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洋光ハウジング有限会社情報サービス 
2018年12月


そだねえ   北海道

近所に住む友人のKさん来所

Kさん:「青木さん、北海道に土地があるんだけど、売りたいんだ。38年位前、64坪を400万円位で買ったんだけど、どうしても売りたい。買ったときに開発した不動産会社は倒産して、連絡がつかない。周辺は家が建ってきている」 と言い北海道の住所を書いたメモを置いていく。
書いてある住所の近くの函館、七飯町の不動産業者に様子を聞く。
結果をKさんに報告。

青木:「坪単価は15,000円〜20,000円前後、不動産は動きがなく難しいらしい」と話す。
Kさん:「ここ10年位土地を見に行っていないから、友人と一緒に見に行く予定がある」と言う。
青木:「土地で一番難しいのは道路が誰の名義であるかで、周辺に建物が立っているという事は、建築確認が取れるという事だけど道路が誰の所有か?町道か?開発した業者の場合もあるし?土地、建物の規制がどうなっているか?境界の石が入っているか?」
Kさん:「・・・・・?」
青木:「そだねえ  一緒に行って調べてあげようか?」
Kさん:「ほんと!助かる!お願いします。」

安請け合いしたのはいいけれど、私の左手首はギブスで固定されている。転倒して、とっさに頭をかばって手をついた。手首の骨にひびが入り、全治6週間の診断で、まだギブスが取れない。整形外科医に「まだギブスをとるのは早い」と言われたが無理にギブスを外してもらった。左足は20年前から変形性股関節症で、階段の上り下りは厳しい。何より原因不明のIgG4関連疾患が私の病である。定期的に検査をしていて、血液中の IgG4(免疫)が、他の人に比べて6倍以上高い。膵臓癌の宣告を受けたが、癌ではなく、免疫を抑える薬を飲み、今は薬を飲んでいないが、まだこの世で頑張っている。


今年のノーベル生理学、医学賞を受賞なさった本庶先生の、癌と免疫療法の研究の“免疫”と私の“免疫”とが同じかどうかわからないが、私の場合は、血液中のIgG4(免疫)が高すぎて膵臓に細胞の塊を作って、その塊が原因で癌の宣告を受けたが、「手術をしないで治ります」と言われ、免疫を抑える薬を飲むことで、入院から3週間位で退院した。免疫は高すぎても低すぎてもいけないという事を実感している。私に居座っているのは、 “免疫”が高いという体質?である。検査もしなくてよくなった。

満身創痍の身で、北海道行を安請け合いしたが、大丈夫だろうか?という不安がよぎる。Kさんは友達だし、何とか大丈夫だろうと11月19,20,21日の2泊3日の旅行に行った。Kさんの友人は、飛行機に乗れない人なので、新幹線にする。仕事半分、 遊び半分、オバサン3人 ドタバタ出かけた。何より復興支援で、一人30,000円位の補助が付き安く行かれた。

Kさんの土地は40年前大規模開発されたうちの1区画で、レンタカーを借り、土地を見に行く。境界杭はないのを確認。周辺を歩き、居住している近所の方にあいさつ。いい風が吹いている。町役場で土地、建物の規制等調査、今回の北海道旅行の半分が終わった。 次の日タクシーで七飯、函館山等あちこち観光する。雪の北海道もいいだろうが、春の花々が咲くころも素晴らしいだろう。五稜郭の桜を見てみたいと思った。復興支援で安くなった分、いろいろ買い物、お土産を買った。お土産の中に天然昆布100%使用パリポリ焼き昆布というのがあって飽きない美味しさで、追加で送ってもらった。ビールのつまみにも良いが、子供用に焼き昆布にチーズ味、抹茶味等に工夫をすれば子供のスナック菓子になる。成長する子供に健康的でよいと思うが、一工夫したらいかがだろう。

帰宅後チラシを作り、各不動産業者、来社の方々に湘南の暑い夏を北海道で過ごしませんか。セレブ生活はいかがですか。と北海道の宣伝をする。
Kさん:後日来所「北海道の土地を買いたいと不動産会社から電話があった。価格は、相場の5倍」を言ったという。
青木:「あの土地は、近隣の価格、町の評価額では122万円位、売却は厳しいという事だった。業者は土地を見ていなくて、5倍の値で買うというのもおかしな話だ。契約をしたはいいけれど、手付金だけ入れて残金が入らなかったり、北海道の土地どころか、とんでもないところを買わされたり、自分の住んでいる居住の土地を売られたり、詐欺が多いから気を付けたほうがいいよ。高く買って、その後、業者はどうするの?」
Kさん:「外国人に売却と言っていた。」
今北海道で人気のあるのはニセコで、雪質がスキーに良いと話題になっている。ニセコはバブルらしい。Kさんの土地はニセコではなく七飯のもっと奥にある上藤城だ。

新聞、テレビで騒がれているが積水ハウスが「地面師」グループに55億円だまし取られた事件、大手だからこそ詐欺師グループの罠にはまったのか?不動産は、はんこ一つの世界だけに真実を見極めるのが一番難しい。

「青木さん、いつまで仕事やるの?」面と向かって言われたことはないけれど、言われているような気がする。この間読んだ本の中に漠然と私の頭の中にあった答えが言葉にしてあった。心が明るくなり軽くなった。その本は来年90才になる精神科医の勤務医として仕事をなさっている中村恒子先生の著書「うまいことをやる習慣」という本である。中村恒子先生の存在に感謝の気持ちを込めて“ありがとうございます”と伝えたい。ところどころ抜粋をしてみますが、本は買って読んでください。

なんのために働きますか?
必要以上に気を張らないで「ちょっと目の前の人のお役に立てればいいのかなあ」ぐらいの気持ちで仕事をしてみるのはどうでしょう。
仕事が好きじゃなくても全く問題ない。
「やらないよりやったほうがマシ」くらいが続けていくにはちょうどいい。

心を平静に戻す。
先の事は心配してもわからない。目の前のことがおろそかになっていないか?

「日々たんたん」な生き方
気にかけるのは、それだけにする。

はなばなしい成功や活躍せずとも、一隅を照らす存在になればよし
私にとって不動産は30年以上も隣を歩いてくれている存在で、友人と言いたいが、大きすぎる存在で、まだまだ勉強不足と言われそうだ。軽々しくともだちと言えない。中村恒子先生の生き方を頭に入れ仕事の依頼のあるうちは、肩の力を抜いて、日々たんたんと歩いて行こう。