お年寄りの健康と幸福をねがって        社会福祉法人 和光会


    グランモア 和光苑 & もばら和光苑
和光苑日記3

2006/11/8(水)
 今日は、千葉のホテルで「平成18年度中央競馬馬主社会
福祉財団助成金」の目録贈呈式がありました。当苑にとって
は、二回目となる「中央競馬馬主社会福祉財団助成金」で、
前回は平成9年度にいただきましたので、かれこれ9年ぶり
となります。今回は、開苑直後にもらったマイクロバスが11
年も経過して、ディーゼル排ガス規制に引っかかってしま
い、新しいマイクロバスへの代替を迫られていました。
 今度の助成で購入されるバスは、「日産シビリアン23人乗
りのリフト付き」となります。このバスになった最大の理由
は、マイクロバスでは珍しいガソリン車(4L)だからです。現在
現役で製造販売されている他のバスはすべてディーゼル車
で、製造後10年間で車検が取れなくなるからです。いずれは
色々な対策車が出て、この排ガス規制もクリアされる時代が
来るかもしれませんが、現状では日産のシビリアンのガソリ
ン車の方が、今後10年以上の使用にも耐えうる選択肢とい
えます。そんな経緯から、今回のマイクロバスのガソリン車
がいただけることになりました。
 今日の目録贈呈式では、千葉県内の幼児施設、障害者施
設、そして高齢者施設の全38法人・46施設が選ばれて、そ
れぞれの施設の代表の方が出席されていました。贈呈式の
後には、立食の懇親会もあり、馬主協会の方々と助成され
た施設の皆さんが和やかに食事をされていました。それにし
ても、今日の助成施設の代表の方の挨拶でも出ていました
が、国や県などの各種の補助金が削減されていく中で、社
団法人中山馬主協会と中央競馬馬主社会福祉財団からの
社会福祉助成事業は、本当にありがたい助成金だと思って
います。他の施設もだいたい同様の理由だと思いますが、リ
フト付きのマイクロバスなど、標準の車両よりも高額な費用
がかかるものには、今回のような助成金をいただかないと、
簡単には購入も出来ません。社会福祉法人としては、とても
ありがたい存在の助成金です。(^○^)

2006/11/7(火)
 この数ヶ月間、色々と資料の確認やマニュアルの整理等
で負担の多かったグランモア和光苑の「介護サービス情報
公表」調査が、今日ようやく終わりました。朝から調査員二人
を相手に、一日かかりでとてもくたびれました。(´ヘ`;) 今日
の調査で、3事業(特別養護老人ホーム・デイサービスセンタ
ー・在宅介護支援センター)の調査を終わらせましたが、調
査員が帰ったのは夕方5時頃です。調査する方も大変でしょ
うが、そのつど調査対象の資料を探して提示する我々も大
変な作業で、沢山の資料の中から、探せずにいなくなってし
まったものもありました。
 実際に今日の調査を受けて思ったことは、当初の予想通
り、とてもむなしい内容でした。こんなもののために無駄な時
間と労力を費やして、これから毎年この調査を受けるため
に、余計な記録作業を追加して、なおかつ制度がある限り
記録し続ける負担が発生しました。本来は、実質的な結果
(目的)が重要な高齢者介護にあって、うわっぺりの記録のみ
を重視するような調査内容には、はなはだ遺憾の極みで
す。
 低レベルな(介護)事業所を対象に合わせた指摘内容のチ
ェックは、余計な仕事を追わされるところにとっては、無意味
な記録でしかありません。例えば「倫理」は、我々にとっては
当然のモラルであり、職員の採用基準で基本中の基本とし
て持っているものに、その都度(毎年)、職員に対して「研修し
たという記録」をつけろといわれても、そんな意識の低い人
間など採用しない施設にとっては、スタート時点で職員のレ
ベルが違っていると考えます。・・・と不満たらたら、むなしい
話をしてもしょうがないのですが、こんな常識を理解できない
人が考えているのだから、どうしようもない制度ですよね。そ
れと施設側に調査の出費を強いる「任意」という名の強制は
やめてほしいです。元から「強制」だとはっきり言われた方
が、まだ不信感が少ないと思います。変な介護保険制度で
すよね。(ーー;)

2006/11/6(月)
 先日、資材(単管パイプ)を沢山もらいに行った畑に、一本
の梅の木があり、今日は、その「南高梅」の木をいただいて
きました。この梅の木は、その畑を借りた時に植樹したらし
く、まだ若木ながら、今年は花も咲いたそうです。先日、畑を
やめるにあたり、この「南高梅」の木も持って行ってほしいと
言われていました。今日は休日だったので、スコップを積ん
で軽トラで畑へ出かけて、その南高梅の木をいただいてきま
した。何でも紀州の梅干で使われている梅らしく、いずれ梅
干が作れるだろうとのことでした。某苑の正門横の花壇に植
樹してみましたが、うまく育ってくれるといいのですが・・・・。
(^_^;) なにぶんにも素人が穴掘りをして植え替えをしたの
で、もしかしたらうまく根付かないかもしれません。しばらく様
子を見ながら、来年の春に花が咲くことを期待してみます。
(@^^)/~~~

2006/11/5()
 今朝、というよりも昨夜未明2時頃に、ひさしぶりの「緊急
呼び出し」がありました。ターミナルケアの入居者が亡くなら
れての対応です。当初は、ご家族の来苑が明日になると聞
いていたので、ご家族のこない時の対応を指示して帰宅して
いました。しかし、予定が変わって、昨夜9時頃に、総勢10名
ほどで来苑されていたらしく、お孫さんやひ孫さんまで来られ
ていたそうです。その後に、息子夫婦だけが苑に泊まり、そ
の他のご家族は帰宅されていたそうです。こちらもご家族の
いない対応で構えていたので、連絡をもらった時には、かな
りあせりました。(^_^;)
 しかし、ご家族の前で最後を迎えられた入居者の満足そう
なお顔に、昨日まで気丈に振舞っていた様子が、思い出さ
れます。本当は苦しくても、本当はご家族に会いたくても、い
つも大丈夫と意思を貫き、本当に気丈な姿勢の方でした。い
よいよかもと思い、昨日からご家族へ連絡していましたが、
大勢のご家族が訪れてくれて、最後の時を満足そうに過ごさ
れ、気持ちよく長い眠りにつかれました。長い間ご苦労様で
した。そういう思いで手を合わせてきました。今回は、ご家族
との事前の連携がうまくいかず、葬儀屋さんが迎えにくるの
が遅れてしまい、最後に送り出して帰宅したのは、今朝の5
時過ぎです。新聞屋さんのバイクの音が聞こえる中を帰宅し
て、頭もうつろにベッドの中へ倒れこみました。(ーー;)
 昨夜の出来事で爆睡状態のままベッドに寝ている今朝の
ことです。(~_~;) 遠い意識の底で、かすかに聞こえてはいた
のですが、いかんせん身体が動かずに朦朧としていたとき
に、我が家の居間では、愛妻と子供達の叫び声がしていま
した。その原因は、猫のミミがネズミを銜えてきていて、子供
達が「わーわー!! キャーキャー!!」大騒ぎをしていました。途中
でネズミが逃げ出して、再度捕獲したらしく、どこから銜えて
きたのかと喧々諤々のひと時だったようです。私の方は、そ
のまま爆睡していて、起きたのはお昼前でした。猫のミミを、
ネズミを銜えたまま、外へ出してしまったらしく、ネズミの消息
は知れませんが、いずれにしても我が家の猫がネズミを捕ら
えることが出来ることを証明した出来事でした。私は現場を
見ていませんが、娘がしっかりとデジカメに捉えていて、うれ
しそうに私に見せていました。(^_^;)

