お年寄りの健康と幸福をねがって        社会福祉法人 和光会


    グランモア 和光苑 & もばら和光苑
和光苑日記2

2005/10/22(土)
 今日の午後は、もばら和光苑で『第一回家族介護者教室』
が開催されるため、朝からその準備で、もばら和光苑へ出勤
していました。もちろんボーっとした頭のままでのお仕事のた
め、結構きつい一日でした。しかし、この雨の中を、わざわざ
もばら和光苑まで足を運んでくれた参加者の皆さんには、と
ても感謝したいと思います。開催開始時間が少し遅れてたこ
と以外は、とても順調な滑り出しで、まあまあの成功を収め
たのではないでしょうか?参加者の皆さんそれぞれに思いが
あって、そお遠くない日を考えての参加者が多かったようで
す。質疑応答でも、皆さんが積極的に問いかけをしてくれま
したので、とても盛り上がりをみせて、担当職員を喜ばせてく
れました。今回は、もばら和光苑での始めての家族介護者
教室ということもあり、講師と司会者を市原のグランモア和
光苑から派遣しての開催でしたので、ある程度の成功は約
束されていました。しかし、それでも参加者の方々の意見や
質問などがあることで、ますます盛り上がりがでてきます。そ
んな一日だったと思います。しばらくは、市原市のグランモア
和光苑から講師を派遣しますが、いずれはもばら和光苑の
職員達が自前で頑張ってくれるように期待しています。
q(^-^q)(p^-^)p

2005/10/22(土)
 昨夜は救急呼び出しで、遅くまでグランモア和光苑にいま
した。戻ったのは、今朝方のため、今日は朝からとても体が
だるく、頭もボーっとしています。特別養護老人ホームグラン
モア和光苑では、介護保険制度になって、要介護度4〜5の
方を優先的に入所させなさいという指導を受けていて、近年
は入居者のADL(日常生活動作)が低下している人が増えた
ために、介護の重度化が進んでいます。そのような時代の
経緯もあって、いつ最後を迎えてもおかしくないような方々
がたくさんいます。そんな中での介護の日々ですから、結
構、ドキドキしたお仕事をしています。昨夜の呼び出しも、私
を含め、ご家族へもご連絡をさせていただき、ご主人は出先
から電車とタクシーを乗り継いで、駆けつけてくれました。こ
の入居者やご家族とのお付き合いも、かれこれ10年目にな
りますので、最後の時を迎えても、しっかりとした連携が取れ
ているのが、グランモア和光苑の強みでもあります。
 昨夜の一連の動きも、優秀な職員たちが頑張ってくれまし
たので、手際の良い対応が出来ました。唯一気になったの
が、昨夜永眠された入居者を引き取りに来た葬祭業者(潟Z
○モ)さんの態度で、とても尊大な態度に、不快感を持ちまし
た。都会の葬祭業者さんは、商売繁盛で忙しいらしく、サー
ビス業ではなく、お役所仕事のような対応でした。私も、その
ような応対は始めてのことでしたので、おもわずのけぞるほ
どびっくりしてしまいました。これまで会ったことのある葬祭業
者さんは、皆さんが丁寧で、言葉使いにも、しっかりした安心
感を感じていましたので、私(老人ホームの職員)に、必要書
類を届けに来い(持って来い)というような、横柄な言葉を聴
いたことがありませんでした。あれでは、お身内の亡くなって
傷心されているご家族の心を慰めるような対応は出来ない
のではないでしょうか?そんな思いを感じながら、どの程度
の葬儀をしてくれるのか見に行ってみたくなりました。

2005/10/20(木)
 この数日間の忙しさは、実は、もばら和光苑の開設に伴っ
て、グランモア和光苑ともばら和光苑に、同時に新しいタイ
ムレコーダー(指静脈認証リーダー式)を導入して、その「勤
怠計算ソフト」と、これまで使用している「給与計算ソフト」と
のデーターコンバートが、うまく連動できなかっためです。普
段の勤怠計算であれば、すんなりとできるところを、新しい
「勤怠計算ソフト」へ変更したことにより、そのメーカーのSE
(システムエンジニア)の不手際によるものでした。もっとしっ
かりとした打合せをしてくれていれば、このような事態にまで
悪化することは無かったと思います。当苑の担当者も、安易
に信用してしまい、勤務データーを集計計算する日になっ
て、始めて新規の設定をするという事態に気づきました。し
かし、その時には、もう手遅れの時期で、給与計算の日程を
見込めば、待った無しの状況でした。タイムレコーダーのメー
カーも、大手の事業者のくせに、途中で素人のようなSEをよ
こしたために、事態が更に悪化してしまい、おかげで丸一日
をロスしてしまいました。私が怒ったことは当然ですが、それ
で事態が解決するわけではないので、ともかくどうやってリカ
バリーをするかの思案で、四苦八苦していました。今日にな
ってようやく給与計算のチェックまでこぎつけて、どうにか午
後には終えることが出来ました。この数日間の慌しさは、緊
張の連続で、ようやく明日の給与のデーター送金(FB/ファー
ムバンキング)に、どうにか間に合わせることが出来ました。
これで、安心して寝ることが出来ます。(/^-^)/それにして
も、某大企業の「勤怠計算ソフト」を入れたのに、その看板の
大きさと社員の質とのギャップには、がっかりさせられまし
た。あれでは、大手メーカーの信用も台無しですね。今回も
色々と勉強させられた一騒動でした。(~_~;)

2005/10/19(水)
 今日も多忙多忙の一日で、時々意識も遠のいていました。
グランモア和光苑では、「東京ドイツ村外出」が予定されてい
ましたが、台風20号の影響で、お天気も悪く、行き先変更
で、木更津のアピタへ、「お買い物外出&お寿司昼食」(タイ
トルは忘れた!)となりました。帰苑してからの、みなさんの満
腹顔(^o^)vを見て、その満足度が伝わってきました。そんなこ
となら私も同行したのに・・・・。といいたいところですが、それ
どころではありませで、時間に追われていました。
 ところで、今日の夕方には、元町相談室で「栄養ケア・マネ
ージメント」についての会議がありました。グランモア和光苑
として、新しい介護保険制度に組み込まれた「栄養ケア・マ
ネージメント」について、どう取り組んでいくかといった話を、
ケアプラン委員会を中心とした、「栄養ケア」に関わる部署の
主だった職員が出席して、色々と白熱した話し合いがもたれ
ました。最終的には、入居者で2名、デイサービスの利用者
で1名を候補として、ご家族の了解を得てから「栄養ケア・マ
ネージメント」を実践していくことになりました。この3名につ
いて、対象者が少ないのではと思われる方もいると思いま
す。実は、話し合いの中で、「栄養ケア・マネージメント」につ
いては、グランモア和光苑として自然体で既に実践している
というケースが沢山出てしまい。いまさら「栄養ケア・マネー
ジメント」をしなくても、既にほとんどの入居者が健康管理の
名の元に、「栄養ケア・マネージメント」に成功しているという
結果が判ってしまいました。そのための数値化には、もう手
遅れ状態で、もし今後の「栄養ケア・マネージメント」を取り入
れていくには、まだ「栄養ケア」を実施していない新規の入居
者のみにしてはという結論が出てしまいました。そんな経緯
から、とりあえず、何人かのモデルケースとして、ともかくや
ってみようということになり、やっと選出したのが3名(内、在
宅1名)ということです。色々と工夫していたグランモア和光
苑のケアプランは、既に「栄養ケア・マネージメント」をも実施
済みという結果になってしまいました。(^o^)v

