2005/2/16(水) | 昨夜は遅くまでデイホールで、グランモア和光苑の「職場 会議」がありました。昨日の議題は、通常の各部門間の話し 合いの他に、「平成16年度の施設運営事業報告(案)」、「平 成17年度の施設運営事業計画(案)」、「平成17年度の施設 運営当初予算(案)」の作成についての話し合いでした。 平成17年度事業計画と当初予算(案)では、来年度の各委 員会・月行事委員会の計画と予算の関係を話し合いました。 年々高騰する人件費に対して、間接経費の削減の相談や、 収支の月単位での凸凹の凹を少なくして、施設運営費を安 定させるための議論や意見を出し合っています。 行事数の多さでは、ダントツの和光苑ですが、その勢いは 応援したいし、冬場に外出出来なかった入居者のストレス解 消を、春へ向けて一気に進めたいと、外出企画に弾みを持 たせたいという希望などなど、沢山の意見が交わされまし た。各部署の職員が、それぞれの立場から意見を出し合 い、グランモア和光苑として、入居者の皆さんに過ごしやす い環境を目指しています。(^o^) |
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2005/2/15(火) | 石川県かほく市の「グループホーム」で、入居者の84歳の 女性が、夜勤をしていた介護職員に殺されるという事件があ りました。石油ファンヒーターを服の上から押しつけられて、 やけどによる熱傷性ショック死だったそうです。その職員は、 28歳の青年で、「介護が必要な祖母の世話をするために技 術を習得したい」と、このグループホームに勤めていた。・・・ と、ここまでを聞くと、この職員自身の問題(事件)と受け取ら れると思いますが、その後に、この職員が「週3回・夜勤だけ をするパートの職員」であるということに、この悲劇を引き起 こした背景や原因が見えてきます。 よく介護の現場を知らない人(一般の人のことではありませ ん)が、「介護職員の専門性」という言葉を使いますが、私 は、その介護職員の専門性を求める以前に、介護の経験の 無い若者に、「週3回・夜勤だけをするパートの職員」として 勤務につかせる施設管理者に問題があると考えます。私た ち介護の職場にいる者の常識として、「通常の高齢者介護」 の実績や経験の無い人間に、いきなり夜勤をさせるというこ と自体が、常軌を逸していると言わざるおえません。 そのような常識を考えない人が、グループホームを運営し ている中での事件ですから、この若者に「なぜ?」という原因 を問う前に、このような人員雇用や勤務形態を平気で行う施 設や法人に問題があることは、わかりきったことです。 その高齢者の日常の生活の様子もわからずに、いきなり夜 勤に入ることが、どれだけ危険を伴うかを知っていますか? 夜間の状態の変化や様態の急変など、一晩中、注意しな がら業務につくことが、どれだけ大変なことか、施設介護の 現場を知っている人間なら、当然のように判ります。 これは、グループホームも特別養護老人ホームもかわりま せん。高齢者介護という現場では、一人のお年寄りを介護 するのも、大勢のお年寄りを介護するのも同じです。要介護 度の違いは関係ありません。このような大変な職場の高齢 者介護を、「夜勤だけ」「パートの職員」に任せること自体が 問題であることは明白です。 現在、全国に6.000以上のグループホームが作られていま す。その中で、小規模だからとか、家庭的だからなどと、うわ べだけの言葉に惑わされて、本当の高齢者介護を理解して いない人たちが、どれだけいることでしょう。これは、グルー プホーム管理者だけでなく、行政も、利用者にもいえることで はないでしょうか? 自分たちが高齢者介護に関わっている 中で、それらの本質を見誤ると、私たちの後に続く、将来の ある若者を育てて行くことは出来ないと考えます。グランモ ア和光苑では、後に続く若者の将来性を伸ばすのも、その 施設や法人の役目であると考えています。 |
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2005/2/14(月) | とても多忙で「和光苑日記」を書くことができません。(T-T) 日々の業務や行事は、しっかりとみんなが頑張ってくれて います。m(_ _)m 苑内でのトラブル等(インフルエンザ、食中 毒など)は、特にありません。皆さんが平和に過ごされていま す。(これが一番かと・・・・・・)(^o^) |
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2005/2/9(水) | 先日のインフルエンザ騒ぎも、一人目の職員が元気に復 帰して、一段落となりました。他の疑いと思われた職員達も、 本当に「普通の風邪」ですんだようで、少しホッとしました。入 居者への感染も流行せず、このまま無事に春を迎えられた らと思っています。(^-^) 一昨日の夜に開かれた「三月行事委員会」の会議に、研 修会から帰ってから出席したときのことです。夜遅くまで頑張 って、来月の行事の企画と日程を色々と話し合っていまし た。三月行事委員は、例の「敬老祝賀会」を主催している九 月行事委員と同じメンバーです。その超ポジティブな発想 で、毎年、グランモア和光苑の「敬老祝賀会」を大成功へ導 いています。そしてその三月行事委員会が、今回も特別養 護老人ホームとしては、とんでもない外出企画を練っていま した。(^-^; もちろん現実的ではないもの(健常者の旅行でも大変?)も あり、沢山ある外出企画の行き先の再編をして、実現可能 な企画に修正してもらう方向で話し合いをしました。その外 出企画がどんなものかは、来月の行事を見ていただければ と思います。そして、三月行事だけでは日程が足りない分 を、下調べも含めて九月行事で実施する方向で準備しても らうことになりました。その会議の内容は、今詳しくはお話で きませんが、上司を脅してまで実現しようとする、その超過 激な発想に、グランモア和光苑のパワーの源を感じた、白 熱した会議でした。しかし、この勢いでグランモア和光苑を、 もっともっと盛り上げていってほしいと思います。行事の応援 は、資金的には応援できませんが、気持ちでは応援してい ます。\(^o^)/ |
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2005/2/8(火) | 昨日の続き、幕張で二日目の『平成16年度全国デイサー ビスセンター研修会』に出席しています。昨日、全国から約 650名ものデイサービス関係者が参加と話しましたが、在宅 委員会の関係者(千葉県内の施設長)の話では、今回の申し 込み者は、もっと沢山いたそうです。本当は、400名の募集 で予定していたのですが、あまりにも多数の申し込みがあ り、このホテルの大会場の定員ぎりぎりの650名まで増員し て受けたそうです。それでも受けきれない希望者も多く、今 回は千葉県内のかなりの施設が、参加できなかったそうで す。今話題の研修会は人気が高いらしく、今回私たちが参 加できたのはラッキーだったようです。速攻で申し込みして おいて良かったと思っています。(^O^) 今日午前中のワークショップ(選択講座)は、四つの会場に 分かれて(1)「要介護度改善のための機能強化とその実際 について」、(2)「改定版通所介護計画の使用方法・説明に ついて」、(3)「痴呆高齢者のアセスメント及びケアプラン」、 (4)「これからの痴呆ケアのあり方」を、各参加者の希望で開 催されています。 私は、デイ主任のYさんと一緒に、(1)「要介護度改善のた めの機能強化とその実際について」日本大学助教授の内藤 佳津雄氏の選択講義に参加しました。昨日も、セッションに 参加されていた内藤氏についてのコメントと同様に、あまり にも早口の解説で、その講義内容は難しく、一般向けという よりも大学生に語りかけているように、展開が速く、私には、 よくわかりません。この選択講座は、事前の申し込みでした ので、いまさら他のわかりそうな講座へ変えることはできま せんので、ちょっと失敗しました。 後半のビデオでの解説は、具体的に実践している某施設 のケース(千葉県内の某施設でした)を参考例としていたの で、とてもわかり易く参考になりました。やはり活字の説明よ りも、ビデオの方が動きや音声があって、理解しやすいと思 います。 この講座の話を詳しくすると、内藤氏は、大学の先生なの で、大学生に教える講義と考えれば、納得できる進め方で す。しかし、参加者は大学生ではないので、多少はアレンジ (参加者のレベルを測った内容等)した講座にしていただける と、皆さんにも理解しやすいのではないかと思われます。勉 学専攻の学生向けの授業ではないので、もう少し理解しや すいような講義に内容のレベルを下げていただけると、私に も理解しやすいと感じました。 昼食を挟んで午後からは、介護予防の実践(選択講座)で、 (A)『介護予防の実践A(〜口腔ケアの実際と留意点)』、(B) 『介護予防の実践B(〜筋力向上トレーニングプログラム)』、 (C)『介護予防の実践C(〜尿失禁予防プログラム)』の三つの 会場に分かれました。 私はYさんと一緒に、(B)『介護予防の実践B(〜筋力向上ト レーニングプログラム)』東京都老人総合研究所介護予防緊 急対策室研究員の竹本朋代氏の選択講座を選んでいま す。Yさんとは、事前に申し合わせた訳ではなく、「これから の和光苑に必要なものは」という理由で選んだら、二人とも 同じものになってしまったようです。 この筋力向上トレーニングプログラムは、これからの介護 予防プログラムとして、デイサービスで取り組まなければな らないものなので、今後のグランモア和光苑での取り組みの 参考にしたいと思っています。(^-^) |