2006/11/3()
 グランモア和光苑のセキュリティーに関しては、保安上の
関係で、普段は公にされていません。しかし今回は、少しそ
の辺の話の触れます。当苑の防犯対策の一つに、「防犯カ
メラ」の存在があります。当苑には、平成10年3月(平成9年
度中央競馬馬主社会福祉財団助成金)より、苑内外に「32台
のモニターカメラ」が設置されていて、昼夜を問わずHDDレコ
ーダーに録画されています。以前には、入居者の無断外出
時の時間やルートの検証等で活用した時期もありました。設
置後8年が経過してきて、カラー画面の色がぼやけてきまし
たが、画像自体はしっかりと映っています。
 先日、その内の一台が故障して、色が紫一色になってしま
い、その後、夜間には暗くなりすぎて、はっきりと見えない状
況となってしまいました。修理するにも、古くなりすぎて、同
型機種がなくなり、それに一番近い最新のモニターカメラに
交換しなければならなくなり、昨日ようやく交換工事が終わり
ました。新しいカメラは、色も鮮明で、拡大ズームも22倍(旧
型は8倍でした)となり、壁際に掲示してある入居者さんの写
真まで、どアップで鮮明に映ってしまいます。一部には、職
員の顔のシワまで映るかもと、カメラの前を避けるものもい
ます。σ(^_^;)?
 しかし、新型は、高性能になったかわりに、部品の価格も2
倍となり、工事費まで入れると(☆o☆)涙がでます。安いカメ
ラだと、夜間の鮮明度の低下など、色々と不都合もあるの
で、やはり高性能のものを使わないと意味がないということ
で、かなりの無理をして交換しました。しかし、これで夜間の
防犯性能があがることを思えば、夜勤職員や宿直職員の安
心感も増しますので良しとしましょう。(●^o^●)

2006/11/2(木)
 今日は朝から忙しい一日となりました。結果、4件の来客
があり、幸いにも、ブッキングすることなく、ぴったりとつなが
って、きれいにそろいました。おかげで、朝から連続して相談
室を貸切?午後二時まで、ずうっと相談室にいました。4件
とも全てが業者さんで、それぞれ別々の用事で来訪されて
いました。どの業者さんも、当苑にとっては大切な方々で、い
つも当苑を支えてくれている業者さん達です。話し合いの内
容は、いい話が3件と、残念な話が1件といったところで、そ
れぞれに最近の世間話が長引いてしまい、全員の話が終わ
ったのは、午後2時となってしまいました。それからあわてて
昼食です。こんな不規則な食生活では、体調管理もままなら
ないところです。(ToT)/~~~
 夕方には、長らく某病院に入院されていた入居者Nさんの
通夜へ参列してきました。先日私の休みの日に亡くなられた
と連絡があり、今日はその葬儀へうかがってきました。離れ
た位置からご家族の様子を見ていましたが、私を見かけた
(ご長男の)お嫁さんが、急に泣き崩れたのを見て、思わすこ
れまでのお嫁さんのご苦労が、本当に大変だったことを思い
出し、こみ上げてくるものがありました。姑さんのお世話は、
お嫁さんにとって、とても大変な介護です。ちょっと問題行動
が多いお姑さんだったら、なおさらのことで、それまでのご苦
労は、本当に大変だったと思います。私は、心の中で「長い
間、ご苦労様でした。」と、深く深く頭を下げていました。私と
お嫁さんにしかわからない、お嫁さんのご苦労を、ようやく解
放されたことで、無事にやり遂げられた(送り出せた)ことに、
感謝したいと思いました。(/_;)

2006/11/1(水)
 今日の午後、千葉県の高齢者福祉課の人が二人来苑し
て、施設建物の外観を隅々まで視察していきました。先月初
めに申請した大規模修繕補助対象事業の選定のための現
地調査です。当苑は、一番早く申請したので、他の施設の様
子がわかりませんでした。今日の話では、最終の期限まで
要望書の申請をしたのが、10件もあったそうです。期限終了
後に送りつけてきた施設もあったらしく、さすがにそれは受
付なかったとのことでしたが、間に合った10件の施設には、
全て視察して現地調査をしているそうです。当苑が7番目の
視察らしく、午前中も他の施設を回ってきたとのことでした。
この後、残りの施設を回り、今月下旬頃には選定が決まる
そうです。対象施設は千葉県内に広がっていて、全てを回る
のに3週間もかかるとのことでした。どの施設も大規模修繕
の申請をしているだけのことはあり、どこも切実な状況があ
るそうです。当苑もこれ以上悪くなる前に外壁の補修工事を
したいと考えています。何とか今年の補助対象にしてもらい
たいと、切実な思いをぶつけてみました。建物のいたるとこ
ろの塗装が剥がれ落ちてきていて、細かいひび割れは数百
箇所にも及びます。今日は、そんな現状を視察してもらいま
した。(^^)/

2006/10/31(火)
 今日の私はお休みでしたので、午後から、昨日の畑へひと
りで出かけて、昨日積み残した部材(単管パイプ製)を運んで
きました。昨日よりは軽いのですが、廃材等、ひととおりのも
のをきれいに片付けてきましたので、思っていたよりも軽トラ
ックのタイヤがへこんでしまいました。
 結局、グランモア和光苑へ運んできて、廃材だけを下ろし
てから、もばら和光苑へ運ぶことにしました。今日の作業は
一人でしたので、結構時間がかかってしまいましたが、なん
とか片付けてきましたので、まあ良しとしましょう。資材をタダ
でもらうのですから、後片付けもきれいにしていかないと悪
いですよね。気持ちよく片付けて、気持ちよくいただきたいと
思っています。( i_i)\(^_^)