2005/10/18(火)
 今日も色々ありすぎて、くたびれました。とりあえず、頭も
痛く体調も良くないので、要点だけ書いて終わりにします。
今日は、夕方からグランモア和光苑で、全職員出席の「全体
職場会議」が開かれました。今回は、もばら和光苑の職員達
も、わざわざ茂原から参加してくれて、とても有意義な会議と
なりした。これからも毎回ということではなく、今回はオープン
したての「もばら和光苑」の新しい職員達の紹介と、グランモ
ア和光苑の職員達の元気の良さを知ってもらうつもりでの参
加です。このグランモア和光苑の良さを見てもらい、これか
らの、もばら和光苑に活かして行ってほしいと思っています。
(^o^)v

2005/10/17(月)
 やった〜!!!!!!!!
 たった今、千葉ロッテ・マリーンズが、31年ぶりにソフト・バ
ンク・ホークスを破って優勝しました。\(^0^\) 今年から
の、にわかロッテ・ファンとしは、とても嬉しいです。ひょんな
ことから、今年のシーズン初めに、千葉ロッテ・マリンスタジ
アムに入居者と一緒に野球の応援に行って、その盛り上が
りに感化されて、にわかファンとなりました。今年の千葉ロッ
テ・マリーンズは、勢いも良くて、バレンタイン監督の人徳
で、とても強い試合を展開していました。その結果が、今の
優勝につながったと思います。☆(’∇^*)☆
 さて今日も午前中は、もばら和光苑へ出かけていました。
午後には、とんぼ返りで、グランモア和光苑へ。お昼もそこ
そこに、茂原から市原へ移動して、一日があっという間に過
ぎて行きました。本当に一日の早いこと、やることはいっぱ
いあって、思うことは、半分もできていません。それでも目の
前にあるお仕事を、端から端へと片付けて、どうにか一日が
終わっての帰宅です。(~_~;) 

2005/10/16()
 最近わかったことですが、今流行の「携帯電話」で、パソコ
ンと同じ様にホームページが見れることを知りました。長年、
携帯電話は、「話」が出来れば、それでいいと思っていまし
た。数年前から、愛妻に触発されて、携帯メールをするよう
になり、今では、日に数本、多いときには何十本もの携帯メ
ールでのやり取りを行っています。(まあ、そのほとんどが愛
妻との連絡ですが・・・)  話は戻って、最近、自分の携帯で、
ひょんなことから和光苑のホームページを開くことがありまし
た。そうしたら、なんと、この「和光苑日記」まで、きれいに表
示しているではありませんか? 我ながら、自分の携帯電話
の画面に、グランモア和光苑のホームページや、もばら和光
苑のページ、そしてこの「和光苑日記」までもが出てくるでは
ありませんか?  これはとても新鮮な感動でした。思わず愛
妻に見せて、自慢しようとしたところ、「そんなの当たり前!!」と
一笑に伏されてしまいました。遅れていた私の携帯活用術
は、この日を境に、一歩上達しました。しかし、今時の携帯電
話は、そのまんま小型パソコンですよねぇ。もうビックリの一
言です。以前から、携帯電話と睨めっこしている人たちを、よ
く見かけていましたが、まさか自分の携帯電話にも、ホーム
ページが出せるなんて・・・・(~_~;)

2005/10/15(土)
 今朝は、久しぶりに直行で「もばら和光苑」に出勤しまし
た。先週一週間も借りていたもばら和光苑車両のハイエース
を返しに行くためです。帰りは、ハイエースに積んで行った
「原チャリ」で戻る予定でしたので、雨が降らなくて良かった
です。雨が降ったら雨カッパを着て、ずぶぬれで走ってこな
いといけなかったので、少しホッとしました。ちなみに原チャ
リで、もばら和光苑からグランモア和光苑まで、約30分!! 車
よりも早いのには、ビックリしました。これならお天気の良い
日は、原チャリの方が、燃費も良くていいかも・・・(~_~;) 今日
も午前中は、もばら和光苑のことでいろいろと片付けものの
お仕事や手配をしてきました。そういえば、先日、看板の躯
体の設置をしたところに、カッコいい「もばら和光苑」の看板
が掲げられました。これで「もばら和光苑」の入り口と判りま
す。こんどいらっしゃる時には、すぐに入り口がわかるように
なりましたので、楽しみにして来てくださいね。原チャリで戻
った後は、入居者のご家族との面談で、この日のほとんど
が、この二つで終わってしまいました。
 グランモア和光苑も、開苑して10年、入居者とそのご家族
とのお付き合いも、もう10年になります。お互いに気心も知
れているので、思ったことを、ざっくばらんにお話させていた
だきました。最後の時を向かえるまでお付き合いしましょ
う・・・と。(^^)/ 

2005/10/14(金)
 今日は、千葉にある千葉県社会福祉センターで開催され
ている『平成17年度居宅介護サービス事業所苦情解決責任
者研修会』に参加しました。この研修は、「千葉県福祉人材・
研修センター」という千葉県社会福祉協議会の主催で開か
れています。千葉県内の指定居宅サービス事業を行ってい
る事業者(訪問介護・通所介護・認知症対応型共同生活介
護事業等々)の方々を対象に開かれた研修会です。今回の
参加者は、119名で、社会福祉法人だけでなく、民間事業者
(NPO法人・株式会社・有限会社等)も対象としている幅広い
事業者が参加しています。 今日の前半の講師は、国民健
康保険団体連合会の介護サービス調査専門員の鴻崎正光
氏で、講義内容は「千葉県における居宅介護サービスにか
かわる苦情の現状について、〜解決困難事例からみえるも
の〜」について、一時間半ほど、お話をうかがいました。そ
の内容については、これまで国民健康保険団体連合会で受
け付けた介護保険での指定居宅介護サービス事業に関す
る苦情の状況等々で、具体的な事例をもとに話しをうかがい
ました。 午後からは、「居宅介護サービスとリスクマネージ
メント」について、株式会社やさしい手常務取締役の香取幹
氏のお話がありました。コメントについては、今回はやめて
おきます。m(_ _)m
  最近のいろんな研修会について、このお仕事をしている
限りは、さまざまな研修会があって当然ですが、今日の研修
のように千葉県社会福祉協議会(県福祉人材・研修センタ
ー)の主催で、自前の千葉県社会福祉センターで開かれて
いても、「研修参加費用は、安くない」ということで、以前から
気になっていました。その募集方法も、例えば、「定員80名
(先着順)・参加者多数の場合には1事業所1名に制限する、
定員になり次第締め切りとする。」といって、参加を煽ってお
いて、急いで申し込みをして、当日、老朽化したビル?の会場
に入ってみると、狭い会場に119名もの人が詰め込まれてい
ました。これって詐欺ですよね。もっと会場に余裕のあるとこ
ろならまだしも、消防法ぎりぎりの詰め込みでの研修会には
問題がありませんか? だったら最初から「定員120名」とすれ
ばいいのに、どうみても「儲けようとしている」としか思えませ
ん。社会福祉法人の収益事業ですから、収支は大事だと思
いますが、ぼったくりのような内容は、営利を目的としている
ように見えます。例えば、参加費6.000円X80名=480.000円
を、6.000円X119名=714.000円とするなら、480.000円÷119
名=4.033円です。参加費の算定は、一人につき4.000円では
ないでしょうか? これは単純に弾いた計算ですので、一概に
正しいとは言えませんが、以前の介護保険制度前、県福祉
人材・研修センターの主催する研修会では、このように計算
していたように思います。そのころの120名定員いっぱいで
の研修会は、値段(参加費)と内容(講義+講師)の価値を考
慮すると、妥当な価格設定だったと思います。最近の研修会
は、内容が良くない上に、参加費が高いときているので、職
員の研修会参加も躊躇しています。こんな経費の無駄も、間
接的に施設運営経費を圧迫しています。参加費が高くても、
もっと中身のある研修会を望みたいと思っています。このま
までは、大勢の職員達を研修会に出したくても、憂慮せざる
おえなくなります。和光苑では、研修会の中身とコスト(参加
費)のバランスを見ながら、参加の可否を決めています。もち
ろん安いだけの研修会ばかりを選んだりはしていません。高
くても中身の濃い研修会には、必ず参加しています。そんな
実のある研修会がいいです。(^。^)v

