お年寄りの健康と幸福をねがって        社会福祉法人 和光会


      グランモア 和光苑
和光苑日記
2003/5/26(月)
 やった〜!!! やっと理事会と評議委員会か終わっ
て、決算承認が得られて、平成14年度の決算が終わりま
した。後は、議事録を仕上げて、決算登記だけとなりまし
た。ほんとうに、この2ヶ月間は、毎年すご〜いプレッシャ
ーが続きます。いつも数字が頭の中を駆け巡り、大運動
会を開いています。寝ても覚めても気になる数字の山で
す。今年は、若手の事務員T.Tさんが、頑張って入力と
集計チェックをやってくれましたので、とても助かりました。
経理事務2年目という経験で、もう十分に活躍してくれて
います。和光苑は、経費節約のため?経理事務所にお願
いしていないので、手間がかかります。しかし全てを自分
達で行っているので、各部署のお金の流れや、各事業の
財務状況もしっかりと把握していますので、施設の運営状
態がきれいに分かっています。そして長所や短所も発見
しやすい健全運営が出来るようになっています。自分達
の施設の財政状態が随時わかると、予算修正や補正確
認が早く行えるので、いつも適切な対応が可能となってい
ます。

2003/5/25(日)
 以前、措置制度でお年寄りの入所を受け入れているこ
ろに、福祉課の担当から、利用対象から外れてしまい、医
療制度や福祉制度の狭間で、入院も入所もままならない
方がいらっしゃるという相談を聞いていました。 福祉課
の担当としてどうしてよいか分からず、何もしてあげられ
ないケースがあるとのことでした。 私も何度かそれらの
ケースのご相談にのりましたが、どの制度にも当てはまら
ず、悔しい思いをしたのを思い出します。なぜこのような
話をするのかというと、平成12年4月から始まった介護保
険制度は、そのような方々をカバーしてくれるものと期待
していたからです。ところが、制度が始まってみると、以前
の措置制度の時よりも厳しい状況となっています。それ
は、介護保険者である市が、介護保険の認定者というこ
とで、高齢者の相談を施設や居宅介護支援事業者へ向
けてくるからです。以前は高齢者の相談窓口でしたが、要
介護認定者の相談は、居宅支援事業者(ケアマネージャ
ー)か、施設へ直接相談するようにという制度になったか
らです。各施設・居宅介護支援事業者リストを渡されて、
「自分で探して利用してください。」といわれましたと、施設
へ訪ねてきます。 要介護認定を受けているからと、これ
まで相談に乗っていた市から、「直接、自分で入所の申込
をしてください。」と、どこにあるのかよく分からない各施
設・居宅介護支援事業者リストを持って、あっちこっちに
点在する施設や事業者を訪ね歩くという状況となっていま
す。 当苑だけでも、入所待機者が約160名もいらっしゃい
ます。入所の時期などのご相談にはとてもお応えできま
せん。相談にこられる介護者の方も、ご高齢の方が多く、
そのような方々に、自分で一軒ずつ施設を捜すようにとい
う説明には、疑問を感じます。介護保険制度は、万能な
制度ではありません。措置のころのように、ともかく市役
所に相談にいけば、施設入所や在宅福祉サービスの相
談や申込を受け付けてくれるというものではありません。
介護者がどんなに高齢者であろうと、自分の足で施設を
探してくださいという、自分達の行動を要求する制度で
す。そして自分で考えて、施設選びや在宅介護サービス
等を選ぶという制度です。以前のように、福祉事務所の
相談窓口へ行けばよいというものではなくなったことを、
皆さんが理解しなければなりません。介護保険は社会保
険制度です。「利用者の選択の自由」と引き換えに、「自
己責任」という考えを求められています。 以前にあった
話は、私達担当者が「医療と介護の狭間で、入所もままな
らない方をどうしたら支援してあげられるかという問題」と
なっています。昨日のご相談も、そのようなケースで、市
内の施設(特養・老健)全部を回って、申込をされてきたと
いう方のご相談でした。今の私達には、各制度の狭間で、
どうしてよいか判らないケースが沢山持ち込まれるように
なって困っています。(´ヘ`;)┗(-_-;)┛