2006/10/30(月)
 今日の午前中は、職員ひとりをつれて、車で15分くらいの
ところにある、とある畑へ出かけていました。そこの畑の人
(愛妻の父親)が高齢になって、畑をやめることになり、農機
具などを保管していた小屋の部材(単管パイプ製)を当苑に
いただけることになったからです。愛妻が言うには、この小
屋を壊すのに、息子と一日かかりでやるとのことでしたの
で、我々がやれば、半日もかからないと考えてのことです。
そんな経緯から、二人で行って、さっさと解体してきました。
私の考えていたよりも、単管パイプを沢山使っていて、200kg
積みの軽トラックに一回では乗せきれませんでした。
 解体するまでは簡単でしたが、運び出すのに二回は必要
となり、結局、一回分だけ運び、残りは後日となってしまいま
した。グランモア和光苑には、これだけ沢山の部材を置くとこ
ろがないので、もばら和光苑へ運んできました。さすがに老
朽化した軽トラックでは、今にもパンクしそうなほどヨロヨロと
したいでたちで、どうにか無事に茂原まで運ぶことが出来ま
した。運転者(職員M)に言わせると、「この軽トラ、クラッチが
滑ってません?」といわれて、「21年間も乗っていれば、そろ
そろ滑り出すころだろうね」と答えておきました。それでも車
検を取れてきたので、「とりあえずは、まだ走れるよ・・・」と、
笑顔で応えました。(*^。^*) 愛妻に言わせると、「そのうち床
が抜けるよ!!」とのことですが、もうとっくに地面が見えてい
て、雨の日には、下から雨が(降って)上がってくると答えてい
ます。クラッチも滑り出したことですし、まあそろそろ潮時かも
しれませんよね。今回の重たいパイプの搬送が、大きく寿命
を縮めてしまったかも知れません。(-_-;)

2006/10/29()
 今日の午前中、子供(娘二人)の小学校の参観日がありま
した。その後には、バザーが開かれたのですが、勤務変更
で出勤となってしまった私は、授業参観だけ見て、その足で
苑へ戻りました。親が来るのを楽しみにしている娘達は、前
日から授業参観の話題で持ちきりでした。親が小学校に来
るのをうれしそうに望んでいるのを見ると、親としては嬉しい
かぎりですよね。望まれているうちは、無理をしてでも行って
やろうと思っています。(#^.^#)
 さて、勤務変更で出勤したその理由は、昨年の介護保険
制度改正から、利用者負担金の割合が多くなり、苑に現金
の集金が集中する時期が増えて、防犯上も、金銭管理上も
問題があるということで、今度から「銀行口座からの自動引
き落し」に変更してもらうことにしました。そのための説明会
を利用者及びご家族にするための集まりを、今日の午後に
開くことになったからです。これまでは、ご家族がわざわざ苑
へ持ってきてくれていて、日によっては、それが集中すること
もあり、一日の集金額が高額になる日もあり、毎日銀行へ行
くにしても、物騒な心配があったからです。本来ならもっと早
く、変更しておけばよかったのですが、引き落し手数料の問
題もあり、なかなか踏ん切りがつきませんでした。しかし、昨
今の制度改正(利用者負担増)により、いよいよ待ったなしの
状況になってしまい、今日の説明会に至りました。他の老人
ホームでは、以前から「口座引き落し」を実施しているという
のを聞いていましたので、当苑の場合には遅い方かもしれ
ません。今日の説明会では、その場で「口座引落し」の書類
を作成してもらいましたので、誤記などのない手続きをして
いただくことができました。今日は、大勢の方々に来ていた
だき、ありがとうございました。今後も、これまで以上に信頼
される運営を目指したいと思います。(@^^)/~~~

2006/10/28(土)
 先日「介護サービス情報公表」制度による訪問調査が近づ
いてきた話をして、むなしい調査だということを書きました
が、今日、ふと思ったのは、この調査の意図は、別のところ
にあるのではということに気づきました。今回の調査項目の
内容をみると、どう考えても利用者のためとは思えない節が
あります。よくよく考えてみると、厚生労働省など、県の指導
監査では得られないような項目が、統計として集計できると
いう利点がありました。全国の全施設及び事業所別の統計
資料としては、おいしいデーター収集となります。調査費用
は施設(事業所)持ちで、ただで全国調査ができるわけです
から、こんなにおいしい話はありませんよね。利用者のため
といいながら、本当は自分達の手間を鞍替えした調査だっ
たと思います。
 そう考えれば、あのヘンテコリンな調査項目も納得がいき
ます。どうみても、一般の利用者やご家族には必要の無いも
のも沢山含まれていました。介護保険制度を研究している
方々や、全国平均の資料をほしい某福祉学校関係者にとっ
ては、ただで手に入る全国規模のデーターとなります。たぶ
ん、来年の今頃には、そのデーターを基にした統計資料など
が公表されて、もっともらしい名目の指導が発せられている
と思います。
 現実に、良い処遇を目指している老人ホームなどには、こ
のデーターは、まったく役にたちません。余計な事務仕事で
手間隙を捕られるだけです。一般の利用者がこのデーター
を参考にして施設や事業所を選ぶのは、全体の数パーセン
トにも満たないと思われます。地域の身近な施設の良し悪し
は、近所の噂話でも沢山飛び交っています。全国の情報な
ど、近所の「口込み情報」にくらべたら、何の役にもたたない
ことを知っています。ほんとうにうまく考えた調査制度ですよ
ね。今日来苑していたご家族との立ち話で、当苑の良いとこ
ろは、現場の職員(ケアワーカー)が直接ご家族と会話してく
れることで、その場ですぐに用が足りてしまう気安さだと話さ
れていました。他の老人ホームには無い、職員との信頼関
係が、ご家族との距離を近くしてくれているとの話を聞いて、
今回の紙による記録を強制するような調査には、向いてい
ないところだという話でした。記録や紙に書き込むことより
も、今、目の前で応えてくれて、気持ちよく動いてくれること
の方が、家族にとってはとてもありがたいとのお言葉に、ホ
ッとした思いがありました。入居者のご家族には、当苑の良
さが十分に伝わっているとの会話に、むなしい調査資料のこ
とを、一時忘れさせてくれる出来事でした。(*^。^*)

2006/10/27(金)
 このところブルーな日々が続いたので、お仕事が楽しくあり
ません。いい話も無くて、現場の職員達に、介護の質を問う
ことよりも、書類(記録)やマニュアルの作成にばかり負担を
求めています。元々、良い介護が出来ている当苑にとって、
その裏付けを証明するための書類作りに労力を強いるの
は、本末転倒な話です。倫理規程や規制の話など、社会福
祉施設の職員として当然のように身に着けているものを、ど
うやって証明すればよいのでしょう。「会議をやりました。研
修をやりました。」だから、身に着けました。といった、記録と
回数(数値)だけを求めて資料を作れといわれても、むなしい
だけです。
 現場の職員の一人ひとりを見れば、その苑の質など、すぐ
にわかります。記録(会議や研修の回数)でそれが図られる
ほど虚しいものはありません。そんな虚しい資料作成をさせ
る方もさせられる方も、気が滅入るだけで、なにも見出せま
せん。同じ締め付けるなら、現場の様子を見て、どこに問題
があるかなどを、具体的に指導してほしいですよね。そのほ
うがよっぽど実になりますし、効果が期待できます。記録や
書類の数を競っても、利用者にとって参考にもならないと思
っています。そんな机上の図り方では、時間と経費の無駄遣
いにしかなりません。もっとやらなければならないことは沢山
あると思います。一人でも多くのお年寄りを元気にさせた
い。もっと楽しく老後を過ごせるように支援したい。当苑は、
ただそれだけを求めていきたいのですが・・・(・_・;)

