放射線科 設置装置一覧
一般撮影検査
一般撮影装置 紹介
一般撮影はデジタル画像処理(CRシステム)で行っており、撮影後写真をすばやく提供する事が出来ます。
また撮影部位に適切な画像処理を行える為、診断価値の高い画像を提供可能です。
一般撮影装置・
UD150L-40 (島津)
CR装置・
FCR Speedia CS(FUJI)
CR装置・
FCR Speedia CS Plus(FUJI)
検査内容
一般撮影とは放射線科で最もよく行われる検査であり、撮影装置からX線が照射され、体内を透過したX線の量を画像化する事で一枚の画になり、それをフィルムに焼き付けます。
健康診断等で行われる胸部撮影や腹部、全身の骨等も撮影しています。
検査時間が比較的短く済み、情報量も多い検査なので、様々な疾患の初期診断において欠かす事の出来ない検査の一つです。
回診用X線撮影装置 紹介
MobileArt Evolution (島津)
回診用X線撮影装置は、病棟で感染症や人工呼吸器を付けておられる方、手術室での手術中・直後の撮影など、X線撮影室に来る事のできない方用の移動型のX線撮影装置です。
CT検査
Revolution EVO 64列 CT装置 (GE ヘルスケア・ジャパン社製)のご紹介
CT装置 紹介
Revolution EVO 64列 (GE)
CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)検査とは、X線を身体の多方向から当て通過してきたX線の強さをコンピュータで計算し、断層(輪切り)像を作り診断する検査です。全身どの部位でも精密な断層画像を撮ることができ、さらに通常のX線写真と違い臓器との重なりが問題になることがありません。また造影剤を使用することにより血管や病的な部分をより詳しく調べたり、三次元的に画像を表示することで解りづらい部位の骨折診断、血管の走行などの情報を容易に得ることも可能です。
検査内容
撮影方法は専用のベッドに寝て、機械の穴の中を通りながら順次移動して撮影を行います。検査部位によっては何度か呼吸を止めて頂くことがありますが、その場合には息止めの合図がアナウンスされますのでそれに従い息止めをお願いします。機械の発達により現在では7秒程度の息止めで肺全域の断層像を撮影することが可能になっています。
頭部
胸部
腹部
骨盤 3D
胸部 冠状断
腹部 冠状断
MRI検査
MRI装置 紹介
Optima MR360 1.5T (GE)
MRI装置は強力な磁石の大きなトンネルの中に入り電波を当てて、体の中の様子を画像化する検査です。放射線による被曝が無い事や、縦・横・輪切りで画像を表示でき造影剤を使用せずに血管画像(MRA)が得られる事も特徴です。
検査内容
MRI検査は、検査台の上に寝ていただき、装置のトンネルに入ります。検査中MRI装置から連続的にトントントンという音がします。音や狭いトンネルの中に入った際に多少違和感を感じる場合があるかもしれませんが検査中は担当者とマイクを通して連絡をとることが出来ますので、気分が悪くなったり困った事があれば、お知らせください。検査時間は目的や部位によって異なりますが、通常30分くらいです。検査中は動かないようにお願いします。検査の内容によっては目的部位をはっきり写すために造影剤を使用することがあります。
頭部MRA
頚椎
膝関節
透視撮影検査 (X線TV撮影検査)
透視撮影装置 紹介
X線を体に照射する事で、目的部位の形態・動態を造影剤などを用いて撮影を行います。またリアルタイムに骨や臓器を見る事が出来るので、骨折や脱臼した方の整復等も、透視を用いて行います。
検査内容
X線TV検査とはX線を利用して、その得られた透視画像を確認しながら目的部位の撮影を行う検査です。
放射線科では主に、胃透視(胃のバリウム検査)や注腸検査が行われ、造影剤を使用して臓器の形態などを撮影する事によって病変の診断に役立っています。
それ以外にも骨折、脱臼した時の整復や、体内にチューブを留置する時等にも使用されています。
胃透視や注腸検査の前処置に関して分からない事があれば、主治医にご相談ください。
寝台立位時
寝台臥位時
骨塩定量検査
骨塩定量装置 紹介
DCS-600EXV( 日立アロカ )
日立アロカ DCS-600EXVを使用しています。
当院の骨塩定量検査はX線を前腕に照射して、解析ソフトにて骨密度を測定し、骨粗鬆症等の診断を行います。
検査内容
椅子に座り、装置に前腕を置いて頂くだけで、特に検査による痛みも無く「約1分」ほどで測定は終ります。
検査にはスポーツ歴などでの個人差が少ない、利き腕ではない方の前腕で測定します。
骨密度測定結果用紙
( 左側に各年齢の平均値グラフと検査結果を、右側に過去の履歴と骨密度の増減をグラフで表示しています。 )
医用画像管理システム / 遠隔画像診断システム
医用画像管理システム 紹介
当院では平成23年4月11日より医用画像管理システムの運用を開始し、全ての放射線科検査の画像がフィルム発行を行わない電子画像による保存に移行しております。
検査画像は診察室等に設置された画像用モニターで表示する事ができ、医師が必要な画像をいつでも表示出来るようになりました。
遠隔画像診断システム 紹介
医療施設で撮影されたCT・MRI検査等の画像を、離れた場所にいる放射線科専門医(読影医)が、インターネット等の通信ネットワークを利用して読影診断を行うシステムです。