5.青年会の育成
6.機関誌
7.トイレットペーパー .刊行物の発行


1.業界技術レベルアップのための
 
国家技能検定制度の導入
昭和53年から、国家技能試験を導入し、毎年国が認めた多くの技能士を送り出しています。現在、紙器製造作業と段ボール箱製造作業の検定種目があり、交互に隔年おきに検定試験が行われています。1級、2級の区分があるほか、試験では実技試験と学科試験が毎年1月〜2月に実施され、合格者は全国一斉に3月に発表されます。これまでに1800人以上の技能士が誕生しています。
現在、実施している検定種目には下記の4作業があります。
(1) 印刷箱打抜作業
(2) 印刷箱製箱作業

(3) 貼箱製造業
(4) 段ボール箱製造作業


2.経営活性化のための研修会やセミナーの開催
全紙器の構成メンバーは、会社社長か会長または専務クラスの経営者で組織されています。このため、厳しい経営環境下での紙器・段ボール箱企業にとって、今何が求められているのかを常に模索し、問題点を浮き彫りにしながら、この解決策を見いだすための諸施策を検討しています。研修会やセミナーはこれら解決策を見いだすための、一つの試みとして機会をみつけながら、実施しています。


3.営業スタッフ教育のためのマニュアル作成と啓蒙
とくに紙器段ボール箱業界では、隣接の印刷業界などと比べて優秀な営業スタッフが不足がちです。これからの時代は、ユーザーニーズや消費者動向やCS(顧客満足度)を常に第一線で活躍する営業スタッフが身につけていなければ、仕事をとってくることはできないようになりました。
この営業スタッフが基礎的な情報として知っておくべきことを総括的に網羅したマニュアル書も作成、教育していくためのツールとして活用されています。

たとえば、このマニュアルにはつぎのような項目ごとに簡潔な解説が行われています。
・商-.

・原
-.
・工  程

・特  性
・管  理
・経営技術
・法  規
取引品種や受注件数、営業員訪問エリア、
納期、企画・デザイン
印刷、紙・板紙・段ボール、インキの概要
紙器・貼箱の基本的な製造、
段ボール箱の基本的な製造
業種特性と経営革新
受注管理の活動と経営管理の活動
経営管理技術の理解と応用
関連法規


4.業界実態をアップトゥデイトに分析するための調査・研究
紙器段ボール箱企業を激変する時代の変化に対応させていくには、常に情報の交換とあわせ、より良質な情報の収集が必要となります。IT革命などによる業界構造の変化などをみてもわかるように、21世紀はまさしく「情報」がすべてを制する時代です。全紙器も、情報の収集と発信を新世紀の組合活動のメインの活動コンセプトとしてとらえ、さまざまなアプローチを試みています。より環境変化に対応するためには、キメ細かな情報交換が必要ですが、これらは従来からの各種会合を活発化させることで、かなりの解決策が見いだせます。問題はこれら会合をいかに効率的に、効果的に開くかが大きな鍵となっています。正副会長会、理事会、各種委員会、総会などを通じ情報交換がおこなわれますが、こうした会合に先立ち、全紙器ではできうる限りの情報とデータを事前に提供するように心がけています。
基礎資料となる業界実態を分析したものは、各個別企業では作成が難しいものです。そこで全紙器では、関連各界の情報をタイムリーに収集、いつでもデータとして引き出すことができまるよう少数精鋭のスタッフを整え、万全の体制を敷いています。

☆各種データ例
・全紙器工連メンバーの経営実態調査< 全紙器、随時>
・板紙の生産、出荷、在庫状況(月別、年別)
  <日本製紙連合会><日本白板紙工業組合>
・段ボールの生産、出荷、在庫状況(月別、年別)
 < 日本段ボール工業会>
・インキ、接着剤など副資材の生産推移
 < 日本インキ工業会、接着剤工業会>
・板紙、段ボールの原材料相場 <日経新聞の市況推移>
・板紙、段ボールの主要需要先動向 <日本板紙代理店会>
・印刷、紙工、段ボール機械の出荷と輸出
 <日本印刷産業機械工業会>




5. 後継者育成の為の青年会組織の充実と全国大会の開催
6.全紙器機関誌・月刊PACK&BOXの発行


Copyright 2001. Japan Paper-box & Corrugated-box Industry Association .,ltd. Allright. reserved