2006/10/26(木)
 今年から始まった「介護サービス情報公表」制度による訪
問調査が近づいてきました。ここ数週間は、事前資料(記録)
の確認でピリピリしていました。ようやく最終の(事前提出用)
調査資料の作成と記載の入力が終わったデーターをメール
で調査会社へ送付したところです。今回、これだけバタバタし
た中での感想は、ただ虚しい感情が沸いてきて、正直なとこ
ろは、こんなくだらない調査で、施設の何がわかるのだろうと
いうことだけでした。本当に良い介護をされている施設も沢
山ありますが、今回の調査項目には、まったく繁栄されない
ので、「本当に良いところなど探せないだろうなぁ」ということ
だけです。よく「施設独自の取り組み」など先進的な施設な
どは、これらの調査項目にはありません。こんな入力項目に
「1」「0」だけで、「有り」「無し」の確認を判断するという「ばか
らしい調査方法」のどこに意味があるのか理解できません。
 某園の施設長さんが「利権が絡んだ調査権」と話している
のを聞きましたが、調査会社が儲かる以外に、何があるの
でしょう?全国一律に比較するのを好んでいるのは、厚生
労働省ぐらいでしょうか? 数値に出ない施設の良いところ
を見出すような調査はできないのでしょうか? とまあこんな
虚しさと葛藤しながら、日々落ち込んでいる今日この頃で
す。あと、利権を享受している調査会社の良し悪しもさまざま
で、当法人の場合には、市原市のグランモア和光苑と茂原
市にもばら和光苑があり、双方で違う調査会社を、県より指
定されました。これまでのやり取りでは、市原市のグランモア
和光苑に来るH調査会社の方が、少しまともかもしれませ
ん。茂原市のもばら和光苑に来るN調査会社の方は、未だ
に日程も決まらず、資料を出してから日程を知らせてくると
いわれています。(資料の提出期限は、三日くらいしか違わ
ないのに・・・) 先のグランモア和光苑の方は、8月頃に、真
っ先に11月7日と、日時を決めてから事前資料は10月27日
までになどと、しっかりとした連絡をもらっています。こんなや
り取りを見ていても、その調査会社の良し悪しは見えてきま
すよね。虚しい調査内容も問題ありますが、委託先の調査
会社の良し悪しも問題になると思っています。いずれにして
も、こんな重い気分で仕事をしていると、この仕事が楽しく無
くなっていくのがわかります。もう少しまともな制度にならな
いのでしょうか?

2006/10/25(水)
 数日前から、グランモア和光苑の近くの鉄塔の高圧線の
上に、「スパイダーマン」が現れています。東京電力さんの
高圧線張替え工事の方です。この10月から来年2月ころま
でかけて、鉄塔の高圧線の張替えを行うと、8月ころに連絡
がありました。いよいよ張替え工事が始まったのかと、空高く
行き来する人を見上げると、映画に出てくる「スパイダーマ
ン」を見ているようで、思わすデジカメを構えてしまいました。
あんな高いところで作業をする人って、どんな感じなのでしょ
うか?
 私なら、あっという間に気絶してしまいます。すごいなぁ・・・
と、思わず見上げていました。(^_^;)

2006/10/21(土)
 今日は有休をもらって、朝から家族全員で、東京ディズニ
ーシー(TDS)へ出かけていました。普段は朝から出かけたこ
とがないので、一日中歩き回って、足が疲れてしまいまし
た。なぜ初めて朝から出かけたのかというと、「ソエルクラブ
千葉」という社会福祉法人の共助会の関わっている集まり
が、「ソエルクラブ東京」と共済でファンパーティーを開いたか
らです。この集まりが、朝10:00からTDS内の「ブロードウェー
ミュージックシアター」で集まるようになっていたので、がん
ばって朝から出かけていきました。
 このパーティー(集まり)自体は、30分位で終わってしまった
のですが、その後は、自由に遊んで廻りました。しかしお天
気の良い土曜日ということもあり、どこへ行っても込み合って
いて、長い待ち時間に閉口しつつ、ひたすら並んで(立って)
いたという訳です。普段の我が家では考えられないことで、
それもこれも、子供たちの楽しみのために並んでいたような
ものです。
 結果としてはあきらめて並ばなかったのですが、新しくオー
プンしたアトラクションの「タワー・オブ・テラー」などは、170分
待ちといった状態で、さすがに三時間も待つ気にはなれませ
んでした。朝一でファーストパスをゲットしようと、上の娘と一
緒に走りましたが、ファーストパスの待ち時間だけでも1時間
以上もかかるといわれ、その長蛇の列に、がっくりとして途
中であきらめてしまいました。それにしても、新しいアトラクシ
ョンは、大盛況のようでした。娘と、今度は土日を避けて来よ
うと話し、他の乗り物にいろいろ乗ってきました。普段は乗っ
たことの無い、ビッグシティ・ビーグル、トランジット・スチーマ
ー・ライン、そしてベネチアン・ゴンドラなど、比較的空いてい
そうなところを狙ってみました。それでも土曜日でしたので結
構並びましたが、ベネチアン・ゴンドラなど子供達には、予想
外の楽しい乗り物でした。(二人の船頭さんの楽しいコン
ト・・・?) 午後2:30から、メデレニアン・ハーバーで催された
新アトラクションの「レジェンド・オブ・ミシカ」は、とても迫力の
あるショーで、とても面白かったです。夜の「ブラヴィシーモ」
もすごいけど、昼間の「レジェンド・オブ・ミシカ」もすごく楽し
めるアトラクションです。(^○^)v

