お年寄りの健康と幸福をねがって        社会福祉法人 和光会


      グランモア 和光苑
和光苑日記
2003/3/16(日)
 今日は、午後から牛久ニュータウン『中村一座』ボランテ
ィア公演が、ふれあい広場にて開催されました。もう何年
前になるのか忘れてしまいましたが、初めて『中村一座』
のみなさんが和光苑を訪れたときのことを思い出します。
まだ和光苑が開苑して間もなくだったと思います。当時
は、総勢40名ぐらいの大勢でドドドッと押し寄せてきたよ
うに記憶しています。(当時は、こんなに大勢の人が一度
に来苑したのは、初めてだったので、とてもビックリしまし
た。) とくに小さい子供さんが沢山メンバーにいて、かわ
いらしい踊りや大人顔負けの芸達者の演技が、お年寄り
にも大うけでした。今日、来苑した人たちの中には、当時
子供だった人が、もう高校生や大人になっているほど大き
くなっていて、「ああ、この一座は、なんて息の長〜い会な
んだろうなぁ」と感心して見ていました。それだけ仲のよい
メンバーが多いのでしょう。これからも皆さんが仲良く元気
に活動されることを望んでいます。

2003/3/14(金)
 昨日寄贈されたマツダ・プレマシーでちょっと外出してみ
ましたが、やっぱり目立ちます。ちょっと恥ずかしいぐらい
です。今日気がついたのですが、車の屋根の上にも「日
本財団のロゴマーク」が貼ってありました。これはだれに
見せるのでしょうか? でも、運転していて気づいたこと
は、私も久しぶりの普通乗用車の運転で「とても乗り心地
が良かった」ことです。 「適度な大きさ」は安定した運転と
乗り心地を提供してくれることが分かりました。やっぱり普
通車タイプはいいですねぇ。それと、マツダのプレマシー
も、とてもいい車です。作りもしっかりとしていて、安心して
お年寄りを乗せてあげられると思います。スロープも簡単
に出し入れできてとても便利です。今日、さっそく「車椅子
マーク」を買ってきました。(本当は、初めから付いている
と思ってました。) それと車の保険屋さんに任意保険の手
続きをしました。まず、私が明日の千葉で開催の「じょくそ
う研修」に3名で乗っていきす。来週からは、デイサービス
の送迎車両として活躍が本格化します。街中で見かけた
ら、手を振ってくださいね。

2003/3/13(木)
 今日も、一日があっという間に終わろうとしています。仕
事に追われて自分のペースで時間が流れていないのが
よく分かります。山のような書類と資料を前にして、間違
えないように注意しながら事を進めているつもりですが、
どこかに隙があり、失敗やミスが出そうで恐いと思ってい
ます。
 今日、日本財団の福祉車両(マツダ・プレマシー)が寄贈
されました。後ろからスロープで車椅子を乗車できるタイ
プです。とても派手な「日本財団のロゴマーク」が目立って
とても恥ずかしいですが、寄贈していただきとてもありが
たいと思っています。(街中を走ると、とても目立ちます。(^
-^;)周りの人たちが皆振り返ります。・・・・・(^^;(;^_^A(^o^;)
当苑には、普通乗用車の福祉車両が、まだ一台もありま
せんでした。軽自動車や1BOXタイプのワゴン車ばかり
で、小さい車か大きい車ばかりと、長距離に向いていなか
ったり、女性職員が運転できなかったりと、結構不便なこ
とが多々ありました。これで女性職員も喜んで運転してく
れます。今後は、幅広い福祉活動が行えると皆で喜んで
います。日本財団様ありがとうございました。m(_ _)mこれ
から大事に末永く使用してまいりたいと思います。

2003/3/9(日)
 先日、このホームページを見てくれている方の話を偶然
に聞くことができました。とても楽しそうに話してくれている
その様子から、これまで和光苑を知らなかった人にも、和
光苑の様子を知る情報となっていることを知りました。そ
の人と会って、私としては初めて和光苑の話や自分の話
をしているつもりでしたが、彼女はこのホームページをよく
見ていて、話題のほとんど(苑の事だけでなく、私の家族
や趣味のことまで・・・)を昔から知っていたように受け入れ
てくれました。なるほどこういう効果もあるんだなぁと、少し
感心しました。このホームページを通じて、まだ会ったこと
も無い人に和光苑の様子を見ていていただき、直接会う
機会があった時には、昔からの知り合いのように話題が
つながるというのはとても嬉しいことですね。(^-^)(^o^)
 このホームページを作っている自分としては、もっと良く
したいと思っているのですが、素人の限界のように感じて
いて、どこをどうしたら楽しくなるのか分からなくなってい
る時でした。こんな効果もあるのかと思ったら、無理なく少
しずつ続けていけばいいのかなぁと考えるようになりまし
た。(E.Sさんありがとう!)
 話は、変わりますが・・・・苑内では、大勢のお年寄りが
毎日暮らしています。最近は、いろんな研修会への参加
もあって、苑を良くしていくには、このままではいけないと
いう考えを持ち始めています。和光苑は、私が言うのもお
かしいですが、とてもいい老人ホームだと思います。職員
もみんな優しく働き者で、なによりもみんながお年寄りを
大好きで、毎日が楽しい生活(お仕事)です。こんな居心地
の良いところは無いと思っています。それでも最近は、も
っと良くできるんじゃないのかと思い始めました。
 先日の霞ヶ関の研修会での話に感化されたのかもしれ
ませんが、今の自分達に満足せず、一度今の和光苑を壊
してみて、新しい和光苑に変えていけないかと、思ってい
ます。何人かの職員と、少しずつ話し合いだしました。ここ
をこうしたい、あれを考え直したい、これはもっとお年寄り
の目線から考えて、もっと良くできるのでは、などなどと、
色々と意見を出し合っています。(すご〜く無理難題な内
容の話もしています。) もちろん日々の仕事の改善とはと
は別の次元で、もっと全体的に改革してみたいと思ってい
ます。
 和光苑も開苑して8年になります。地元の大勢の方にも
ささえられて年々良くなってはいます。しかし、これから次
の世代の人へ引き継いで行くためにも、もっともっと考え
て変えていかなければいけないと思っています。昨夜は、
お泊りで、今朝は早起きをしてしまいましたので、久しぶり
に色々と考えてしまいました。