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2005/2/7(月) | 今日は朝から幕張へきています。ホテル・ニューオータニ 幕張で、7日〜8日の二日間開催される『平成16年度全国デ イサービスセンター研修会』に出席しています。全国老人福 祉施設協議会の主催で、デイサービスの「個別ケア」「予防 ケア」「認知症ケア」についての実践的な知識を得ることを目 的に参加しました。この研修会では、介護保険制度の改正 内容からデイサービスにおける機能強化や介護予防まで、 ステージに応じた最新情報を得る事ができます。 広い会場には、全国から約650名ものデイサービスに関わ っている方々が参加していて、とても圧倒されました。遠くは 北海道や沖縄県の施設関係者から、ご近所では、千葉県内 のデイサービスセンターまで、参加者名簿が、一人一行で細 かい文字でびっしりと掲載されていました。こんなに細かい 行間に、びっしりと並べられた名簿を見たのは初めてで、拡 大鏡がほしいと思いました。全国老人福祉施設協議会の組 織の大きさを実感しました。 研修会の内容は、厚生労働省老健局の担当者から各分 野の専門家まで、多種多彩の講師が招かれていて、研修会 レベルの高さを実感しました。初日は、総体的な内容の講演 が中心で、明日はワークショップ(選択講座)と介護予防の実 践(選択講座)で、より実務的な研修が中心となっています。 今日のプログラムでは、初めに情勢報告として、全国老人 福祉施設協議会在宅委員会の田辺信行委員長(千葉県旭 市の福祉施設の理事長さん)から、現在のデイサービスセン ターの現状とこれから求められているものは何かといった例 として、ディズニーランドのゲストサービスのお話をうかがい ました。 次に (1)「デイサービスと制度見直しの論点」を、厚生労働 省老健局計画課・痴呆(認知症)対策推進室室長補佐の館石 宗隆氏からうかがいましたが、官僚理論をしっかりとお話しし ていました。今回の制度改正では、現場の混乱は起きない とか、今までと変わらないとか、参加者に都合の悪い話は一 切せずに、建前論の説明に終始していました。本当に変わ らないものなら、新しい介護予防事業所を認可する制度にし たり、要介護度の区分変更(増やす)や予防給付区分を増や すよりも、現在認可している事業所や要介護度の精査を推 進して、より効果的な介護予防のできる介護保険制度へシ フトすればよく、わざわざ複雑な制度改正を推し進めなくても 良いと思いますが、これだけ現場に混乱や不安を与えてお いて、よくこんな話をできるなあと思いました。(・・・これは私 の個人的な意見です。) (2) 基調講演1.「デイサービスセンターにおける痴呆介護 の専門性とは」(社)呆け老人をかかえる家族の会理事・川崎 幸クリニック院長杉山孝博氏のお話は、とても難しい課題(痴 呆ケア)を、具体的にわかりやすく、実践的経験を交えてお 話いただき、とても勉強になりました。特に、「ボケをよく理解 するための8大法則・1原則」は、我々の経験値を段階的に 統計立てて示しており、認知症高齢者への取り組み方を、 一般の方々にわかりやすく見せる手法を示してくれました。 今回の講演の内容を詳しく収めた小冊子を250円という安い 価格で販売していましたが、この解説書(教本?)も、思わず購 入してしまいました。帰ってから、皆に回覧して見てもらうつ もりです。在宅利用者のご家族にも読んでほしいような内容 ですので、大勢の方に見ていただけるように、元町相談室 の書庫に入れて、自由に読めるようにしたいと思います。 (3) 基調講演2.「デイサービスセンターにおける機能強化 と介護予防」東京都老人総合研究所介護予防緊急対策室 室長大渕修一氏のお話は、少し偏った視点からの話し方 で、後ろに厚生労働省老健局がついているように感じまし た。しかし、視点は偏っていますが、高齢者向けの機能強化 と介護予防への取り組みのひとつとしては、有効な方法であ るとは思います。ただ、高齢者の一部には有効でも、介護保 険制度の改革の中心的議論に据えるほどのものとは思えま せんでした。理学療法士さんの働き口の拡大や、筋力トレー ニング機器の営業マン的姿勢に感じます。もっと高齢者問題 全体の状況を踏まえた、バランスの良い話し方ならよかった のにと思いました。 最後にセッション形式で「効果の検証と要介護度改善(〜 デイサービスを語る〜)」、壇上には、先の館石宗隆氏、日本 大学助教授の内藤佳津雄氏、コーディネーターに全国老施 協在宅委員会副委員長の大久保幸積氏がのぼり、今後の デイサービスにおけるサービスの効果や要介護度の改善に ついてのお話がありました。内藤氏の早口の解説や切り口 は、参加者向けというよりも自分に語りかけているようで、よ くわかりませんでした。これに対する館石氏の回答も、抽象 的で具体性に欠けていて、議論になっていませんでした。全 体的には、色々と参考になる情報も沢山ありましたので、今 日のこの研修会は勉強になりました。明日のワークショップ (選択講座)と介護予防の実践(選択講座)で、より実務的な勉 強が出来ることに期待しましょう。(^_^) |
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2005/2/5(土) | このところの和光苑は、お年寄りの様子としては、特別な お知らせなどは無いのですが、職員の方に色々と問題(病 欠)が出てきています。というのも、先日ある職員がインフル エンザにかかってしまい、入居者に感染する前から、しばらく お休みしています。その後に、何人かの職員にも、疑いらし き症状が発症しているらしく、欠勤する職員が増えつつあり ます。それを原因とする(らしい)欠勤で、今日は、2名もお休 みが出てしまい、S副主任が勤務変更に追われていました。 もちろんケアワーカーだけではありません。T相談員も同様 の状況でお休みらしく、事務所も手薄となってしまい、事務長 がカバーに入ったりして、事務業務にも支障がでています。 今年のインフルエンザの流行は、例年よりも出遅れている らしく、ここに来て徐々に増えているようです。和光苑の入居 者には、まだ一人も出ていませんが、現在危険な状況にあ るといえます。職員への感染は、いずれ入居者への感染も ありうるので、ここでなんとかしっかりと、くい止めたいと思っ ています。これまでグランモア和光苑では、インフルエンザ の発症は一人も出ていませんでしたので、今回、和光苑初 の発症を職員一人のみで、「疑い者は、ただの風邪でし た。」で収まってほしいと思います。今朝の朝礼でも、「早め の休養で、しっかりと体調管理を」という話をしました。 これ以上の拡大は避けたいですよね。(^-^; 今日は朝の立て続けの欠勤連絡で、慌しい状況となりまし た。午後からは、千葉県社会福祉協議会(千葉県福祉人材 センター)で開催された「福祉就職説明会ミニフェア」にも、手 薄の事務所に一人残った事務長の代わりに、私一人が出か けることになってしまいました。2月開催の就職説明会フェア ということで、参加された方はそんなに多くありませんでした が、もばら和光苑の職員の募集は、開苑まで後8ヶ月もある という採用期間の問題もあり、思うように進展して(採用者が 決まって)いません。新設施設の職員募集は、なかなか難し いと感じています。11年前のグランモア和光苑の時は、開苑 前に全員が決まっていました。あの時よりも社会状況は良い はずなのですが、特別養護老人ホームとグループホームの 違いもあって、思うように集まらないようです。(^O^; まあ募 集開始が早すぎるという意見もありますが、福祉学校の新 卒の学生さんを、一から育てて、優秀な人材の沢山いる中 身の濃〜い(良い)施設運営を目指したいと思っていますの で、私の考えでは、今から募集しても遅いぐらいです。 今日の千葉県福祉人材センターの「福祉就職説明会ミニフ ェア」では、意欲的な人が、そんなにいませんでした。採用 の可能性のある人は、座った瞬間に大体わかります。参加 される人も、ボヤ〜と座るのではなく、しっかりと目的意識(自 分に合う施設方針かどうか!!)を持って、また自分が見られて いることを意識していてほしいとも思います。もちろん福祉就 職説明会は、面接試験の場ではありませんが、ある程度の 緊張感は必要ですよ。採用する側は、受験する側よりも真 剣に観察しています。採用決定通知が来るまでは、しっかり 緊張していてくださいね。(^o^) |
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2005/2/4(金) | 今日はお休みをもらって、この4月から長男が入学する中 学校へ、「入学説明会」に愛妻と出かけました。最近の中学 校は、色々と不思議なことがあるなぁと感じた時間でした。 もともとこの中学校は私の母校で、メインの校舎は、私が 中学3年生の時に建てられたもので、お色直しをしてありま したが、その面影は充分残っていました。私の卒業後に建て られた立派な体育館は、とても広くて感心していましたが、自 分たちが暑い夏休みに頑張って作ったテニスコートの上に 建てられていたのには、少しさびしい思いもありました。 そのテニスコートも体育館の隣に作り直されていて、部活 も活発なようでした。息子も、これから3年間は、この中学校 で学ぶのですが、勉強よりもスポーツ推奨派(部活頑張れ 派)の親の期待に、どうなるのか楽しみでもあります。\(^O^) 「入学説明会」の後に、各部活動のデモ?「部活見学」が ありました。私がいた頃よりも部活の数が少なくなっていまし たが、生徒の人数も(一学年のクラス数も、私の頃の三分の 一ぐらいみたいで・・・)かなり少ないようなので、時代の流れ なのかもしれませんね。(^.^; 夕方からは、久しぶりに友人の家族と一緒に横浜中華街 へ、みんなで夕食を食べに出かけました。以前にテレビ番組 でも紹介されていた「飲茶食べ放題1,980円」という、最近人 気のあるらしい○○大飯店というお店に入ってみました。 昨年の暮れに、某職員の「ケアマネ試験合格祝い」の時に 入ろうとして、連れて行った職員の人数が多すぎて、結局入 れずに、行きなれた別のお店にしてしまった時の当初の予 定のお店です。今回は、いつもとは違うお店にして、一度は 食べてみようということで家族で出かけてみました。 さすがにテレビで紹介されていて人気があるらしく、名前を 書いてから待つこと40分、ようやく中に入ることが出来まし た。しかし、いつも以上に「美味しい中華料理」を楽しみにし ていたところ、その意外な結果に、噂の人気店というイメー ジとのギャップに、とても戸惑ってしまいました。お値段とお 味が、ぴったり一致していました。もちろん「安かろう、不味か ろう・・・」です。テレビ番組の宣伝文句とは、まったく別物とい えるほど不味い飲茶に、みんなでがっかりしてしまいました。 (T_T) 我が家の子供たちにも判るほどのひどいお味です。 久しぶりにハズした中華料理に、「やはり普段入っている お店の方が安心して食べられるねぇ」と、次回に仕切り直し することにしました。昨年末の「ケアマネ合格祝い」の時に、 大勢の職員を連れて、このお店に入れなくて正解でした。せ っかくのお祝いで、美味しくない中華では悲しいですよね。 やはり長年親しんだ味のあるお店で、楽しい中華が一番 と、あらためて見直した一日でした。たまにはこういう失敗も ありますね。今年の新人歓迎会(5月頃)は、馴染みのお店で 決まりかも・・・(^o^; |
