お年寄りの健康と幸福をねがって        社会福祉法人 和光会


    グランモア 和光苑 & もばら和光苑
和光苑日記2

2005/6/20(月)
 某市の広報誌に、「介護相談員の募集」という案内が掲載
されていました。某市では、介護保険制度利用者などの疑
問や不満の解消を図り、サービスの質を向上させるためとし
て、40歳以上で介護保険施設などに勤務していない人を対
象に募集しています。職務内容としては、月に数回、特別養
護老人ホームなどを訪ねて、利用者の疑問や要望などを聴
取する。・・・とのことです。
 他市では五年前から、似たような「介護相談員の制度」を
実施していますが、職務内容は、一般の方々(市民)全てに
及んでいて、介護保険制度を利用出来ない方まで多種多彩
な相談に、日々多忙を極めています。その方は、当初は市
職員と同行して、市内や近隣市の老人ホーム全てを視察し
てから介護相談員の職務についていました。その方の働き
からすると、某市の「月に数回」や「老人ホームの訪問(監
視)」という考え方は、言葉になりません。(T_T) 介護保険制
度を利用出来ない方(非該当)や、老人ホームに入れない方
(長期待機)など、老人ホームを監視する前に、やらなければ
ならないことが沢山あります。自分達(某市職員)は、一度も
老人ホームの中を見たことも無く、介護保険制度を運営(担
当)しているのです(視察でも、見学でも・・・)。 机の前に座っ
ていて、介護保険利用者の疑問や不満を理解しているので
しょうか? そんな人任せにする前に、まず自分達が介護の
現場を視察したらどうでしょうか? 他市の職員は、何度も
見学(視察)にくるのに、自分達は一度も見に行かずに、介護
相談員を募集して監視させるとは、本末転倒ではないです
か? ・・・と、あまりストレートに物申しても、嫌われるだけの
和光苑になってしまいますので、ほどほどにします。少しでも
良くする気があるなら、一番大切なことは、自分の足で介護
の現場を訪れて、自分の目と耳で確認し、利用者が何を求
め、何を期待しているのかを知ることではないでしょうか? 
そのような行動をしない限り、いつまでも某市の介護保険や
高齢者福祉は、良くならないと思います。(TOT)

2005/6/19()
 今日の午後は、先月29日に姉崎公民館で開催された「姉
崎地区・地域福祉座談会」に出席してきました。この会議
は、前回より始まって、今回が二回目となります。市原市地
域福祉計画策定のための準備会議で、地域福祉を市民の
視点から意見を出し合って作り上げていこうというものです。
今回も、各自治会長、民生委員、福祉関係者、地域の市民
の皆さんの総勢150名もの方が参加されました。各10名前後
のグループに分けたテーブルで、前回は5番のグループに
つきましたが、今回は人数調整で1番のグループに入りまし
た。この1番のテーブルには、主に自治会長さんが多く入っ
ていて、地域の町会関係のさまざまな問題や課題などが、
たくさん出されていて、それぞれの立場からの意見などが活
発に交わされていました。私は、高齢者福祉の関係のお話
をさせていただきましたが、グランモア和光苑は、地域に根
ざした「在宅介護支援センター」を目指しているつもりでした
が、在宅介護支援センターを知らない人が多かったことにシ
ョックを受けました。知っていた方の中にも、「在宅介護支援
センター」が市からの委託事業であることや、高齢者福祉の
無料相談をしていることを知りませんでした。毎月、市の広
報誌にも「在宅介護支援センター」の連絡先などが掲載され
ているにも関わらず、その活動内容を知らない自治会長さ
んがいることに、愕然としました。とりあえず、在宅介護支援
センターグランモア和光苑の宣伝ではなく、姉崎地区だけで
も三ヶ所の在宅介護支援センターがあることや、そのどこで
も無料で高齢者介護の相談を受けていることを、お話させて
いただきました。私が話すと、なかなか難しいもので、受け手
の取りかたしだいでは、「グランモア和光苑の宣伝」と思われ
てしまうかもと説明して、在宅介護支援センターは、非営利
法人の社会福祉法人が、市役所の委託を受けて運営してい
ることを強調して話しました。そうしたら「社会福祉法人は、ど
んな法人?」ということを聞かれて、一から説明すること
に・・・(~_~;) 我々の存在感の薄いことを実感しました。普段
から、身近な高齢者が、介護や介護保険の問題を抱えてい
る方などには、お馴染みの存在でも、身近にそのようなケー
スを持たない方々には、遠い存在ということですよね。我々
の存在意義をもっと知っていただくためにも、これからも頑張
りたいと思います。 (^-^;

2005/6/18(土)
 今日は、お天気もほどよく、過ごしやすい一日となりました
ね。今日の私は、希望休日をいただいて昨日、和光苑のお
年寄りたちが訪問した姉崎幼稚園へ、父の日行事の「ミニ運
動会」に参加しました。年長さんになった末娘の幼稚園行事
は、もう三年目となりますが、上二人の時よりも参加が少なく
なっています。なるべく子供の幼稚園行事には参加するよう
にしたいのですが、なかなか思うようには出来ていません。
(^-^;
 今日は、普段は少ない父親が主役の日で、大勢のお父さ
ん達が来ていました。末娘も、昨日までは風邪をひいてお休
みしていましたが、さすがに今日は行くといって、多少、セキ
はありましたが、元気よくミニ運動会に参加していました。普
段は、一緒に出来ない競技で、末娘もニコニコと、とても嬉し
そうに参加していました。やはり、父親と一緒に出来る行事
は、子供にとっては楽しいものですよね。私は、重たくなった
末娘の成長を実感しながら、肩車をして、帽子取り競技に参
加して走り回っていました。親子で頑張ったおかげで、赤組
の帽子を一個とり、自分の帽子は取られることもなかったの
ですが、終わってみると、白組の方が、たくさん帽子を取られ
ていて負けてしまいました。それでも親子での参加は、楽し
いものでした。

  ところで、昨日の夜10:00頃のことですが、昨日の「姉崎幼
稚園」への訪問行事のデジカメの写真を、グランモア和光苑
のホームページにアップロードして帰宅したのですが、「掲載
してはいけない写真がある」と、愛妻に指摘されて、あわて
て姉崎幼稚園の園長に電話をして確認しました。やはり保
護者の了解が得られていない子供がいるとのことで、ホーム
ページの画像を削除するために、あわてて和光苑に戻りま
した。とりあえず姉崎幼稚園の児童の写真を全て削除してき
ました。ほんの数時間の出来事とはいえ、確認を怠り、園長
にはご心配をおかけしました。今日の「ミニ運動会」の終わっ
た後に、昨日の画像データーを見せて、削除対象を選んで
もらいました。了解の得られているものだけを、再度アップす
る予定です。時代の流れとはいえ難しい世の中になりました
よね。(~_~;)

2005/6/17(金)
 今日の午前中に、6月行事委員の外出行事で、地元の姉
崎幼稚園へ『歳の差なんて!!』と題して、和光苑のお年寄りが
幼稚園を訪問しました。大勢の園児が正門の前に並んで、
お出迎えしてくれました。その園児達を見た入居者の皆さん
は、嬉しさのあまりに、バスを降りる前から涙を流していまし
た。お互いに並んでのご挨拶では、双方が少し緊張ぎみで
したが、それもあっという間に、ワ〜!!となだれを打つように、
仲良しになって、お年寄りと子供達がそれぞれ、思い思いに
一緒になって遊びだしました。
 車椅子を押してくれる子、おもちゃを渡してくれる子、絵本
を読んでくれる子、それぞれの楽しみ方で仲良く遊んでくれ
ました。中には、砂場にしゃがんで、一緒に泥団子を作るお
年寄りまで出て、はだしで飛び回る園児達と一緒に泥まみ
れの入居者もいました。その様子に刺激された職員達も、お
仕事を忘れたかのように、園児に馬乗りにされて遊んでいま
した。 一緒になって遊んでいると、時間のたつのも早く、あ
っという間に帰苑の時間になってしまいました。今度は、姉
崎幼稚園の子供達がグランモア和光苑に遊びに来る番です
よね。和光苑には、子供達に会いたがっているお年寄りが
いっぱいいます。みんなで遊びに来てくださいね。
 ・・・と、ここまでは、みんなからの報告です。私も行きたか
ったのですが、他に予定があって、出かけられませんでし
た。(~_~;) みんなが写してきたデジカメの写真は、見るから
に楽しそうな入居者・職員、そして園児達の様子を見せてく
れました。いいなぁ・・・、行きたかったなぁ・・・。f(^_^)

2005/6/16(木)
 今年4月に入った新人職員も、6月に入って、そろそろ和光
苑の業務をこなせるようになってきました。グランモア和光
苑のケアワーカーは、各シフト(早番・日勤・日A勤・遅番・夜
勤)ごとに、色んな業務を覚えなければなりません。昼間の
各シフト業務を一通り覚えた頃から、「夜勤業務」の見習い
が始まります。グランモア和光苑の夜勤は、入ってから大体 
3ヶ月ぐらいしたらシフトに組み込まれて、先輩職員と一緒に
「夜勤」を学びます。この数日で、新人夜勤のシフトが始まり
ました。初めての夜勤は、普段の業務と違って、少ない夜勤
者だけで一晩の業務をこなすので、とても大変です。夜勤業
務を何度か経験して、始めてグランモア和光苑の職員とし
て、ひとり立ちしたことになります。そして、まもなく第一関門
の「施設長ヒアリング」(新人研修)があります。施設長ヒアリ
ングは、新人職員にとっては、とても厳しい研修(試験)です。
和光苑の職員の「試用期間」は、6ヶ月間です。その間に、
二回の「施設長ヒアリング」があり、 3ヶ月目と6ヶ月目に行
われ、問題のある新人職員は、3ヶ月目に指導があると、次
の3ヶ月間で改善されなければ、本採用取消となります。こ
のように二段階の「試用期間」で、和光苑の職員として、しっ
かりと続けていけるかが問われます。
 普段は、優しい声がけしかしない施設長でも、この日だけ
は、厳しい研修を課しますので、時には泣いてしまう新人も
出ています。過去には、本採用取消となった職員もいます
し、真剣に立ち向かってきて、施設長を見返した職員もいま
す。入居者の命を預かっている我々は、プロの介護者とし
て、しっかりした仕事ができないといけません。甘い考えの
職員には、高齢者介護は出来ません。そんな厳しい姿勢
を、この「施設長ヒアリング」という新人研修で学びます。普
段の業務を覚えるよりも怖い研修会になります。今年は、何
人の新人職員が、最後まで泣かずに頑張れるのか、楽しみ
でもあります。(~_~;) 

