5月29と30日に「六ヶ所村ラプソディー」上映会を行いました。両日で13名の参加となりました。感想を紹介します。
○電気という恩恵を受けてるから、言いにくいけど、映画にでてくるおばちゃんたちが頑張ってるのをみて、中立じゃなくて、子や孫のために、いろんなことをちょっとでも意見を言っていかなな、とエネルギーをもらった。
○防災訓練の場面で放射能の拡散予測「スピーディー」が肝心の3・11の時に使えなかったことを思い、改めて腹立たしく思った。
○3・11で原発が爆発した映像をみんなあんなに衝撃的に見たのに…、なんで大飯原発は動いているんだろう。もう一度爆発の映像を流してと思う。
○3・11が起きても原発推進なのは一部の人が儲かってるから「20億円はたいした金額ではない」。そんな世界、とても嫌だ。
○どんなに少数であっても、こういう上映会とかの活動をし続けることはとても大事だと思う。
○過疎化や失業など弱みにつけこんで犠牲を押し付けたくない、持続可能な身の丈にあった社会が必要だと思った。
など、いろいろ考えさせられる映画会となりました。
再処理工場は、原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す工場で、同時に高レベル放射性廃棄物も作ります。
日本初の再処理工場は今年10月に本格稼働する予定でした。3・11が起きて、原発の規制基準が新しく7月にできるのと同様、再処理工場の新規制基準も12月の予定です。その新基準に適合することが再処理工場稼働の条件だとしています。
再処理工場についても、引き続いてできるだけ知って意見も伝えていきたいと思います。
(組合ニュース5209号 2013年6月17日 より)
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