2003/5/24(土)
 今日は、いいことが一つありました。いつも電気の設備
点検に来てくれている業者さんが、ひょこりと来苑されて、
「電気料金が安くなります。」というお話でした。電力の自
由化に伴ない、東京電力さんでは、事業用の電気につい
ては、これまで「業務用電力」と「高圧電力」の2区分の契
約種別しかなかったものを、昨年から、6区分の契約種別
になったそうです。和光苑のように、24時間昼夜を問わ
ず、土日祭日も平均して電気を使用しているところは、そ
の区分の契約形態を見直すことで、年間の電気料金が安
くなる場合があるそうです。\(^o^)/
 当苑の場合には、年間で約10%(約600,000円)も安くな
りそうです。本当なら、とても嬉しいですね。(o^v^o)この4
月からの介護保険の見直しで、介護費が下がって、年間
で9,750,000円も収入が減る予定です。(;^_^A(^-^;) 当初
予算など、どこをどう削ったらいいのか、とっても苦しんで
いました。電気代が少しでも下がってくれると、とても助か
ります。(^〇^) 最近は、厳しい話ばかりですが、今日のよ
うな、ちょっぴり嬉しいことがあると、気分はとてもいいで
すね。

2003/5/23(金)
 和光苑では、明日から一泊二日で「職員研修旅行(A
班)」が、長野方面へお出かけします。行き先は、聞いてい
ません。((T-T)どうせ行けないし・・・・・) 私は、お留守番
で〜す。お仕事で〜す。明後日の「理事会」で決算の報告
説明がありま〜す。(^o^;(^-^; この理事会は、毎年のこと
なので、職員研修旅行(A班)は出かけられません。 残り
の職員研修旅行(B班)は、来月にありま〜す。この3月に
綿貫副施設長が退職されたので、代わりのお留守番がい
なくなってしまい、私は職員研修旅行に(A班B班共に)行
くことが出来なくなりました。くわしい説明は省きますが、
どっちにしても、私にとっては、この5月〜6月の職員研修
旅行は無しです。もっと忙しくない時期にとお願いしていま
すが、担当幹事は、気候の良い時期に行くことだけを考え
ていて、決算時期等の事情は考慮されていません。まあ
私は、旅行積み立てもしていないので、とくにかまいませ
んが、出来れば皆と一緒に出かけたいと思っています。 
これまでにも、似たような事情で、行けたり行けなかったり
していますが・・・・。とりあえず、今は明後日の理事会で
決算の報告用の資料説明の準備で忙しいです。

2003/5/19(月)
 昨日は、地元の姉崎で「姉崎産業祭」がありました。まだ
和光苑の正式な外出行事にはなっていませんが、私とし
ては以前からなんとか「姉崎産業祭」に、当苑のお年寄り
を連れて行けないかと思っていました。(^-^;(^.^;
 今年も、朝から雨模様だったので、外出で連れて行けな
いだろうなぁと、思っていたら、午後には空模様も落ち着
いていたらしく、このところ頑張りやさんの5月行事担当の
E. I が、しっかりと来年の外出準備にと、自分で苑車両を
運転して、お年寄り1名をつれて、「姉崎産業祭」へ下見
に出かけていました。(^◇^)ノε=ε=┏( ・_・)┛ ともか
く行ってみようという心意気には感心しました。彼女のよう
に前向きに頑張っている人を私は応援したいと思います。
(⌒0⌒)/~~
 今日は、午後から市原市役所へ「選挙管理委員会」の
説明会へ出かけてきました。4年に一回の市原市の市長
選挙と市議会議員選挙の「不在者投票所」登録されてい
るからです。先日も少し触れていますが、今日の説明で
も、「厳正に公正な投票」を行うようにとのご指導がありま
した。今回も、和光苑としては、行事の一環として取り組
み、「厳正に公正な投票」を目指したいと思います。