2005/6/15(水)
 昨日とはうって変わって、とても肌寒い一日となりました。
朝から雨模様で、デイサービスの送迎で和光苑へ来た利用
者さんも、大変でした。風邪などをひいて体をこわさないとい
いですね。今日は、昨日のパソコン・システムの細かい配置
の調整をしていました。パソコンの業者さんは、据えて動くよ
うにしていくだけで、使い勝手を考えてはくれていません。い
ろんな意味での細かいセッティングは、やはり和光苑仕様に
しなければなりません。そんな仕様にするための調整をして
いました。ただ置いておくだけの備品では、職員の使い方に
も、業務の効率にも影響が出て行きます。そのようなことも
調整しだいで良くなります。グランモア和光苑の職員のほと
んどかパソコンを使って書類を作成しています。多分、他の
老人ホームよりも、パソコンを使える職員の比率は、多いの
ではないかと思っています。(^o^)

 そういえば、先日、グループホームもばら和光苑のことで、
茂原市役所の方と話していた時に、「家族介護者教室」の話
になりました。某市の広報誌に「家族介護者教室」の開催案
内を掲載してくれなくなったことで、今後をどうするかといった
話の後でしたので、茂原市で「家族介護者教室」の開催案内
をお願いするとしたら、いつまでに依頼をすればいいでしょう
かという相談を話しました。和光苑の事業計画としては、「デ
イサービスセンターもばら和光苑」で、家族介護者教室を開
催する予定です。グランモア和光苑が、毎奇数月(1月・3
月・5月・7月・9月・11月)の第三土曜日での定期開催でした
ので、もばら和光苑では、毎偶数月(2月・4月・6月・8月・10
月・12月)の第三土曜日での定期開催でいこうかと思ってい
ます。
 そんな話をしていて、もばら和光苑での、第一回目の家族
介護者教室を10月22日(土)に開催したいと伝えました。動き
の早い茂原市役所では、毎月2回発行の広報誌への掲載
依頼は、前々月(8月)の25日までに出してくれれば掲載する
との回答をいただきました。もばら和光苑での、第一回目の
家族介護者教室では、タイトルを何にしたらいいでしょうかと
聞いたところ、「何が出来る?」と問われたので、「高齢者介
護に関するものなら、何でもいいですよ。」と、答えたところ、
「介護保険制度について」が良いなあという返事でした。介
護保険制度についての話も、別にタイトルには問題は無い
のですが、講師に問題があって、その手の話になると、自分
に講師役が回ってきてしまうので、他のタイトルの方が・・・、
と笑って答えました。「じゃあやってね。」の一言に、余計な話
題を振ってしまったと後悔しています。そんな訳で、もばら和
光苑での、第一回目の家族介護者教室は、『認知症(痴呆
症)をめぐる状況と、これからの介護保険制度 』というタイト
ルで、10月22日(土)に開催することになりました。私が・・・。
 もばら和光苑での本番に備えて、グランモア和光苑で、9
月17日(土)に「第57回家族介護者教室」を、同じ内容とタイト
ルで講演することにしました。「もばら和光苑の前にちょっと
練習しておきたい。」と言ったら失礼ですよね。でも広報誌で
案内を出さないので、参加者も多くないし、今国会の介護保
険改正法案の動向も気になっているので、時期的にはタイ
ムリーな話題として丁度いいと思っています。和光苑は、某
市の協力が得られなくても、最新情報を発信していこうという
ことになりました。やはり、家族介護者教室を自前で開くため
に、講師役の自分達が勉強して、常にスキル・アップしてい
かないとならないので、職員としての意欲が違ってきますよ
ね。そんなカラーが和光苑の持ち味です。そんなグランモア
和光苑の家族介護者教室に参加してみませんか? 次回
は、7月16日(土)に開催されます。講師は・・・・? 詳しくは、
家族介護者教室」のページへ・・・・!!

2005/6/14(火)
 今日も暑い一日でしたね。梅雨入り宣言も出て、いっきに
肌寒くなるのかと思っていたら、うだるような暑さでバテぎみ
です。(;^_^A
 今日の和光苑では、元町の事務所や支援センターに、新
しいパソコンが入りました。もちろんPCサーバーが最新型に
なって、各クライアントPCも、新しいものに交換しました。パ
ソコンは、日進月歩で進化してきています。これまで
Windows NT4.0(サーバー)と、Windows 98というOSの入った
パソコンでしたが、時代の波に乗り切れず、新しい介護保険
制度改正に対応するにも、システムが旧態化していました。
特にWindows NT4.0(サーバー)については、昨年の暮れか
ら調子が悪く、時々停止したりして、いつ動かなくなってもお
かしくないという状態で、この半年間は、ひやひやしながら使
用してきました。ここにきてようやく新しいWindows 2003(XP
サーバー)と、Windows XPの入ったパソコンに一新しました。
今日から安心して、お仕事に励むことができます。
 この新しいパソコン・システムを導入した理由は他にもあっ
て、新しい「もばら和光苑」のパソコン・システムを導入する
のに、旧型PCシステムと新型PCシステムでは、相互利用が
できないため、双方を同じ仕様の新型PCシステムにする必
要があったからです。これで、新しく「もばら和光苑」が開苑し
たら、WAN(光ファイバー接続)でつないで、全てのシステム
を「グランモア和光苑」と連動して動かすことができるように
なります。もばら和光苑での事務負担の軽減と、経費の削
減、個人情報などのセキュリティの向上を目指したもので
す。今日は、一日がかりで、パソコンの業者さんが、新しい
パソコン・システムの取り付け・設定をしていました。私の方
も、サーバーPCの取り外しや取り付け、新しいシステムへの
仕様変更の指示や相談などで、バタバタとして忙しくなって
いました。和光苑のサーバーPC用ラックは、ある業者さんが
使っていたお古のもらい物(サーバーPC専用ラックは鍵付
で、結構高価らしいです。)で、むき出しだったサーバーPC
を、サーバー専用のPCラックに入れることで、簡単に持ち出
すことが出来なくなり、防犯上の安全性が増していました。そ
の複雑な組み込み方のため、他の業者さんでは取り外すこ
とも出来なくなっており、当然、盗難もされないようになって
いました。結局、私が自分で、コンパクトにまとめて入れたあ
ったサーバーPCをラックから外したり、新しいサーバーPC
を、ラックに入れられるように、新しく組み替えたりしていまし
た。見た目もすっきりした「サーバーPC専用ラック」は、かっ
こよく事務所に収まっています。(^o^)

2005/6/13(月)
 このところ毎日のように「和光苑日記」(ブログ版)を書いて
いるので、両指が、また腱鞘炎になってきました。気軽に書
き込めるブログ版のため、メモ代わりに、ついついパソコン
を開くと、書き込みをしてしまいます。なるべく指に負担の無
いように、ゆっくりとキーボードを打つようにしていますが、つ
いつい無意識に強く打ってしまうようです。気づいた時には、
左右の人差し指が痛くなっていて、「なぜ?」と、首をかしげ
ています。自業自得なのですが、注意が足りないと、また腱
鞘炎が再発してしまいます。自覚症状のあるうちに意識して
治しましょうね。(~_~;) 

2005/6/12()
 今日は午後から、もばら和光苑の職員採用面接試験が、
市原市のグランモア和光苑でありました。事前の申し込みは
18名でしたが、実際に受験に来たのは14名でした。(まあそ
れでも多い方ですが・・・) 当初予定の人数は7〜8名のつも
りでしたが、いつの間にかドドッと増えていたらしいです。皆
がそれぞれに電話での申し込みを受けていて、全部合わせ
たら18人だったということです。おかげで、昨日から試験会
場(デイホール)の準備でバタバタと慌しくなってしまいまし
た。今日の開始時間になって、4名の無断欠席が出で、結局
14名が受験を受けました。(当日連絡も無く、来ないのは失
礼ですよね。) 受験者が予定より多くなったからといって、や
らないというわけには行かないので、普段は面接にじっくりと
時間をかけていたのを、いつもよりも手短にしましたので、
一人当たりの面接時間を少し短くしました。その分、一人一
人に集中して面接をしましたので、とっても疲れました。まあ
筆記試験の後に、長〜い時間、面接の順番を待っていた受
験生も大変だったと思います。今回の試験結果は、まだ出て
いませんが、近日中には決定して合否の連絡をとりたいと思
います。いずれにしても、まだ全職種が決まっているわけで
はないので、興味のある方は、検討してみてください。

 そういえば・・・、一昨日(金)の報告で、三菱フソウの24人乗
りマイクロバス(ローザ)のリコールの通知が来たそうです。平
成7年式のバスですが、今頃になって、操舵装置の部品に
二箇所も欠陥があって、リコールで部品の交換をしますとい
うことでした。「え〜!!」今頃になってリコール?冗談でしょ!! 
10年目の車に欠陥の連絡なんて、ウソみたいな本当の話で
す。車両担当が、「いつ修理にだしましょうか?」と聞くので、
「今日(金)、すぐ出して!!」と、速攻で指示しました。夕方には、
三菱フソウの袖ヶ浦営業所にもって行きました。翌日の午後
には終わるというので、バスを置いてきましたが、その間に
も営業所の電話は鳴りっぱなしで、全てがリコールに対する
苦情のようでした。皆さんが怒っていました。しかし、この10
年間も、よくほっといたものですよね。昨年来の三菱フソウの
トラックの人身事故問題は、大きな社会問題になっているの
に、とうとう私たちの身近なところまで波及してきました。今ま
で事故が無くてよかったですよね。和光苑のローザは、去年
の夏に、シフトノブが折れたぐらいで、それ以外は、いつも調
子が良かったのですが・・・。普通は、シフトノブも折れな
い・・? あれもリコールでは?

