第2ロットも発売20日で「すでに30台が販売」されたことで証明されています。さらに驚くべきことには「返品がゼロ(発売後5ヶ月現在)」なのです。

今までのスピーカーでは決してでない音、実現し得なかった深い音楽表現を「イオン・ツィーターを除いて世界で初めて実現」できたのです。しかも、価格は「イオン・ツィーター」の1/6なのです。

AIRBOW 波動ツィーター CLT-1
    ●入力インピーダンス   :4Ω
    ●周波数特性           :未発表
    ●クロスオーバ周波数 :未発表

  ●ネットワーク      :内蔵
    ●最大入力          :5W(連続入力)
    ●寸法/重量        :160(W)×211(H)×185(D)o / 4.0s(一台)
    ●標準価格        :\130,000(Pair・税別)

wpe22.jpg (16955 バイト) wpe23.jpg (13943 バイト)
PIC00015.JPG (60564 バイト) PIC00020.JPG (63807 バイト)
オーディオEXPO98/オーセンティックブースにて     PMC/MB−1+CLT−1

99年はじめ、機会を得て「PMCの設計者」に「MB−1とCLT−1の組み合わせ」を試してもらうことが出来ました。「耐入力の関係でPMCが、このツィーターを採用することはないが」と前置きした上で、「彼はCLT−1の実力を非常に高く評価してくれました。彼が言うには、「今までの常識では判断できない非常に不思議な体験」だったそうです。


AIRBOW/CD-1.spec99

かねてから、オーディオ機器で最も音質的な問題を大きくかかえている製品は、デジタル関連機器であると考えていましたが、その理由は「測定データ中心、ヒヤリング軽視」の「開発方針」にあると思います。いまだデジタルに移行せず、かたくなにレコードを集め続けるマニアの存在がそれを証明しているのではないでしょうか?

確かに「オーディオ製品の音質評価」を「一般消費者の手に委ねる」ことは「大きな問題」があります。だからといって「ソフトやハードメーカーがすべてを決めて」しまって良いとは思いません。それは、「現在の音楽業界」を見ていただければお察し頂けると思いますが、「経済」を重視すれば「芸術」がなおざりになり、「芸術」を優先すれば「経済」が駄目になるというように、「芸術性と経済性」とが「相反する」要因だと思えるからです。「芸術」に深く関りを持つ「オーディオ製品」の開発を、「すべて大メーカー」に委ねてしまって、そこに「芸術性」は息づくことができるのでしょうか?

AIRBOW/CD−1は「そうしたことへの反省」から生まれました。過去「オーディオ」は「インテリで裕福な人達(この言葉には抵抗がありますが)」の「知的で高尚な趣味」のはずでした。そして、そういう市場に向けて作られる製品は「目が肥えている=物事をきちんと評価できる」人達を満足させるに足る「価格やグレードに応じた、正当性のある価値と輝き」がなければ通用しなかったはずなのです。

しかし、現在の「オーディオ製品」は、「そのような輝きを失ってしまった」のではないでしょうか?「スイッチを入れるごと」に喜びを感じ、「所有することが正しいプライドを生む」。そのような「気骨のある音作りの製品」をはたして現在販売されている「著名なブランド製品」あるいは「売れ筋の音楽ソフト」から見いだせるでしょうか?

「CD−1」の音質を一口で説明して欲しい。そう言われれば、私は「音楽の本質をそのまま伝えられる音」胸を張って、そうお伝えしたいと思います。CD−1の音質は、もはや「音作り」などという安易な言葉では飾ることのできない、「私から音楽への深い謝意の表れ」とお考え頂きたく存じます。

●電気的ノイズと物理的ノイズ(振動)を徹底排除●

微振動を完全に排除するため、特殊制振材をメカ部とスタビライザーに追加。心臓部である、ベルト・ドライブメカニズム、シャーシ、モーター、スタビライザーに特殊制振材を追加、新規に施してメカニズムから発生する不要な振動を徹底排除。

ディスクドライブ機構のみならず、ディスクと直接触れるスタビライザーは、音質に大きな影響を与えます。コストアップにつながるスタビライザーの設計変更無しに大幅な高音質化を実現するため、CD−1の開発に際しましては、スタビライザーのチューニングだけで6ヶ月以上にわたる振動モードの分析と厳密な試聴に基づき、最適の制振材と配置を決定しました。
(TL−5100/Zのノーマルスタビライザーのバージョンアップは、スタビライザー持ち込みの上、¥5,000でお引き受けいたします)