2006/10/20(金)
 このところ、とっても余裕が無いです。忙しさのあまり、物忘
れも多く、ポカばかりしています。それでも事故だけは起こさ
ないようにと緊張感を保とうと必死にこらえています。(・_・;)
 今日は午後から茂原市役所市民室で開かれた「福祉施設
就職フェア(エリア2)」に出席してきました。先月幕張メッセで
開かれた福祉施設就職説明会の地域版です。茂原地区(エ
リア2)の職員募集で参加した施設は、予定では13施設。当
日になって充足済みということで辞退した施設が一件あっ
て、全部で12施設が参加した説明会でした。こういったエリ
ア別の説明会は今年からの始めての試みということで、参
加した学生さんや一般の方は、その認知度からか、そんな
に多くありませんでした。12時半から3時半までの三時間
で、3名の学生さんしか私の前に座りませんでした。(・_・;)
 そんな暇もあって、一人の学生さんと30分ずつぐらいの長
話で盛り上がっていました。(-_-;) 当苑に申し込みに来るか
は判りませんが、茂原での初の試みに、周りの情報も得ら
れるかもと気楽な感じで出かけていたので、まあこんなもの
かと思っています。私的には、多少の気分転換になったかも
という程度です。学生との話(世間話?)は、他の施設での就
職活動のノウハウや自分を良く見せるための話など、わりと
余談のような話ばかりで、本題からは少しずれていたように
思います。(^_^;) その他の暇な時間は、他の施設の方々と
の情報交換で、最近の就職事情や、施設の様子など、参考
になる話もいただきました。どこの施設も介護保険制度にな
ってからは、大変な様で、屋台骨がぐらついてきているとい
った事情は、どこも同じようです。ここで踏ん張らないと、一
気に倒産となりそうで、ここで踏ん張れるかが試されている
といえます。当苑も、しっかりと運営したいと、日々苦労して
います。最近は楽しい話が本当に少なくなりました。日々頑
張っている職員への声がけも、もっと良い話題を提供してあ
げたいと思っていますが、なかなか厳しいところです。(ToT)/
~~~

2006/10/17(火)
 今日は、夕方から某苑のデイホールで、全体職場会議が
開かれました。毎年のことですが、某苑では、半年に一回、
全部門・全事業の職員が出席する「全体職場会議」というも
のが開かれています。年度末と、上半期終了時に、全職員
が集まっての話し合いがもたれます。今回は、これまでで一
番静かな会議となりました。議事も順当に消化した平和な会
議でした。全部門の職員が一同に会すると、どうしても騒が
しくなりますが、今回は、そういったこともなく、穏やかな様子
でした。(#^.^#)

2006/10/16(月)
 末娘が小学校で書いた絵が、(隣町の)五井小に展示され
ていると愛妻からメールが入り、お昼に速攻で見に出かけて
きました。上の娘の時にはうれしそうに帰宅した時にすぐに
話してきましたが、末の娘は、そのおおらかさからか、大雑
把なところが多く、本人からはまったく聞いていませんでし
た。愛妻が子供の連絡帳にハンコを押そうとして気づき、し
かも今日までとのことでした。気づくのが遅く、最終日になっ
てしまいましたが、どうにか間に合ってホッとしているところ
です。
 五井小学校に行ってみると、市内の全小学校の全学年か
ら選ばれた生徒たちの絵や作品が、体育館いっぱいに展示
されていて、なかなか見ごたえがありました。末娘の絵がな
ぜ選ばれているのかは判りません(?_?)が、周りの作品群を
見ると、親の常識を超えたような材料を使っていたりして、
「すごい!!」といわせるものもありました。その作品の子供の
発想力には驚かされるものがありました。(#^.^#)

2006/10/15()
 最近は、帰宅するたびに娘から、デジカメで撮影した猫の
画像の(パソコンへの)取り込みを依頼されています。三匹の
猫たちがカワイイといっては、デジカメで写しまくっています。
昔のフィルムカメラだったら、今頃大騒ぎしているところで
す。デジカメの画像なら、費用もかからずにパソコンに取り
込みできるので、便利な時代になったなぁと日々感じていま
す。(・_・;)
 そういえば、昨夜のチャングムには参りましたね。放映開
始時間が11時40分!! 日に日に放映時間が遅くなってきてい
て、その時間まで起きているのがつらくなっています。以前
の11時10分でさえ厳しいというのに、30分も遅くなって、放送
が終わってから寝ると何時になるか・・・・(・_・;)

2006/10/14(土)
 今日もすがすがしいお天気となりました。初秋といったほう
が良いのでしょうか。秋晴れの休日となって、子供達と自宅
前で遊んでいました。自宅前の道路に、古くなったバケツや
洗面器を交互に並べて、キックボードやスケートボードを使
い競って遊んでいました。久しぶりにのんびりした日となりま
した。お昼には、サッカーの練習から戻った息子。午後から
は、家族そろって蘇我のアリオへお買い物。夕飯は、アリオ
のヨーカドーの「駅弁フェア」で地方色豊かな駅弁を買い揃
えて帰宅しました。北は北海道の摩周駅前の「摩周の豚丼」
や千歳空港の「いくら石狩鮨」、南は、神戸の「明石のたこ
飯」、広島は元祖たこめしの「あっぱれ多幸」、富山の「ます
のすし」等々と、彩り楽しい夕食となりました。我が家は、普
段から電車に乗らない家族のため、駅弁に縁がありませ
ん。日本全国「自動車の旅」ばかりで、愛妻と交代で車を運
転して出かけているので、とんと駅弁に縁のない一家です。
子供たちも、普段食べたことの無い駅弁に、わいわいニコニ
コ、色んな土地柄のお弁当を比べながらの夕食を過ごしまし
た。(*^▽^*) たまには駅弁の食べ比べも楽しいですよね。
( i_i)\(^_^)

2006/10/12(木)
 もばら和光苑での泊まり明けは、すがすがしいほど快晴の
空です。とても穏やかな朝を迎えて、ついついニコニコして
います。昨夜も、寄る遅くまで心置きなくお仕事に没頭するこ
とができました。やることはいっぱいあります。市原の和光苑
にいても、茂原の和光苑に来ても、どこでもお仕事が出来て
しまう時代になりました。最近は、ノートパソコンを持ち歩くこ
とは少なくなりました。その代わりに「80GBの外付けの携帯
型HDD(ハードディスク)」を持ち歩いていて、ほとんどどのパ
ソコンでもHDDをつないでしまい、しっかりと自分のパソコン
として活用してしまいます。そんなHDDがいつもバッグの中
に忍ばせていて、必要なときには取り出して、近くにあるパ
ソコンを借りています。作りかけの資料も、そのまま続けて
作成できるし、邪魔にもなりません。
 話は、泊まり明けに戻ります。( ^3^)/ 忙しく市原のグラン
モア和光苑に戻って、ダブルブッキングした来訪者との打ち
合わせに、長らくお待ちいただいたのは、某社会保険病院
の巡回指導の保健師さんでした。最近は、成人病予防検診
のオマケみたいなもので、わざわざ事業所まで来て、色々と
ご指導をいただけるようになっているそうです。もちろん私の
場合には、わざわざ出向いてくるくらいの最悪の状態らしく、
ぼろくそなほど厳しい指摘をされて帰りました。(´ヘ`;)
 一番には、突然死の兆候が出ているので、早急に健康管
理の対策をたてることでした。詳しい内容は省略しますが、
そろそろ待ったなしの状況ということで、身に詰まされるほど
落ち込んでいます。(☆o☆)

2006/10/11(水)