2005/10/13(木)
 来年4月からの介護保険制度改正で、あらたに「新・介護
予防給付」の導入が予定されています。その新しい区分の
『介護予防』の実施に向けて、通所介護事業(デイサービス)
では、高齢者の筋力向上トレーニングを可能とするパワーリ
ハビリテーションが始まります。 もばら和光苑では、その介
護予防対応に備えて、事前にパワーリハビリテーションにつ
いての勉強や研修会への参加を積極的にすすめています。
 今日も、デイサービスセンターもばら和光苑の職員達が、
グランモア和光苑の職員と一緒に、そのパワーリハビリテー
ション用の機器を使用した機能回復訓練の研修会に参加し
ました。 もばら和光苑のデイサービス職員にとっては、今回
が初めての研修会参加で、これから始まる「介護予防」に向
けて、いろいろと勉強をしています。 実際にパワーリハ機
器を使った実地研修は、とても役に立つものだったと思いま
す。そして「もばら和光苑」のこれからの活動に期待してくだ
さい。\(^0^\)

2005/10/12(水)
 今日の外出行事で、出かけた『ミッキー&ミニーの愉快な
仲間達ツアー』のディズニーランドは、一緒に行きたかったな
ぁー・・・(~_~;)。 このところは、忙しくて、なかなか自分の自由
になりません。一日(外出行事で)遊んでしまうと、どこかで休
日が一日つぶれてしまいます。休日も、いろいろとやること
があるので、はいそうですかと、いう訳にもいきません。今は
少しでも早くお仕事を片付けて、自由な時間を作り出せるよ
うに頑張るしかありません。なかなか難しい時期でもありま
すがね。最近は、ディズニーシーばかりで、ランドには行って
いないというところがミソですよねぇ。(^^)/ 
 今日の外出行事は・・・・、行きたかったなぁ・・・・・。(^.^;

2005/10/11(火)
 「認知症高齢者グループホームもばら和光苑」が開苑し
て、あっという間に一ヶ月が過ぎてしまいました。現在の入
居者は、全部で4名で、18名が満床になるまで、今しばらく
かかりそうです。このままでは、今年度の運営上の収支で、
かなりの赤字となりそうです。当初の見込みでは、最初の一
ヶ月で半分の9名の入居を考えていました。二ヶ月で18名満
床がリミットで、このままの遅延は、けっこう厳しいものがあり
ます。しかし、現場の認知症介護については、入居者が少な
いこともあり、職員の介護技術(経験値)も徐々に進展してい
ます。
 市原市のグランモア和光苑の「認知症介護のレベル」は高
く、もばら和光苑とは比較にもなりませんが、これからの「グ
ループホームもばら和光苑」の介護レベルの向上に期待し
たいと思います。認知症ケアについては、先に言葉で説明
するよりも、様々な体験や経験を経てから、あらためて確認
するように伝えていくといった方法の方が、より効果的です。
はじめから指示しようとしても、元々経験値のない職員達に
は、理解能力がありません。やはり認知症ケアは、様々な問
題行動や対応を体験することから始まります。どのようなケ
アについても、場数を踏むことが一番の早道で、その場数
も、ただ漠然と経験するだけでは、介護負担やストレスの蓄
積をもたらすだけで、介護職員の成長にはつながりません。
その問題についての経験や体験を経た後に、しっかりとした
検証をして、次回につなげる工夫を示すことです。自分から
考える工夫を促し、自分から進んで成長する種を植えて、自
己増殖していくように導くことが大切だと考えています。
 先日、もばら和光苑の職員同士が、入居者が急変した場
合の対策を話し合っていました。そんな心配をして、対策を
立てていては、本番で役に立たないことを話しました。お年
寄りの急変は、いつなんどきに起こるかわかりません。そし
て、それは我々の予測を超えるような時に起こりますので、
下手な予測を立てるよりも、自然体で受ける体制(意識)を持
ち、どんな状況の場合でも、冷静に対処できる心構えが重
要です。問題は、冷静さを欠いて、パニックになって動揺す
る者が、一番困ります。下手な予測を立てる者ほど、その予
測が外れたような事態になると、あっという間にパニックにな
り、冷静な行動がとれなくなります。先の職員には、「冷静に
私の携帯に連絡をすること」だけを考えるように指示しまし
た。その時の「お年寄りの状態を正確に伝えるだけ」でいい
と話しました。そこから先は、「指示されたとおりに行動する
ように・・・」、それ以上のことは考えなくていいと、話してあり
ます。ある程度の経験者であれば、別の指示を出しますが、
救急対応の経験の無い職員の場合には、余計な不安を持
つことよりも、安心感と冷静な連絡のみが出来ることが一番
求められていることを知っておいてほしいと思います。そし
て、色んな場数を経験しながら、自分の経験値を上げていっ
てほしいと思います。自分で的確な判断が出来るようになる
までには、かなりの修羅場を踏まないと、なかなか出来ない
のですが、それはまたの機会に話しましょう。(^^)/