回路のノイズを大幅に低減するため、超高音質コンデンサーを多数使用。トランスポート制御回路・デジタル信号復調回路に使用されているコンデンサーをノーマル部品に比べ、10倍から100倍高価なブラックゲートの最高グレードまたはOSコンデンサーに全数変更。

このような高価な電解コンデンサーを使ったオーディオ機器は、AIRBOW製品を除いて他に例がなくESOTERICの最新鋭モデル"P−0"ですらここまでのパーツは使用されていません。
しかし、音質向上用途にアフターマーケットで販売されている信号出力ケーブル・電源ケーブル等の販売価格を考えれば、回路で音質を大きく左右するパーツには、生産コストを度外視しても最高品質品を採用し、音質に万全を期すことが必要であると考えました。

●AIRBOW新設計の高音質DACを搭載●

音楽の表情を豊かに再現するため、4倍オーバーサンプリング・マルチビットDACを採用。

よく「1ビットCDプレーヤが音は綺麗だけれど、表情が乏しく何となくつまらなく感じられる」と言うことを耳にします。それは1ビットDACが、多量の「デジタル・フィードバック」をかけ「測定上の歪みの減少」を計っていることと無関係ではありません。
同様の弊害は高帰還アンプにも見られますが、それは「正弦波の再現性」を主体に考えられたオーディオ理論が「パルス成分が中心の音楽信号」と適合していないことを忘れてしまった結果なのです。

このように「測定データの検証」に終始し「聴きながら開発すること」を怠れば再生音に躍動感の欠如、広がり感の不足など根本的な問題点を残してしまうのです。 これに対し、1ビットDACには不可欠な「ノイズ・シェーパー」等と称される高次のデジタル・フィードバック処理が不要なため、よりシンプルにD/A変換を行っているマルチビットDACがパルス信号を主体とした音楽信号の再現には適しているのです。更に、CD−1ではオーバーサンプリング・デジタルフィルターに現在主流の8倍ではなくあえて4倍を採用していますが、これもデジタル領域での処理をより「無帰還」に近付け「音楽の躍動感」・「高域の伸びやかさ」を失わないためなのです。

以上はデジタル領域での配慮です。アナログ領域では、音質に重要な役割を占めるローパスフィルターを問題点の多い「オペアンプを使ったフィードバック・フィルター」ではなく簡略な「CRフィルター・一段」に留めるなど配慮を怠っていません。
このようにDAC部の設計には、細心の注意を怠らずDA変換ICはもちろんのことすべてのパーツを厳密な試聴により決定し、この価格帯のCDプレーヤーでは不可能だった静けさと広がり感、伸びやかでナチュラルな高域の再現性を実現したのです。

●革新的な基板実装技術により、極限まで回路の性能を追求●

実験室で高音質の回路を完成しても、製品にその高音質が「そのまま反映」されなければ意味がありません。そのためには、ノイズレスで強力な電源とクリーンなアースラインが必要です。

電源回路はもちろんデジタル、アナログ、保護回路、3系統独立電源となっています。基板には強度の高いガラスエポキシの両面基板を採用。片面はベタアースとし、反面にφ2oの銅線を2本配置して、それぞれをデジタル、アナログ専用のアースラインとして用いています。更に、銅線に部品を直接配線することで、従来の機器にはない完璧なアースラインを実現しました。(アースラインは基板のパターンを通らず、すべてφ2oの銅線に接続されます)

そして、CD−1が真に革新的な部分は、DA変換ICを厚さ1oの銅板で基板にサンドイッチ状態でボルト締めしているところにあります。このようにすることで、ICに対し完璧な電磁シールド効果と、制振対策を実現できたのです。

●低ノイズ・インバーター電源を採用

CD−1は、99年6月より「spec99」に進化し新発売されました。

CD−1からの最も大きな改良点は、DAC部への電源供給を殊なフィルター回路により可聴帯域のノイズを聴感上ゼロにしたインバーター電源を搭載することによって独立し、交流100Vをほぼ完全な直流に変換して供給している所にあります。

また、電源の変更に伴い、3端子レギュレーターの廃止・デカップリングコンデンサーの変更・追加を行い各部の適正化を実施しています。

この改良により、従来やや押さえ気味であった「低音の量感が一気にアップ」したばかりか、現在発売されているCDではトップレベルの「締まりのある伸びやかな低音表現」を実現できました。