2005/6/11(土)
 今日は、千葉幕張メッセ・国際会議場で開催されている
『第9回千葉痴呆研究会』に、職員5名で参加しています。こ
の千葉痴呆研究会については、毎年触れていますが、千葉
県内の医療機関の方々を中心に創設されていて、主に医療
関係者の会員向けに開かれている研修会です。
 ですから、講演内容も医療面から診た認知症(痴呆症)ケア
を中心としたお話が多く、介護の現場職員には、少し難しい
研修内容になっている面もあります。特に介護保険制度が
施行されてからは、痴呆という呼称が「認知症」という名称に
変更されて、認知症高齢者ケアについての、さまざまな議論
が展開されてきていて、新しい時代の看護や介護技術など
の展開をみせています。グランモア和光苑では、第1回目か
ら、この千葉痴呆研究会に参加していて、当苑の職員の認
知症(痴呆症)への取り組みの基礎研修の一つとして、重要
な役割(指針)を担ってくれています。
 今日の研究会では、教育講演1「大腿骨頚部骨折のリハビ
リテーションにおける認知症、骨粗しょう症の与える影響」と
題して、千葉労災病院リハビリテーション科部長の中村哲雄
先生のお話がありました。この内容については、昨年、千葉
労災病院で開かれた「市民公開講座」でも話されていたもの
でしたので、同じ講演を二度聞くことになりました。
 教育講演2「老年期の精神障害」千葉大学大学院医学研
究員精神医学教授の伊藤雅臣先生のお話は、精神医学の
面から話されていて、かなり難しい内容でした。
 休憩を挟んだ後のシンポジウムでは、『痴呆性高齢者の直
面する問題』と題して、座長に千葉大学看護学部精神看護
学教授の岩崎弥生先生と千葉県介護支援専門員協議会理
事長の水野谷繁氏、三名のシンポジストには、呆け老人を
かかえる家族の会千葉県支部副代表の植松多恵子氏「認
知症(痴呆症)高齢者の家族の抱える問題について」、ご自
身の親を介護した体験を、ご家族の立場から、さまざまな視
点と意見を陳べていて、とても説得力のあるご意見を、参加
されていた医療関係者に訴えていました。
 旭神経内科・リハビリテーション病院言語聴覚療法科科長
の平山淳一先生「認知症疾患患者の入院デイケア」では、
回復期リハビリテーション病棟の立場から話されていまし
た。特に、回復期リハビリテーション病棟が全国に27.000
床、千葉県内でも500床もあって、在宅復帰を目指したリハ
ビリテーションに積極的に取り組まれていることを知りまし
た。また回復期リハ病棟における効果と内容、今後の課題
などについても、とても勉強になるものでした。
 東海大学医療技術短期大学助教授の横島啓子先生「ユニ
ットケアにおける認知症高齢者のケア効果と課題」について
は、ご自身が以前に勤めていた有料老人ホームでのユニッ
トケアの実践事例を資料に説明をされていました。各氏それ
ぞれに有意義なお話をされ、とても参考になりました。 参加
者との質疑応答もなかなか楽しいものでした。
 その後には、特別講演として「介護保険法改正後の認知
症対策について」厚生労働省老健局計画課認知症対策推
進室長兼介護保険制度改革本部事務局次長の大島一博氏
の行政説明もうかがうことができました。文字にすると長々と
していてわかりづらいですが、大島氏のお話は、以前からと
ても気になっていた介護保険制度改革の核心に触れるもの
で、私達には重要な話題であって、とても難しい課題でもあ
るものでした。しかし、その説明の判りやすさから、私の疑問
に答えが見えましたので、今後の私達の活動に活かしてい
きたいと思っています。
 「今回の研究会も大盛況で、参加者総数が457名、内看護
師が51%、相談員・ケアーマネージャーが21%、その他の方
と事務関係者が15%、医師・管理者が12%という内訳でし
た。」と、お元気に斉藤和子先生が閉会のご挨拶と一緒にさ
れていました。今回も楽しく終えることが出来ましたね。私に
とっても、とても有意義な研修会となりました。ありがとうござ
いました。

2005/6/10(金)
 昨日は、お天気も良く、久しぶりにバイク(GSX-750R)で出
歩いていました。風を切って走ると、季節の香りがたくさん感
じられて、とても気持ちいい一日でした。しかし、久しぶりの
オートバイは、体力の落ちている身には、疲労というお土産
をいただき、今日は朝から身体がだるいです。気持ちと身体
が一致しなくなっています。(T.T)
  今日は、昨日とうって変わって、肌寒い雨です。屋内にい
れば蒸し暑く、外に出ると肌寒いという、体には良くない日で
すね。今朝のグランモア和光苑では、ショートスティの送迎
がたくさんあって、てんてこ舞いです。雨の中での送迎は、
車の運転も、車椅子の昇降も、十分に注意していないといけ
ませんよね。事故無く安全に和光苑まで来てほしいと思いま
す。 今朝、久しぶりに和光苑のホームページを更新しまし
た。以前は、毎日更新していましたが、最近は、「和光苑日
記」ブログ版で、毎日の日記を書き込んでいるので、ホーム
ページの更新がいらなくなりました。今は、週に一回か二回
ぐらいの更新で、主に月行事で新しい写真が溜まったとき
に、表紙の画像と一緒に「アルバム(7)」を書き加えていま
す。「和光苑日記」ブログ版は、とても便利です。普段は、イ
ンターネットでプロバイダーのサーバーに入るので、パソコン
は、誰のパソコンでもかまいません。自宅でも、苑でも、出先
にあるパソコンでも書き込みが出来ます。そこで書き込んだ
「和光苑日記」ブログ版を、出勤してホームページのファイル
データーを開いた時に、他のアルバムの更新時と一緒に、
「和光苑日記2」へコピーしています。ですから、、「和光苑日
記」ブログ版の方が原稿で、、「和光苑日記2」の方が清書
版ということになります。清書するときに、微妙に修正をいれ
たりしますので、ブログ版は時々、誤字脱字があったりしま
す。(>_<) そのように使い分けをしていますので、ブログ版
は正確な記述でないときもあると思って、ご容赦下さい。m(_ 
_)m 
 今朝の「グランモア和光苑」ホームページの更新は、総ペ
ージ数が139ページで、入居者や職員の画像が、6039枚を
カウントしていることに気づきました。この2年半の間に、ず
いぶんと増えたなぁと感心していました。このホームページ
は、素人作成のため、特別な技術よりも、苑の様子の分かり
易さを目指して写真を多用してきました。その写真の数が、
6000枚を超えました。けっこうな数ですよね。日々の行事の
写真を追加していますが、ここ最近のデジカメの普及と、行
事の充実が、沢山の写真を残してくれていて、私は、どれを
選べばよいのか悩む日々です。写真のアップで悩んでいる
だけで、その行事の楽しさが伝わってきますし、時には、写
真を見ただけで吹きだしています。自分のいない日でも、和
光苑で楽しい行事や生活が行われていると思うと嬉しくなっ
てきますよね。皆で考えて、お年寄りと一緒に楽しんでいる
姿は、みんな輝いています。ご家族も、きっとこんな写真に
写っている姿を見て、ご安心されているのでしょうね。
 先日の県高齢協会の会議に出かけた時に、普段はあまり
親しく話しをしたことのない方から、声をかけていただきまし
た。親しみのあるご挨拶には、私のことをよくわかっているら
しいことが感じられました。この「和光苑日記」やグランモア
和光苑のホームページをご覧になられているようでした。ホ
ームページは、このように直接会って、自分の話をしなくて
も、いろんなことを語ってくれていて、和光苑での出来事だけ
でなく、私の普段の様子も語ってくれています。そんな私に、
好感を持ってくれる方々には、とても判りやすいホームペー
ジだと思います。まあ某副会長の奥様のように、私の家族の
話までチェックしていて、話題にしてしまう方もいますから、
良い効果が半分、怖い効果も半分といったところでしょうか。
しかし、お互いに普段は忙しくて、中々会う機会も無い方と
のコミュニケーションの一つと考えてみれば、良い近況報告
の手段ともいえますよね。まあそうでも思っていないと、本音
トークも出来なくなってしまいますよね。まあ私の場合には、
おべっかやよいしょができない性格で、思ったことをずけず
け言うキャラで、好き嫌いがはっきりしているので、相性の良
し悪しが分かりやすいです。元々白黒がハッキリしている
で、グレーなお付き合いができません。すいませんが、その
辺を分かっていていただけると、後が楽です(~_~;)・・・と、先
日の会議での方々に・・・。

2005/6/9(木)
 昨夜バンコクで開催されたサッカー・ワールドカップのアジ
ア予選「日本vs北朝鮮」の試合を見ましたか? すごかった
ですね。和光苑の事務所にも14型のテレビがあって、7時35
分の試合開始から、サッカーを観戦している職員がいまし
た。このテレビは、普段は台風や地震などの災害情報の確
認のために用意されています。もちろんお仕事中に見てい
るわけではありませんよ。それにしても、2-0で勝った時は、
にわかサッカーファンの私も「ウォー!!」と叫んでしまいまし
た。これで、来年のワールドカップ・ドイツ大会出場が決まり
ました。またしばらくは、サッカーの話題で盛り上りますよ
ね。先ほど代表選手が成田に帰国しました。いまテレビで帰
国後の記者会見が、LIVEで放送されています。しかし、今回
の勝利の裏で、チャーター機の用意、ミネラルウォーターや、
料理人の帯同等々、選手達が試合に専念できる環境を準
備するなど、沢山の人たちが支えている事を紹介していまし
たが、やはりこれだけの事をしなければ、ワールドカップに
出場できないのかと感心しています。それにしても、勝ってよ
かったですね!! \(^O^)/

 今日は一日中、サッカー・ワールドカップのアジア予選「日
本vs北朝鮮」のニュースと話題で持ちきりでしたね。そういえ
ば、グループホームもばら和光苑の入居申し込みもぼちぼ
ち入ってきているようです。入居可能かどうかも含めて、来
月1日から個別の訪問面接をいたします。それまでは、順次
申し込みの受付をしていきたいと思います。入居費用につい
ては、先日から県保険指導課と相談しながら、調整していま
すので、まだはっきりとは決まっていません。f(^_^)(;^_^A

 先週より、毎週火木土の夜7時から地元八坂神社の境内
で、椎津青年会のご指導で、子供達の「太鼓とひょっとこ踊
り」の練習が始まっています。私の娘達も、毎回参加してい
て、練習のある日は、子守も兼ねて私も見に行っています。
上の娘は、昨年まで「ひょっとこ踊り」を担当していましたが、
今年は、太鼓をやりたいと言って、一生懸命練習していま
す。我が家の子供達は、私に似て、器用ではありません。娘
が、とひょっとこ踊りを始めてから、なかなかうまく踊れず、最
近になってようやく、さまになってきたと思ったら、太鼓に変
わってしまい、もったいないなぁと思っています。しかし、本人
は、太鼓をやってみたいから、今は太鼓がいいと話していま
す。本人が興味を持って取り組んでいるのですから、それは
それでいいのかもしれません。
 やはり、興味があって、自分から楽しんでいるのが一番で
すよね。うまい下手は、気長に頑張れば、いずれ克服されて
いきますが、好きでないものは、いくら頑張ってもうまくなりま
せん。これは、お仕事にもいえますよね。介護の仕事も、好
きな人は、いずれうまくなっていきます。しかし、そうではな
く、「生活のために」と考えている人は、一時的にうまくなって
も、その後の成長はなく、長い目で見ると、続かないことの
方が多いと思います。まあどんな仕事にせよ、好きであるこ
とが一番いいと思います。そして、それをいつも楽しくできた
ら幸せですよね。なかなか難しいけど・・・。 

2005/6/8(水)
 今日は、県庁高齢者福祉課と保険指導課へ出かけ、その
後、千葉市内のホテルで、千葉県高齢者福祉施設協会の種
別分科会・専門委員会の委嘱状交付式と会議、千葉県デイ
サービスセンター協会専門委員会の委嘱状交付式に、委員
会別の会議を二件もハシゴして、そしてようやく3協会合同
の懇親会出席と、長〜い一日となりました。
 やっと帰苑したのは、夜7時頃です。その後に、机の上に
山のように詰まれた日誌類に目を通し、県高齢者福祉課に
再提出の「差替え書類」を作り終わったころに、一丁目のパ
ソコンがおかしいとの報告が入ってきて、確認に・・・。
 結局時間が遅いので、重要なファイル・データーを、別の
サーバーへ避難(コピー)させてシャットダウン。入居者全員
の今日のケース記録を読破してから帰宅しました。ほんとう
にほんとうに長〜い一日となりました。
長かったな〜・・・。(~_~;) 