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2005/2/3(木) | 今日の午後からは、千葉市文化センターで開催された「危 険物取扱保安管理講習」に出席しました。最近の和光苑で は、ボイラー用の灯油タンクや発電気用の軽油タンクなど危 険物の取扱量が多くなってきています。その保安管理のた めの講習会に出席して、しっかりとお勉強しています。元々、 乙種四類の危険物取扱者資格を持っていたのですが、最近 の法令改正など新しい基準を知らなかったので、再勉強の つもりで、出かけてきました。 近年の自然災害(大地震)により、危険物の保管など、安 全性への対策強化を打ち出した法令改正が主な内容でし た。そして、危険物での事故のほとんどが、人災によるもの で、ここでも「ひやり・はっと」が大事であるという話でした。ど この職場でも、この「ひやり・はっと」が大事であることをあら ためて確認したしだいです。(^-^) |
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2005/2/2(水) | 以前から、当苑に併設されている「在宅介護支援センター」 の電気の容量不足のため、よくブレーカーが落ちて、停電し ていました。もともと在宅介護支援センターのある場所は、 在宅介護支援センターの介護用具などの展示室として造ら れていた場所でしたので、現在のように事務所として設計さ れていなかったので、配電盤もブレーカーも、少量しか用意 されていませんでした。そこへコピー機や印刷機、パソコン4 台、プリンター1台等々、電気を使う機器が沢山持ち込まれ て、あっという間にオーバーフローを起こしていました。(^-^; このホームページを管理するパソコンも、在宅介護支援セ ンターに置かれています。そのような状況から脱するため に、ようやく電気の容量増設工事が実施されました。新しく在 宅介護支援センター内にブレーカーの入った配電盤を増設 して、余裕たっぷりな在宅介護支援センターとなりました。そ の恩恵はまだ感じませんが、今後は、加湿器や電気ストー ブなどが増えても、充分に対応できるものと思っています。 それと天井の照明も、少し暗かったのですが、これも蛍光 灯の増設で、一段と明るくなりました。一部の職員には、しわ の影まで見えると、不評も出ていますが・・・f(^_^)(;^_^A |
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2005/1/30(日) | 冬場の屋外は、とても寒いので、お年寄りは外出も気軽に 出来ずに、特別養護老人ホームとしては、どうしても行事の 一ヶ月当りの数が、少なめとなってしまいます。また、寒さの ために体調を崩す入居者も多く、行事への参加も、当日にな ってキャンセルとなってしまう方もいます。お年寄りは、気候 に左右されることも多く、体調管理は大変です。 そのような季節の中でも、和光苑の1月行事委員には頑張 りやさんが多く、寒さに負けじと、意欲的な新企画を考え出し てくれました。そして今日は、1月最後の日曜日行事で「冬 は、おでんで、まちがいない!!」と題して、元気な入居者の皆 さんと一緒に、クッキング教室の「おでんバージョン」をアレ ンジした調理行事を開催しました。 お年寄りが職員と一緒に作った暖かい「おでん」を、これま た職員の手作りの「おでん屋台」に乗せて、「ミニ縁日」風に 装飾アレンジして、みんなで楽しく「おでん昼食」をいただき ました。参加者みんなが美味しく食べた後は、暖かい「おで ん屋台」を引き連れた車椅子のお年寄りが、苑内へ移動し て、参加できなかったお年寄りや職員のところへ販売?に回 っていました。 元町の事務所にも、入居者のSさんがニコニコと車椅子で 「おでん屋台」を引き連れて入ってきました。もちろん私達に も、自分たちの作ったおでんを食べさせてくれるというお話で す。まだ昼食前の私も、暖かいおでんを二皿分も分けてもら いました。手作りのおにぎりは、6個ももらっちゃいました。 美味しくいただきましたが、もうこれだけで、おなかいっぱい です。小ぶりな「おにぎり」も、ぜ〜んぶお年寄りが作ったそ うです。楽しそうに訪ねてきたわけですよねぇ。美味しいおで んと、おにぎりをありがとうございました。(^o^) |
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2005/1/29(土) | このホームページは、大勢の方に見ていただけるような想 定で設定しているため、沢山のページ(情報)を盛り込んでい ます。現在介護をされている方にとって、実践的なわかりや すい高齢者施設情報や介護の情報を提供できるようにして いるつもりです。しかし、逆に福祉や介護にまったく縁の無い 方にも、「見ていて面白い」と思っていただけるようなページ にもなっています。同業者やボランティアさんなど、介護現場 についての情報や、介護保険制度に関する最新情報まで、 具体的な内容を知ることのできるものまで掲載してありま す。 しかしこれがあだとなり、ページ数が多すぎて、どこを見れ ばよいのか判りづらいというご意見もあるようです。1ページ の中に、必要なものを全部まとめた方が良いというご意見 に、なるほどと思う部分もあります。しかし、アクセスしてくる 対象者にとって、簡単すぎることで、詳細な情報を得られな いというレベルでは困るのではという考えもあります。実際 には、どのような状況の方々を中心の対象者に想定するか で、このホームページ全体のイメージも変わってしまうと思っ ています。難しい問題ですが・・・ もともと、このホームページは、素人(私)が手探りで作り始 めたものです。ホームページ作成のプロが作っているわけで はないので、ページ数は多くなっても、基本的に今も素人製 作に変わりはありません。そのため、いろんなご意見につい ても、応えられるものと、応えきれないものがあります。その ようなご意見があるとは知りつつこれからも、のんびりと少し ずつ広げていこうと思っています。本来であれば、BBSや 「掲示板」など他のホームページでは当たり前のものも取り 入れたいのですが、私の技術的な能力もまだないので、い まだに設定されていません。 当初から、このホームページ作成で心掛けているのは、読 みやすい「文字の大きさ」と「色合い」だけです。高齢者の 方々が、ご家族と見てもわかるような文字構成にしていま す。後は、「苑の職員が撮影した写真」を中心に掲示するこ とで、文字よりも実際の様子を表してくれると思っています。 そのように見た目の体裁よりも、当苑のありのままの姿を 見てもらうというつもりで、このホームページは成長していま す。私のような素人が製作していますので、時々、リンクエラ ーが起きたり、クリックすると、まったく違うページに入ってし まったりします。そんな時には、メール等で、ご指摘いただけ ればと思います。これからもグランモア和光苑を、よろしくお 願いします。 |
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2005/1/28(金) | 先日、あるボランティアさんと立ち話をしていて、先週開催 された「家族介護者教室」の話題になりました。家族介護者 教室は、毎回無料で開かれていても、最近の参加者が平均 10名ぐらいで、介護保険の関心度からいっても、もっと大勢 の方々に参加してもらいたいと思いますが、なかなかうまく 広報できないという話をしました。その方も、以前からよく参 加されている方で、先週は、たまたま別の行事に参加してい て、和光苑に来ることができなかったとのことでした。 その方の話では、身近にも参加を勧めている方がいるそう ですが、実際には、いざその時が来ないと、なかなか実感し ない人が多いとのことでした。私たち高齢者介護に関わって いる者としては、「転ばぬ先の杖」として、今から情報や知識 を得ておくことをお薦めしています。 和光苑の家族介護者教室は、別にグランモア和光苑を利 用してもらうために開催しているわけではなく、他の施設(高 齢者福祉施設)の利用者やご家族にも、在宅介護のお役に 立てればという考えで開催しています。そして、もっと身近に 介護情報などを得てもらいたいという、社会福祉の精神か ら、色々な介護情報や介護技術を提供しています。そんな 観点から、年6回もの開催(無料で)をしてきました。 「家族介護者教室」という硬い文言は、厚生労働省の法制 上のタイトルで、措置制度のころから変わっていません。