もちろん、CD−1の長所である「解像度の高さ、高域の繊細さ、ナチュラルさ、立ち上がりの早さ」なども大幅にグレードアップしています。

もはや、単体のCDプレーヤーではCD−1に敵はありません。

AIRBOW   CD-1.spec99 \350,000(税別)
●オーディオ出力:RCA(アンバランス)0.85Vrms
●デジタル出力:RCA同軸出力 75Ω/0.5
Vp-p:TOSリンク出力-15〜-21dBm(660nm)
:XLRバランス出力/3Vp-p
●駆動方式         :ベルトドライブ方式CDプレーヤー
●D/Aコンバージョン     :Fixed 18Bit
●デジタルフィルター     :4-times oversampling
●ディ・エンファシス     :デジタルフィルターによる
●エラー訂正方式     :CIRC
●カラー         :ゴールド仕上げ
●消費電力         :14W
●付属品         :リモコン付
●寸法/重量         :435(W)×100(H)×290(D)o / 9.8s

(CD-1→spec99 / バージョンアップ価格 \80,000)

CD199FRONT2.jpg (79708 バイト)
写真のCD−1にはオプションの脚が取り付けられています

CD-1がベルト・ドライブ方式とマルチビットDACを採用している理由は、現在主流のダイレクト・ドライブ方式CDトランスポーターがデジタル制御機構をメカニズムの理想的動作を基準として設計されているため、「メカのがたつき」によって発生する複雑な誤差を予測し、正確に制御しきることができず、「メカのがたつき」がそのまま「歪み」となって音に出て、音をざらつかせてしまうためです。しかし、「ESOTERIC/P-0」のように、理想的なメカニズムを低価格で製作することは非常に難しいのです。

比較してベルト・ドライブ方式では、制御システムが「振動に対して過敏な動き」をしないために再生される音は、滑らかで刺々しくなりません。このように低価格で高音質の実現を考えた場合、ベルト・ドライブ方式が、より理にかなっているのです。

測定上「データーが悪い=歪みの大きい」マルチビットDACをあえて採用しているのは、1ビットDACが理想動作に必要とされるスイッチング速度に対応しておらず、高次のデジタル信号処理を行い、正弦波の再現性を念頭に「多量のデジタルフィードバック」を掛けるなどして、動作状況を簡略化しているため、「パルス成分の多い音楽信号」の再現には適さず、「瞬発力に欠け」音楽の表情が乏しくなりがちだからです。これに対してマルチビットDACは、高次のデジタル信号処理を行わないため「パルス成分」を損なわず「音楽の表情や躍動感」を素直に再現してくれるのです。

しかし、私が本当にお伝えしたいことは技術的なことではありません。私達が求めるのは「ハートに響く音楽」です。どれほど高度で複雑なテクノロジーも「音楽性の再現」に結びつかなければ意味などありません。CD-1を「CDでは音楽を楽しめない」とお考えの方に是非お聴きいただきたいと思います。「音楽」を聴くために、もはや「アナログかデジタルか」にこだわる必要は全くないのですから。

AIRBOW/LIMIT2 Ver2

現在のオーディオ機器の中で「最も歪みが大きい=性能が低い」製品は、「スピーカー」であると述べましたが、では、なぜ「最も高価なオーディオ機器であるスピーカー」の性能がそれほど低いのでしょう?私が思うのは「外観にこだわりすぎるからである=つまり販売を意識しすぎるからである」、それ以外の理由は考えつきません。もし「スピーカー設計者」が、まともであれば「あれほど歪みが大きい製品」に「あんなに高い価格を設定する」ことは「絶対に納得」がゆきません。

「スピーカー」から発生する「歪み=色づけ」が大きいことには、「二つの理由」がありそうです。一つ目は「外観=置物としての美しさの重視」にあると思います。「LIMIT-2」は、「お世辞にも、綺麗なスピーカー」だとはいえません。その最大の原因は「音質のみを優先したから」です。 ユニットが振動するとき、フレームやキャビネットはその振動をもとに「共振」します。しかし「前述した、最高の演奏者の楽音」を思い出して下さい。彼らは「無駄な音=無駄な楽器の共振音」など一つも出していないのです。それなのに「キャビネットやフレームが盛大に鳴くよう」であればそのスピーカーは「完全に欠陥商品」です。