2005/6/7(火)
 昨日の県庁での保険指導課の話は、今日、早速連絡が来
て、もばら和光苑の運営の方向性については、問題ないらし
く、そこまで細かい規定はされていないので、ある程度の幅
を持った姿勢であればよいとの返事をいただきました。そん
なわけで、他のグループホームとは少し違った運営をするか
もしれませんが、和光苑らしいやり方とアプローチで、認知
症(痴呆症)ケアを試みたいと思います。 今日の午前中は、
比較的余裕があったので、久しぶりに苑車両の修理をして
いました。先日来、車両の無線機が故障していたり、小さい
直しがあったりして、なかなか治す時間が取れませんでし
た。部品が足りなかったり、手間取ったところもありました
が、けっこう色々修理しました。唯一できなかったのが、ロー
ザ(マイクロバス)の運転席の水漏れです。グランモア和光苑
の車両のほとんどが、そろそろ10年選手になります。もちろ
んまだまだ乗りますよ。平成7年式の車両(4台)でも、車両担
当に、「あと10年は乗るから、大事にしてね。」と伝えました。
自動車も生き物のように大事に接すれば、元気に長持ちし
てくれます。グランモア和光苑の車両は、長持ちさせるため
の工夫がいっぱい施されています。もちろん車両を使う職員
が、毎回しっかりと実施してくれているからこそ、少ない劣化
で長持ちしています。みんなで大事にしていくことが和光苑
の基本でもあります。 

2005/6/6(月)
 ふ〜!! 今日もいろいろと忙しく動き回っていましたが、とて
も残念な報告が支援センターの職員二人からもたらされまし
た。某市役所高齢者福祉課から、某市の広報誌の掲載を断
られて、今後も掲載されないということに決まったとの報告で
した。某市は、もともと高齢者福祉に対して、排他的な姿勢
が顕著で、当苑が高齢者福祉を積極的に推進することを疎
まれていました。よく、実績という言葉がありますが、どんな
に実績を積んでいても、他の施設より出すぎた行動は好ま
れないということです。この10年間で、55回も無料開催され
てきた「家族介護者教室」、36回目の「高齢者家族懇談会
(無料相談会)」も、社会福祉法人和光会として、積極的に地
域貢献を推進してきました。某市内に11ヶ所もある在宅介護
支援センターの中で、これだけ積極的に在宅福祉につい
て、地元市民の皆さんの役に立つ知識や情報を提供してき
た実績も、先の一言で無になりました。グランモア和光苑
は、他の在宅介護支援センターが出来ないような活動を、積
極的に実施しています。それは私達に、某市の高齢者福祉
への貢献をしているという自負があります。当該職員の二人
も、市の担当者と、かなりの言い合いがあったようで、今日
はとても憤慨していました。私達も、しょせんは一法人の職
員にしか過ぎません。某市役所からすれば、どうでもいい社
会福祉施設のひとつぐらいにしか見ていないということで
す。そこまでして「家族介護者教室」や「高齢者家族懇談会」
を開かないといけないのかと、二人から相談されました。こ
れまでにも、家族介護者教室のタイトルが気に入らないと言
われて、タイトルを勝手に変更されたりしていましたが、さす
がに今回の仕打ちにはあきれてしまいます。社会福祉意識
の低い人間を相手にしても、一向に埒が明きません。早く市
高齢者福祉課全員が総入れ替えの移動でもしないことに
は、某市の高齢者福祉は、ますますゆがんだ福祉施策にな
ってしまいます。それでなくても介護保険制度になってから、
介護保険課が幅を利かせていて、高齢者福祉課の存在自
体が薄くなっています。もしかしたら、そのうち無くなってしま
うのかもしれませんね。とてもくやしいですが、市制にまでは
口出しできませんので、結局このまま泣き寝入りとなります。
これからの当苑の家族介護者教室や高齢者家族懇談会
は、やらない方がよいのでしょうか?

 午後からの外出(県庁)でくたびれて帰苑した後、夕方の不
愉快な報告に憤慨して、気分が悪いまま帰宅しました。お腹
が膨らんで一息したら、少し落ちついてきました。今後の家
族介護者教室は、状況によって中止しなければならないか
もしれません。家族介護者教室の参加者のほとんどが、市
の広報誌を見て申し込みをされています。苑の開催案内や
広報活動程度では、これ以上の参加者は望めません。参加
者の来ない家族介護者教室を開いてもしょうがないので、や
むなく中止という方向で検討します。お役所の対応は、その
時期の責任者の意識しだいで、良くも悪くもなります。しばら
くは、このまま泣き寝入りで行くことになります。もしかした
ら、ずう〜っとかも知れませんが・・・。

 ところで今日の県庁での話し合いは、「グループホームも
ばら和光苑」の開苑にあたっての、準備段階での話を、保険
指導課というところでしていました。これまでは、高齢者福祉
課が窓口でしたが、いよいよ開苑が近づいてきたといったと
ころでしょうか? この後も、開苑したら介護保険課の管轄に
なります。同じ県庁の中でも、それぞれに考え方が違ってい
て、今日の話し合いでも、高齢者福祉課とは、まったく反対
の説明を受けて、「えっ?」と、戸惑う場面も、何度かありまし
た。同じフロアーにあって、県職員の認識にこれだけ食い違
いがあると、さすがに悩むこともあります。どっちの考えに従
えばよいのかは、まだ決めていませんが、施設認可(補助金
を出す部署)と、運営認可(介護保険制度上の認可基準指
導)の部署では、立場が違うということもありそうです。この
後の介護保険課も、また違った指導があるのかもしれませ
んね。
 とりあえず今日の保険指導課の説明は、まともなお話で、
納得のいくものでした。ただ、もばら和光苑の運営の方向性
が、他の民間のグループホームとは違っているらしく、「それ
でよいのかはわからない。」ということで、調べてくれることに
なりました。しかし、他のグループホームのやり方は、老人ホ
ームの施設形態で、集団処遇を認めているような姿勢でし
た。「それでは、お年寄りの意思や尊厳、個々の選択肢を制
限したものになり、グループホームとはいえないのではない
か」と、私の意見や考え方を述べさせていただきました。施
設運営や集団処遇、認知症(痴呆症)ケアは、現在のグラン
モア和光苑でしっかりと極めています。その経験を基本にし
て、認知症(痴呆症)ケアに活かせるような高齢者グループホ
ーム運営を目指したいと考えています。ただ、今日のよう
な、他のグループホームの考え方が、今の千葉県における
グループホームの大勢のようですので、私の考えていたグ
ループホームは、特別養護老人ホームグランモア和光苑の
時のように、同業者には受け入れられないものかもしれませ
ん。そうなると、なかなか厳しい立場になってしまいそうで
す。 

2005/6/5()
 今日は、おだやかに晴れ渡ったお天気で、とても過ごし易
い日となりました。お昼頃に一回、つい先ほど一回と、ショー
トスティの利用者さんが、無断で苑の外へ出て行ってしまい
ました。お外へ出かけたいお気持ちは、私にもわかります。
気持ちいいですよね。でも出来れば、職員に一声掛けてか
らお出かけしていただけるとありがたいのですが・・・。昼間
の一回目は、来苑されていた嘱託医の先生と一緒にエレベ
ーターに乗られて、ご一緒に外へ。先生は、ハンドバッグを
持っていて、ご家族の方かと思ったと、後になって笑ってい
ました。門の外へ出て行く姿で、おかしいと気づいて、職員
に連絡してくれました。せんせ〜!!(/_;)
  二回目のさっきは、どこの出入り口から、お出かけになっ
たのは、現在調査中です。支援センターにいたケアマネさん
は「気づかなかった」というので、裏庭側からの外出ではな
いようです。しかし、今日は日曜日で、職員も少ないので、で
きれば苑内のお散歩程度でお願いしたいと思います。苑内
を自由に行き来できる和光苑では、このようなことも間々あ
ります。大きな事故につながらないように十分に注意したケ
アを心掛けたいと思います。(;^_^A

2005/6/4(土)
 今日はお休みでしたが、愛妻の実家の母が、栃木県の日
光で同窓会があるということで、愛妻と子供達を乗せて、東
京浅草にある東武鉄道の浅草駅まで送ってきました。JRだ
と、何度も乗換えがあって迷うとのことで、東武鉄道なら一本
道で乗換えが無いだろうということになり、私もお休みだった
ので、車で送っていくことになりました。私も愛妻も普段から
電車に乗らない一家です。東武浅草駅の切符売り場の券売
機が、色んなボタン操作で行き先の切符を選ぶようになって
いて、愛妻の母一人では、切符も買えなかったといわれ感
謝されました。しかし、多分私も一人だったら、きっと同じく買
えなかったと思います。それくらい電車に疎い人間で、車の
運転なら、日本中どこでも出かけて行ってしまうのですが、
電車だと・・・、小学生並みのレベルになります。
 私が車でのこのこと浅草まで出かけていって、ただで帰っ
てくるはずはありません。ついでに、浅草橋にある花火問屋
さんへ、今年8月6日(土)開催予定の第9回グランモア和光
苑夏祭りの「打ち上げ花火」の下見によってきました。昨年
から、この花火問屋さんにご指導いただいて、盛大な花火大
会を開いています。今年も昨年と同様にしたいとお願いし
て、和光苑の花火師が、来月に入ったら勉強に来ますと伝
えて、打ち上げリストが出来た時点で連絡をくださいと話して
きました。元々グランモア和光苑の歴代の花火師達は、打ち
上げにこだわりを見せていました。昨年より、良きアドバイザ
ー(花火問屋三代目店主)を得て、ますますこだわりのある
打ち上げ方法で、新しい演出を考えるようになりました。昨
年の夏祭りの打ち上げ花火は、とても凝っていて感心しまし
た。今年は更に良くしたいと、また浅草まで勉強に行きたい
と申していました。こんなこだわりを持った職員達が、今のグ
ランモア和光苑を支えていてくれます。 ついでに子供達用
の花火も沢山購入して来ましたが、今夜早速、花火をやりた
いと騒いでいます。「今夜から始まる椎津例大祭用の太鼓と
ひょっとこ踊りの練習が終わった後に、雨がふらなければ
ね・・・」と話したら、近所の友達に片っ端から電話しまくって
いました。(∩.∩)
 今夜早速、花火をやりました。とひょっとこ踊りの練習が終
わって、家に戻ると、玄関先に子供達が集まっていました。
夕方には雷を伴った大雨が降っていましたが、とひょっとこ
踊りの練習が終わった頃には雨も止んでいて、近所のお友
達が集まってきていて「もう振ってないよ!!」と、ニコニコ顔で
待ち受けていました。公民館を出る時には、娘達に「今夜は
無し!!」と話していたのに、みんなの笑顔に押し切られてしま
い、椎津川の土手に移動して、小さい花火大会となりまし
た。子供達は、思い思いに自分の花火を手にもって、チャッ
カマンの順番待ちでした。子供達は、花火が大好きですね。
 そういえば昨年の夏に、和光苑でもお年寄りと一緒に、「夕
涼みのお茶会」を開いた時に、 小さな花火大会を開きまし
た。皆で「手持ち花火」を持って、火をつけましたが、花火の
火花よりも、煙の多さで辺りが真っ白になってしまい、手持ち
花火は、お年寄りにはあまり受けなかったという報告をもら
ったのを思い出しました。お年寄りにも楽しめると思っていま
したが、うまくいかずに失敗しました。こんなことも、やってみ
ないとわかりませんよね。グランモア和光苑では、色んな試
みの中で、失敗も沢山しています。そんな多くの失敗経験か
ら、次への成功を目指して頑張っています。\(^o^)/