特 別に、当苑の利用者や入居者向けだけに開催しているわけ ではなく、社会福祉法人和光会として、地域福祉への社会 貢献を目的とした一環です。この9年間で計53回目を数えま す。この家族介護者教室を、毎年6回ずつ、無料で開催して いる社会福祉法人や老人ホームは、全国的にみても、他に は無いと思います。(もしあったら、教えてください。) もちろん当苑で開催した、これまでの家族介護者教室は、 地域の皆さん向けに開いていますので、その内容も私たち が研修会で学ぶような専門的なものではなく、一般の皆さん にも判りやすく、誰にでも理解しやすいような内容にして、手 作り資料と身近な話題の講義を心がけています。ですから 講師も、プロの講師を外部に依頼するのではなく、当苑の職 員が、自分たちで手作りの資料作成と講習内容を検討して、 自分たちにとっても勉強になるような内容となっています。 初めての参加者の方には、施設見学も兼ねて、和光苑に 来てみませんか? とご案内しています。最近は、市原市役 所の「広報いちはら」にしか、開催案内が掲載されていませ んが、毎月奇数月の第三土曜日の午後から、当苑で開かれ ていますので、興味をもたれた方は、一度お越しください。グ ランモア和光苑の家族介護者教室、53回の開催実績は、私 達職員の苦労と頑張りの証です。講義の内容は、素人に優 しく判りやすくをモットーに、わかり易さでは、どこにも負けな い自負があります。最近は、高い参加費を取る介護等の研 修会が多くなりましたが、無料でこれだけ判りやすい研修 は、どこにもないと思いますよ。次回は、3月19日(土)ですの で、今から参加を検討してみてくださいね。講師は、当苑の 優秀なケアーマネージャーです。 |
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2005/1/27(木) | 今日は朝から、千葉市文化センター3階のアートホールで 開かれた「千葉市・指定居宅サービス事業者等連絡会議」 に出席しました。会議の内容は、1.介護給付適正化対策に ついて、2.介護保険事務の変更等について、3.サービスの 質の向上について、4.介護保険制度の見直し等について、 というものです。この4月に改正予定の新しい介護保険制度 の最新情報を、千葉市内の指定居宅介護サービス事業に 周知するための研修会議です。 その後に(社)呆け老人をかかえる家族の会・千葉県支部 の世話人の広岡氏の講演で「より良い介護サービスを目指 して − 家族の視点から」と題して、お話がありました。広岡 氏自身が六男の妻として、この10年間の高齢者(義母)介護 の経験談を、これまでの体験を通して得たものを色々とお話 いただきました。この10年の介護の歴史は、現在の介護保 険制度の施行前から現在までを通して、家族の関わり、行 政サービスの関わり、民間事業者の関わりと、それぞれの かかわりの中から、認知症(痴呆症)高齢者の介護の大変さ と難しさをうかがうことができ、とても勉強になりました。 そのころ和光苑では、昨日と今日の二日間で、苑内全館 の床の大掃除(床のWAX掛け)が、委託業者さんによって行 われていました。今週は、エアコン・換気扇の清掃業者、窓 の清掃業者、そして最後に床のWAX掛け業者さんが連日の 入れ替わりで来苑しています。この業者さんの来る順番は、 天井・窓・床と、上から下へ向かって順次清掃してくるという 手配です。グランモア和光苑では、三ヶ月に一度、年間4回 の委託業者さんによる定期的な全館清掃が行われていま す。 私たち施設職員が、普段から大掃除まで出来ればよいの ですが、簡単な苑内清掃は出来ても、広〜い館内の全てま では、なかなか掃除が行き届きません。特別養護老人ホー ムは、大勢のお年寄りが暮らしていますので、衛生管理的 に、また清潔できれいに保つためにも、このような清掃専門 の委託業者さんによる全館清掃を行っています。 普段は清掃できないところをということですから、大きな書 庫や机なども移動してもらって、しっかりと清掃してもらって います。年々厳しい予算の中での施設運営を迫られていま すが、この委託業者さんによる全館清掃は、施設衛生の観 点(感染症対策・消臭対策等)からも、お年寄りの皆さんの精 神面での潤い(安定)をもたらす環境整備の一環としても重要 なもののひとつと考えています。 この清掃時期も、当初から汚れ具合の状態や季節の状態 などを色々と検証して、施行時期や年間回数の試行錯誤の 中から現在の定期的な回数と、時期を決めています。そうし て年間を通して、明るくきれいに、衛生的な施設環境を整備 しています。 その付随的な効果として、開苑10年目(築10年)の建物とは 思えないほど、苑内がきれいに保たれていることや、普段か ら「老人ホームらしい臭い」がしていないという効果もありま す。老人ホームは、薄暗いイメージがもたれていますが、グ ランモア和光苑では、そんなイメージを払拭するような明る い老人ホームです。もちろん明るく元気なお年寄りや職員の 様子も、明るい老人ホームを作り出しているものの一つです よ。 |
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2005/1/26(水) | 今日から東京有明のビックサイトで開催されている、 『HEALTH CARE 2005(ヘルスケア2005)』という、高齢者医 療施設・高齢者福祉施設の新設・改修をテーマに、施設関 連のハード・ソフト・サービスを集めた専門展示会に行ってき ました。この展示会では、施設の建設から運営まで、事業展 開のステージに応じた最新情報を得る事ができます。 昨年も出かけて行ったのですが、この時期はとても忙しくて 時間がとれずに、早足で見て回ったのですが、今年もやっぱ り時間が無くて、やっとの時間をやりくりして、少い時間でポ イントのブースを、しっかりと見てきました。このヘルスケア 2005は、民間の日経BP社が主催しており、経済産業省・厚 生労働省・国土交通省が後援で開催されています。毎年秋 に開かれている「国際福祉機器展」や「ホスペック」よりは出 展ブース数も少なく、とても盛大というほどではありません が、私にとっては少ない時間でも、とても有意義に回ること ができました。今回もポイントを押さえた情報収集をしっかり としてきましたし、今年開苑予定のグループホームもばら和 光苑(デイサービスセンターもばら和光苑)で購入予定の製 品も、実物を見ることができたので、無理して出かけて行っ てよかったと思っています。来年こそは、介護施設に関する 講座を中心に、介護分野に役立つ、専門的なフォーラムなど にも、ゆっくりと参加したいと思います。 |
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2005/1/24(月) | 先日、地元のある方で、普段から親しくお付き合いをして いるような様子で、理事長の自宅を訪ねて来た方がいらした そうです。用向きは、身内の方の「特別養護老人ホームグラ ンモア和光苑」への施設入所がご希望らしく、親しそうに「菓 子折り」を無理やり置いていったそうです。理事長の家族が お断りしたにも関わらず、「あなたでは分かりませんよねぇ」 と言いつつ、優先的な入所を求めた内容(強引なもの)だった ようです。その後に理事長夫人が、「菓子折り」を丁重にお 返しに行ったそうですが、和光苑が他でも優先的な入所の 取り計らいをしているような穿った姿勢だったそうです。グラ ンモア和光苑では、このような(失礼な)方のお申し込みは、 お断りしています。 今月はじめの広報誌「和光苑たより(1月1日発行の77号)」 にも掲載したように、以前から入所のお申し込みについて は、公明公平に取り扱っていることを表明したばかりです。 なぜ度々このような人が出てくるのでしょうか? 世の中に は、「お金や恣意で動かない人間もいる」ということを知って ほしいと思います。 当苑の理事長も施設長も、そのような縁故入所や優先的 な取り扱いをすることをとても嫌います。社会福祉法人和光 会を設立した時に、民間の会社と違い、営利を目的としな い、社会福祉に貢献する社会福祉法人をと目指して取り組 みはじめました。私達の自己満足なのかもしれませんが、裏 表の無いオープンな施設運営をしています。現在の利用者 や入居者、そのご家族に「信用・信頼・安心」を得られるよう に、普段からしっかりした施設運営を推進しています。 和光苑の職員達にも、和光苑の門を入ったら、和光苑の 職員として、真面目に、そして誠実にお年寄りと向き合うよう に指導しています。施設のトップから現場の職員まで、全員 がしっかりと真面目に高齢者福祉の推進に取り組んでいる グランモア和光苑です。世渡り上手な擂れた生き方をする 気はありません。そんな愚直な姿勢の福祉施設や福祉法人 があることをここに宣言したいと思います。そしてこれからも 真っ当な姿勢で取り組んで行きます。グランモア和光苑が地 元の大勢の皆さんに好かれているのは、真面目に取り組む 姿勢を、職員全員が示しているからではないでしょうか? 今の世の中では、「気が利かない」のかもしれませんが、そ んな真面目な姿勢のグランモア和光苑でありたいと思いま す。 |