「LIMIT-2」が、「フェルトに覆われている」のは「無駄な音を消す」ためなのです。もちろん「目に見える外観」だけではなく、内部もいたるところが「強化された上で遮音」されています。ネットワークも「非常に精密なヒヤリング」によって決定されたものです。誤解を恐れず言えば「LIMIT-2」は、「たったの一度も測定データ」を取っていません。なぜなら「測定データ」からは「音のつながり」や「音の良さ」などは全く計れない、つまり指標とならないからです。すべて「聴きながら作られた」それが「LIMIT-2」です。

まず、ウーファーに口径14Cmのユニットを選んだ理由ですが、「これ以上口径が大きくなれば」TYPE1を持ってしても「低音が正確に立ち上がらなくなる」からです。意外に思われるかも知れませんが、テストの結果に基づいた「純然たる事実」です。私が考える「歪みの少ないスピーカーの絶対条件」は「ウーファーの口径は最大で16Cm」です。

ツィーターの周囲が「フェルトで厳重に覆われている」のは、「ツィーター」から出る「初期反射=リンギング歪み」を低減するためです。このような「リンギング歪み=TVでいうとゴーストのような影です」をツィーターが発生すると、「音に広がり」がなくなってしまいます。理由は、前述しています。そのほかにも、「ごく僅かであるため従来は問題視されていなかった歪み=実は音楽の再現に大きな悪影響を与える」を可能な限り低減しています。

「LIMIT-2」の音質を一言で表現するなら「自然である」それ以外には表現できないでしょう。「広がり感」「低音の豊かさ」「高域の伸びやかさ」「音楽のダイナミックレンジ」そのどれを取っても、「たったこれだけの大きさのスピーカー」等と誰が想像できるでしょう。現に3号館で「LIMIT-2」をならしていると、ほとんどの人が「約1.5m後方のカンタベリー15」がなっていると錯覚されることからもそれは証明できます。

「LIMIT-2」の持つ「最大の特徴」に比べれば、先に述べた特質など些細なことでしかありません。「LIMIT-2」は「まじめにニアフィールド(近接視聴)」を考慮して製作された唯一のスピーカーであるはずです。「LIMIT-2」のツィーターを幅1mにセットして、「正三角形の頂点」で「音楽」を聞いて下さい。そこには「聴かなければ絶対に信じられない光景」が聴きとれるはずです。なぜなら「交響曲をかければそのステージの大きさ」が「原寸大で目の前に定位」するからであり、「POPS」をかければ「歌手に触れることができる」ほど「リアルで緻密な再生音」が眼前に「ホログラム=立体映像」のように浮かび上がるからです。

ボリュームを下げても「音やせ」等とは無縁ですし、「広がり=空間の大きさ」も広く、大きく保たれます。このようにして(ニアフィールドで)聴くことで「LIMIT-2」は、「あたかも原寸大の空間表現が出来る最高性能のヘッドホン」のように作動することでしょう。これは、お客様が「夜遅く疲れて帰ってきた6畳以下の部屋」でも「心ゆくまで音楽を楽しめる」ことを示唆しているのです。「人に優しい技術」とは、「このような技術」を指すのだと私は確信しています。

AIRBOW    LIMIT-2/Ver2     \290,000(税別) 
●形式                        :2Way/2Speaker/リアバスレフ
●ユニット                   :14p(ミッドウーファー) 2.5p(ドームツィーター)
●インピーダンス    :6Ω
●再生周波数帯域 :42-20000Hz
●音圧レベル        :89dB
●許容入力         :180W
●寸法/重量         :180(W)×355(H)×260(D)o / 8.5s

(LIMIT2→バージョンアップ価格 \40,000)

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LIMIT2→LIMIT2/Ver2の変更について (旧型からのバージョンアップ価格¥40,000)

Ver2では、ウーファーをマグネットの大幅に強力なものに変更しています。(画像参照)

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このウーファーの交換によって、中域の濃さがまし、ピアノなどの楽器のアタックから余韻が消え入るところまでを完璧に描ききります。従来モデルとは比較にならないほどの音質向上を果たしています。同クラスの「B&W/ノーチラス805」や「JMラボ/エレクトラ905」等との比較でも、「中域の充実度と音楽的表現の濃密さ」では一歩も2歩も上回っています。そうでなければ「外観に劣る同価格の製品」を準備する意味などありません。あえて、この製品を世に問う理由は「音楽性」の追求以外にはありません。是非、御一聴頂ければ幸いです。