2005/6/3(金)
 ようやく「もばら和光苑」の電話番号(0475-27-1113)とファッ
クス番号(0475-26-2250)が決まりました。もちろん「ダイヤル
イン」にしましたので、つながりやすい代表番号になっていま
す。そして、専用の直通番号(0475-27-1022)を「在宅介護支
援センターもばら和光苑」に用意しました。専用線は、24時
間つながる専用番号にしています。(※ただし、もばら和光
苑の電話回線は、9月1日からの使用開始となりますので、
それまではつながりません。)
 その他にも、軽費の節約を目指して、光通信を使ってPC
(パソコン)回線を「IP電話(2回線)」を用意しています。「IP電
話」は、PC回線同士で通話すると、電話代がかかりません
ので、何分間話しても、通話料金がタダになります。市原市
の「グランモア和光苑」と、茂原市の「もばら和光苑」の間で
の通話料金は0円にします。その他の方々でもPC回線を使
った「IP電話」を持っている方は、0円になります。その他に
も、軽費節約とセキュリティ対策を目指して、もばら和光苑
と、グランモア和光苑の双方のパソコンを「WAN」という光通
信でつないで、もばら和光苑の入力データーの全てを、グラ
ンモア和光苑(市原市)のサーバーPCに集めます。職員の
勤怠データーも、介護保険の給付データーも全てです。大企
業のシステムほどではありませんが、本部一括の情報管理
をして、個人情報保護の漏洩対策にも注意を払う予定でい
ます。小さくても最先端の「ITシステム」を構築して見たいと
思っています。介護も運営も、最先端の和光苑を目指しま
す。家庭的な雰囲気とか、在宅に近い生活環境などの言葉
だけのサービスよりも、もっと実のある介護を実践したいと
考えています。 それにしても、ようやく「もばら和光苑」の電
話番号が決まり、パンフレットや封筒、名刺など、新しく印刷
しなければならないものが沢山あって、これから益々忙しく
なります。

2005/6/2(木)
 つい先ほど、日付の変わる直前に、我が家の近くで、地鳴
りのような爆音が響きました。「事故だ!!」と、急いで外へ飛び
出すと、近所の人たちも沢山でてきて、橋の上で正面衝突を
した乗用車とワゴン車の周りに集まって人だかりができまし
た。二台の車は、見るも無残な大破で、交通事故の悲惨さを
見せていました。幸いにも、それぞれの車の運転手は、胸を
打った程度で、二人とも自分で歩いていました。当事者の一
人が携帯電話で、警察と救急車を呼んでいたので、その場
を離れましたが、大した怪我も無くよかったと思っています。
しかし、真夜中の交通事故は、昼間よりも大きな音が響い
て、大勢の人が集まってくることが分かりました。何人かの
方が、二次災害を防ぐために、後から来る車を止めていまし
たが、こんな時に機転の利く人がいて、偉いですよね。その
後に、救急車とパトカー、消防車まで出動してきて騒然とな
った夜でした。

 昨日は、幕張に外出行事でナイター観戦に出かけ、とても
長〜い一日でした。参加した入居者の皆さんは、昨夜のナイ
ター観戦を満喫したらしく、今日も朝から、興奮状態で、職員
達を捕まえては、野球観戦の話で盛り上がっていました。そ
して、会う人みんなに嬉しそうに外出時の出来事を話してい
ました。和光苑初のナイター観戦は、大成功となりました。 
私の方は、昨日の長〜い一日で、足腰がくたびれて、午前
中は、ボヤ〜ンとしていました。午後からは、もばら和光苑
の(建築現場の)定例会議に出席しました。会議自体は大変
ではないのですが、建築現場の中に入ると、一つ一つの部
屋の造作に満足のいかない部分を見つけてしまい、気が重
くなりました。もちろん、現場の皆さんのせいではなく、もとも
との基本設計での不満と、消防法などの制限基準の設定な
どで、悲しいほど暗い建物になっていることです。(※誤解の
ないように・・、一般の方が見れば、良い建物に見えると思
います。ただ、高レベルの介護を目指す人間にとっては、足
りない仕様や造作という意味です。)
 良い社会福祉施設の運営には、ハード(建物)と、ソフト(職
員)の両面が影響してきます。たとえば、「グランモア和光苑」
という建物は、開苑当初から、その完成度が高く、後は職員
の質だけという状態から出発しました。それには、基本設計
の段階から、自分の意見や考えを十二分に聞いてくれた、
当時の県高齢者福祉課の担当者や、設計事務所の設計士
さんのお力がありました。私は、10年たった今でも、その方た
ちの事を忘れません。あの当時の県高齢者福祉課の皆さん
は、多忙な職務にもかかわらず、本当によく勉強していて、
社会福祉施設の事を熟知していました。その思いを具体的
に形にしてくれたのが、建築業者さんです。おかげで(後々
の熟成期間を煮込むのに)必要十分な仕様を造っていただ
き、この10年間で、「グランモア和光苑」というハード(建物)を
熟成させることが出来ました。そして、その間に、しっかりし
た職員教育や研修といったソフト面での育成に専念すること
ができました。今は自慢のグランモア和光苑です。どこの席
に出ても、自信を持って自慢できるほどに成長しました。
 話を元に戻すと、そのようなグランモア和光苑で成功してし
まい、二件目となる「もばら和光苑」では、基本設計の段階
から、あの当時のような「私の意見」を聞いてもらえる方もお
らず、介護の現場をまったく知らない県の担当者の一方的な
指導に閉口しながら協議が進み、両目をつぶって出来た平
面図を元に、削りに削られた予算で、現在の「もばら和光苑」
の建築が進行しているのです。基本ベース(図面)が良くない
上に、他の規制がかかって、ハード(建物)としては、私の希
望が、全体の一割にも満たないために、これからの運営面
に暗雲が立ち込めています。ソフト(職員)の面は、多少は時
間がかかりますが、グランモア和光苑並みに持っていくこと
も可能です。しかし、ハード(建物)面で、かなりブレーキをか
けられた施設運営をせざるおえないので、将来にとても厳し
い状況が待っていると思っています。うまく言葉に出来ませ
んが、高齢者の事(介護の事)、介護職員の事(労働環境の
事)、社会福祉(施設建物)の事を熟慮した、バランスの良い
施設運営をしたいと思っていますが、その一つが欠けてい
て、どこまで力を発揮できるのか、今から不安があります。
 今日の現場事務所での会議は、いよいよ形になってきた
「もばら和光苑」の建物の中を見て、小手先の足掻きのよう
な小変更を、やっとのことでお願いしている自分に、憤りを
感じていました。変な世の中になりましたよね。介護の現場
で長く福祉施設をみている人間が、これからも高齢者福祉
の現場で頑張らなければならないのに、そんな人間の意見
をまったく聞かない人間が、好き勝手な言葉を並べて社会
福祉施設の基本設計にまで口を出して手を入れ、建物が完
成したら二度と来ることも無く、2〜3年で他の部署へ異動し
て行くという、ゆがんだ組織を憂いていたら、帰りの足取りも
重くなりました。これもここだけの話ということで・・・、ストレス
も溜まりますよね。(-_-;)

2005/6/1(水)
 今日は、先々週に下見をした幕張の「千葉マリンスタジア
ム」に、入居者と一緒に「レッツ!! PLAYボール!(ナイター観
戦)」外出行事に出かけました。対戦カードは、セパ交流戦
で、今年絶好調の千葉ロッテと広島カープ戦です。昼間から
楽しみにしている入居者の皆さんは、今夜のナイター観戦用
に、昼間からお化粧をして、嬉しそうに外出の準備をしてい
ました。わざわざ私のところに見せに来たぐらいで、とても楽
しみにしていた様子が伝わってきました。
 幸いにも今日一日が好天に恵まれて、絶好の野球観戦日
和となりました。夕方6時からの試合開始にも関わらず、セ
パ交流戦で駐車場がいっぱいになるという話で、和光苑を
早めに出発、二時間前の4時ごろには、千葉マリンスタジア
ムに到着しました。少し早いかとも思われましたが、車椅子
専用の観戦席の「すまいるシート」の予約チケットを交換す
るのに手間取ってしまい、結局ほどよい時間となってしまい
ました。しかし、早めに着いていたので、あわてることも無く、
無事に球場内に入ることが出来ました。
 ・・・と、ここまでが私の役目(バスの運転手!!)で、後は入居
者と一緒にスタジアム内に入った6月行事担当が、「苑たよ
り」用の原稿を作ったら、このホームページの「アルバム(7)」
に掲載しま〜す。試合の間の私は・・・。(T.T)\(_ _)Zzz