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2005/1/23(日) | このところとても忙しい日々が続いています。昨日(22日) は、先日トリプル・ブッキングをミスった日でした。一件(職員 の採用面接試験日)は、日にちを先週(15日)にずらしてもらっ たのですが、結局、他の用事が二件も入ってしまい、前夜の お泊りにはじまり、超ハードな長〜い一日となってしまいまし た。(TOT) 毎年恒例「新春詩吟公演」の洌風流鷺苑会さんの代表者 へのご挨拶もそこそこに、同時刻に開催された「家族介護者 教室」の講師役を務めていました。今回の演題の「介護予防 と新しい介護保険について」は、このところ頻繁に話題となっ ている、改正介護保険の最新情報をわかりやすく解説したも のですが、最新というだけあって、講演の前日にも新しい情 報が入ってしまい、パワーポイント(スライド・ソフト)の内容を 作り直したりして、限られた時間の中での見直しのため、結 構苦戦していました。家族介護者教室でも、積極的なお問い 合わせをいただき、質疑応答で時間が押してしまいました。 閉会後、席に腰掛ける間もなく、夕方からの法事で、同業 の特別養護老人ホーム辰巳萬緑苑さんの前理事長の鈴木 和夫先生の通夜法要に出かけて、参列させていただくという 慌しい一日でした。 そして今朝も、早朝4:30に夜勤者からの「救急呼び出し」で 苑へ、昨日までは、お元気だったSさんが急変しての対応で す。中野医師と、ご家族も駆けつけてくれて、今後の対応の 相談をしました。とうに90歳を超えているSさんで、老衰状 態が近づいているという診立てです。ご家族の希望で、この まま苑内で様子を診るということになりました。 その後の対応を皆に任せて帰宅し、朝食も慌しく「お茶漬 け」にして、急ぎ足で姉崎駅へ飛んでいきました。そのまま 電車に飛び乗って、東京の早稲田大学へ「第17回社会福祉 士国家試験」の受験日です。都内まで何度か電車を乗り継 ぎし、ウトウトしながらも、寝込んで乗り過ごさないようにドキ ドキでした。体調は絶不調、疲労困憊の中での受験は、試 験中に寝込まないようにするだけで精一杯です。こんな年も ありますよね。働いている以上は、仕事優先ですから、来年 に向けて、また頑張ろうと思います。 ところで、今年の「社会福祉士国家試験」は、事例問題が 多くなっていて助かりました。年々増えているのでしょうか? 出題傾向が変わってきたのでしょうか? 事例問題は実践 的で、実務経験者には判りやすい問題です。丸暗記ものの 過去問題よりも現実的でいいと思います。これから実務で必 要とされる課題を出題してもらうと、とても勉強になります。 普段は忘れている法令や制度の見直し、ソーシャルワーク の基本的な姿勢を振り返るという意味でも実益にかなってい ます。また自分自信のウイークポイントも判るので、自己診 断にもなりますね。こんな考えで受験している私です。 |
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2005/1/21(金) | 最近の時計に「電波時計」というのがあるのをご存知です か? 最近は壁掛け時計だけでなく、腕時計などでも電波時 計になっているものがあります。あるところ(たしか関東と関 西それぞれに基地局があります。)に正確な時報を発信して いるところがあり、各家庭の「電波時計」が定期的に、その 時報電波を受信して、その時計の時間を正確に修正してく れるというものです。つまり、いつまでも時間が狂うことがな く、電池さえ切れなければ、ずうっと正確に時を刻んでくれま す。普通の時計は、だんだん時間がずれていって、うっかり していると仕事や学校に遅刻してしまったりします。そんなズ レを解消してくれる優れものが「電波時計」というわけです。 グランモア和光苑にも、何年か前から、少しずつ「電波時 計」が増えてきていて、現在は各フロアーの主だった時計が 「電波時計」に切り替わっています。以前は、年に一回ず つ、全ての時計の時間を合わせていましたが、最近は、その 「電波時計」を目安に修正をすることができるようになりまし たので、とても楽になりました。 また、元町事務所や各ケアセンターの「電波時計」などは、 定刻になると時報が鳴るものになっていますので、業務開 始時間などが、うっかり忘れるということが少なくなりました。 毎朝の入居者の「体操の時間」なども、この「電波時計」の時 報が鳴ると始めるようになっていますので、最近はしっかりと 定刻に始められるようになりました。以前は、うっかり忘れ て、内線電話で「体操の時間だよ〜!!」と、注意されることが 多々ありました。 |
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2005/1/20(木) | 昨日の新聞に、全国の高齢者施設などで多発している感 染性胃腸炎の病原体ノロウイルスを、特殊な試験紙を使っ て感染者の便から5〜10分で検出する迅速診断法を、東京 大大学院医学系研究科グループが開発したという記事が掲 載されていました。 普通は、ノロウイルスと確認されるまでに一週間ぐらいか かります。この「イムノクロマト法」という分析方法で試験紙 が自由に使えるようになれば、集団感染時にも、原因の迅 速な特定に威力を発揮してくれますよね。この試験紙が実 用化されるまでには、今しばらくかかりそうですが、早く実用 化してくれるといいですね。 最近の全国の老人ホームでの「ノロウイルス」などによる 集団感染や食中毒騒ぎは、全国集計が出てきて、各施設で も職員の意識が変わり、それぞれの感染症予防対策をとる ようになってきましたので、そろそろ終息に向かうころかと思 います。 私の周りでも、この数週間は、人と会うたびに「ノロウイル ス」のことばかりが話題になりました。皆さんが結構関心をも ってみていてくれることに感謝しつつも、現在の高齢者福祉 施設が、お年寄りの命と健康を預かっているという責任の重 さをひしひしと感じていました。 今回、当苑が「ノロウイルス騒ぎ」に参加していない理由 に、二年ほど前に導入した「強酸性水生成装置」の活躍があ ります。この装置は、ノロウイルスをはじめとして、ほとんど の細菌を死滅させる(というよりも、「細菌が生息できない水 を作り出す」といった考えらしいです。)ことのできる機械で、 塩素と電気イオンの力を使って、強制的に「強酸性水」と「強 アルカリ水」を作り出すことができるものです。この「強酸性 水」で生鮮食品を洗浄したり、まな板や包丁などの調理器具 を洗浄したりすることで、細菌の生息場所を死滅させること ができるそうです。(以前にテレビで、一流ホテルの厨房で、 この装置を導入して、調理に活用している様子を放送してい ました。これが当苑での導入のきっかけです。) 和光苑では、褥瘡の殺菌治療などにも活用していますが、 その効果は外科の先生のお墨付きで、入居者が通院して治 療を受けていた時にも、和光苑に自前の「強酸性水生成装 置」があると話したら、それなら通院しなくても「強酸性水」で 洗浄してくれれば治ると言われたほどです。 この「強酸性水」が、苑内の各所に設置された蛇口から、 いつでも即座に水道の水のように出てくるので、調理室も他 の部署でも、感染症対策に強い威力を発揮してくれている のです。「一行為、一手洗い」なども、職員一人一人が適切 な対応をとることで、今回のような「ノロウイルス」などによる 集団感染騒ぎには参加しないですむということになります。 普段から、感染症対策への設備投資や、職員研修をしっか りと実践していることで、自分の所は「この騒ぎに参加しな い」という意識でいます。 |
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2005/1/19(水) | 昨夜は、遅くまで「職場会議」がありました。議題は、いつも のように沢山ありましたが、昨夜のメインは、「ショートスティ での利用者の荷物(入れ歯、めがね、衣類等々)の紛失やチ ェック」についてでした。利用者の In & Out 時の確認が、多 い日には一日当りで10名以上という日もあるという話です。 ショートスティの荷物チェックは、老人ホームの「永遠のテー マ」と言ってよく、結構大変です。衣類の洗濯は、入居者とシ ョートスティ利用者だけでも、毎日70名分の洗濯をします(夜 には、その日一日の職員の制服などの衣類もあります)。和 室に広げた皆さんの洗濯物を、靴下などの左右の確認と、 各利用者別に仕分けするのは大変なことです。衣類の裏面 に書かれた、一人一人の氏名を確認して、間違えないように 仕分けます。その中から、ショートスティ利用者の衣類を見 つけ出すことは、ほとんど奇跡といっていいほど難しいこと で、仕分ける担当になった職員の記憶と感が頼りです。昨日 は何を着ていたか? この衣類は、誰の物か?など、文字 のかすれた氏名や、書き忘れた氏名の無い衣類など、その 仕分けの苦労は並大抵のことではありません。 さて、この仕分けの難しさを、どう軽減できるかというのが 議題として上りました。結論としては、基本的な事をしっかり と実施していくことを確認しました。老人ホームの「永遠のテ ーマ」は、何度話し合っても、なかなか答えの出ないトンネル ですよね。 |
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2005/1/18(火) | 昨夜、入居者のご家族から、早速メールをいただきました。 もちろん先日のお正月行事への感想などを下さったもので すが、この「和光苑日記」の読者としてのコメントもいただき ました。 PS 16日の和光苑日記を見て、私は裏方で職員の皆様の 苦労等でたいへんだと思っていつも見ていましたが、 いろいろな人がいますねぇー・・・ この方のように、当苑の入居者のご家族の皆さんがインタ ーネットを利用されていて、このホームページを通してグラン モア和光苑に感心を持っていてくれます。そして和光苑の実 情を知っていていただくことが、私たちの職場環境や高齢者 施設を身近に感じていただけるものと思っています。「和光 苑日記」は、形式的な社交辞令よりも、ありのままの様子を お伝えすることで、信頼を築いています。お年寄りやご家族 の皆さんが、いつも気軽に来訪してくれる和光苑です。アット ホームを地でいく姿勢が好かれる秘訣だと思います。 ただ最近の介護保険による老人ホームへの影響は、様々 な機会に現れていて、その様子も本音で伝えて行きたいと 思っています。もちろん良いことばかりではありませんから、 措置制度から介護保険制度まで、この介護の現場に長く関 わってきている者としての視点から述べています。まったくの 個人的な意見かどうかは、見ている方々の冷静な判断にお 任せます。老人ホームは、常に楽しく幸せな生活の場所とい った、有料老人ホームのパンフレットのような文句を並べる つもりはありません。ありのままに話している言葉が、「和光 苑日記」の全てです。 |