2003/3/8(土)
 今朝早くから、デイサービスのお風呂の機械の交換で、
業者さんが来ています。以前から、調子の悪い風呂釜で
したので、しょっちゅう壊れて、デイサービスの職員があ
わてることが多々ありました。ここにきて、最近、新聞をに
ぎわしている「レジオネラ菌」問題があって、いよいよ代替
をしないと、「レジオネラ菌」が発生してもいけないと心配
になり、新しい機械を購入することになりました。設備も大
きいと、機械の搬入や枠組みの取り付けにも手間取るよ
うで、今朝も早くから業者さんが来ています。デイサービ
スの場合には、この休み中に改修して、月曜日には使用
できるようにしなければならないので大変です。本当に今
日明日で、できるのかなぁ?(^-^;(^_^; さっきの話だと、月
曜日の早朝に来て、試運転をするって話してたけど・・・・・
(;^_^A。

2003/3/7(金)
 今日は大雨の中を、千葉まで研修に出かけてきました。
4月から市原市役所の介護保険課のお手伝いで「介護認
定審査会委員」として、市原市に在住のお年寄りの二次
審査をさせていただくことになりました。そのための介護
認定審査会委員研修です。千葉県内の各市町村の新任
審査委員の皆さんが大勢来ていました。最初から最後ま
で白熱した講義が続き、今回の介護保険の見直し内容
や、その裏づけデーターの解説など沢山の資料を前に頭
が痛くなるぐらいの「勉強漬け」でした。研修時間も、時間
が押して押して、延びるほど詰め込み研修でした。とても
一日で覚えられる内容ではありませんでした。おかげで、
私はとても疲れました。(^O^;┗(-_-;)┛
 4月までそんなに余裕もありませんが、明日からがんば
って資料を理解しないと・・・・と、気が重い気分になってい
ます。本業の方が忙しいのに・・・・・(;^_^A(-_-;)な〜んて、
泣きごとは言ってられません。地元の皆さんの、これから
の介護を決める重要な審査の責任があります。そんな大
切な認定の責務をしっかりと理解してほしいと、県の保険
指導課の方も話していました。来月からは、その責務をし
っかりと勤められるように頑張りたいと思います。・・・・と
いうことで・・・・、今日はとても疲れたので、もう帰って寝ま
す。明日から、ちょっとづつ頑張りま〜す。

2003/3/5(水)
 今日は、年に二回実施されている入居者と職員の「合
同健康診断」の二回目が行われます。和光苑では、毎
年、「千葉県予防衛生協会」さんにお願いして、出張健康
診断をお願いしています。大勢のお年寄りを病院へ連れ
て行くことが困難で大変ということで、レントゲン車や各種
の機器を搭載した車にお医者さん、看護師さん、検査技
師さんが搭乗して来て、和光苑の各部屋(相談室等)や居
室へ機材を持ち込んで検診してくれます。この日は、限ら
れた時間で入居者と職員の検診を行うので、朝から和光
苑の看護師さんたちは、バタバタと忙しく動いています。
でもお年寄りを連れて病院へ大移動をするよりは楽なの
で、この日は頑張ってもらいます。

2003/3/4(火)
 昨日は、寒空の中を早朝から電車を乗り継いで東京霞
ヶ関の全社協(灘尾ホール)まで「介護保険セミナー」に参
加してきました。厚生労働省の担当者のお話や偉い先生
方のお話など難しい内容も含めて色々と伺ってきました。
その中でも、特に私が感心して興味を持ったのが、岡山
県で施設運営をされている「特養・老健・医療施設ユニッ
トケア研究会」代表の武田和典さんのお話でした。ビデオ
やスライドなどを多用されて、「既存施設におけるユニット
ケアへの取り組み」の話は、とても勉強になりました。これ
まで厚生労働省や県が進めているユニットケア施策に
は、なかなか理解が示せませんでしたが、この武田さん
の実践してきたユニットケアという考え方には、とても共感
がもてました。どこでどうなったのかは分かりませんが、厚
生労働省や県のいう「ユニットケア=個室」という考え方で
はなく、この武田氏の考えている「ユニットケア=かわるケ
ア」を和光苑でも実践していきたいと思いました。和光苑
でも「かわるケア」をすぐにできるとは思いませんが、でき
るところから始めてみたいと思います。

2003/3/1(日)
 今日から、新しい看護師さんが特養に2名入社されまし
た。これまでの看護師さんは一人が、もうすぐ産休に入り
ます。もう一人は、デイ部門へ移動になります。また、在
介センターにも新しい(若〜い)ケアーマネージャーが1名
入社して、ケアマネも増員されました。新しい職員が増え
て、当苑もよりにぎやかになります。早く苑の業務にも慣
れて、頑張ってほしいと思います。私の方は、このところ
研修会や講習会が多くて、あまり苑にいません。4月から
の介護保険制度の見直しや、要介護認定の一次判定ソフ
トの見直しによる介護度の状況など、色々とお勉強をしな
ければならないためです。
 来週も、月曜日(3日)には、社会福祉・医療事業団主
催、全国社会福祉経営者協議会後援の「介護保険セミナ
ー」研修で、東京の霞ヶ関に研修に出かけます。その後
も、県の介護保険事業者集団指導研修(5日)、要介護認
定審査員研修会(7日)、じょくそう研修(14日)、ウェル・ナ
ビ研修(17日)、袖ヶ浦市居宅介護支援連絡協議会研修
(20日)と、沢山のお勉強会が目白押しです。ふ〜(´ヘ`;)
┗(-_-;)┛┓(´_`)┏