2005/5/31(火)
 以前に、この「和光苑日記」に入居者の生活の様子を語る
話題が少ないというメールをいただいたことがあります。この
「和光苑日記」を見ている方のご期待に沿わない話題ばかり
というクレームのようでした。この「和光苑日記」は、そのよう
な方のための日記ではないことを、ご返事申し上げました
が、そのことについて少し触れたいと思います。この特別養
護老人ホームグランモア和光苑は、多くの特別養護老人ホ
ームの中では、突出したレベルの介護や行事を行っている
と思っています。しかし、その様子は、この日記以外の行事
アルバムや歳時記などをご覧になっていただければと思い
ます。そして、実際の和光苑での日常のお年寄りの生活は、
一般の皆さんが見ているこのホームページほど華やかでは
ありません。 先ほど突出した介護や行事と申しましたが、
当事者達は、普通の介護を基本に忠実に、普通に行ってい
るだけです。その基本の介護を真面目に誠実に行い続ける
ことは、楽しいことや嬉しいことばかりではなく、苦しいことや
辛いことも、沢山あって、それを言葉にしてはいけない職場
で、笑顔を絶やすことなく頑張ってくれているのです。多くの
入居者やご家族も、その大変な様子を知っているので、お
互いに優しく接してくれているのです。また、入居者の生活
も、毎日元気で楽しいことばかりということはなく、加齢に伴
う疾病への対応(投薬や治療)や、通院受診の日々という方
が沢山います。高齢者介護に、そんなに都合の良い楽しい
事ばかりが起きているわけではありません。 私のところへ
入居者の報告が来るときには、容態が思わしくない時の相
談や、救急車を呼ぶ必要性を嘱託医の先生に相談している
時など、非常時のことが多いです。沢山の高齢者が暮らして
いるのですから、日々何も無いことの方が不思議なくらいで
す。看護師が報告する夕方の「NS日誌」の報告に、「特変な
し」という記録が書いてあったりすると、「今夜は、ゆっくりと
寝られるね」と、ホッとします。私達、大勢の高齢者をお預か
りしている職場に、何事も無く平和が続くということはありま
せん。たまたま何も無いこともあるという程度で、このホーム
ページだけで、全ての生活情報をお見せできるほど甘いとこ
ろではないのです。 我々、介護のプロを自負している人間
でも、日々真剣勝負の毎日です。入居者やご家族、ボランテ
ィアさんの前では、いつもニコニコしていますが、その間に
も、他のお年寄りの容態のことで頭がいっぱいということも
多々あります。見た目のニコニコ顔だけで、その奥にある苦
労まではお見せしません。私や、職員達が悲壮感を漂わせ
て苑内を歩いていたら、今のグランモア和光苑の雰囲気は
ありえません。このホームページだけを見て、これが全てと
思わず、日々の基本介護をしっかりと行っていることを知っ
ておいてほしいと思います。普段の介護も、しっかりと行いな
がら、さらに色んな行事や催しを企画、実施してくれている
職員達は、グランモア和光苑の大切な財産であり、私がい
つも話す「和光苑の職員は優秀です。」という言葉を意味し
ています。 (^o^)

2005/5/30(月)
 昨夜の呼び出しで、「デイサービスセンターの天井から水
漏れをしている」という話の続き・・・、とりあえず、業者さんが
予定よりも早く来てくれて、色々と調べたところ、昨日の水漏
れ自体は大したこともなく、今朝には収まっていました。しか
し、正確な原因がわからないと、再発の心配もあるということ
で、和光食堂の流し台を外してみました。水漏れは、思って
いたほどではなく、一安心しましたが、その原因となった場所
が、蛇口の水周りから、跳ねていた洗い水が水道のパイプ
を伝わって下のフロアーへ流出したことがわかりました。しか
も、その流出場所を外したところ、この10年間の使用で、流し
台の裏面や壁面の板が腐っていて、虫が湧くほどの汚い状
態でした。このままの応急修理では不衛生であり、いずれこ
のままという訳にもいかないということで、流し台を全部新し
いものに交換して、壁面も水漏れなどの腐食が起こらないよ
うにステンレスの板で覆うことにしました。修理費用も大きく
かさみますが、今後の10年を考えると、今、補修をしっかりと
やっておかないと、近いうちに突然の大改修が必要になって
しまいます。そんな先のことも考えながら、結局、今のうちに
やってしまおうということで、予定外の大仕事となってしまい
ました。そこまでで今日の大半が過ぎてしまいました。その
後、職人さんが色々と修理をしているさなかにも、予定外の
仕事(トラブル)があって、最終的には、一日仕事となりまし
た。その間にも、小手先の修理か、しっかりした補修工事か
の判断を迫られて、事務所と食堂を行ったり来たりして、今
日は忙しない一日となりました。(ToT)

2005/5/29()
 今日の午後は、姉崎公民館で、市原市地域福祉計画策定
委員会のモデル事業として開催された「姉崎地区・地域会
議」に出席してきました。この座談会形式の会議は、市原市
地域福祉計画策定のための準備会議で、地域福祉を市民
の視点から意見を出し合って作り上げていこうというもので
す。、各自治会長をはじめとして、民生委員さんや福祉関係
者だけでなく、地域の市民の皆さんの意見交換と集約の場
として開催され、総勢127名もの方が参加されました。各10名
前後のグループに分けたテーブルについて、地域の身近な
問題や課題などが、たくさん出されて、それぞれの参加者の
意見交換などが活発に交わされていました。これからの地
域福祉を市民の手で創り上げるという立派な志をもって臨ま
れている姉崎地区地域会議メンバーの方の言葉がとても印
象に残りました。この勢いが、本当に形になるとよいのです
が、2年で市の担当者が変わっても、その情報や方向性が
残っているとうれしいですね。一過性の姿勢(市政)で終わら
ないことを祈ります。(~_~;) 

 帰宅してくつろいでいる時に、和光苑から、いきなりの呼び
出しがあったのは、「デイサービスセンターの天井から水漏
れをしている」と、行事会議中の職員からの連絡でした。駆
けつけてみると、デイ・ケアセンターの天井、エアコンと照明
器具の間から、ポタポタと水が垂れていました。天井の点検
抗から覗くと、どうやら真上の「和光食堂」の流し台の辺りか
らもれているようでした。とりあえず、エアコンと照明器具に
漏電しないように細工をして、業者さんに連絡して、明日の
午後一番で修理してもらうように手配しました。朝一番でな
いところが和光苑の都合です。朝一番では、入居者の朝食
の調理の用意、配膳の手配、食前食後の入居者手洗い
等々、けっこう利用頻度の多い場所だからです。結局、午後
一番の、丁度、昼食後の調理員さんの休憩時間の間に修理
を依頼しました。この時間だと、修理時に水道管を止めて
も、どこの部署も困らないからです。このように、ただ修理す
るだけでも、自分達の都合だけでは動けないという事例で
す。入居者の生活に支障の無いように考えながら、しかも職
員の業務にも邪魔にならないような補修や修理も、和光苑
のやり方です。よほどの緊急事態でもない限り、みんなの都
合を考慮しながら、修理の手配をすることを心掛けていま
す。そんな手配を済ませて、ようやく帰宅しました。グランモ
ア和光苑も築10年が過ぎて、色々と不具合も出てきていま
す。壊れない工夫よりも、壊れた時の迅速な対応が問われ
ています。( ^3^)/

 先日も、ある集まりで、グランモア和光苑のホームページ
の話が話題になりました。この「和光苑日記」の話題で、そ
の方がしっかりと内容を読んでいるとのお話が出ました。パ
ソコンよりも紙の方が好きなご主人(某大先生)に見せる時に
は、印刷したプリントを渡しているということもうかがいまし
た。(~_~;) 直接お会いした時の某大先生の詰問にも、「気の
せいでは・・・」と、お茶を濁してお答えました。この「和光苑
日記」の内容には嘘がありません。いつも本音で書き込んで
います。しかし、あまり本音ばかりで書き込んでいると、だん
だんお仕事にも影響が出てくるということを感じています。グ
ランモア和光苑は、いつも本音でぶつかる苑です。入居者
にも、利用者にも、ご家族にも、ストレートにぶつかって、信
頼関係を築いてきました。しかし、身近なところでは、これで
よいと思っていますが、公の席に出ると、なかなかそれだけ
では済まないこともあります。先の場面の場合には、ごまか
しようが無いので、できればこのホームページの話題は避け
たいところです。基本的に老人ホームなど高齢者福祉関係
の方は、パソコンやインターネットが得意ではありません。普
段から、他の施設のホームページなど見たりはしません。県
高齢協会の方々も、IT委員会などで、ホームページやインタ
ーネットなどの話題をしますが、ほとんどの方がパソコンなど
に触らない方ばかりで、具体的な話にはなりません。私は、
その弱点を承知の上で、このホームページを作っているの
で、「和光苑日記」の話題が、そのような席では出ないという
前提で書き込んでいました。しかし、その前提が崩れだし
て、最近は答弁に窮することもあります。時代は、パソコンや
インターネット、メールが当然のようになりつつあります。パ
ソコンを使いこなせないと、話にならない時代が近づいてい
ます。若い世代には、当然のことでも、年配の世代には、な
かなか馴染めないということもまだあります。f(^_^) さて、そ
ろそろ本音での書き込みを止めなければならない時期が近
づいているのかもしれません。どうしたらいいのでしょうね
ぇ・・・(;^_^A

2005/5/28(土)
 今朝、上の娘と一緒に、愛犬ピーチ(柴犬)の散歩がてら、
近所の動物病院へ予防接種を受けに行ってきました。愛妻
は、風邪気味の下の娘を連れて近所の病院へ受診に出か
けました。帰ってきてからの話で、「動物病院は、9時になっ
たと同時に、犬猫を連れた人々で、あっという間にいっぱい
になってしまった」という話をしました。普段は、動物病院へ
行ったことの無い私は、あまりにも繁盛している動物病院を
見て、もうビックリしていました。そんな話をしたら、愛妻が
「娘を連れて行った病院は、ガラガラで、患者さんがいなかっ
たので、すぐに終わった」との話です。そのギャップにおもわ
ず、うなってしまいました。先に出て、歩いていった私達より
も、車で出かけた愛妻達の方が早く帰ってきて、その速さ
に、まだ病院へ行っていないと思ってしまいました。 

 今日はお休みなのに、愛犬の散歩の後は、所用で和光苑
へ行ってました。車の業者さんと細かい打合せがあったから
ですが、某助成金事業の内示をいただき、正味一週間で正
式な申請書を出さなければならず、急ぎの話で、苑に出か
けました。助成金や補助金の申請は、いつも日程に余裕が
無く、せわしないほど忙しいです。それでも、社会福祉法人
の場合には、社会福祉事業を運営しているので、そういった
福祉車両の助成事業の対象に選んでいただけるので、あり
がたいことだと思っています。特に近年は、NPO法人やボラ
ンティア団体など、助成対象も広がってきているので、なか
なか選んでいただけない時代になっています。久しぶりに選
んでいただけて、今年は嬉しい年になりそうと、みんなと喜
んでいます。グランモア和光苑も開苑して10年が過ぎて、使
用車両もかなり老朽化してきています。しかし、もちろんこの
まま廃棄ということではなく、少しリメイク(補修)して、もばら
和光苑へ移管して、まだしばらくは活躍してもらうつもりで
す。もばら和光苑の方は、まだ開苑していないので、これら
の助成金の対象にしてもらえず、開苑時に新しい車両を用
意することができません。そんなわけで、これまでグランモア
和光苑で活躍してくれていた送迎車両を、もばら和光苑で再
利用します。
 先日の職場会議で、その話をしたら、もばら和光苑へ異動
する予定の職員から「もばら和光苑は、お古ばかり・・・」とい
われてしまいました。和光苑には、新車を購入するほどの余
裕は無いので、いろんなやりくりで、しのぐしかないと説明し
ました。いずれ「もばら和光苑」が開苑して、先のような助成
金の対象に選ばれるように申請したいと思っています。それ
までは、もばら和光苑の皆には我慢をしてもらいたいと思い
ます。新しい施設が出来るからといって、何でもかんでも新し
い物をそろえられるとは限りません。グランモア和光苑が開
苑した年には、送迎車両が一台も無く、数ヶ月間は大変だっ
た時期があります。その間には、自分達職員の車を使った
り、市原市役所の福祉課にあった福祉車両一台を無償で借
りてしのいでいました。老人ホームなのに、リフト車が一台も
無い時期があったことを思えば、お古でもまだましだと思って
います。これからも、まだまだ色んなことが起こると思ってい
ます。一つ一つの課題をクリアしながら、頑張ろうと思ってい
ます。 