 グループホームもばら和光苑の入居者の生活は、特養ホ
ームグランモア和光苑と比べると、とても穏やかな生活環境
といえます。在宅生活に近い環境かといえば、そうではない
と思いますが、それは考え方次第かなぁと思える程度です。
どちらが良いかというのも、あまり意味の無いことで、それぞ
れに長所と短所があるように思います。具体的なところは、
またの機会にします。たとえば、今日現在で、私自身が当苑
のグループホームもばら和光苑(茂原市)と特養ホームグラン
モア和光苑(市原市)のどちらに入居したいかと問われれば、
迷わずにグランモア和光苑を希望します。やはり自分自身
の気持ちを考えれば、施設規模や見た目の良し悪しよりも、
そこで暮らしている入居者や職員の様子を見てしまいます。
職員の入居者への想い、それを感じている入居者の想い、
そしてご家族との信頼関係、そのどれをとってもグランモア
和光苑の方が良いと感じています。もちろん他の特養ホー
ムではありません。自分が働いていて、そう感じるところがあ
りますという意味です。その違いについては、おいおい触れ
ていこうと思っています。(*^▽^*)

2006/10/10(火)
 この秋の三連休も仕事ばかりで、飛び石のお休みは、かえ
って疲れてしまいました。今日もお休みのつもりでしたが、
朝、和光苑から呼び出しの連絡が入り、先日来の申請書類
の訂正と差換えに追われて、半日が終わってしまいました。
(T_T) お昼からは、午前中にやろうと思っていたボート・トレ
ーラーの車検(ユーザー車検!!)の準備と、車検場への持込検
査をしていました。本当なら事前に予約をして行かなければ
ならないのですが、仕事柄、当てにならないので、いきなり
持込でお願いする羽目になります。それでも検査場の方は
親切で、何とか受け付けてくれました。二年に一回の車検で
すが、自分で持込をすると、色々と勉強になるところがあり
ます。しかし、検査を受けるまで、受けている間中、緊張して
いて、検査風景の写真でもと思っていたのが、すっかり忘れ
てしまい、結局何も写さずに帰ってきました。秋晴れの気持
ちの良い一日でしたが、朝の緊急事態から、一日の予定が
すべて狂ってしまった日となりました。(ToT)/~~~

2006/10/9()
 一昨日、市原のグランモア和光苑の「電気設備総合点検」
が実施されて、午後から2時間も停電があった話をしました
が、今日は、もばら和光苑の「電気設備総合点検」が実施さ
れて、午後から約1時間の停電がありました。茂原の方が施
設規模が小さいことと、設備自体が出来て一年目ということ
もあり、約半分の時間で済ますことが出来ました。当初は2
時間の停電を予定していましたが、電気技師の方から、1時
間ちょっとで終わらせたいといわれ、思っていたよりも早く復
旧ができました。検査結果も、まだ新しいので、大きな不具
合は無いとの報告でした。私の方は、2時間の停電を想定し
て、市原から中型と小型の発電機、延長配線ドラムを4個も
持ち込み、ライフラインの確保に努めました。電話回線(施設
内)やFAX機器の稼動、金魚の水槽ポンプなど、必要箇所
の電源確保を施して、対策をしました。しかし、今回初めて
の「電気設備総合点検」でしたので、実際に停電なってから
気づくことも多々ありました。一番の問題が「トイレの水洗」で
した。受水槽から施設内へ送り出す「給水ポンプ」が、停電
のため停止してしまい。トイレが使えない状態になってしま
いました。市原では、受水槽から施設内へ送り出す「給水加
圧ポンプ」用に専用の自家発電機を設置してありましたが、
茂原ではまだそこまでの用意をしていないので、停電イコー
ル、トイレ不可の仕様のままとなっています。今回持ち込ん
だ中型発電機(単相200V)でも、三相200Vに対応しておら
ず、新たな対策を迫られた格好になりました。電気・ガス・水
道は、災害時の必須対策ですよね。停電で、電気と水が使
えないだけでも大きな痛手となりました。今後の対策が急務
といえます。(T_T)/~~~
 夜帰宅して、リビングに入ると、我が家の猫たちが出迎え
てくれます。三匹(ナナ・キキ・ミミ)とも、しっかりとくつろいで
寝ている。(・_・;) 最近の我が家では、この猫たちが子供達
のオモチャであり、愛妻の話相手でもある。三匹それぞれに
個性があって、我が家の子供たちのキャラとラップするところ
がある(長男=ナナ、長女=ミミ、次女=キキ)。 私は、猫を飼う
のが初めてなので、不思議な感じて眺めている。これまで犬
は沢山飼ってきたが、猫が家の中にいるのは、色々と良いと
ころと悪いところがあることがわかりました。良い所は先のと
おりで、悪いところは、一匹(ミミ)だけ、ちゃんと決められた場
所にオシッコのできないこと。夜、(キキが)暗がりの中でも足
元にまとわり着いてきて、転びそうになること。階段を下りる
ときに足元に着いてきて、踏み外しそうになった時には、さす
がに怖くなりました。(ーー;) 

2006/10/8()
 秋晴れとなった久しぶりのお休みに、家族連れで遊園地に
でもということになり、富士急ハイランドを目指して出かけま
した。首都高速道路までは、いたって順調に進み、快適な休
日になると思っていました。ところが、高井戸から八王子・小
仏トンネルまで30kmの大渋滞で、このまま行けば到着は午
後になりそうということでした。当然、帰りの大渋滞も覚悟の
上です。普段は連休などの日に遠出をすることのない我が
家としては、この大渋滞が耐えられないということになり、途
中で行き先を変更して、調布インターで降りて、甲州街道を
戻り、豊島園遊園地に行ってきました。27年ぶりの甲州街道
と調布市内、そして都内の下道をひた走り、豊島園へ。初め
て訪れる豊島園は、思っていた以上にくつろげるところで、と
ても楽しい一日を過ごすことができました。沢山の緑の木々
に囲まれた園内に、これまた沢山のアトラクションが、ところ
狭ましとあって、子供には飽きない場所となりました。秋晴れ
の過ごしやすい気候に、木漏れ日の中でのんびりと遊んで
きました。(^^♪
 豊島園で閉園までしっかりと遊んだ後は、横浜中華街で美
味しい中華をということになり、いつものお店を目指してひた
走りました。幸いにも都内の渋滞もたいしたことはなく、横浜
までは順調に行くことができましたが、中華街に近づくと、大
渋滞!! (ToT) 駐車場に近づくまてでも、お休みの人出でごっ
た返している中華街の街中を、ただただのんびりと車中の人
となっていました。
 ようやくたどり着いたお店でも、長蛇の列ができていて、ま
さかの「行列のできるお店」状態でした。(ToT)/ 50分待ちを
覚悟して、夕闇の中に輝くネオン街の中で、道行く人出を眺
めつつ、じっと我慢の人でした。まあ祝祭日の中華街は、混
んでいて当たり前ですよね。どうにか美味しい飲茶を食べ
て、満足満足と、ニコニコ(*^。^*)で家路に着きました。

2006/10/7(土)
 社会福祉施設の特別養護老人ホームは、その施設規模か
ら、さまざまな規制がかかっています。毎年一回の実施が求
められている「電気設備総合点検」もそのひとつで、全館の
電気が2時間も停電する大規模な定期点検です。風は強か
ったのですが、晴天の今日が、その点検の日でした。前日か
ら始まり、今日も朝から大停電に備えて色々と準備をしてい
ました。そして、午後1時半から三時半までの2時間は、薄暗
い館内となり、エレベーターも停止して、緊張の時間となりま