2003/2/28(土)
 このところ、ひょんなことから入院されるお年寄りが増え
ています。 先日、こぶを作った入居者がいて、検査のた
めに病院へ行ったら、以前(入所前)に出来たらしい脳腫
瘍が発見されて、急遽、そのまま手術となり、入院しまし
た。術後の経過は、とても良く、以前よりも元気になってい
ると、ご家族より報告がありました。ますます苑に迷惑を
掛けてしまうとのお話に、「元気な方が職員も嬉しいです
よ!」と応えましたが、元気すぎて、これまで以上にアクテ
ィブに苑内を徘徊されることでしょうね。退院されてきた
ら、ますますにぎやかになります。\(^o^)/\(^O^)/
 もう一方は、急変して意識障害の方ですが、この方は一
時的な急変だったようで、入院2日目から急に元気になら
れて、入院時の家族の心配をよそに、もう和光苑に帰りた
いと、病院の看護師さんを困らせているそうです。その報
告に、みんなも安心して、すぐに戻ってくるねぇと話してい
ます。入院もその後の状況で、ほほえましい結果となる方
と、残念な結果に終わる方といますが、このところの陽気
の変化に、お年寄りの身体もついていけない方が出てい
るようです。世間では、風邪やインフルエンザがにぎわっ
ている時期に、和光苑は、その騒ぎとは別のところで忙し
さに追われているようです。嬉しいやら悲しいやら・・・・・f
(^_^)(^_^; 

2003/2/23(日)
 このところ日曜日になると、天気が悪く、今日も朝から雨
が降っていました。なぜ気になるかというと、大勢のご家
族の皆様が、この雨模様の中を、和光苑に足を運んでく
れています。お昼前には曇り空となりましたが、まだまだ
肌寒い気温です。午後には、「大正琴公演」が催されて、
外の寒さとは違い、苑内は暖かい空気が流れていまし
た。

2003/2/22(土)
 毎月第三土曜日は、「ホーム喫茶」の日です。今日も、
大勢のボランティアさんのご協力を頂き、お年寄りと楽し
いひとときをすごすことが出来ました。ありがとうございま
した。

2003/2/21(金)
 和光苑に入居されているお年寄りのご家族の話をした
いと思います。和光苑の入居者は、皆さんが長期の利用
者です。私達施設職員は、そのご家族の皆様とも仲良く
お付き合いをさせていただいております。ある入居者のご
家族(息子さん)は、毎日早朝(6:30〜7:30)に自転車で来
苑されています。平日は、毎日お仕事があるにもかかわ
らず、毎朝、自分の母親(O.Tさん)のリハビリやマッサージ
をされ、朝食の食事介助もされています。その朝食介助
が終わったら、またネクタイを締めてスーツに着替えて、
自転車で姉崎駅まで行き、電車に乗って出勤されて行き
ます。私は、いつも「行ってらっしゃい!」と言ってお見送り
をしています。土日の仕事のお休みの時には、昼間訪ね
てきて、ゆっくりと過ごされていきます。この毎朝の来苑
は、私達職員にとって、とても頭の下がる思いです。そし
て、この方の凄さと尊さ、そして行動力を見るにつけ、お
年寄りへの愛情をあらためて考えさせられます。このよう
なご家族のいるお年寄りに、私達も愛情を持ってしっかり
とご支援させていただかないと・・・・・・

2003/2/17(月)
 しばらく家族と山へこもっていました。久しぶりの下界
は、朝から晩までせわしなく、あっという間の一日でした。
毎年、2月は仕事をしない月と決めています。有給休暇も
いっぱい消化してお休みをいただけるように調整して、家
族と雪山へ出かけています。
 近年は、入所者のお年寄りさえ元気に過ごしていてもら
えれば、2月と8月はお休みの時間がとりやすいです。昔
から「2・8(にっぱち)は商売が暇になる」と言われていま
すが、当苑も一年間を通して一番仕事や行事が少なく、
比較的余裕があります。こんな時期はいそいそとお休み
を・・・・・(〜^^)〜(∩.∩)子供達も一段とスキーがうまくな
りました。平日に学校を休んでまで出かけているわけです
から当たり前といえば、当たり前ですが・・・
 今回は、お天気にも恵まれて、ピーカンの中で気持ち良
〜く滑りました。子供達は親を尻目に、リフトから降りる
と、さっさと滑っていってしまいます。前半の私は、3歳児
を肩車して滑っているので、全開滑走とは行きません。 
愛妻に3歳児を預ける番になると、今度はスノーボード(ア
ルペンボード!!)に履き替えて、ガンガンに子供達を追いま
す。その速さは・・・・?(ご想像にお任せします。) 空気の
良い所で、気持ち良く滑って、下界へ帰ってくると、その余
韻の中で「さあ仕事も頑張るぞ!」という気持ちになりま
す。

2003/2/11(火)
 この1月11日の「和光苑日記」で、『当苑のホームページ
を開くと、表紙のフレーム内の差し替えページが5秒ぐら
いすると、マイクロソフトのプライバシーチェックのページ
へ移行してしまい、苑のページを見ることができないとい
う現象』が現れていると書きました。やっとその原因が、何
故なのかが分かりました。久しぶりに会った私の高校時
代の友人が色々と調べてくれました。(感謝!!)
 昨年の10月に当苑のホームページを製作している段階
で、各ページに「アンティーク・オルゴール」のBGM音楽を
設定しました。原因は、そこにありました。自分で製作して
いて、すこしでも雰囲気を出そうとして「BGM音楽」を挿入
する技を見つけて、自分で買った「音楽CD」から、その
BGM音楽をコピーして、ホームページへ挿入しました。そ
して挿入したホームページをアップロードした日から3ヶ月
が過ぎて、マイクロソフトのメディアプレーヤーソフトの「違
法コピー扱い」になってしまいました。私自身が買ったもの
なので、違法という意識はまったく無かったため、最近ま
で自分ではそのエラーの原因に気づけませんでした。友
人から2点ほど確認してみてはとの指摘に「アッ! 」
と・・・・・。そのひとつが、音楽CDで「BGMのリンク」を挿入
していたものが違法ではと思い、そのデーター部分だけを
全て削除したら、ホームページがきれいに表示されるよう
になりました。自分としては、それが違法とは思いません
でしたが、「個人でそのCDを楽しむ」という範囲が、ホー
ムページへアップロードした時点で「違法コピーとなる」と
は思いもしませんでした。大勢の皆様には、大変ご迷惑を
おかけしました。今後は二度とこのようなことが無いように
注意したいと思います。m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m