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2005/1/17(月) | 昨日の午後は、千葉県君津健康福祉センター(君津保健 所)主催の『ペットからうつる病気の知識とその予防』という講 習会に参加しました。和光苑のアイドル犬「シロ」の病気や 感染症の勉強にと思って参加しましたが、考えていたよりも すばらしい内容で、いま和光苑で話題の「疥癬」から、白癬 菌、BSEから高病原性鳥インフルエンザまで、動物(ペット) だけでなく、人に感染する病気まで、幅広い内容のお話とな っていました。 講演(1)『人畜共通皮膚感染症について』では、きさらづ皮 膚科クリニック院長の高橋洋子医師が、疥癬・ノミ症・ツツガ ムシ病・真菌症・白癬菌等々、人とペットに関係する色んな 症例の写真を見せながら、具体的に説明してくれて、とても 判り易く勉強になりました。 講演(2)『今話題の人と動物の共通感染症について』では、 千葉県農林水産部畜産課衛生環境推進室の広瀬修主幹 が、日本での感染症、主にBSEと鳥インフルエンザの感染 状況や今後に起こりうる可能性などを、裏づけ情報を交えな がら楽しく説明してくれました。 半日という短い時間に、思いも寄らないほど膨大な情報を 提供していただき、真剣に聞き入っていると、あっという間に 時間が過ぎ去ってしまいました。最後の質疑応答も、獣医師 の先生が質問したり、時には参加者の獣医師の先生が回答 したりと、とても白熱した時間が持てました。 今回失敗したのが、他の職員を誰も連れてこなかったこと です。研修のタイトルだけを見たら、ここまで充実した内容の 講演とは思えなかったので、一人で参加してみましたが、今 はとても後悔しています。次回も同じ様な講習会が開催され たら、皆で参加したいと思っています。 |
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2005/1/16(日) | 今日、和光苑宛のメールで、下記のような内容のこのホー ムページへの苦情が届きました。 突然で申し訳ございません。HPをたまに拝見させていただいてるものですが、和光 苑日記なのですが、あれは個人日記みたいであり、また内容的にも読んでて不快な 部分が非常に多く感じます。顔文字の使い方もおかしく感じます。仕事の個人的な意 見とかばりであったり、家族の話とかもおかしいと思います。11日の「特養ホームな どの施設管理者や担当医は大変ですね。(⌒0⌒)/~~」は他人ごとのように感じま す。8日の「このとばっちりが、遠くめぐってグランモア和光苑まで飛び火してくるもの と思います。(-_-#) いつもこのような事件が高齢者福祉施設で起こると、特別養護 老人ホームへの締め付けの口実にされるので、私たちは、よくも悪くも迷惑します。(> _<) またしばらくは、この話題で色々と調査や指導、報告書などの余分な仕事が沢 山増えそうです。(T_T)」はとばっちり・迷惑・余分な仕事と考えている事や表現が不快 を感じます。HPは誰でも見ることができるもで、しかも個人のページではなく、苑もペ ージであるこの場にこのような日記の内容はふさわしくないと思います。日記の内容 にはお年寄りとのことなどは全然書かれておりませんし。どうかいま一度内容の見直 しをお考え下さい。これからも応援させていただきます。 このように、ご不快に感じていらっしゃる方がいるということ で、今後は言葉に充分注意していきたいと思います。申し訳 ございませんでした。 この「和光苑日記」は、このホームページ担当者個人のコ ーナーとして始まりましたので、個人的な内容が多くなって います。「和光苑日記」の対象読者は、担当者を直接知って いる、ご利用者及び入居者のご家族、ボランティアさん、和 光苑の職員と職員のご家族向けに、日々のグランモア和光 苑の裏方の様子や当苑(老人ホーム)を取り巻く社会環境な どをお知らせしています。入居者の様子も時々出てきます が、入居者個人を特定するようなプライバシー(個人情報)に 触れすぎない程度にしていますので、あまり詳しい様子の記 載はしておりません。入居者の様子は、主に写真などを「和 光苑アルバム」に掲載して、ご家族の皆さんに普段は見れ ない元気な様子をお知らせ(公開)しています。(但し、個人名 は掲載していません。) 他人事のような記載が時々あるのは、これらの問題に対し て、常日頃から当然のように取り組んでいることで、自分達 が高齢者福祉に対して律している姿勢の表れと受け取って いただければと思います。先のような問題を絶対に起こさな いために、グランモア和光苑の職員たちが、日々どれだけ の労力を費やしているかを、直接見ていただけるとわかりま す。いずれにしても、不特定多数の方が見る機会が多くなっ ていますので、言葉には注意して記載したいと思います。お 騒がせしました。 |
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2005/1/15(土) | 今日も、全国の高齢者福祉施設での感染性胃腸炎等の集 団感染報道が、大きく騒がれていました。厚生労働省が、全 国にある約5.000の高齢者福祉施設の調査をするそうです。 もちろん調査対象も保育所や病院なども調査対象にいれる そうです。 昨日来、千葉県内でも幾つかの特養ホームで、集団で下 痢・嘔吐・発熱の症状を呈しているというニュースが報道され ていますが、今朝出勤してきたら、昨夜の8時頃に、県庁高 齢者福祉課から二度目のFAXが入っていて、「感染性胃腸 炎等の予防について、1月10日付けで通知した依頼(?)の 報告が無い。」とのお叱りのご指導でした。「えぇ???」どうい ゆうこと? この間の通知には、「注意しろ!!」とは書いてあり ましたが、「報告しろ。」とは記載されていませんでした。何か むちゃくちゃな連絡ですよね。今回は、別紙で「報告書」が付 いてきました。「感染性胃腸炎等の疑いのある者がいる か? いないか?」という内容です。はじめからこの用紙を付 けてくれれば、報告しろという意味に受け取れますが、10日 付けの通知からは、そのような内容とは受け取れませんでし た。たぶん昨日あたりの厚生労働省の連絡に、全国の疑い 情報の集計報告の指示が来たのではないかと推測していま す。10日付けの通知は、その部分が抜けていたか、忘れて いたのではないでしょうか? その他は、全国老人福祉施設協議会と千葉県社会福祉施 設協会、千葉県デイサービス協会から感染性胃腸炎等の注 意メールとFAXが入って来ています。そしてそして、まだまだ この余波は続きます。 |
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2005/1/14(金) | 昨年末ごろから調子の悪かった和光苑のNTサーバーパソ コンの修理が、今日終わりました。12日からサーバーを持っ ていって、原因の確認とOSの再インストールをして戻って来 ました。今日は朝から一日がかりで、介護保険ソフトの再イ ンストールと、再設定をしていました。(もちろんNDソフトのSE さんが来て、頑張ってくれました。) 復活したNTサーバーは、急に元気になったようで、モニタ ー画面の色も、なんとなくきれいに見えるのは私だけでしょう か? 気のせい? いずれにしてもこれで安心してお仕事に 励むことができます。本当にこの一月半の間は、生きた心地 がしませんでした。老人ホームもパソコン依存度が大きいこ とがよ〜くわかりました。 やはりパソコンも機械です。壊れることもあります。NDソフ トのSEさんとの色々なやり取りで、パソコンのリスク対策も必 要という基本的なことを学びました。 |
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2005/1/11(火) | 今日の朝刊では、全国の特別養護老人ホームでの感染性 胃腸炎等の集団感染についての報道が、ますます大きくな っていました。厚生労働省も、いよいよ(予想通りに)全国調 査を始めるそうです。調査対象も幼稚園や病院など、抵抗 力弱者を含めた幅広いものとなったようで、今回の事件の大 きさを物語っていますね。 昨夜の報道では、千葉県内でも安房郡内の特養ホーム で、集団で下痢・嘔吐・発熱の症状を呈して、死亡1名の出 た事例が発生したそうです。今朝出勤してきたら、昨夜の9 時頃に、県庁高齢者福祉課からのFAXが入っていて、「感染 性胃腸炎等の予防について、昨年12月21日付けで通知した 依頼(?)」の一層の徹底と取り組みをするようにとのご指導が ありました。これで二度の指導をしたという記録になります が・・・) この後は、全国老人福祉施設協議会と千葉県社会福祉施 設協会からのFAXが入ってくる予定です。まだまだこの余波 は続きますよ・・・。
PS. ここでウンチクをひとつ、ノロウイルスは、SRSV(小型球 形ウイルス)の一種で、ヒトの小腸でしか増えない特殊なウ イルスです。感染力がとても強く、感染経路はほとんどが口 から感染します。 主に「カキ」などの二枚貝など(ウイルスに 感染したもの)をしっかりと調理しないで生で食べた時などに 発症します。一般的な調理対策としては、85度以上で一分 間の加熱をすれば大丈夫と言われています。 保育所や老人福祉施設などで、感染者の嘔吐物や便を処 理する際にウイルスが職員に付着して、職員を媒介として二 次感染する例も多くみられます。今回の広島県の特養ホー ムでの集団感染は、その後の調査で、職員の便からもノロ ウイルスが検出されていることなどから、きっかけは別とし て、この感染した職員を媒介として広まった可能性が高いと 思います。こうなると施設で提供した給食が原因とはならなく なるので、施設担当の主治医も、原因特定に混乱を極める でしょうね。このような複合技の集団感染が起こった時に は、冷静な判断力と情報収集能力が問われるので、特養ホ ームなどの施設管理者や担当医は大変ですね。 |