2005/10/10()
 今日はお天気も良くなくて、肌寒い一日となりました。そん
な雨模様の中を、もばら和光苑のデイ職員達が、わざわざ
備品を取りに来ていました。もばら和光苑では、建物は新品
ですが、備品のほとんどが、グランモア和光苑からのお下が
りです。グループホームは当初の予算での備品購入がされ
ましたが、デイサービスでは、比較的消耗品の方が多く、家
具類以外の備品については、市原から運んでいます。そん
な経緯から、今日のお休みに、ワゴン車二台分の備品を積
み込んで、もばら和光苑へ運んでいきました。先日も、もばら
和光苑で、備品の購入の話になり、比較的手に入れやすい
ものと、耐久消費財で高額なものは、同じ考えではできない
という話をしました。すぐに買えるものや、グランモア和光苑
で調達できるものは、わざわざ新品で購入するのではなく、
お金をかけないで調達する。耐久消費財で高額なものは、
予算も無いので、今すぐには買わず、いずれ運営が安定し
てから、ゆっくりといいものを選んで購入したり、特注したり
すればよく、何でも買えるほど、余裕の無い話をしました。
元々、資金に余裕がある訳ではないので、グランモア和光
苑で、現在は使わなくなったものや、余っている物を廻しても
らうぐらいの考えでないと、開苑してまもなく閉苑になってし
まうという話をしています。
 私は、普段はお金の話をしません。資金繰りは、どこの苑
も大変で、まともに運営している施設だったら、いつも運転資
金で苦労しています。しかし、いつも資金繰りの話をして、苦
味つぶした顔で、いやみを言うようなことはしません。「いつ
もニコニコ、笑顔で楽しく」をモットーに、懐が寒くても、資金
繰りが苦しくても、心だけは豊かにしていたいと思っていま
す。和光苑では、みんなの笑顔が、お年寄りの元気の源に
なっています。その雰囲気は、これからも変えることなく、頑
張りたいと思います。(^o^)v 今日のもばら和光苑の職員達
にもそんな心意気を知っていてほしいと思います。そして、
少しでも余裕が出てきたら、そのときには、しっかりと新品の
備品を購入してあげたいと思っています。(^O^)

2005/10/9()
 今日は、東京有明にある東京ファッションタウンビルで開
催されている『第二回小規模多機能ホームの制度を考える
集い』に参加しました。この集いは、「宅老所・グループホー
ム全国ネットワーク」という任意団体の主催で開かれていま
す。全国の高齢者介護施設(宅老所・グループホーム・デイ
施設)の方々を中心に参加されていて、主に小規模なNPO
法人や個人運営の宅老所・グループホーム向けに開かれて
いる会議・研修会です。今回は、グループホームもばら和光
苑の勉強として、Nセンター長と一緒に参加する予定でした
が、忌引きでお休みしているため、私ひとりで参加していま
す。参加者は、約70名ぐらいです。 前半の講演の講師は、
厚生労働省老健局計画課課長の川尻良夫氏で、講演内容
は「地域密着型サービスと小規模多機能型居宅介護の制度
化/その現段階」について、一時間ほど、お話をうかがいま
した。その内容については、現在進行形で、具体的に決まっ
ているものはなく、来年4月の介護保険制度改正に向けて、
おいおい決まっていくでしょうというものでした。まあ復唱して
勉強しているようなもので、特別な目新しい情報は聞くこと
ができませんでした。 後半に入って、質疑応答の時間があ
りました。基本的には、代表質問のような形式で、今回主催
されている宅老所・グループホーム全国ネットワーク代表世
話人のお二人が、川尻氏に問いかけるという感じでした。主
だった質問は、事前に募集してあった質問・疑問からのまと
めでしたが、やはり具体的な内容の回答は無く、総論的な回
答に終始していました。もう少しはっきりした回答が得られれ
ば、中身の濃い話し合いと言えるのですが、具体的なもので
はなかったので、少々残念ではありました。f(^_^)

2005/10/8(土)
 今日は、末娘の幼稚園の運動会でした。朝までの雨模様
で、開催が危ぶまれていましたが、30分遅れでの開始となり
ました。朝、幼稚園の運動場に様子を見に行くと、園長先生
がずぶぬれになりながら、水溜りの水を雑巾に染み込ませ
て、バケツに溜めていました。「(^o^;)今日は、やります。」と
いうその笑顔の一言に、いろんな事情を背負っている園長
先生の苦労が見てとれました。その苦労の甲斐があって
か、思いが通じたのか、運動会の開催中は、お天気が良くな
り、おかげで一日楽しい運動会となり皆で盛り上がりました。
閉会式後に雨が降り出した時には、本当にやれてよかった
ねと、幼稚園の苦労をねぎらいました。和光苑でも職員達
が、いつも似たような苦労をしているので、お天気任せの屋
外行事には苦労させられています。(;^_^A
 私も、いくつかの種目に参加しましたが、上の娘が、二人
三脚レースや、トロッコ・レースなどに参加してくれるようにな
り、親の体力温存に貢献してくれました。(^o^)v 愛妻は、タ
イヤ取り競技で頑張りすぎて、その後は腰が痛いと呻いて
おりました。私は、上の娘のおかげで、参加種目が軽減しま
したので、だいぶ楽に運動会を終えることができました。今
日のほとんどは、ビデオ撮影係りでした。それでも、一日中、
朝から幼稚園の運動会に参加できて、とても楽しかったで
す。少し風が強かったですが、お天気も良くて、無事に開催
できたことが一番うれしいですね。順延になって、また仕事
で参加できないと、末娘の幼稚園の運動会参加は、三年間
共に全滅の危機にありました。今回は初めから最後までい
ることができただけでも幸せです。(^o^)v 来年からは、小学
校の運動会だけになりますので、日程的にも、だいぶ楽にな
ります。

2005/10/7(金)
 今日は早朝から、もばら和光苑にいました。朝7時には、も
ばら和光苑の看板の取り付け支柱の工事の立会いのため
です。もばら和光苑の入り口は、苑の建物が奥まっているた
め道路から遠くて、何の建物か判りづらいらしいです。予算
の関係で、本来は、もっと後で看板を作るつもりでしたが、と
りあえず前倒しして、製作することにしました。文字数が多い
関係で、安くあげるために、照明などは無しにして、一見す
ると入り口の表示看板というよりも、普通の宣伝看板みたい
になっています。それでも、無いよりはましかと思い、業者さ
んに無理をお願いして安く作ってもらっています。そんな事
情で、仕事の合間に来ていただいたので、早朝からの設置
工事となってしまいました。先方の都合ですが、こちらとして
は、後はお任せとはいかずに、立会いをしました。その後
も、もばら和光苑でやり残していた仕事をせっせと片付けて
いたのですが、たまった仕事を切りよくと思っていたら、結局
一日仕事となってしまいました。その間にも、新しくオープン
した「デイサービスセンターもばら和光苑」の準備の手配と打
ち合わせに時間がかかってしまいました。もばら和光苑も、
行けば行ったで色々とやることがあり、なかなか帰ることが
できなくなります。夜遅くにグランモア和光苑に戻ると、山の
ように書類や郵便物がたまっていて、すきっ腹を抱えなが
ら、せっせと片付けてから帰宅しました。本当に一日があっと
いう間に過ぎていく日々です。