2005/5/27(金)
 今日は、千葉市ハーモニープラザで開催されている『福祉
用具の勉強会』という民間の事業者向けに開かれている研
修会に出席しています。介護保険制度が施行されてから、
民間の「指定福祉用具貸与(リース)事業者」が沢山参入して
きていて、新しい事業展開をみせています。実は、あまり大
きな声では言っていないのですが、グランモア和光苑では、
この指定福祉用具貸与事業を行なっていて、当苑の利用者
にだけご案内しています。老人ホームが、福祉用具貸与事
業を自前で運営しているのは、やはり高齢者福祉の専門家
として、いろんな面からご支援させていただくことを第一目標
に、福祉用具は必須のため、それを介護保険で貸与(リー
ス)ができるなんて、すばらしいことだと、自前で取り組み、グ
ランモア和光苑として、千葉県に「指定福祉用具貸与(リー
ス)事業者」の登録をしました。
 元々、高齢者介護に携わってきていて、高齢者用の介護
器具の値段の高さに閉口していました。また年々、要介護度
が変化するお年寄りにとって、一度購入してしまうと、なかな
か買い替えを勧めることもできませんでした。そんな経緯か
ら、介護保険制度が施行された時に、真っ先に調べたのが、
この指定福祉用具貸与(リース)事業です。この事業は、介護
保険制度の中でも、一番画期的な指定事業だと思っていま
す。高い福祉用具を、一割の負担額で借りることができて、
しかも要介護度が変化したときにも、すぐに別の用具へ変更
してもらえるということです。なんて便利な制度でしょう。おま
けに、介護保険制度がブームのようになって、これまでに聞
いたことも無いような事業者やメーカーが参入してきて、新し
い考え方の介護用具や器具が沢山開発されて、選択指も豊
富になったことです。お年寄りの介護も、このように新しい時
代に入っています。我々も、新しい知識と情報を、このような
勉強会を通して学んで行きたいと考えています。
 今日の福祉用具も、日進月歩の進化が感じられて、う〜
ん・・・と、うなるほど、その機能向上や高性能化に感心して
いました。うまく言葉で説明できないのが、とても残念なくら
いです。年々改良が加えられているものや、素材自体から
新開発されていたりと、種々様々で、本当にすごいです。今
日の情報を元に、また違った形で、グランモア和光苑の利用
者の皆様のご支援に役立てていきたいと思います。

2005/5/26(木)
 昨夜の新人職員歓迎会は、昼間の消防署合同防災非難
訓練の大失敗を忘れたかのように盛り上がりました。気持ち
の切り替えの早いグランモア和光苑です。それはそれ、これ
はこれ、しっかりと美味しいお食事を楽しみました。今回も、
昨年と同じところで、おいし〜い「蟹料理」ざん舞いです。昨
年よりもお値段がアップしたお料理の資金源は、施設長の
お財布をさらに軽くしています。クレジットカードで気前よく支
払った後の請求書のことは考えないようにと・・・。
 今日の午後は、幕張プリンス・ホテルで、1:00〜千葉県デ
イサービスセンター協会総会と、2:00〜(社)千葉県高齢者福
祉施設協会総会に出席していました。3:00からは、同プリン
スホールで両協会合同の「千葉県老人福祉施設事業功労
者受賞祝賀会」に出席してきました。この賞は、千葉県内の
社会福祉施設に7年以上勤続で、功績のあった職員に贈ら
れるものです。グランモア和光苑でも、この受賞に値する職
員が数名いるのですが、推薦の申請時に、本人達が、受賞
拒否をしており、今回も和光苑の職員は入っていません。和
光苑の職員は、このような功労賞を好まず、ましてや、授賞
式には絶対に出てこない性格です。苑内で行っている最優
秀職員(MVP)賞の時にも、恥ずかしさがが先にたって、喜ん
でくれません。しかし今回、受賞祝賀会に出ていて思ったこ
とは、本人達に内緒で推薦申請だけしてしまおうかと考えて
いました。今日の受賞祝賀会に来ていない受賞者もいまし
たので、グランモア和光苑の職員達も、本人に内緒で表彰
だけしてもらおうかと思っています。 しかし、いつも思うこと
は、今日の祝賀会場でも、県高齢協や県デイ協の役員の皆
さんが、受賞者や出席者の方々に、お酒を注いで回ってい
る姿です。普段は、偉い先生方なのに、このような席でも、
気さくに声をかけて回っているのを見ると、本当にその人柄
が伝わってきます。腰の重い私には、とても出来ないことで
す。別に偉ぶっているわけではないのですが、このような席
が苦手で、なるべく隅の方で、おとなしくしている方です。公
の席や、人前で話すのは苦手で、先の和光苑の職員達と同
じく、本来は、このような席に出たくない性格です。お酒も嫌
いだし・・・ 

2005/5/25(水)
 今日はお天気が良いです。午後からは、市原市姉崎消防
署との合同防災非難訓練が予定されています。全職員が出
勤してきます。夕方からは、新人職員の歓迎会も予定されて
います。 
今日午後からの市原市姉崎消防署との合同防災非難訓練
は、過去最低の記録が更新されました。同じ訓練でも、職員
一人一人の意識で大きく変わります。初動の初期消火から
遅れてしまい、なおかつ姉崎消防署との連携もまったくとる
ことが出来ませんでした。その結果は、職員のチームと姉崎
消防署のレスキュー隊のチームの別行動といった救助活動
により30分もかかってしまいました。我々、自衛消防は、い
かに姉崎消防署との連携をとるかが重要であり、初期消火
から本格消化へつなげるか、自力救助から本格救助へつな
げるかが大切であることを感じました。自分達だけが助ける
入居者とレスキュー隊が助ける逃げ遅れ者を区別していた
ことは、とても残念でした。いくら訓練とはいえ、要救助者に
変わりは無いのですが、役割分担のように考えてしまった職
員の思い込みにより、レスキュー隊の方々に詳細な逃げ遅
れ者の情報を伝えることが出来ませんでした。介護保険制
度の見直しで年々、要介護者の重度化が進み、入居者のほ
とんどが車椅子使用者と寝たきり者となって、自力歩行をさ
れる方がいない施設となっています。そのような中での災害
対策は、新しい救援対策を考えていかなければなりません。
そのような難しい課題を突きつけられています。 

2005/5/24(火)
 最近いいなあと思っていることに、若い職員と、入居者の
ご家族が仲良く会話しているところを見かけることが多くある
ことです。グランモア和光苑では、職員の皆が、ご家族や来
苑者と気軽に会話を交わすことが自然に行われています。
もちろん入居者や利用者ともです。国か推奨するユニットケ
アといわれる小グループ分けした介護方法もありますが、無
理に区分けした方式で介護することが、必ずしも正しいとは
いえないと思っています。グランモア和光苑方式は、1ユニッ
トでも、仲良し大家族で楽しい生活をすることができるという
ことを実践しています。もちろんここだけの話ですよ。本音を
言えば、ユニットケアなんて、言葉だけのところばかりで、入
居者にとって本当に必要なものは、他にあるという視点のな
い人が、国や県の指導に従っているだけではないでしょう
か?もちろんこんな話は、公の席では話せません。よそでは
話したことありませんが、本当に老人ホームに必要なものが
グランモア和光苑にはあります。うまく言葉にはできない方
式なので、直接見た方にしか分からないと思います。 

2005/5/23(月)
 今朝は、身体の節々が痛くて、歩くのもままなりません。
(TOT) さっきまで、昨日の決算報告の役員会の緊張感から
疲れたものと思っていました。しかし、よく考えたら、一昨日
の土曜日に、グランモア和光苑の駐車場入り口のでこぼこ
を直すのに、ダンプ一杯分の砂利をまいて、スコップで広げ
ていました。土曜日で、力仕事の得意な優秀な職員がいなく
て、私一人で頑張ってしまいましたので、今日になって身体
中のあっちこっちが痛くなってしまいました。二日目になって
痛みが・・・。もう若くない? 
 今日はボロボロの体調で、早々に帰宅しました。一日中、
理事会の議事録と、評議員会の議事録作成でキーボードに
向かっていました。毎年、5月の役員会は、決算のため、評
議員会と理事会が終わったら、すぐに議事録を作成して、議
事録署名人のハンコをもらって、決算登記のため、法務局に
出さなければなりません。この「3月31日現在の資産登記」
を、5月31日まで(2ヶ月以内)に済ませないといけないからで
す。もう朝からピリピリした空気の中で、お仕事をしていまし
た。5月以外の役員会の場合には、けっこうのんびりしてい
て、仕事の合間に議事録を作っていればいいのですが、決
算の時だけは、期限付きのために、はらはらドキドキの一週
間となります。ず


























いぶん昔ですが、前事務長のWさんが、勘違いしていて、一
日だけ遅れてしまい、6月1日に決算の登記をしてしまったこ
とがありました。その年の千葉県の定例指導監査の辛かっ
たこと、ただひたすら謝っていました。同じ様なことは二度と
出来ません。月末に土日などがあったりすると、もう悲惨な
状況があります。事務方の一番忙しい決算の時期は、この
ように過ぎて行きます。 

2005/5/22()
 今日の評議員会と理事会は、平成16年度決算報告のた
め、とても緊張していました。始まるまでは、ドキドキの一日
でしたが、いざ始まってしまうと、和気藹々と、砕けた会話と
和やかな質疑応答に終始しました。今日の話題の中心は、
決算報告の事よりも、9月に開苑する「もばら和光苑」の話
が多く出ていました。やはりグループホームと特別養護老人
ホームの違いや、高齢者介護と認知症(痴呆症)の介護につ
いての質疑もあり、運営面の話題よりも、高齢化の話題で持
ちきりでした。おかげさまで、グランモア和光苑は、若い職員
を中心に、しっかりした介護や色んな行事が出来ていて、と
ても良い老人ホームという話をさせていただきました。私が
言うのもなんですが、グランモア和光苑の職員達は、とても
優秀です。自慢の職員達ですというご報告をさせていただき
ました。このようなご報告を出来るのも、普段から皆が頑張
ってくれているからで、入居者の皆さんやご家族の皆さん
も、とても和気藹々の関係が出来ているおかげだと思ってい
ます。当苑のように、みんな仲良く楽しい生活が出来ること
が、幸せなことだと思っています。家庭も職場も皆仲良く出
来ていることで、とても安心しています。(^-^)v