AIRBOW/TS-5A【イオンツィーター】

この「イオン式スーパー・ツィーター」という言葉を、今までにお耳になさったことがあるお客様もいらしゃると思いますが、「イオン式(プラズマ型)」スピーカーについて簡単にご説明申し上げましょう。

この方式の持つ最大の特徴は「振動板」を持たないことです。他のスピーカーはすべて「質量のある物質(振動板)」を振動させて音を出すため、「必ず振動板固有の音」が付きまといます。例えば、振動板に金属を使う「ドーム型・リボン型」ツィーターは、再生音がメタリック(金属的)になることを避けることが出来ません。これは、「金属を叩いて」その振動で空気を動かす(音を出す)以上、絶対に避けられない問題です。また、「コンデンサー型」に代表される振動板にプラスティック・フィルムを使ったスピーカーは、楽音の輪郭が「くっきり(パリパリ)」するように感じられがちです。もちろん従来の方式でも「十分によい音」は出ていますが、「振動板のないスピーカーの音」を一度でも聞いてしまえば、「二度ともとの音」には戻れなくなってしまいます。

空気を「瞬時に震わせる」ことが出来て、「音が消える(止まる)」ときにも慣性の影響を受けず瞬時に停止する。これらのことは、再生周波数がいかに高くなろうとも「完全な過渡特性が得られる」こと、つまり「音の立ち上がりと立ち下がり」に「全く無駄な音を付けない」ことが可能であるということを示しているのです。

また、この「イオン(プラズマ)方式」によるスピーカーは、「世界で3機種」だけが今までに製品化されています。一つは「マグナット」、もう一つは最近まで輸入されていた「TW-1(ACAPELLA/ATR)」です。最後の一つが、この「TS-5A」ですが、「TS-5A」だけが「真空管増幅方式」です。更に、TS-5Aは、回路的にも他の製品に比べて非常にシンプルな構成となっており、音質・耐久性共に「TS-5A」が他の二つの製品をはるかに上回っているのです。

TS-5Aの使用法は非常に簡単ですが、接続から動作までを簡単にご説明申し上げましょう。

TS-5Aを作動させるのに専用のアンプは不必要です。TS-5Aの電源プラグをAC100Vのコンセントに差し込みTS-5Aの信号入力端子と、スピーカーの入力端子とを並列(パラレル)に接続すれば準備は完了です。次に、TS-5A背面のスイッチを入れ「2-3分」待ってから、「点火用スティック」をホーンの中心部に差し込みます。そうすることでTS-5Aは「点火」され、「作動を開始=音が出る」始めます。止めるときは、「スイッチ」を切る。それだけの作業で十分なのです。

難しい「ネットワークの調整」、つまり「クロスオーバー周波数の設定」や「位相・音量調節」などの「一切の調整」が不必要です。誰にでも「簡単に接続」することが出来て、常に「最高のパフォーマンス」を発揮させることが出来るのです。

音質向上効果は、「一瞬でも聞けば誰にでも分かる」ほど「めざましい」ものですが、従来のスーパーツィーターと本質的に違う所は、「高域だけが改善されるのではなく、スピーカーから出る全帯域の音」が改善されることです。つまり、「低音・中音」もめざましく改善されるのです。

この効果は、「全帯域での歪み感の著しい減少」によってもたらされるのですが、音質的な表現に言い換えれば、「ホールトーンの増加による広がり感の向上」「高域にキレとのびと柔らかさが加わるため音が艶やかになる(特に弦楽器)」等、従来の振動板を持つスピーカーの最も苦手とする楽音(音楽)表現の大部分がこの「イオン式ツィーター」によって改善されてしまうのです。より簡単な言葉で言えば、「CDがレコードの柔らかさと透明感を持って再生される」ようになるのです。

月産3セットないし5セット程度の少量生産しか出来ないレア・アイテム(希少商品)ですが、入手されれば必ずあなたの期待以上の「音質・効果」に驚かれまたご満足いただけることと思います。

  AIRBOW  TS-5A \750,000(ペア・税別)
●形式           :イオン式(プラズマ型)ツィーター
            :クロスオーバー・ネットワーク
                      :信号増幅用・真空管アンプ内蔵
●電気的特性      :未発表
●寸法                  :150(W)×210(H)×250(D)o

ION-SIDE.jpg (69679 バイト) ION-REAR.jpg (71572 バイト) ION-FIRE.jpg (40294 バイト)
写真はオプションのショートホーンを装着

 

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