2005/10/6(木)
 ニュージーランドから来て、ホームスティをしていたアシュ
レイ君が、昨日、ニュージーランドへ帰国しました。ほんの二
週間ぐらいの滞在でしたが、我が家の一員として、家族同様
の生活をしていました。今回も、私が仕事で不在がちのとこ
ろを、愛妻が、集合場所の市民会館への送迎をしてくれたり
と、夫婦で助け合っての受け入れでした。アッシュのいいとこ
ろは、その性格が息子と似ていて、言葉少ない中にも、気遣
いや自分なりの考えを持っていることが感じ取れて、自分の
意思で日本に来ているのではないところに、家族の思いが
伝わってきました。六人兄弟の末っ子であり、自分で言葉の
通じない日本に、送り出されたように感じました。知らない国
での生活は、人間をたくましく成長させてくれます。そんな沢
山の思いを背中にしょってきたアッシュは、親の期待通り
に、我が家の一員として成長していったようです。今回も私
は仕事の合間での送迎や、関わりが多かったのですが、今
までで一番楽だったのは、アッシュの穏やかな性格のおか
げだと思っています。夜帰宅すると、いつも子供達とゲーム
をしている姿を見かけ、我が家の子供達に溶け込んでいる
様子に、違和感の無い生活ぶりをみていました。末の娘にと
っては、言葉が通じなくても、やさしいお兄ちゃんであり、一
番遊んでくれる家族でも会ったようで、帰国するときも、アッ
シュがいるうちは、ニコニコと遊んでいましたが、バスに乗っ
て走り去った後になって、いきなり泣き出しました。結局帰宅
するまで、車の中で泣き続け、そのまま泣きつかれて寝てし
まいました。一番楽しんで、一番悲しんだのは、末娘のよう
でした。言葉の壁よりも、心の触れ合いが、子供同士の成長
には一番良いと感じたひと時でした。(^o^)v 

2005/10/5(水)
 今朝の朝日新聞に、「全国の341病院、保育所・老人ホー
ムなどの福祉施設498ヶ所で、アスベスト(石綿)の飛散防止
対策が十分でなく、吸引の恐れがある」という記事が掲載さ
れていました。
 先日(9/28)の県の指導監査でも、休憩時間に、世間話とし
て質問を受けましたが、いま社会福祉施設などの公共の場
所でのアスベスト(石綿)の吸引の恐れがあるところの調査が
大変という話でした。グランモア和光苑では、幸いなことに
「吹き付けアスベストがほぼ禁止になった年(95年)」に完成し
ていて、入居者や職員の生活する場所でのアスベスト(石
綿)の使用は無いということでした。施設屋外の軒下の一部
に使われている程度で、面積も小さく、問題になる場所では
ないということで、設計士さんが県に届け出てくれました。も
し気になるならそこだけ塗り替える程度でいいとの話に、少
しほっとしました。しかし、他の社会福祉施設では、大規模な
改修工事が必要なところも出ていると聞きました。いずれに
しても95年以前に建設された古い建物のほとんどが対象に
なっているらしいので、この騒ぎは、まだまだ続きますね。(^.
^;

2005/10/4(火)
 今日は、さらに悲惨な一日でした。休日の予定は、朝の緊
急連絡から始まり、午前中は、急遽の所用でいきなり東京
の虎ノ門へ速攻で出かけました。あまりにも急ぎすぎて、ア
クアラインで御用となり、一万五千円の支払いを余儀なくさ
れました。気持ちに余裕の無い運転は、二次災害をもたらし
ます。もばら和光苑は開苑しましたが、国からの補助金や、
福祉医療機構からの借入金はまだありません。そんな中
で、今月中の支払いをする為には、今日中に借入金(一億
五千六百万円)の契約と、融資の決済を得ないとならず、気
持ちだけが焦っていた時のことでした。まあ事故に会わなか
っただけでも、よしとしようと、自戒を込めて反省していまし
た。その後の運転は、そこそこの安全運転で行きましたが、
他の予定もあって、二時ごろにはグランモア和光苑へ戻ると
いう強行でした。その後も不足の書類を作成したりで、いっき
にお仕事モードです。途中のセブンで買った「幕の内弁当」
も、時間の無い中で、やっとのことで食べていました。今日
も、極度の緊張とストレスで、頭の中は仕事だらけ、結局、
夕方まで忙しくて、全身がボロボロの状態という悲惨な忙し
さでした。もうまったく余裕がありません。もばら和光苑は、
始まっても、裏方の仕事(資金繰りと支払い)は、まだまだた
くさん残っています。今月中に建築工事代や備品の購入代
の支払いができないと、不当たりになります。補助事業とは
いえ、資金繰りはまったく余裕がありません。この後、支払い
が終わっても、完成報告書を仕上げて、福祉医療機構に届
けないと、融資の残金までもらえません。・・・・ということで一
日頑張ったのですが、お休みがつぶれてぐったりでした。(T_
T;)

2005/10/3(月)
 今日は、悲惨な一日でした。朝から忙しくて、午前中は、も
ばら和光苑へ速攻で出かけて、二時ごろにはグランモア和
光苑へ戻るという強行業務で、そのまま書類を作成したら、
いっきに県庁へ「事業完成報告書」の提出です。県庁の駐車
場についてやっと、お昼を食べていないことに気づきました。
緊張とストレスで、頭の中は仕事だらけ、少し気が緩んだ時
に、ようやく昼食抜きに気づくほどです。結局、その後も忙し
くて、夕飯時にようやく昼食分も食べるという情けない忙しさ
でした。もう少し余裕があれば、もばら和光苑で入居者と一
緒にお昼を食べられたのですが、早く帰って、完成報告書を
仕上げて、今日中に県庁に届けないと、明日のお休みは消
えることになるやも知れません。・・・・と言うことで頑張ったの
ですが、やはり間に合うものでもなく、明日もお休みの合間
合間にグランモア和光苑に行くことになりそうです。(T_T;)

2005/10/2()
 今日のグランモア和光苑の入居者は、皆さんがお元気で
過ごされていました。介護職員の元気良さも、いつもどおり
で、その勢いに負けそうです。裏方では、この10月1日付け
の調査資料の作成が山のように来ていて、千葉県や市役所
へ提出する「介護保険事業者状況調査票」でいっぱいです。
各事業ごとの調査票のため、いちいち届け出の書類と付き
合わせてからの記入になるので、うろ覚えで適当に記入とい
う訳にも行きませんので、けっこう面倒な作業で負担です。
どれも似たような内容の調査なので、どうせならどれか一つ
だけにしてもらい、その調査票が上(中央?国へ?)にあがっ
ていくようにしてほしいと思います。午後からも、同時進行
で、職員採用面接試験が元町相談室で行われて大変でし
た。試験結果については、ここでは触れられませんが、色々
と審議をして、一週間後ぐらいには、合否の通知を送れるよ
うにしたいと思っています。先日(9/3に)行われた幕張メッセ
での「社会福祉施設合同就職説明会」が、とても不作に終わ
っていたので、今回の職員採用面接試験も、申し込み者が
少なく、危うく不調に終わるところでした。中途採用の申し込
みもあって、どうにか試験らしい様子となりましたが、来年の
グランモア和光苑の方の「新卒職員の採用」は無いかもしれ
ません。これまで、毎年続いていた新卒の学生の採用は、
今年で途切れそうです。来年度は、みんなに寿(退職)などの
無いようにお願いしないといけませんねぇ・・・・。f(^_^)