2003/2/8(土)
 新年の『初釜』として、「新春のお茶会」が今年も開催さ
れました。 入居者の中に、お茶の先生をされていたH.T
さんがいらして、その方にお茶のご指導をいただきなが
ら、ご自宅から茶器をお借りしました。 その周りのサポー
トは、現役のお茶の先生からお借りした用具や教えられ
ている生徒さんにボランティアをお願いして、今回も滞り
なく盛大に執り行えました。入居者の反応も、「作法を知ら
ないから・・」と言いながらも、真剣に見よう見まねで、楽し
まれていたのが印象的でした。普段のおやつとは違う、お
茶会用の「茶菓子」もおいしくいただきながら、茶道の一
端を体験させてもらいました。 H.Tさんは、このお茶会を
楽しみにされていて、前回初めて和光苑で「お茶会」を開
いてから、和光苑に入居されてから、まさか自分がこのよ
うな機会にお茶を点てるとは思ってもいなかったと感激さ
れていました。これからもお元気でいられる限り、和光苑
でお茶を点て続けてくださいねとお願いしています。

2003/2/6(木)
 新聞でも、テレビのニュースでも、日本全国でインフルエ
ンザが猛威を振るっていて、学級閉鎖も増えているそうで
す。和光苑では、現在もインフルエンザの方はいません。
しかし、油断しているとすぐに蔓延するかもしれないと、み
んなで気を引き締めて対応しています。先日も、県庁から
インフルエンザの発生状況の調査書類が送られてきまし
た。2月1日付けで報告するようにとの事です。もちろん
「いない」と報告しましたが、もしいたらどうなるのでしょう
か? ちょっと恐い気がします。いたら何か指導でもあるの
でしょうか? 職員間では、そんな報告の通知が来るだけ
で、ぴりぴりしています。それでなくても、この寒い時期
は、お年寄りにとっても辛い時期なので、すこしでもゆった
りとしてほしいと思います。お風呂なども湯冷めしないよう
に、暖かくしてもらっています。この時期の在宅のお年寄
りも大変だと思います。皆さんが暖かい春の訪れを楽しみ
にしているように、我々も早く春の到来を望んでいます。

2003/2/4(火)
 今朝の朝刊に東京の特別養護老人ホームで「労働基準
法違反(割増賃金不払い)で理事長逮捕」という記事が出
ていました。所定の労働時間を超えて残業させて時間外
手当を払わずに仕事をさせることを、一般的には「サービ
ス残業」というそうです。サービス残業は、過労死につな
がるとして社会問題となっていますが、今回の場合には、
労働基準監督署の再三の指導にもかかわらず残業代の
不払いを続けていて、悪質と判断されたそうです。今の日
本では、どこの職場でも多少の自主残業はあると思いま
す。ただそれが常時、恒常的に行われるようであれば問
題があります。もちろん残業手当を出すから何時間でも残
業していいという問題でもありません。
 当和光苑では、定時に気持ち良く帰れる職場環境が整
っている方だとは思いますが、全ての部署で完全にでき
ています、とはいいきれません。(もちろん「残業をしない
で早く帰ろう」とは話していますが・・・・・) 本人に「早く帰
るように」と言っても、「もう少し」と言う人もいますし、他の
仲間と過ごすことがいい(安心感?、仲良し組?)というよう
に感じていて、帰りが自然と遅くなってしまう者もいます。
(若い職員に多いです。) もちろん業務が押してしまって
遅くなる者もいますので、全てを正しい残業か、サービス
残業かと区別できる訳ではありません。 職場のモラルの
問題もありますが、やはり「仕事は定時に気持ちよく退社
できるのが一番」だと思います。そして、やむお得ず残業
になる場合には、しっかりと申告して残業手当をもらって、
残りの仕事を頑張るというのが良い職場であろうと思いま
す。
 今朝の朝礼でも、先の記事の話から、定時退社の努力
義務と業務が押してしまったときの事前の残業申告が申
し伝えられました。みんなでしっかり働いて、早く帰るよう
にしましょう!!

2003/2/3(月)
 和光苑も少しずつ成長しなければと、色々とみんなで検
討しています。最近の様子としては、昨年から和光苑にパ
ソコンが沢山増えたので、苑内LAN(パソコン同士をケー
ブルでつないで、データーを共有したり、送ったり受け取
ったりが出来るようにすること。)を、自前で組んでみまし
た。本屋さんで、「WinXPではじめるLAN入門」というパソ
コンの本を買ってきて、色々と調べて、電気屋さんへ「スイ
ッチング・ハブとケーブル」を買いにいって、苦戦しながら
も自力で頑張ってみました。今日からは、これまでワープ
ロ専用機で作成していた苑の「書類の文章作成」を、パソ
コンに入っている「MSワード」に統一して作るようになりま
した。平均年齢の若い和光苑では、職員のほとんどがパ
ソコンを使える(先日調べたら、8割の職員がパソコンを持
っていました。)ので、今後の書類作成やデーター確認の
業務効率は、格段にアップすると思います。

2003/1/31(金)
 2月1日号、苑だよりをさっそく入れました!!いつも通
り、「行事アルバム(2)」の方に入ってます!皆さん見てく
ださいね〜!!(^O^)
  その内容は、「おもちつき大会」「新年の書初め」「姉崎
神社初詣」「日本のお正月」「洌風流鷺苑会『詩吟公演』」
「有秋東小学校『ふれあい体験学習』」が追加されていま
p(^-^)q
 日本のお正月では、私が月行事担当だったので、獅子
舞の中身を担当させていただきました。(もう一人の獅子
舞担当のT.Oも、とっても頑張っていました。) 獅子頭は、
1月行事委員を中心に試行錯誤の末、苦労して作りまし
た‥。製作も準備も、とても大変でしたけど、このお獅子
にはとっても愛着がわき、獅子舞も正月行事も、とっても
楽しかったです!!(お獅子は、もう防虫剤をたっぷりと入
れて、倉庫に封印しました笑)f(^_^)ご協力していただい
た方々には、ただ・ただ・感謝!!です。特に「市原市五
所町会の青年団の皆様」には、本物のお獅子や白狐を詳
細に見せていただきました。この1月1日には、本物のお
獅子で獅子舞をされている様子を、雨の中で約1時間も
かけてビデオ撮影をさせていただき、とっても勉強になり
ました。そのうえ「お囃子のライブ音楽テープ」まで、お貸
しいただき、お年寄りも、とても喜んでくれました。私達が
入った獅子舞でも、お年寄りに呼ばれたり、顔を振り、動
かしているのは、見掛けよりもハンパじゃなくらい重くっ
て、本当に体力勝負でした!!(中にいる私達は、汗だく
でした‥)σ(^_^;)そして、次の日は案の定、筋肉痛でし
た。でも、今回の行事では、お年寄りの反応も良く、羽根
つきや福笑いは、お年寄りの動きに驚きの連続で、うれし
かったです。頑張ってよかったなぁ〜‥と思う瞬間でした
☆今、風邪がはやってますね!!みなさんお体に気をつ
けて〜 (^o^)/~~