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2005/1/10(月) | 先日来のニュース、広島県福山市の特別養護老人ホーム で、この年末年始に、入居者42人が相次いで下痢や吐き気 などの症状を訴え、うち7人が死亡したという事故について、 原因はノロウィルスによる食中毒という発表が今朝の新聞 に出ていました。 またその後の全国の都道府県での報道調査から、死亡事 故には至っていないものの、同様のノロウィルス食中毒とみ られる集団感染が、全国各地の特別養護老人ホームでも沢 山起きていることも載っていました。 食中毒による感染は「夏のもの」という安心感が、施設職 員の油断を招いているように思います。食中毒は、一年中 起こりうるものです。世の中の食べ物には、いろんな細菌が ついていますが、健康な人には問題なくても、抵抗力の弱っ ている高齢者や、体の出来上がっていない乳幼児には、常 に危険となりうる可能性があります。そのような基本常識を 常に意識していないと、我々のような介護の仕事に携わる 施設職員にとっては、集団感染を招くことになります。我々 の仕事には、介護事故だけでなく、食材への注意、疾病者 等の感染媒介など、あらゆるジャンルの危険に対しても注意 が必要ということです。 また今回は、保健所への通報が遅れた点など、色々と問 題もあったようですが、事件の起こった時期(年末年始)を冷 静に考えれば、新聞報道には行き過ぎの面もあるように感 じます。世の中は、みんな年末年始の連休中です。その時 期に仕事をしていることは、我々にとっては当然ですが、お 役所は全てお休みしています。通報も、連休明けになりうる と思いますが、何日間も、さも隠していたような報道よりも、 少なからずお正月であったことや、医師の治療を受けていた という事実だけでも、しっかりと報道してほしいと思います。 その後の対応(報告遅延等)にも問題があったのでしょうが、 少なからず新聞等の記事には、もっと客観的な報道をして ほしいなあと、さめた目で見ています。これは、べつに同業 者として味方をしているわけではなく、私自身は、このような ケースの場合にも、「冷静な判断と、迅速な対応が出来るよ うにしたい。」と思っています。 |
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2005/1/8(土) | さて、また困った事件が起きました。広島県福山市の特別 養護老人ホーム「福山福寿園」で、この年末年始に、入居者 42人が相次いで下痢や吐き気などの症状を訴え、うち6人 が死亡という事故が起きました。まだ原因は特定されていま せんが、市保健所への通報が遅れた点など、色々と問題が あったようです。事件の起こった時期の問題もありますが、 和光苑が無事に年末年始を過ごしていた同時期に、広島県 では、とんでもないことが起きていたようです。 いずれにしても大きな問題として新聞にも取り上げられて います。多分、厚生労働省からまた県経由で、同様の指導 注意の通達が来ることでしょう。さすがに6名ものお年寄りが 連続して亡くなられている事件ですから、単なる事故とはい えませんよね。この原因が、食中毒なのか、感染症なのか は、まだはっきりしていないようですが、いずれにしても、こ のとばっちりが、遠くめぐってグランモア和光苑まで飛び火し てくるものと思います。いつもこのような事件が高齢者福祉 施設で起こると、特別養護老人ホームへの締め付けの口実 にされるので、私たちは、よくも悪くも迷惑します。(>_<) また しばらくは、この話題で色々と調査や指導、報告書などの余 分な仕事が沢山増えそうです。 |
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2005/1/7(金) | 好天に恵まれた雪国での楽しい休日を過ごした我が一家 も、温暖な千葉県へ戻りました。(^O^) 親子水入らずで、コミ ュニケーションがとれて、普段の土日祝日出勤や、お正月出 勤による父親不在のリカバリーも出来ました。(^O^; 私は基 本的に土日祭日、お正月の連休は出勤するようにしている ので、一日中子供たちと遊ぶ日というのがあまりありませ ん。(^o^; 希望休日も、子供達の幼稚園行事や学校行事、 運動会などの特別の日だけです。 最近は、なるべく早く帰宅して、子供と一緒に過ごすように しているぐらいで、我が家の子育ても、子供の成長とともに、 なかなか難しい時期に来ています。(;^_^A それでも子供達 が大きくなって、一緒に遊んでくれなくなるまでは、続けてい こうと思っています。(^.^) 子育ては楽しいですが、色々と大 変ですよね。最近の物騒な世の中に、右往左往して、心配 事の種はつきません。私たちが子供の頃の方が、平和な世 の中でしたよね。これからの日本は、どうなっちゃうのでしょ うか? そういえば昨日のお昼頃、スキーリフトに乗ろうとしていた ら、携帯電話が鳴って出てみると和光苑からでした。 例のパソコンの不具合の件で、年末に外付けHDDにバック アップ設定をしてくれたNDソフトのSさんが、今来てくれて、 給食栄養管理ソフトのバックアップ設定をやり直してくれたと のことです。(^O^) まもなくNTサーバーがシステムダウンし そうな気配で、皆がドキドキしながら仕事をしていた中で、給 食栄養管理ソフトのバックアップだけが設定漏れしていた件 を、担当者が連絡してくれて、再訪問してくれたそうです。(^- ^) 和光苑のパソコン・ソフトの取次店は、都築電気という全 国区の大手代理店ですが、大企業らしく、小回りが利かずに まったく役に立ちません。(-_-#) パソコンが故障しても、「サ ービスマン(SE)の派遣が来年になります。」といった、とても 能天気な大会社です。 ☆(゜o(○=(゜ο゜)o o(・_・θ 和光苑のパソコンの苑内LANシステムは「二系統」もあっ て、ハードが富士通パソコンの大手代理店の都築電気、介 護保険ソフトがNDソフトさんという配置です。(^-^) そしてイ ンターネット系統は、私が探してくる安物パソコン(メーカーも 色々)で、職員が壊してもいいワープロ代わりを務めていま す。(^O^) このNDソフトさんとの付き合いは、社会福祉法人和光会 が法人認可になったころからのお付き合いで、けっこう長い 付き合いです。( ^ー^) 最近は介護保険のおかげで会社が 大きくなって、小回りが利きにくくなっていますが、他のソフト メーカーさんよりは、まだましだと思っています。f(^_^) 話は横道にそれてしまいましたが、今回の不具合に関して は、このNDソフトのSさんが色々と頑張ってくれていて、年 末年始の忙しい中を二度も来てくれたそうです(^.^) 普段は、あまり動きが良くなくても、こういった緊急事態の時 に迅速に動いてくれるところは、大手となってしまったNDソフ トさんの面目躍如といったところでしょうか? 私たちも人間 ですから、気持ちがいいですよね。( ^3^)/ 大変な時にしっ かりとサポートしてくれれば、信頼感も増します。私は直接会 っていませんが、担当者が相談したときに、このように頑張 ってくれていれば、後々の信頼関係もしっかりと築いていけ るのではないでしょうか? そういった意味でも、大手代理店 の都築電気さんには、もっとしっかりしたサポートをお願いし たいと思います。┌(・_・)┘└(・o・)┐ 電話連絡の最後に担当者から12月分の介護保険請求の 伝送も無事に完了したという話がありました。(*^o^*) これで NTサーバーが、いつシステムダウンしても安心して仕事が 続けられます。(*^-^*) さて来週、ようやくやってくる都築電 気さんのNTサーバー修理のお手並みを拝見しましょう か・・・。(o^_^o) |
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2005/1/6(木) | 今日も快晴、絶好のスキー日和となり、昨日と同じ楽しい 一日を過ごしました。\(^o^)/ 夕方ころには、一本スキー も自由に曲がるようになり、全快でかっとんでいました。リフ ト終了時間の5時まで娘と滑り、薄暗くなった雪景色を見な がらリフトに乗り込み、満足満足と人影のいなくなった静か なゲレンデを眺めていました。(^-^) 娘に「最後の一本は、 ゆっくり降りようね。」と、雪面の感触を楽しみながら滑りまし たが、今シーズン初の転倒をしてしまいました。(T-T) あま りにもゆっくり滑りながら景色を見ていたら、娘の前でコケて しまいました。これまで子供の前でコケたことが無かったの で、油断大敵といったところです。f(^_^) 満足満足の後は、夕食後のプールと温泉、そして夜遅くま で一家で、カードゲームの「UNO」です。(^_^) この日、ようや くカードの色と数字の区別がつくようになった五歳の末娘 が、始めて一人で参戦しました。(^-^) 一家五人が別々に対 戦したのは、この日が始めてでしたが、なんと一番強いの が、この末娘という事態となり、周りは大騒ぎでした。(☆o☆) 絶対に負けないその手札は、ビギーナーズ・ラックと思って いたら、家族全員が軒並みやられて、とうとう一敗もせずに 終わってしまいました。(>_<) 相手の心を読まずに、自由奔放に引っ掻き回して、最後に は勝つという、とてもまねの出来ない豪快な勝ち方でした。 (ノ-_-)ノ ~┻━┻ しかも、カードをうまく手に持てずに、時々 持ち札を皆に見せてしまっていても、最後には勝ってしまうと いう、はちゃめちゃなやり方に、負けた私たちの悔しさといっ たらありません。(=xェx=) 何も考えない方が強いなんて、な かなか信じられませんよねぇ。(x_x) 何度も負けているうちに、その原因がわかったのは、もう 真夜中近くです。(?_?) なんと末娘は、リバース・スキップ・ド ローなどの英語で書いたカードが読めないため、その使い 方がわからず、数字と色のついたカードのみを、全部先に出 していて、それらの英語文字の入ったカードだけを最後に立 て続けに繰り出すので、いきなり展開が速くなり、周りの対 戦相手に手札を増やしながら勝っていたのです。これが五 歳児に負けた我が家の一夜の顛末でした。┓(´_`)┏ くやし い〜!! |