2005/10/1(土)
 さっき夕飯を食べているときに、ふと気づきました。今日
は、グランモア和光苑の「開苑10周年記念日」でした。以前
に、「開苑10周年記念日」に何かやろうかと、色々と考えてい
ましたが、県の指導監査や、もばら和光苑の開苑準備等々
で忙しくて、すっかり「開苑10周年記念日」のことを忘れてい
ました。「やばい!!」、まだ誰も気づいていないかも・・・・。
 以前にも、理事長に相談しましたが、「このご時世だから、
内輪でささやかにでもどうか・・・」と言われていて、そのこと
もすっかり失念していました。どうしょう・・・・。
 先日まで、むちゃくちゃ忙しくて、ようやく今日は何も無い日
となって、しっかりお休みして、ホームスティ中のアッシュと一
緒に、家族でディズニー・シーへ遊びに行っていました。夜
には、行きつけのレストランで、末娘の6歳のバースディをお
祝いしていました。その6周年目を祝っている時に、グランモ
ア和光苑の「開苑10周年記念日」を思い出しました。そうな
んです。娘の誕生日と、グランモア和光苑の誕生日が一緒
なので、めでたいお祝いが、いつも一緒になっているので
す。これに、デイサービスセンターもばら和光苑の開苑日も
重なって、ますます分かり易い日となりました。覚えやすい
のはよいのですが、さてグランモア和光苑の「開苑10周年記
念日」をどうしましょうか?
 まさかこのまま、すっとぼけて、何もしないという訳にもいき
ませんよねぇ・・・・。(^o^;) 

2005/9/30(金)
 今朝もやきもきしていた「デイサービスセンターもばら和光
苑」の事業認可について、ようやく先ほど千葉県介護保険課
より、9月27日付けで「指定事業認可書(通所介護事業)」が
届きました。
 指定事業者番号は、「1271501015」で、指定年月日は、10
月1日です。
 前日になってようやく指定事業者の認可が下りました。今
回も、直前までやきもきさせられており、利用希望者がてい
も、契約ができない状態でした。本当にあせりました。連日、
もばら和光苑から「指定認可はまだ?」と、催促の電話が来
ていて、今朝も、もばら和光苑のケアーマネージャーが来
て、「まだですかねぇ?」と・・・。こっちもうんざりするぐらい、
県庁に催促の電話をしていましたので、これでようやく一息
といったところです。まあ本当に大変なのはこれからで、営
業日ごとに、利用定員数(15名/日)まで、早く利用者を募集
することに精をだしたいと思います。(^o^)v これで明日から
オープンできます。といっても明日は土曜日なので、実質的
には来週の月曜日(10/3)からの営業になりますが・・・・。(^^;

2005/9/29(木)
 昨日の指導監査が無事に終わり、ホッと一息といったとこ
ろですが、次の所要も控えていて、取り急ぎ今日しかできな
いことを片付けてきました。本当は、お休み(公休日)なので、
ゆっくりと頭と身体を休めたいところですが・・・。
 午前中は、茂原警察署へ「車庫証明」の申請手続きにい
き、グランモア和光苑で使っていたハイエース(リフト付き車
両)などを、もばら和光苑で使えるように、使用者変更の手
続きをするためです。以前から車両担当には、依頼されてい
たのですが、監査の事など色々と多忙で、後回しにしていま
した。まもなく車検が近づいてきているので、いよいよ使用
場所の変更手続きに迫られてきていました。そんな経緯か
ら、今日になって、ようやく茂原警察署に行ってきました。も
ちろんすんなりと申請できた訳ではありませんので、ぶつぶ
ついいながら、もばら和光苑との間を二往復もする羽目にな
りました。(T.T)
 やっとの思いで「車庫証明」の申請手続きができたときに
は、もうお昼です。それから急ぎ足で東京有明のビックサイ
トへ、国内外の最新の福祉機器が集結している、第32回『国
際福祉機器展・H.C.R.2005』を視察に出かけました。
 今年の展示機器は2万5000点と多く、その中でも「介護予
防」と「パワーリハビリ」に関係する色々な器具や機種、用具
や設備などが目白押しで、沢山展示されていました。あまり
の機種の多さに、来年から始まる「介護予防」への反響の大
きさを肌で感じてきました。各メーカーも、この一年が商機と
捕らえているようで、どのメーカーも最新式を謳い文句に、
盛んに人を集めていました。中には、できたてらしく、値段も
決まっていない機種もあったりして、唖然としてしまいまし
た。いずれにしても『国際福祉機器展・H.CR.2005』は、とても
勉強になるところです。
 結局、午後からの見物でしたが、精力的に見て回りました
ので、ほとんどのブースに行きました。今回の感想は、先ほ
どの「介護予防」と「パワーリハビリ」を中心に見てきました
が、参加者も昨年以上に来ているようで、広い会場に人が
いっぱいあふれていました。体力的には、足が疲れて、しん
どかったのですが、気持ち的には、楽しい半日で、気分転換
になりました。このところゆっくりと頭を休める時間が無かっ
たので、帰ってくる頃には、とてもリフレッシュしていました。
(^o^)v

2005/9/28(水)
 今日のグランモア和光苑は、朝からピリピリしていまし
た・・・(*^_^*)。
 その訳は、昨日話した千葉県の「定例指導監査」のためで
す。苑内の整理整頓はバッチリ、いつも以上にしっかりと確
認してくれているし、元町相談室に、苑内の全部署から「監
査のための資料・書類」が集められて、狭い部屋に書類を積
み上げました。が・・・、なにぶんにも二年ぶりの「定例指導
監査」のため、みんなの緊張感はピークに達していました。
私なんかは、唇は乾いて、声もかすれて、心臓バクバクとい
った状態で、このまま家に帰りたくなりました。今までで、一
番緊張していました。監査が始まるまでは、ぶっ倒れるか
も・・・、と感じるくらいの緊張でしたが、いざ始まると、両耳ダ
ンボ状態で、それぞれの監査官の質問に集中していました。
 幸いなことに、今回も大きな指摘も無く、無事に終えること
ができましたが、今回、以外に思ったのが、来苑される前
に、事前にこのホームページを見ていて、グランモア和光苑
の様子に詳しかったことです。おかげで、デイサービスの利
用定員数が、運営規程とWAM・NETと、このホームページで
異なっているという指摘を受けたりしました。5年前に介護保
険制度が始まる時に申請した時のままのホームページの定
員など、その後に変更してもそのままにしていて、訂正をし
ていなかったりと、かえってこのホームページが足を引っ張
っていたりもしました。運営規程は、県への「事業変更手続
き」が必要なので、その都度修正していますが、ホームペー
ジやWAM・NETなどの基本情報のところなどは、深く考えず
にそのままにしてあったりして、気づくと修正するといった感
じでしたので、今回の指摘で、全てを同時に変更するという
ことが必要ということを勉強しました。利用者定員のところま
で細かく見るのは、監査官ぐらいで、利用者は、空きがある
かといったぐらいだと思います。しかし、情報を開示している
ということは、しっかりと正確な数字を表示する義務があると
いうことがわかりました。なかなか出来ないのですが・・・・(*
^。^*)
 それにしても今回の指導監査は、早く終わりました。今まで
で一番最短時間でした。これもビックリです。\(^o^)/