2003/1/30(木)
 昨日も、またまた夜間に突然の設備故障がありました。
なんと苑内(2丁目通りのみ)のエアコンが故障してしまい、
2丁目全体がひんやりとしていて、暖かくない事態となって
しまいました。20時ころから屋上のエアコンの室外機や配
電盤の確認など点検しまくり、他の居室エアコン等でしの
いでいました。結局、自力での復旧も出来ず、翌日にエア
コン業者が来て、前日のボイラー故障と同様に直結配線
でしばらくしのぐことになりました。原因は、色々あります
が、やっぱり古くなってきているということですね。幸いに
も大事には至らない不具合ですが、このままの状態が真
夜中に起こっていたらと思うと、恐いことです。(;^_^A(^_^;

2003/1/29(水)
 昨日は、朝から突然の異常事態がありました。なんと大
型ボイラーが故障してしまい、お風呂のお湯が出ないとい
う事態となってしまいました。朝から各部署がバタバタと慌
しく動き回り、業務内容や時間等を変更して対応いていま
した。しかし自力での復旧が出来ず、ボイラー業者が来た
のが午後3時頃でした。原因は、ボイラーのバナー部分
のセンサー部品が故障していたためで、応急的に直結し
て着火しましたが・・・。その時には、もう時すでに遅く、お
年寄りをお風呂に入れることが出来ませんでした。大型
のボイラーは、容量も大きく温まるまでに6時間もかかっ
てしまうためです。その代償(代替日)として、今日は朝か
ら予定外のお風呂日となっていま〜す。(^o^;(;^_^A
 このようなことは開苑以来初めてのことで、やはり設備
の老朽化が進んでいるということです。今後も、同様のこ
とが起こるかもしれないと、対策を検討しています。しか
し、ここ最近は修理と補修のいたちごっこで、その場しの
ぎの対応に追われています。昨日は、本当にボイラーに
振り回された一日で、とても疲れました。

2003/1/28(火)
 今日明日で、床専門の清掃業者さんが来ています。苑
内をくまなく「WAX掛け」をしてもらい、きれいな気持ちの
良い生活環境をつくります。お年寄りにとって、苑内がき
れいになっていると、ホコリや汚れが無いことで、感染症
の発生減少や環境衛生の保持になり、健康を害する方が
少なくなります。また、見た目も明るくなるので、お年寄り
も職員も気持ちが明るく元気になります。普段の我々が
掃除できないところを専門の業者さんに依頼することで、
和光苑はいつでも明るい老人ホームと言われるようにし
ています。先週は、窓清掃の業者さんも来ていましたが、
毎年定期的にこのような清掃をしています。だんだん経費
の問題が厳しくもなってきていますが、お年寄りの生活に
間接的に関わっているものは、これからも必要経費として
予算計上して行きたいと思っています。(来年も、予算をし
っかりもらえるといいなぁ・・・・・・(^_^;)
(話は変わりますが・・)
 先日、市原市消防局の施設建物立ち入り検査がありま
した。姉崎消防署予防課の方々が来苑されて、日々の
「防災日誌」や定期的な防災設備検査の記録を確認した
り、施設内をくまなく確認して行かれました。今回の指摘
事項は、特に無く問題がないとお褒めの言葉をいただき
ました。以前から、防災については、お年寄りの命を預か
っている以上、防災訓練や防災設備点検については、し
っかりと行っていますので、当然といえば当然の結果とも
いえます。でも、これからも気を引き締めて取り組んでい
きたいと思います。

2003/1/27(月)
 最近の会議では、「ひやり・はっと」についての議題がよ
く出ています。私達がお年寄りを介護している時に、もう
少しで事故や怪我をさせてしまいそうな場面があったとき
に、「ひやりとしたり、はっとした場合」に、そのままにせず
に皆で話し合いをして、問題点を考え、同じような場合に
どう対処するか、といった内容を意思統一して、今後の介
護や支援に活かしていこうという内容です。
 高齢者介護には、転倒や骨折などの危険があります。 
また徘徊による利用者同士のトラブルも多くあります。こ
のような場合に、新人もベテランもどう対応するかという
話し合いを事前にすることで、同じようなトラブルに早く気
づき、未然に防ぐことができるように職員同士が勉強し、
その場面に出会った時に適切な対応ができるようにする
ことです。現在は、当苑でも頻繁にこのような会議や話し
合いをすすめています。介護技術も知識もこのような話し
合いの中で職員全員に伝えていけるようにして、介護レ
ベルの向上や職員の意識改革を目指しています。特に若
い職員が多くなってきて、ただ「わからない」「経験が無
い」というだけでなく、職員一人一人に、怪我や事故を未
然に防ぐための、意識や目配りの方法なども、普段の小
さな出来事の中から、危険や問題点を拾い出して、ひとつ
の身近な事例として話し合うようにしています。まだまだ、
全てがうまく対応できてはいませんが、このような意識や
勉強の積み重ねが、これからの和光苑の将来を支えてい
くものと思っています。