した。この「電気設備総合点検」も毎年のことですが、何度や
っても緊張感がいっぱいで、いつも何か忘れているのでは
と、色々と気になってしまいます。今日も停電になってから、
色々と思い出してきて、あれも忘れていた、これもまだだった
等々、やはり後手に回ってしまうこともありました。どうにか
無事に終わってからも、一度停電した各種の電気製品の復
旧に時間がかかっていました。特に、当苑では、職員の手間
を省き、無駄な電気を食わないようにと、苑内各所のいたる
ところで節電タイマー(及びオーディオタイマー等々)を活用し
ていて、そのタイマーの復旧に時間がかかりました。まあ普
段の節電効果を考えれば、たまにしかやらないことも、いた
し方がないと思っています。(#^.^#) いずれにしても、これで
この一年間の電気設備の安全性が確認されたので、少しホ
ッとしています。(@^^)/~~~

2006/10/6(金)
 グランモア和光苑では、このところ忙しいことによる歪みが
出てきています。先日も、ある職員の不手際により、ショート
スティ利用者のご家族に対して、大変失礼なことをしてしま
いました。和光苑のモットーは、「信用・信頼・安心」をうた
い、最近では法人としての運営理念としても、しっかりと現場
に伝えているところです。しかし、この言葉を言うのは簡単で
すが、実行するのはなかなか難しいところがあります。当苑
の職員の大半は、以前からこれを実行してくれています。意
識するしないにかかわらず、しっかりと行動にあらわしてくれ
ている者がほとんどです。しかし、二施設で職員も60人を超
えてくると、必ずしもこの理念が浸透しているとは言いがた
いものがあります。言葉では理解していても、行動が伴わな
い職員もいます。そんな職員が、先のご家族への失礼な対
応となってしまいました。言葉の行き違いもあります。受け手
の勘違いもあります。しかし、その言葉は、その職員が発し
た以上は、苑の職員の言葉として受け取られてしまいまし
た。苑としての本意ではなくても、そのご家族にとっては、そ
う解釈されてしまえば、それが正しいことになります。その職
員の間違いでも、当人がなぜその間違いとなったかを認識
できなければ、これからも同様のことが起こりえると思ってい
ます。とくに自分が悪いことをしたと思っていなければ、形式
的な謝罪はできても、再発は防ぐことができません。被害を
受けたご家族のお宅を訪問して、しっかりと謝罪をしてきまし
たが、再発を防げないことには、これからも同様の問題が発
生するでしょう。当苑としてのその後のフォローもできず、他
の施設に入所が決まってしまったと聞いたときには、その無
念な気持ちをどこへぶつけたらいいのでしょう。仕方が無い
の一言で片付けられては、先の理念など必要ないものとな
ります。ひとりの信頼すら得られない者が、大勢の信頼を獲
ることなどできません。「信用・信頼・安心」、この言葉の重さ
を真剣に受け止めることがでない者がいるうちは、これから
の和光苑の将来はないと考えています。少ない人数で大勢
の人間を相手にしている職場では、その職員一人ひとりの
資質(行動)が大きく影響してきます。一生懸命に仕事をする
ということの意味を履き違えて、自分は正しいと思い込んで
いる者に、物事の心理を悟らせることの難しさを痛感してい
る今日このごろです。(・_・;)
 朝から強風雨となった今日は休日で、所用があって千葉へ
出かけていました。知り合いのところによっていたところで、
苑からの連絡があり、急遽で高速道に乗って飛んで帰って
きました。補助事業の申請では、書類の訂正や差し替えが
多く、いきなりFAXなどで連絡があると、一日の予定が一気
に狂ってしまいます。(ToT)
 今日も、千葉での用件を済ます前に、急いで戻ってきまし
たので、わざわざ大雨の中を出かけていった意味がありま
せんでした。しかし、書類の訂正は待ったなしのため、できる
だけ早く対応しないと、書類選考で落とされてしまいます。特
に、自分の作れる書類なら簡単ですが、人に作ってもらうよ
うな専門的な資料などの場合には、相手のいることですか
ら、今日の今日できるとは限りません。すぐに動いてくれる
業者さんなら良いですが、「来週に・・・」などと言われてしま
うと、どうしようもありません。今日のように、私が帰苑するま
での一時間に「訂正資料」を作成してくれている業者さんな
どは、その仕事ぶりの良さが伝わってきますよね。最近は便
利な時代になっていて、パソコンのメールに「添付ファイル」
として資料を送ってくれるので、あっという間に原本の資料
が届きます。後は急ぎでメール便の業者さんを呼んで集荷し
てもらうだけです。なんと便利な時代になったことでしょう。昔
は、一日三回も県庁を往復した時期もありました。時代の移
り変わりを感じます。しかし、今日一日の予定がズタズタにな
ったことには替わりはありません。せっかくの休日も、きれい
につぶれてしまい、さて今度はいつ千葉へ行こうかと、ただ
ただがっくりしています。(ToT)/~~~

2006/10/5(木)
 久しぶりに愛妻の実家へ行って、夕飯をご馳走になって来
ました。 ・・・と言っても、愛妻が先に実家へ戻って、夕飯の
支度をして、向こうの家族と一緒にみんなで食事をということ
です。(・_・;)
 テーブル二台を並べて、大勢の食卓は、とてもにぎやかで
楽しい夕食でした。愛妻の実家には、小さいながらも義兄手
作りの「露天風呂」が庭先に作られていて、なかなかの風情
があります。この露天風呂も、年々バージョンアップが施さ
れていて、水量の問題から、以前よりも浴槽が三分の二ぐら
いに縮小されていましたが(それでも大人4人は入れる)、そ
の代わりに、脱衣所壁面の一部をガラス張りにして、浴槽か
らテレビが見れるように改良されていました。スピーカーだけ
が外につけられていて、ラップに包まれたリモコンを使い、ガ
ラス越しに見えるテレビは、露天風呂に温泉の元、のんびり
とくつろぐには最高の贅沢気分を味わうことができます。私
にはできない日曜大工にしては、なかなか立派なお風呂と
脱衣場は、ちょっとした温泉気分を味合わせてくれます。そ
んな手作りの露天風呂に末娘と入ってきましたが、私の方
は、クイズ・ミリオネアを見ながら長湯をしてしまい、くつろぎ
のつもりが、湯中りしてしまいました。それでも、久しぶりに
楽しいひと時を過ごすことができました。(#^.^#)

2006/10/4(水)
 このところ神経ピリピリの中で、お仕事がいっぱいの状態
でした。今夕になって、うっかりして忘れていたことが、いくつ
も思い出されて、少々がっくりしている今日一日です。(ーー;)
 ピリピリしていたのは、グランモア和光苑の老朽化した建
物の大規模修繕改修工事の補助事業の申請書(要望書)を
作成していたからです。昨日ようやく完成して、今日、県庁に
提出してきました。グランモア和光苑の申請内容は、老朽化
してクラック(ひび割れ)がいっぱい、塗装の色落ちで見た目
にも古くなった施設建物の改修(防水・塗装)工事をしたいと
考えています。そのための補助事業の申請には、いろいろ
な資料を添付して申請書を作らなければならず、申請期限
が迫っていたのでピリピリしていたということです。とりあえ
ず今日受付をしてもらいましたので、スタートラインには並ぶ
ことができました。これから追加資料や差し替え資料のオー
ダーがいつくるかの待機になります。(ーー;)
 自力(自費)での改修工事ができればいいのですが、社会