2005/9/27(火)
 今日のグランモア和光苑は、朝からピリピリしていました。
その訳は、明日の千葉県の「定例指導監査」の準備のため
です。苑内の整理整頓はもちろんのこと、いつも以上にしっ
かりと確認しなければならないし、夕方には、元町相談室
に、苑内の全部署から「監査のための資料・書類」が集めら
れて、狭い部屋に特注の本棚を用意して、書類を積み上げ
て行きます。監査の時に、確認の書類や資料を見せるため
に、あっちこっちに探し回らなくてもいいように、一箇所に集
めてくるためです。忘れ物の無いように、色々と考えてはい
るのですが、なにぶんにも二年ぶりの「定例指導監査」のた
め、みんなの記憶が定かでなく、「前回はどうしたっけ?」と、
首をかしげながらの相談をしていました。日々の日誌や個別
記録など、今日も記録している書類などは、今夜の業務が
終わってから持ってきますので、結局全部はそろっていませ
ん。明日の朝、もしくは、監査の途中で持ってくるような物も
あったりして、色々と気疲れしています。今回初めて出席す
る職員もいて、何をしていいかわからず、ポヤンとしている
者もいます。介護保険制度になってから、年々監査の基準も
細かくなってきて、我々の常識では考えられないことも多々
指摘されて、社会福祉事業ではない考え方をしていかない
といけないのかと、疑問に思うことも増えました。措置制度の
ころのように、「定例指導監査」が楽しい一日になるような意
識の高い監査官が来るとよいのですが・・・。
 とりあえず今夜は、早く寝て、明日は頑張りたいと思いま
す。(^o^)v

2005/9/26(月)
 今気になっているというか、やきもきしているものに、デイ
サービスセンターもばら和光苑の介護保険の「事業者認可
申請」があります。先月末に、県庁へ「申請書類一式」の提
出は済ませてますが、開所予定(10月1日)の5日前になって
も、一向に認可証が届きません。今日も、県介護保険課へ
問い合わせをしましたが、「月末頃になるかも・・・」程度の回
答しか得られず、本当に10月1日にオープンできるのか不安
です。直前で、間に合わないなんてことは無いですよね
ぇ・・・。(^o^;

2005/9/25()
 今日はお休みをとって、アシュレイと家族で外出しました。
久しぶりに仕事を離れて一日を家族と過ごしました。\(^.^)
/ 今日のお天気が良くなかったので、何十年ぶりかでボー
リングに行きましたが、久しぶりのボーリングは、楽しいと言
うよりも、重いボールに振り回されて、腕も足も痛い思いをし
てきました。それでも家族と過ごす時間は、安らぎのひと時
ではありました。
 はるかニュージーランドからきたアッシュは、ボーリングも
得意ではないらしく、スコアーは良くありませんでした。午後
からは回転寿司へ、そしてショッピングと、いろいろと出歩い
ていました。夕方から、三和コミュニティーセンターで開かれ
た「フレンドシップ・パーティー」にアッシュを連れて家族で参
加しました。他のホームスティで分かれていた皆と、楽しいパ
ーティーで過ごし、友好を深めました。会場に入りきれない
ほどの参加者がきていて、今までで一番盛り上がった「フレ
ンドシップ・パーティー」になりました。☆(’∇^*)☆

2005/9/24(土)
 今日の「グランモア和光苑」は、いつもの忙しさで一日が終
わりました。今日も、もばら和光苑から若いケアワーカーが
二人、介護の実務研修に来ていました。先週から、何人か
ずつに分かれて、グランモア和光苑に来ています。介護の
基本や、和光苑の基本姿勢などは、市原も茂原も同じです。
そんな感覚的な経験は、実際にグランモア和光苑の中で過
ごすことで身についていくものもあります。短い時間ではあり
ますが、少しでも多くのことを学んで行ってほしいと思ってい
ます。\(^0^\)
 今日から我が家に、ニュージーランドから15歳の若者が、
ホームスティに来ました。名前は、アシュレイ・フォスター君。
期間は、約二週間で、私が以前から関わっているIPA(市原
パパクラ交友会)のホームスティ交流での受入です。今回の
訪日団は、総勢13名です。今朝4時頃に、ニュージーランド
を立って、市原まで来るのに、20時間もかかったそうです。
先(21:00頃)ほど、市原市役所の駐車場で受入をして、一緒
に帰宅しましたが、自己紹介もそこそこに、我が家の子供達
と一緒にゲームで遊んでいます。さすがに若いですよねぇ。
子供達は、言葉が通じなくても、一緒に遊ぶことでお互いが
うちとけていくようです。自然なかかわりで、国際交流をして
いるのは、親としても嬉しいですよね。q(^-^q)(p^-^)p

2005/9/23()
 泊まり明けの今日、午前中は、もばら和光苑で介護保険の
「契約書類」の最終チェックをしていました。この10月1日から
の介護保険制度改正で、居住費(滞在費)や食費の利用者
負担額が変わることに伴い、関係事業の契約書類の全てを
見直すためです。食費のコストと単価が決まり、一通りの書
類が作り直すことになりました。ここ数日は、そんな対応に追
われています。
 午後からは、市原市市民会館で開催された、「市原市地域
福祉計画」中間報告会(参加者は、約500名!!)に出席しまし
た。この「市原市地域福祉計画」策定については、以前にも
何度か書きましたが、この年度はじめから夏ごろまでに、市
原市内各地の公民館などを会場に、「市原市地域福祉計画
策定のための地域座談会」が開かれて、市内10地区の地域
ごとに話し合いがもたれてきました。今日はその話し合いの
中間報告会というわけです。
 和光苑は、姉崎地区と有秋地区に参加していたので、他
の地区の話し合いの方に興味を持っていました。市原市は、
とても広い市ですので。10地区の中には、それぞれの地域
の特性による独特のテーマや意見が発表されていました。
各地区の考え方や地域性に合わせた活動方針など、さまざ
まな意見が発表されて、なかなか面白い時間でした。これか
らの市原市における地域福祉は、今日の皆さんの意見の延
長線上にあることは、しっかりとわかりました。今日の皆さん
の、これからの活躍に期待したいと思います。和光苑も、そ
の一翼を担えるように頑張りたいと思います。(^o^)v