2003/1/26(日)
 今日は、お休みして、東京(早稲田大学)へ「社会福祉士
国家試験」の受験に行ってきました。受験のためといって
普段、あまり勉強もしていないのですが、自分自身の鍛
錬と社会福祉の再学習、職務意識の高揚を目指して、今
年初めてこの試験に挑戦して見ました。
 東京の試験会場である早稲田大学には、医療や社会福
祉に携わる人、福祉施設関係者、現役の福祉大学生(4年
生?)などが、約8000名ほど来ていました。全国の試験会
場も合わせると、今回の受験者はどのくらいいるのでしょ
うね。中には、私と同じく現場で働きながら勉強している
方や子育てしながら頑張っている方も、たくさんいるので
しょうね。私は、あまり勉強してこなかったけれど、どの人
も忙しい仕事の合間をぬって受験勉強に頑張ってきたの
だろうと思い、ひとりで感心していました。事前の受験話
から、試験会場は暖房が無いので「寒い」と聞いていたの
で、試験の内容よりも上着やひざ掛けなどに注意して行
きました。ところが、私の入った12号館404号室は、もあ〜
とした空気で、とても蒸し暑い、暖房の効き過ぎている教
室でした。試験中も「Tシャツ」で過ごせるぐらいの真夏日
のように暑く、頭がボ〜っとするほどでした。これなら寒い
方がまだましかと思います。
 もちろん、それを理由に「落ちる言い訳」をするつもりは
ありません。私の勉強不足と努力不足が一番の原因です
が、今回受験してみて、私的には思っていたよりも「難しく
ない試験問題」でした。もっと難解な問題がでるのかと思
っていて、回答時間に余裕が無くなるほど考え込むような
問題を想像して、ちょっとドキドキしていました。これまで
は、練習問題などでも難しく考える試験問題が多かったの
で、今回のように素直に回答できる問題は、考えていても
けっこう楽しいです。 受験結果としては、すんなりと考え
て「これかな?」というものを素直に書いてきました。もち
ろん回答のわかっているものはバッチリと答えてきました
けど・・・。多分、合格ラインには、あと15点ほど足りないぐ
らいの内容かと自己採点しています。来年は、もう少し勉
強する時間をかけて、また挑戦したいと思っています。そ
して、より専門的なご相談にもしっかりと応えていけるよう
になりたいと思います。

2003/1/22(水)
 昨日は、千葉へ民間福祉用具事業者主催の「介護福祉
用具(じょくそう予防用具)の勉強会」に職員4名で行って
きました。 普段の研修会と違って、福祉施設関係者がい
なく、民間の居宅サービス事業者の方々だけなので、
色々と面白い質問や話題がありました。また自分達で直
接、各器具の体験もできて、とても面白かったです。講師
も、福祉用具のメーカーの方々(3社)が自分の会社の製
品の説明をしているので、とても興味深く、年々新しくなっ
ている性能や開発者の意図がわかって、いい勉強になり
ました。すぐに新製品を購入できる訳ではありませんが、
介護用品の情報として、また新しい知識として得ているこ
とは、我々介護に携わる者にとっても重要なことだと感じ
た半日でした。o(^o^)o

2003/1/21(火)
 今日の朝刊に介護保険の介護報酬単価改定の見直し
内容が決まったという記事が掲載されていました。この4
月1日から、老人ホームの施設介護報酬が4.3%引き下
げられるそうです。平成12年4月から始まった介護保険
では、各施設が経費の削減に努めて、どの施設も概ね黒
字経営となっているということで、今回の見直しでは減額
改定となったようです。たしかにこれまでの措置制度時代
の運営では、毎年決まった予算(皆さんの税金)の中で、
一定の経費を賄っていました。そのため将来的な経営不
安も無く、常に安定した運営が可能だったため、一般の会
社では当たり前の経営努力や経費の削減とは無縁の法
人でした。(もちろん本当はいけないことだと思います
が・・・、全国規模では社会福祉法人の中には、そこまで
考えていない施設運営者もいたようです。)その運営努力
を怠っていたツケが、この3年間の介護保険での黒字転
換です。つまり経費節約の一番の対策が「人件費の抑
制」であり、先の施設運営者は、単純にベテランの正職員
を解雇して、パート職員を多く採用したり、一年契約の嘱
託契約職員にしたりて給与の抑制を図りました。その効
果として、介護保険制度下でも黒字経営となったように思
います。確かに、介護保険での施設人員配置基準は、パ
ート職員が多くても、時間当たりの人員が正職員数並み
にそろっていれば認可が得られるので問題にはなりませ
んが、介護レベルという面では必ずしも大丈夫(介護の質
の面について)という訳ではありません。行政監督庁で
は、ヒヤリ・ハット報告や職員研修の強化等で回避できる
と思っているようですが、いくら介護保険費の削減を奨め
るからといって、パート職員が大半を占める介護施設が、
正職員の多い施設に勝るとは思っていないでしょう。
 当苑では、そのような状況から措置のころとは変わらず
正職員を重視してこれまでどおりに登用しています。パー
ト介護職員も一人増えて、3名しかおりません。間接経費
の削減や節約など、これまで以上に節制に努め、介護の
質だけは落とさない運営を目指しています。 しかし、そ
の厳しい状況での施設運営は、世間の話題の黒字経営と
は無縁の世界です。正職員を減らしてパート職員でコスト
削減をすれば、確かに黒字経営へ転換できるとは思いま
す。でもそれが人(高齢者や障害者)を相手にする介護の
質という面で通用する社会とは、私達にはとても考えられ
ません。その矛盾の中で、社会福祉施設の使命感や存在
意義を自問自答しながら、なんとか皆で頑張っています。
 今度の施設介護報酬4.3%引き下げは全国の黒字経営
の施設が大多数を占めている現状ではやむお得ないの
かもしれませんが、良心的に正職員を重視して施設運営
を目指している施設もあるのだということを知っていただ
ければと思います。監督官庁の担当者は、我々のような
50床程度の小さい老人ホームは、生き残れない時代にな
るそうです。施設を設立するころに自分達で認可しておい
て、いまさらそんな無責任な政策をされても困ります。こ
れからの日本に、良心的に細く長く社会に貢献していける
老人福祉施設があってもいいのではないでしょうか? め
ずらしく難しい話をしてしまいましたが、老人ホームもます
ます難しい時代になりました。(^-^;^-^; (-_-;)・・