2005/5/21(土)
 今日、午後からデイホールで開催された「家族介護者教
室」は、とても盛況でした。久しぶりの介護実技は、やはり座
学よりも人気があったようです。今回は、初めて家族介護者
教室に参加される方が多く、とても新鮮な印象を受けまし
た。皆さんそれぞれに高齢者介護に関わる生活をされてお
り、時には老々介護となられている方もいました。それぞれ
に介護の場面で大変な思いをされているようで、高齢化社
会が切実になっています。今日の参加者のアンケートから、
実技編が人気のようで、次回の「家族介護者教室」の講演
は、『お年寄りになってみませんか? 高齢者擬似体験ツア
ー!!』ということになりました。当苑の介護経験豊富なケアー
マネージャーが講師として、実技指導に当たりますので、大
勢の皆さんの参加をお待ちしています。次回は、7月16日
(土)午後1時から4時までです。家族介護者教室のお申し込
みは、今からもお受けしていますので、ふるってご応募くださ
い。
 私の方は、仕事の合間を縫ってデイホールへ行きました
が、朝から明日の評議員会と理事会の資料作成でアップア
ップしていました。明日の評議員会と理事会は、平成16年度
の決算報告のため、定例でも一番大変な時期なのですが、
今回は、千葉県健康福祉部高齢者福祉課からいきなり通知
がいっぱい送られてきて、社会福祉法人の「定款」を改正す
る指導書が入っていました。理事会直前の通知で、定款変
更をしろという強引な指示です。
 厚生労働省では、規制緩和といいながら、介護保険を民
間の会社に開放する方向で動いていますが、社会福祉法人
には、その恩恵がまったく無く、規制緩和と逆行するような締
め付けが毎年のように来ています。今回の定款変更も、わ
ざわざ法人運営の自由度を規制して、締め付けを増すよう
な内容が盛り込まれています。
 社会福祉法人の「定款」は、民間の会社と違って、自分達
で自由に決めることが出来ません。役員会で決めているよう
に聞こえますが、実は厚生労働省が「定款準則」という、強
制的に合わせなければならない規程集を示して、その指導
に沿うように改正を迫ってきます。つまり、厚生労働省の思
いのままに「定款」が決められており、我々社会福祉法人
に、自由に選択する余地は一切ありません。これが、表向き
は規制緩和を推奨しているという厚生労働省の実態です。
 千葉県高齢者福祉課は、当然その指導に従って社会福祉
法人を規制しますので、今回の通知も、定款変更をしておか
ないと、今年の千葉県監査指導部の「定例指導監査」の時
に、指摘事項として改善指導の対象となってしまいます。「定
款準則」も、その一言一句をも変えてはならないため、本来
なら、どの社会福祉法人も、同じ内容になります。しかし、介
護保険制度が施行されてからは、規制緩和らしく見えるよう
な文言への改正が多く、頻繁に送られてくる改正内容につ
いていききれない状況が出始めています。
 通知を出す方は、送りつければ済みますが、送られた方
は、忙しいさなかに、時間を押して「定款」を作り直さなけれ
ばならず、また、その通りにしましたという、役員会(評議員
会と理事会)の議事録を付けて、旧定款の文面と、変更箇所
の変更後の文面を全て書き込んだ「定款変更申請」を出さな
ければなりません。これらを全て並行して行わなければなら
ず、とても余裕のある仕事など出きるはずもありません。明
日の評議員会と理事会と、その後の定款変更登記・定款変
更届け等々、今月の過密スケジュールは半端ではありませ
ん。 (T-T)

2005/5/20(金)
 昨日の朝の出勤時にバス停の前で、地元町会関係者に呼
び止められました。今年の「椎津例大祭」の女神輿の参加者
募集の件でした。昨年から、椎津例大祭の子供神輿が、女
性の参加を募り、女神輿として始まったからです。その神輿
を担ぐのに、昨年初ということで、グランモア和光苑の女性
陣に参加の依頼があって、5名の職員が参加しました。もち
ろん当苑の元気印を5人も送り出しましたので、例大祭が盛
り上がったのはいうまでもありません。そして今年も、ぜひ参
加してほしいという依頼の話を持ちかけられました。早速、
昨年の参加者に相談し、今年の例大祭のお神輿担ぎの参
加を打診しました。今年は誰が参加するのかは決まっていま
せんが、今年も元気いっぱいに頑張ってくれるものと思って
います。

 毎月の事ですが、23日の締め切り日を目指して、各広報
委員の「グランモア和光苑たより」の原稿作成が大詰めを迎
えています。一人1ページが担当で、それぞれの担当記事の
写真と文章をパソコンで作っています。グランモア和光苑に
は、小型の印刷機や折っ子などの設備が全て整っていて、
記事原稿の作成・編集から、印刷・発行までの全てを、職員
達が自前で行っています。普段の日常業務の合間を縫っ
て、これらの広報活動も積極的に行ってくれています。毎月
発行の「グランモア和光苑たより」には、担当職員達の熱い
思いが、いっぱい込められています。職員の定期異動で、他
の委員会への異動を打診すると、広報委員のほとんどが
「異動拒否」をして、居残りを希望しています。毎月の大変な
作業の数々ですが、彼らの熱い思い入れが込められている
ことを知っておいてください。涙が出るほど、本当に頑張って
くれています。

2005/5/19(木)
 和光苑日記に「多忙多忙」と書きすぎると、それを読んだ皆
(職員)が気にするので少し控えるようにします。本当は、ひっ
くり返るほど、くたびれてきているのですが、今日から少し嘘
つきになります。「体調は、ばっちり、元気はつらつで〜す。」
と・・・(~_~;)。

 今日は一日、茂原へ出かけていました。4月に自治会長が
変わっていて、ご挨拶がまだというご連絡をいただきました
ので、速攻、挨拶に飛んでいったというところです。(~_~;) 午
後は、現場事務所の定例報告会に出てきました。行けば
色々と検討課題も出てきて、現場の方々のご苦労がしのば
れました。4時頃には速攻帰苑!! 姉崎消防署の方々と、今
度の25日に行われる「合同防災訓練」の打ち合わせに出ま
した。例年通りといっても、市原市消防局は、職員の移動が
あったりして、毎年同じ様な打ち合わせを新規に行うことに
なります。特に今年は、予防課の方々が全員移動になって
しまったので、全て一からのご相談となりました。気づくと、外
は夕闇・・・・。

 最近感じていることに、人の噂の当てにならないという話
です。先日、ある方が、「この和光苑さんは、最後を看取る
時には、B病院へ入れるんですよね。」と、当苑の看護師に
話しかけてきたそうです。その看護師は、当然私に報告(確
認?)に来ました。以前には、別のC病院という話もありまし
たが、一昨日に私が会った方も、「D病院ですよね。」と話し
かけて来ました。この方々の全てが違う病院を名指しで言
い、そのいい加減な話題に閉口してしまいました。このB・
C・Dの病院に当苑の入居者が入院した記録はまだありませ
ん。もちろん受診記録も無く、まったくのでたらめでした。確
かにグランモア和光苑としては、利用者の希望の病院に受
診や入院できるように努力していますが、先の方々のよう
に、自分の勝手な思い込みで、物事を決め付けている人が
いるということです。そして、そのような人々の勝手な話題
が、当苑の入居者の入院先として広まっています。さすがに
困った話です。当苑がこれまでお世話になった病院や医院
の皆様に失礼ですよね。このような話を、勝手に職員の前で
言われてしまうと、和光苑の真面目な職員達は、勘違いして
しまいます。それが実際に、入居者の誰かが入院したことの
ある病院であればまだしも、まったく無いところの病院だった
りすると、説明するのも面倒になります。グランモア和光苑
が、入居者の入院の手配をする時に、特定の病院を紹介す
るということはなく、まずご家族に希望の入院先を相談して
いるということを、どれだけの方々が理解しているのかと、心
配になります。実際に、そのような場面に出会っているご家
族の皆さんには、グランモア和光苑の方針をしっかりとご理
解いただけているので、先のような誤った会話にはならない
のですが、そのような立場になったことのない方は、やはり
こちらのご相談を理解してはいただけていないと感じていま
す。このようなご家族の場合には、いざとなった時の救急救
命時に、間違いが起こりやすいと思っています。先の看護師
には、そのような家族の思い込みへの注意と、連絡時など
の連携ミスがありうるので、十分に注意するようにと伝えまし
た。私は、このような職員と家族との会話から、今後に起こり
うるトラブルのリスクマネージメントに注意して、職員に手配
をしています。  

2005/5/18(水)
 今日の夕方、和光苑の東の空に、とても綺麗な「虹」が出
ていました。おもわず皆を呼んでしまい、ワイワイ観賞してい
ました。何人かの入居者へも知らせて、和光苑食堂の窓越
しに眺めていました。私が虹を見たのは、何年ぶりでしょう
か? おもわず見とれてしまいました。これから何かいいこと
がありそう・・・? 綺麗な夕焼けと、霧雨模様の空に架かっ
た虹の架け橋は、私たちを、とても幸せな気持ちにさせてく
れました。(^-^)
 めまぐるしい忙しさの一日が終わり、ようやく帰宅しました。
今日も分刻みのお仕事が続き、気づくと常に次の人が待っ
ているという状態が続いていました。ほとんど自分の机での
仕事は出来ず、今日のほとんどを元町相談室で過ごしてい
ました。目の前に来た人の用件を一つずつクリアしていくの
が精一杯で、とても自分のペースではありませんでした。そ
んな中で発生した「虹」の観賞は、ホッとできたひと時でし
た。 このところ、「グランモア和光苑」ホームページの更新
回数を減らして、「ブログ日記」へのメモ書きを中心に更新
(アップロード)しています。先日から、グランモア和光苑のホ
ームページに「リンク」を貼っていますので、ほぼタイムリー
に「和光苑日記・ブログ版」を読むことが出来るようになりま
した。ホームページの更新記録と、ブログの日付が異なって
しまいますが、あまり気にしないでください。ホームページの
行事アルバムなどは、行事写真が増えたときと、「和光苑た
より」の翌月号の原稿校正が終わった時に更新(アップロー
ド)するようにします。このブログの更新の手軽さを味わって
しまうと、これまで、「和光苑日記」の更新のためにホームペ
ージ用パソコンの前に座り込む時間の長かったこと、ホーム
ページのデーターが重くて、更新に、けっこう長い時間がか
かっていました。それがなくなり、必要な文章だけ書き込み、
すぐに更新できるブログは、想像していた以上に簡単便利
でした。今日来てくれていたボランティアさんと、このブログ
の話題を話しましたが、個人的な「日記」は、人気も無く、だ
れも見てくれないということでしたが、私は、誰かに見てもら
いたくて書く日記よりも、自分の記憶と考えを残すという程度
の書き込みで、あとは「グランモア和光苑」のことや、これか
ら始まる「もばら和光苑」の出来事を、社会福祉法人和光会
の裏話の一つとして記録し、またひとつの情報発信の手段と
して、ちょっと活用できたらいいなぁと考えています。誰も見
てくれない「和光苑日記」であってもいいかといった、自己満
足の日記かもしれません。そんな考えの「和光苑日記」の様
子から、和光苑の様子を見てもらえればいいのかもしれませ
んね。



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