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2005/1/5(水) | 今日も一日、子供たちと遊びまわっていました。\(^O^)/ 子供(長男・長女)たちはスキー、私は末娘を抱いてのファ ンスキー、愛妻はビデオ係りです。(;^_^A 上の二人は、4〜 5歳の頃からスキーを履いていたので、親を横目にガンガン 飛ばして滑って行きます。私は、成長著しい(重くなった?)末 娘を抱えて、ファンスキー(90cmのショートスキー)のビンディ ングがはずれないかと心配しながらの、ドキドキ滑走です。 (^o^; 昨年までは、軽々と肩車でスキーをすることが出来た 娘も、いよいよ抱えるスキーがやっとといった成長振りです。 (◎_◎) 愛妻がビデオ係りを選ぶのもわかりますよねぇ。(;^_ ^A いよいよ子供の成長に、親の体力がついていかない歳 になりました。f(^_^) 子育ては楽しいですが、徐々に子育て の体力が賞味期限切れになりそうです。(・・;) それでも私は、その合間をぬって、長年愛用のスノーボー ド(アルペンボード)に履き替えて、何本かダウンヒルを楽しみ ました。末娘は、「一本スキー」と呼びます。(^〇^) いきなり 履いたスノーボードは、思ったようには曲がってくれず、操り 人形のようにカクカクとなり、何でぇ? と考えると、先シーズ ンまで子供を肩車してのスキーばかりで、スノーボードは2 年ぶりということに気付きました。(=TェT=) 体中のあっちこ っちに無駄な力が入っていて、スノーボードをしなやかに乗 りこなすことができません。(T.T) 思うように曲がれない、久 しぶりのスノーボードに、老朽化した体力がついていかな い、もどかしい一日でした。 夕食後には、昨日と同じ温水プールと温泉のはしごです。 夜も元気な子供たちを横目に、ヘロヘロにばてた私だけは、 早々と布団に入りました。明日も同じことが続くようです し・・・。(;^_^A |
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2005/1/4(火) | 五泊六日の旅(年末年始の業務)が無事に終わって、ほっ としています。(^O^; 今回は、この10年間で初めての経験が ありました。(^.^; 特別養護老人ホームは、女性職員の多い 職場です。f(^_^) これは、どこの特養ホームでも同じだと思 います。(;^_^A グランモア和光苑も開苑当初は、介護職に は男性職員が一人しかいませんでした。く(^.^)ノ 時代が変 わって、現在は男性介護職員の数も増えました。\(^o^)/ この12月31日の大晦日の夜勤に、初めて男性職員が三人 夜勤に入るという珍事が起こりました。(☆o☆) 私も当日の 夜、二丁目ケアセンターに行くまで、まったく気付きませんで した。私を入れて四人の男が一夜を過ごすなんて、初めて の経験でした。(◎_◎) グランモア和光苑の場合には、防犯上の問題や、介護上 の問題で、男性職員の就業比率を他の特養ホームよりも多 くしています。(^-^) これまでのことから、三人夜勤の組み合 わせには、なるべく男性介護職員が一人は入れるようにと 考えてきていましたが、まさか男性介護職員が三人も入る日 があるとは思いもよりませんでした。φ(..;) おかげで泊ま りの私は何の心配も無く朝まで爆睡することが出来ました。 (_ _)Zzz こんなに気持ちよく、寝ることが出来たのは初めて のことです。(^O^) この10年間で、本当に時代が変わったと 実感した一夜となりました。(^O^; すがすがしい一夜が明けて、新しい年の「仕事初めの日」 の通勤渋滞を横目に、小春日和のような温かい朝靄の中 を、のんびりと帰宅しました。o(^o^)o 今日から7日まで、新 潟県の湯沢で休暇です。(^o^) 帰宅すると、朝食もそこそこ に、出発の準備です。(( ( (ヽ(;^^)/ 今回は、間に休日が一 日も無いので、半日で荷造りという慌しさでした。(;^_^A お昼 ごろには出発、新しい年の仕事初めの日にしては、ガラガラ の首都高速をすんなりと抜けて、快調にドライブができまし た。(( ( ((p^-^)p 湯沢に着いて、まず探したのが、年末に12年間も愛用して いて壊れたプラスチックのソリの購入です。f(^_^) 最近は、ソ リの売れ行きが良いのか、もともと売っていないのか、市原 のホームセンターでは、どこにも売っておらず、新潟に来て も探し回るほど、どのお店にも置いてありませんでした。(^_^; ようやく見つけることが出来て、子供たちも大喜び、皆が自 分の名前を付けるといって取り合いです。12年間愛用のソリ には、長男の名前で「○○○号」と書かれていました。次は、 娘(長女・次女)の名前がいいという銘々権の取り合いです。 (^-^) そんな楽しいやり取りの中、毎年の定宿の「会員制リゾート マンション」に到着しました。(^.^) 知人がこのマンションの会 員で、いつも間借りしているところです。このマンションは、 バブルの時に建てられたもので、湯沢町でも一番大きいの ではないかと思うほど立派な建物(700室もある)です。(☆o ☆) 現在は景気も悪いので、一部を企業の保養施設やスキ ーツアーのホテルとしても営業しているようです。窓の外に はゲレンデという最高のロケーションですから・・・\(^O^)/ そんなリゾート気分で、着いたその日から、子供達と温水 プールに入って、広〜い温泉で疲れを癒しています。もちろ ん露天風呂やサウナもあり、プールの横には、アスレチック ジムもあったりして、何でもそろっています。(^o^)/ |
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2005/1/3(月) | 今朝の新聞の千葉県版に、「柏市と木更津市で75歳の男 性と65歳の男性が、お餅を喉に詰まらせて死亡」という記事 が掲載されていました。┓(´_`)┏ 同様の事故で救急車で 運ばれた方も16名もいたそうです。(T.T) 毎年のことです が、この時期の恒例ニュースとなりました。和光苑での注意 はもちろんのこと、在宅生活での高齢者の皆さんのことも心 配になります。(^.^; おいしいお餅を食べる時には、喉に詰 まらせないように十分に注意してくださいね。(^O^; この二日間の和光苑では、お正月の遊びや、書初めなど、 元旦から行事が目白押しです。行事というよりも、余暇活動 といった方がよいのかもしれません。CW(ケアワーカー)の 個々の判断で時間を作って、いろいろと活動を行ってくれて います。元旦からお年寄りと職員が楽しく過ごしている様子 は、他の老人ホームでは考えられないと思います。(☆o☆) 事務部門やデイサービスセンターなどは、年末年始の休 みがありますが、CW部門・看護部門・調理部門は、365日 年中無休で入居者の生活を支えています。\(^-^)/ 在宅 生活には無い生活がグランモア和光苑にはあります。ご家 族も元旦から来苑されて、皆さんがお年寄りと楽しいひと時 を過ごすことができます。施設生活も、このように楽しい潤い のある場所もありますよ〜というお話しでした。\(^O^)/ 今日も何名かのお年寄りが、外泊(ご自宅へ帰宅?)から戻 られています。これもありです。高齢者の生活支援の方法に 決まりはありません。その方個々に「個別ケア」ができれば 良いと思います。(^O^) グランモア和光苑のケア方針でもあ ります。(*^o^*) |
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2005/1/2(日) | 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申 し上げます。m(_ _)m 昨年中は、・・・・('_'?) 昨日も、同じ挨拶をしましたよね。f(^_^)(^-^; 昨日今日と和光苑は、とても静かな一日を過ごしておりま す。とても静かですが、暇ではありません。朝早くからご家族 が多数来苑されて、新年のご挨拶を何度もしています。m(_ _)m 新春のご挨拶は、何度しても気持ち良く、あらたまった気持 ちになりました。\(_ _)_(._.)_m(_ _)m グランモア和光苑は、新年も元旦から大勢のご家族でにぎ わっております。とても嬉しいことですよね。昨日は、介護タ クシーを利用されて、ご家族と一緒に車椅子で外出された方 もいらっしゃいました。( i_i)\(^_^) 戻られた時には、少し疲 れたといっていましたが、ニコニコとした笑顔で、お口の周り に御節料理のなごりがあったりして、お互いに楽しい会話を させて頂きました。(^-^)(^.^) 今日明日は、年末年始をご自宅で過ごされていた皆さん が外泊から戻られます。\(^o^) 皆さんがそれぞれに、ご家 族と楽しい新年を迎えられたここと思います。そして、今年も グランモア和光苑で、私達と一緒に楽しい潤いのある生活 を過ごしていただけたらと思います。(*^o^*) |
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