2005/9/22(木)
 今日はお休みで、先日の運動会で振り替え休日の愛娘と
一緒に、千葉の映画館へ、「マダガスカル」を観にいってきま
した。本当は、夏休みに子供達と一緒に見に行くはずでした
が、忙しくて一緒に行く約束を反故にしていたので、やっと約
束を守ったということになります。ホッ!! (;^_^A
 しかし上映のピークを過ぎているので、観客は、私たちを
含めても、たったの6名。入館したときは、もしかしたら二人っ
きりかも・・・と、思っていました。(笑)
 夕方からは、もばら和光苑へ、お泊りです。休日と宿直の
組み合わせは、遠出ができないので、お休みといっても、映
画を観にいく程度しかできません。やはり、日勤+宿直勤務
の方がいいかも・・・・。私がシフトを組んでいないので、自由
にはならないけど・・・。(^.^;

2005/9/21(水)
 昨日(20日)の和光苑は、入居者の早朝の急変から始まり、
とても慌しい一日でした。そんな中でも色々とお仕事があり、
特に午前中は、新しいFB(ファーム・バンキング)ソフトのイン
ストールと、銀行への給与データーの伝送試験を行いまし
た。これまでの給与・賞与送金や業務振込みは、10年間ほ
ど「銀行専用端末機(リース)」を使っていましたが、端末機が
老朽化してきていて、新しいパソコンへの切り替えを期に、
パソコンからの直接送金(FB)を行うように切り替えました。こ
れまでの専用端末機よりも、最新の機能が整ったパソコン・
ソフトは、操作性が格段に良くなっていて、扱いやすさや操
作性も楽になりました。これで、「グランモア和光苑」と「もば
ら和光苑」の給与振込みや業者支払い(総振り)を、グランモ
ア和光苑の事務所からパソコンを使って、一括送金が可能
となりました。和光苑では、なるべく苑内での「現金の取り扱
い」を避ける(防犯対策と業務省力化対策)ために、このよう
なIT機器を活用しています。(^^)/
 昨日(20日)の話はここまでで、今日(21日)の話も、同様のIT
機器関係の内容ですが、以前にタイムレコーダーを「指静脈
認証リーダー式」で導入(機種変更)したと書きましたが、その
タイムレコーダーのパソコン・ソフトの仕様設定を、メーカー
のSE(システム・エンジニア)さんと行いました。この数日間の
「実データー(打刻情報)」を基に、エラーの確認やマスター・
データーの修正を行いました。今日一日でも、ずいぶん改善
されて、より実践的な仕様に向上しました。特に、タイムレコ
ーダーの「液晶画面の表示」が、各勤務シフトごとの「業務名
称(早番・日勤・遅番・夜勤等)」に改善されたので、変則勤務
のケアワーカーにとっては、とても使いやすくなりました。こ
れだけでも、入力ミスが「3割」は改善されたと思います。こ
のタイムレコーダー変更も、グランモア和光苑だけでなく、も
ばら和光苑の勤務データーを、市原で「一括集計」して、勤
怠データーを作成して、給与計算をまとめて行えるようにし
ました。もばら和光苑での「出退勤の打刻データー」を定期
的に、市原のグランモア和光苑で自動収集ができるようにし
ましたので、茂原での事務職員の経費削減を図ることができ
ました。このような間接部門の経費節約も、厳しい施設運営
を乗り切るための工夫の一つかと思います。色んなやりくり
と節約、ハイテク機器の活用など、出来ることはしっかりとや
るのが和光苑の方針でもあります。q(^−^q)(p^−^)p

2005/9/20(火)
 今朝の和光苑は、入居者のいきなりの急変から始まりまし
た。朝食抜きの「救急呼び出し」は、ある入居者の吐血?から
はじまり、救急車の搬送で終わりました。病院での診断結果
は午後になっても出ませんでした。ご家族が病院の帰りによ
ってくれましたが、医師から「原因が判らない」といわれ、本
人は集中治療室での対応に任せて、とりあえず帰ることにし
たそうです。
 今朝は慌しくて、ゆっくりと話も出来なかったのですが、上
(二丁目)で看護職員と色々話をしている間に、入居者の私
物庫の引き出しから、食べかけのサツマイモと黒飴が出てき
たそうです。今朝の発見時の状況と、病院での診察内容か
ら、今朝の「吐血」は、黒飴とサツマイモの嘔吐物らしいとい
うことになりました。昨日の夕食は、「魚料理」です。では、こ
の二品は、どこから? と調べたところ、昨日の夕方、普段は
来ていない別のご家族が、職員には知らせずに、本氏に渡
して帰ったらしいことが判りました。
 今朝方4時ごろに、本人が水をほしがっていたという報告
から、どうやら先の二品を食べていたと思われます。まだ確
定したわけではありませんが、状況としては、これではない
かという、いつも来苑されているご家族の説明でした。私は、
「原因が判りました。」というご家族の話に、上で看護職員が
何を話したのか知りませんでしたので、理解できませんでし
た。
 後で確認した内容としては、以外というか、まさかと言うよう
なもので、いくら家族が持ち込んだとはいえ、職員の知らな
いうちに間食して、容態が悪くなったとは、今朝の状況の中
では、気づきませんでした。
 今日の職場会議は、この話題から始まり、白熱した展開と
なってしまいました。この10月からの介護保険制度改正の対
応など、重要案件や議題が盛りだくさんの職場会議は、普段
以上に長引いてしまいました。(~_~;)
 今後の和光苑の対策として、来月一ヶ月間の「啓発月間」
を行い、ご家族、特に普段は来苑されずに、入居者の状態
がわからない方々に、差し入れ等の食べ物は、必ず職員に
見せて確認させてもらう。また、残った食べ物は、いったん職
員に預けてもらい、本人の周りに置かない等の周知していく
ことになりました。入居者の安全を守るための、ご家族の協
力を仰ぐということになりました。

2005/9/19()
 急な用事で、午前中は事務長と「もばら和光苑」へ出かけ
ていました。もばら和光苑の打合せを済ますと、速攻で市原
の「グランモア和光苑」へ戻りました。昨日も私用で茂原へ
行ったばかりで、ちょっとしんどいです。午後も忙しない仕事
を片付けていました。
 この10月1日からのデイサービスと特養ホーム居住費・食
費の見直しが迫り、実際の費用との差額をどうするかといっ
た試案の検討をしていました。なかなか厳しい内容で、実際
にかかっている経費をそのまま利用料金に転嫁させることも
ままならず、いい加減な介護保険制度改正を恨みつつ、苑
で負担の不足分をいくらかぶるかという結論になりました。
特養の食費だけでも年間で500万円ほどの減収となります。
デイサービスも減収の試算をしながら、どのくらいの減収で
抑えるかといった悩みに、頭の痛いところです。特養とデイ
サービスで二重価格を設定する訳にもいかず、おのずと減
収になるようになっている制度改正は、自由に価格を決めら
れるという虚偽の試算表を前に、運営状態の厳しさが増すと
いう逆風をかみ締めています。なんて国(厚生労働省)にとっ
て都合のいい制度改正かと、腹の立つ思いでいっぱいで
す。介護保険の財政が破綻しそうになったら、介護保険給付
額を自由に減らせばいいので、実際に起こっている介護現
場での苦労などを考えない施策に振り回されて四苦八苦し
ている和光苑です。(~_~;) 



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