福祉法人の財務体質では、とてもとても無理な状況で、今日
の担当者との説明でも、「もし外れたら自主工事をするのか」
との質問をしながら、過去2年間の決算書を見て、「無理だ
よねぇ」と先に答えを言われてしまいました。(T_T)
 自力でできれば、わさわざ申請しませんよね。介護保険制
度も、もう少しまともな介護料金を設定してくれれば、当苑の
財務体質も改善できるのにと・・・思いつつ、この後で、競争
率2.5倍〜3倍の確立の生き残り(補助決定)を目指します。
(ToT)/~~~

2006/10/3(火)
 今朝、8月の夏祭りで使用して、故障してしまい、先月の初
めに点検をしてもらった、防災用の大型発電機の部品が入
荷して、そのオイル交換をしてもらいました。大型トラック用
のディーゼルエンジンのオイルエレメントは、私たちの知って
いる普通車のものとは違い、部品がいっぱいのオーバーホ
ールを必要とするものでした。「ほうほう」と、感心して覗き込
んでみましたが、普通車のように簡単にはオイル交換とはい
かないことを学びました。遠心分離で汚れを除去するエレメ
ントは、オイルフィルターが付いていないそうで、なかなか興
味深いものでした。( ^3^)/
 一通りの交換と動作点検だけでも、6時間もかかってい
て、一筋縄ではいかないものだと知りました。σ(^_^;)?

2006/10/1()
 今日は末娘の誕生日です。昨夜遅くに愛妻と上の娘が、
手作りのバースディケーキを作ると言って、とても大きなプリ
ンのケーキを作っていました。実物の完成品を見たのは、今
日の夜でした。夕方一番に帰宅するといって出かけていまし
たが、急用ができて帰宅が遅くなってしまいました。みんな
が夕飯を食べ終わっていて、私一人の夕食となってしまいま
した。それでも、バースディケーキの巨大プリンには手をつ
けておらず、大皿に乗った、その立派なプリンのケーキは、
思わずのけぞるほどの大きさでした。聞くと、牛乳1リッター
を一本まるまる使って作ったそうで、普通のプリン25個分も
あるそうです。子供が食べる前に、思わず写真をと思い、撮
影させてもらいました。その大きな大皿を理解するのに、巻
き寿司を乗せた中皿を並べて見ました。大皿のみで撮影し
たものよりも、その立派さが際立ち、25個分のプリンの大きさ
に圧倒されていました。お味の方は、あっさりとした甘さで、
とても美味しいプリンでした。(*^。^*)

2006/9/29(金)
 今日のグランモア和光苑には、地元の有秋西小学校から
大勢の子供たちが遊びに来てくれました。大勢の子供に囲
まれて、それはそれは嬉しそうな表情のお年寄り達でした。
はじめにみんなで歌を歌ったりして交流を図り、その後に、
各グループに分かれて、入居者一人ひとりと一緒に入居者
の車椅子を押して苑内へ。それぞれ個別に交流を深めてい
ました。ある入居者は、子供たちと一緒に苑の外へ出て行
き、苑庭の周りを散策される姿も見受けられました。子供た
ちも、はじめは戸惑いながらも、しっかりと自己紹介をして、
お年寄りとの交流に、うれしそうに話しかけていました。帰り
がけのエントランスでは、涙ながらに手を振る入居者さんも
いて、バスが発ってからも、オイオイ涙のひと時でした。本当
に嬉しかったのでしょう。「感謝のお手紙を書こうよ」と職員に
言われて、しっかりとうなづいていらっしゃいました。(^o^
)

2006/9/28(木)
 今日は、茂原の泊まり明けで、もばら和光苑の職員4名を
乗せて、市原のグランモア和光苑に寄り、市原の職員2名を
拾ってから、東京有明にある東京ビックサイトへ『第33回 国
際福祉機器展(HCR)』の視察研修に出かけてきました。今回
出かけた職員のほとんどが、この国際福祉機器展(HCR)の
視察研修に初めて参加したので、なかなか面白いハプニン
グもあり、楽しい一日となりました。今年の国際福祉機器展
では、昨年と同様に介護予防に関する器具やリハビリ機器
関連のの充実が増えていました。私はいつものように単独
行動で、今年初めて登場したものや、これから和光苑で必
要になるものなど、これはといったものを中心に、自由に見
て回っていました。昨年、茂原のもばら和光苑のデイサービ
スに導入したリハビリテーション機器などは、今年のモデル
で使い勝手が良くなっているなど、しっかりとバージョンアッ
プをして登場していました。追加になった部品は、前モデル
にも取り付け可能ということなので、さっそくどのくらいかかる
かの見積もりを取ろうと思っています。どんな設備も、年々良
くなっていきます。少しでも対応可能なら、積極的に取り組ん
でいくのが当苑のモットーです。夕方の集合時間になって
も、茂原組の4名が戻ってきませんでした。東京ビックサイト
の東棟は、長方形の展示場で東西に長い通路があり、どち
らも似たような出入り口になっているので、展示場から出てく
ると、自分の来た方向が判りにくいというところです。そのま
まの千葉からの「おのぼりさん組」は、案の定で反対の出口
に集まっていました。外を見れば、道路の向こうには海しか
見えないはずなので、冷静に周りを見回せば、駐車場から
来た方向でないことぐらいは判るはずです。大の大人が4人
もそろっていて、やはりのんびりモードの茂原組となってしま
いました。(ーー;) 出発時間が遅れてしまい、夕方の通勤ラ
ッシュに突入してしまいました。仕方なくアクアライン経由で
東京湾を潜り抜けて、市原で職員二人を下ろして、茂原に戻
ったのは辺りも真っ暗の時間になってしまいました。それか
ら再び市原に戻ったのですから、くたびれていないわけはあ
りませんよね。さすがに今日は疲れ果てました。_(._.)_

2006/9/27(水)
 今日は朝から茂原市へ。もばら和光苑の職場会議(午前
中)と、午後からの「グループホーム運営推進会議」出席のた
めです。職場会議の方は、毎月定例のことですので、いつも
どおりの話し合いが行われました。問題は、午後から開かれ
た「第一回グループホーム運営推進会議」の方です。これ
は、今年の4月の介護保険制度改正で変更されたもののひ
とつで、この運営推進会議を2ヶ月に一度開くようにとの法
改正です。
 参加者は、地元に開かれたものとするために、近隣の自
治会長、長寿会さん、民生委員さんなど、高齢者福祉に関
係のある方々を中心に集まっていただきました。茂原市役所
の担当者と施設職員も含めて、総勢12名です。当苑を訪れ
ることが初めてという方もいらっしゃって、老人ホームについ
ての説明に始まり、施設見学もされて、まずグループホーム
についてや、当苑についての認識を深めていただきました。
 ただ、今回の運営推進会議を、二ヶ月ごとに開けと言われ
ても、今日の内容で十分に知っていただけてしまい、毎月の
活動報告といっても、この後をどうしたらいいのか、特に開
催の意義を見出せません。年次報告など、しっかりした施設
運営の活動報告や、法人の事業報告などは必要と思います
が、日々の活動報告は、毎月発行している「苑たより」で十
分に伝わると思いますし、こういった堅苦しい会議に関係な
く、いつでも来訪自由な当苑としては、今回の介護保険制度
改正の中身の偏りに心外しています。(+_+) その他にもまだ
まだ書き足りないところですが、また苦情が来てもこまるの
でこの辺で・・・(-"-)



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