2003/1/19(日)
 昨日は、当苑の元職員の結婚式に出席してきました。彼
女は、当苑にいるときには、お年寄りにもよく心配りので
きるとても優秀な職員でした。一年半前に、体調をくずし
て当苑を離職し、少しずつ療養していました。その後に、
パートで千葉市にあるデイサービスのワーカーをしながら
福祉の仕事に再び携わっていたそうです。もちろんその
職場でも、みんなの信頼も厚く、頑張っているようです。
 今度結婚されたお相手というのが、同じ介護の相談業
務に携わっている人で、5年ほど前に母親の介護と福祉
の勉強をしながら当苑にボランティアで来ていた人でし
た。今回の結婚の話を聞いたときには、さすがに驚きまし
た。まさかそのころから親交を深めていて、お互いの大変
な時期を乗り越えて添い遂げられたのですから、私達とし
ても、とても嬉しい限りでした。後で聞いたら、知らなかっ
たのは私ぐらいで、他の人は、うすうす知っていたそうで
す。両名共に最近は会う機会も無かったので、久しぶりの
二人の笑顔にほっとしているところです。
 二人が出会ったころに、それぞれに片親を亡くされて、
若い二人には大変な時期がありました。当時は私も、若
い大黒柱であった彼女の父上の突然の訃報には、本当
に心が痛みました。でもその後に、二人が愛情を育てて、
今日の幸せを得られたことを本当に喜ばしいことと思って
います。昨日のスピーチでも話しましたが、これからの二
人が末永くお幸せに、そしてお元気に過ごされることを離
れたところから応援して行きたいと思います。
御結婚おめでとう!!お幸せに!!
   グランモア和光苑職員一同\(^o^)/

2003/1/17(金)
 長野県の松本にある特別養護老人ホームで、今年に入
って5日間に7名の方が、インフルエンザで亡くなられた
と、今朝の新聞に掲載されていました。毎年、この時期の
老人ホームは「インフルエンザ」の話題で持ちきりとなりま
す。我々も、もちろん大勢のお年寄りの命をお預かりして
いる同業者ですから、他人事とは思えません。
 当苑では、まだ一度もインフルエンザにかかった方がい
ませんので、その時の状況は経験が無いので、様子がよ
くわかりませんが、やはりインフルエンザが猛威を振るう
時期であれば、担当の医師に相談して、しっかりとした診
断をお願いし、他のお年寄りに感染する前に防ぐ手立て
をしなければならないと思います。そういう意味では、今
回の松本での多数の入所者の死亡は、その施設で働い
ている職員の怠慢であり、介護事故といえると考えます。
 普段からお年寄りの健康管理に注意を払っているとは
いえ、それが業務の馴れ合いになっていたり、過信になっ
ていれば、このような事故はいつでも起きるといえます。
我々、介護に携わる者は、このような事故の無いように普
段から、自らを律する心構えが必要であろうと思います。
今回の新聞記事を、あらためて見直しながら、自分達の
仕事内容を見直す機会としたいと思います。同じような事
故を起こさないために。お年寄りの命を守るために・・・・・
自分達に誓いたいと思います。

2003/1/16(木)
 昨日(15日)行われた『日本のお正月』行事は、とても大
盛況でした。私はお休みで参加できませんでしたが、ビデ
オテープに撮影されたその様子には、お年寄りの笑顔と、
はつらつとした会話が映されていました。新しい試みの行
事ということで、昨年のうちから準備にたくさんの時間をか
けていて、1月行事担当は夜遅くまで頑張って、福笑いや
獅子舞を制作していました。どんな行事にしても、初めて
企画する行事には、普段の定例行事の何倍もの知恵と意
欲と時間を必要とします。その労力の大変さは、当事者に
しかわかりません。どういう内容にしようか、まったく経験
もなく、白紙の段階から、うまくいくか失敗するかも分から
ない中で、頑張る不安には並大抵のものではありませ
ん。そのような手探りの中での今回の『日本のお正月』行
事は、とても賞賛に値するほどの大成功であったといえま
す。
 その賞賛とは、何よりも大勢のお年寄りに公平に、精神
的なケアが行えたことと、身体機能のリハビリテーション
にも寄与した行事であったことです。画面に映る入居者の
活き活きとした表情とはつらつとした動きには、驚くべきも
のがありました。羽子板を元気に振り回すお年寄りの表
情と、その手の動きの早さには、とても80歳を超えている
とは思えない速さでした。本人達は、たぶんただ夢中で遊
んでいるだけだったのかも知れませんが、普段、機能回
復訓練をしているとき以上に活発な手足の動きには、遊
びリテーションならではの楽しいリハビリ効果があったと
思います。このように行事の中にもリハビリテーションの
効果があるものが沢山あります。和光苑では、このような
リハビリ効果を求めて行事等をもっと広げていきたいと思
っています。本当に1月行事の担当は頑張ったなぁ!!
すごいよ〜!!ほんとう〜に、ご苦労様でした。\(^o^)/

2003/1/12(日)
 各ページを少しずつ見直ししています。新しく追加した内
容の場所もあります。インデックス表示を入れて見やすい
項目・検索しやすい内容にしています。マンネリ化しない
ように少しずつ修正して、いつもフレッシュなホームペー
ジにしたいと思います。ここをもう少しこうしてほしいとか、
ご意見がありましたらどしどしお寄せください。ご指導とご
協力をよろしくお願いします。m(_ _)m\(_ _)

2003/1/11(土)
 最近になって、当苑のホームページを開くと、表紙のフ
レーム内の差し替えページが5秒ぐらいすると、マイクロソ
フトのプライバシーチェックのページへ移行してしまい、苑
のページを見ることができないという方が現れています。
その原因は、何故なのかまだ分かりませんが、現在調査
中です。もし、お気づきの方がいらっしゃいましたらご指導
ください。当苑でも特別な設定をしている訳ではありませ
んし、いい加減なコピー商品でホームページを製作してい
る訳でもありません。 パソコンによって、ちゃんと表示さ
れているものと、そうでないものがあるようです。以前から
当苑のパソコンの中でも、うまく表示できていないものが
あったのですが、苑内LANを組んでいるので、もしかして
ホームページを作成(HDDに保存しているPC)しているパ
ソコンと干渉していて、表示が出ないのかと思っていまし
た。その他のホームページを見たりする時には、別に問
題なく利用できているので・・・・・。でも最近、何人かの方
から同様の苦情を頂き、当苑のパソコンだけではないとい
うことが分かりました。私も、パソコンには詳しくないので、
その原因がまだ分かりません。パソコンに詳しい方がいら
っしゃいましたら教えていただけるとありがたいです。普
段からアップロードの時に、エラー転送をして各ページが
おかしくなることは、しょっちゅうありますが(実は、昨夜も
あったばかりです・・・・・)、まったく見れないというのはあ
りませんでした。いずれにしても、何とかしないといけませ
んので、これから調べてみたいと思います。o(^o^)o

2003/1/10(金)
 和光苑の苦労話をひとつ。世間の人で、老人ホームの
中を詳しく知っている方は、まだ少ないと思います。社会
福祉施設として、地元に開かれた施設運営を求められて
いるので、一般の方の施設見学やご相談には、積極的に
受入をさせていただいています。そのような状況の中に、
最近は総合学習の一環ということで各地の小学校の生徒
さんの受入が増えてきています。もちろん当苑も以前から
沢山の小学生が来苑されています。しかしその生徒さん
を引率されている先生の中には、老人ホームをご理解い
ただけていない方も多くいらっしゃいます。老人ホーム
は、毎日が暇でお年寄りが暇を持て余している場所と見
ている方もいらっしゃいます。今回の総合学習では、施設
へ一方的に「○月○日○時に、生徒○○名を連れて訪問
します。」というお話があります。以前から当苑では、その
ような一方的なご依頼にも、できるだけ受け入れられるよ
うに努力をしておりますが、そのようなご依頼の中には、
当苑で暮らされているお年寄りへの配慮は入っていませ
ん。当苑では、色々な行事の日程や毎日のお年寄りの生
活に配慮した日々の予定が沢山あります。
 当苑では苑外行事などには、二ヶ月前から計画を立て
ています。日常の生活にも入浴の時間やお食事の時間な
ど、一般の健常者より時間のかかる生活様式が、ほぼ毎
日あります。老人ホームの中は、結構忙しいところなので
す。職員も忙しすぎて対応できないことも多々あります
が、そんな言い訳は置いておいて、当グランモア和光苑
では、お年寄りの日々の生活パターンや生活のリズムに
配慮しながら、大勢の学校の生徒さんの受入を心がけた
いと、我々は日々奮闘しています。
 学校行事や授業の日程などのご都合も、色々あるとは
思いますが、出来るだけ当苑のお年寄りの生活に配慮を
した訪問をお願いしたいと思います。生徒さんの都合や学
校の都合だけで日程を決定されてしまうと、受け入れる側
(お年寄り)の負担には、とても大きなものがございます。
そのための事前の施設見学(相談を兼ねた下見)と、受入
担当職員との十分な打ち合わせや調整の時間をいただ
けるように担当の先生にお願いしたいと思います。(また
結構多いのが、施設見学に来た先生と依頼をされてくる
先生が違う場合も、行き違いの問題が多く出ています。)
そして生徒さんだけでなく、当苑のお年寄りにとっても、気
持ちの良い、楽しいひとときが体験できるような心配りを
していただけると、とても嬉しいです。当苑としては、双方
の担当者がお互いに協力して、この体験授業と訪問受入
を続けていけるといいなぁと思っています。o(^o^)o 

2003/1/9(木)
 遅れた「お正月休み」を頂いて4日間ほど、新潟県湯沢
へ山篭もり(子守り)してきました。\(^o^)/\(^-^)/上の
二人(10歳と8歳)は、千葉県生まれの千葉育ちにしては、
スキーがうまくなりました。もう親の手を離れて勝手にリフ
トに乗って自由に滑っています。(〜^^)〜(〜^^)〜一番
下(3歳)も愛妻に抱えられて滑りながら、右だ、左だ、と指
示出しているくらい活発になってきています。へ(^-^)/ 日
本海側は、大雪の真っ最中で毎日が「雪かき」の日々で
す。「雪国の生活は大変だね」とは長男の弁。子供達に
は、スキーの楽しさと、雪国の生活の大変さの両方を体
験させています。
 さて、久しぶりの出勤では、お年寄りの風邪ひきさんが
多少増えていましたが、大事には至る方もいらっしゃら
ず、ホッとしています。ホッとしたのもつかの間で、朝から
救急車を呼んだのは、パート介護職員の「盲腸騒ぎ」でし
た。もちろん救急で病院へ搬送されましたが、まさか腹痛
の職員が盲腸とは、とても予測できませんでしたね。
 留守中に起きていたものとしては、市原市高齢者連絡
協議会の会長さんからの連絡で、年末に公表された『千
葉県指定介護老人福祉施設の入所に関する指針につい
て』で、市原市役所の介護保険課へ、この指針について
の市原市の考えを聞きに行ったというものでした。市原市
としての見解は、後日、正式に連絡されるとのことです
が、担当者レベルでは「市内の特養はバラバラではなく、
同じ取り扱いが望ましい。」とのことらしいです。当たり前
といえば、当たり前のことですが、以前の措置入所のころ
と違って、現在は各施設が入所者を自由に検討(選べる?)
できる制度となっているからでしょうねぇ。そういった意味
でも、千葉県版の入所に関する指針などのように、一定
の入所受入の判定基準は必要かと思います。 これから
は、各施設ごとに公正な受入が求められているといえま
すね。そういえば、今度の和光苑の「入所検討審査会」は
いつだっけ??
 話は変わります。私のいない間に、和光苑として新しい
試みというか、研修制度が始まりました。『スウェーデン福
祉研究所』という、スウェーデン大使館が後押ししている
福祉先進国海外研修プログラムへの今年度の和光苑の
参加者が決まりました。今回の研修が成功して、その成
果が得られれば、今後も毎年海外研修プログラムへ職員
を勉強に行かせてあげたいとの和光苑の新しい方針で
す。ケアワーカーのY.Kさんおめでとう!去年は、本当に
頑張っていたものねぇ・・・頑張ってきてね! でも出来れ
ば、私が選ばれて? スウェーデンへ行きたかった(´ヘ`;)
ですねぇ。 福祉の先進国を見てみたいなぁ・・・・・ 行きた
いなぁ・・・・・f(^_^)(^.^; そういえば主任ケアワーカーのT.
Sさんも奥さんとスウェーデンへ行ったそうですね
ぇ・・・・・・・たしか奥さんは、知的障害福祉が専門だったっ
け? 一度は行ってみたいなよその国(スウェーデ〜
ン!!!)・・・・・・ o(^o^)o



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