2003/5/17(土)
 今日は、あいにくの雨模様で、気温も低く「わらび採り外
出」は中止となってしまいました。大勢のボランティアさん
に準備等のご協力もいただきながら、天候で中止となり、
とても残念です。代替案として、急遽で五井にあるショッピ
ングセンターのアピタに買い物外出に出かけてきました。
アピタは、立体駐車場があって、雨でも濡れることなく中
に入ることができるのでとても便利です。帰られてからの
お年寄りの表情は、とてもニコニコとされていて、楽しかっ
たご様子がうかがえました。「わらび採り外出」は出来ま
せんでしたが、「買い物外出」で別の楽しみ方をしていた
だけたので良かったねぇと、皆で話しています。

2003/5/15(木)
 今日は、あいにくの雨です。先ほど、デイサービスの送
迎でお年寄りが沢山来苑されました。普段は、お天気が
良いと、裏門側から送迎車を乗り入れて、直接デイホー
ルに入ることができるので、時間的にも、歩く負担も少なく
てすみます。しかし雨になると、特養のエントランスで降り
て、一度エレベーターに乗り、デイサービスの一丁目入り
口から入るため、少し遠回りになってしまいます。朝から
雨だと、足元の滑りやすいところを送迎で車に乗り込んで
来るので、お年寄りの体調も考え、なるべく負担を掛けず
に受入したいと思っていますが、なかなかうまくいきませ
ん。建物内の配置がそのようになっているので、どうしよ
うもありませんが、できれば裏門の出入り口に雨よけの屋
根を付けられたらいいなぁと、ひそかに思案しています。 
もう少しデイサービスに資金的余裕があれば・・・・・・・・。
(^.^;(^_^;(;^_^A
 午後からは、袖ヶ浦市の居宅介護支援事業者連絡会の
研修会に参加してきます。これもとても勉強になるので、
毎回楽しみにしています。

2003/5/14(水)
 今日は、午後から沢山の消防車がグランモア和光苑に
来ました。 今月28日の「総合防災避難訓練」の準備のた
めに市原市姉崎消防署の当日の担当消防官の皆さんが
下見と打ち合わせのために来苑しました。今年も、市原市
姉崎消防署の消防官の皆さんのご協力を得ながら、本番
さながらの避難訓練を実施したいと思います。
 今度、和光苑のアイドル犬の「シロ」が、転居しました。
場所は、すぐ近くの花壇のあった場所に、庭付き一戸建
て住宅の新居を作りました。ボランティアさんのご好意に
より、立派なフェンスと台風にも耐えられそうな鉄骨造り
の1LDの邸宅です。鉄骨で作った倉庫がボランティアさ
んのお宅に置いてあって、「使っていないのであげる
よ!」との申し出に、「ぜひ下さい。」と言ってあり、いざユ
ニックで運んできたものを見て、あまりの頑丈さに、シロに
はもったいないねぇと皆で話しています。中古の新居です
が、以前よりも快適な生活環境になったと思いますので、
皆さんもいらした時にごらんください。

2003/5/11(日)
 今日は、「母の日」です。(〜^^)〜( ^^)/\(^^ ) 朝か
ら「母の日・太巻きパーティー」の準備で大騒ぎです。( ^3
^)/(⌒‐⌒) 母の日に入居者(女性陣)の皆さんに、ご自
分で「太巻き寿司」を作ってもらいました。 長年の経験が
垣間見られる一瞬でした、やはり皆さんがうまく作られて
いました。 出来上がった太巻き寿司も、とても色鮮やか
に見えて、おいしく頂きました。 母の日のプレゼントは、
皆さんの愛情のこもった太巻き寿司をみんなで食べること
でした。

2003/5/10(土)
 やった〜!!\(^o^)/決算書が完成しました〜! う
れし〜(o^v^o)、この間から数字が合わなくて合わなくて、
ただもう何でだろう???(ToT)(TOT)の日々でした。伝票
も、各経理区分の内容もしっかり確定しているのに、一般
会計に合算すると、いくつものエラーが複合技で発生して
いました。(◎_◎)毎年、この決算の時期は、しんどいで
す。 今日、やっとパソコンから開放されます。このホーム
ページを更新したら、当分はパソコンを見たくないです。f
(^_^)(^O^; 何とか明日の法人の「監事監査」に間に合い
ました。私としては、もうそれで十分です。 あとは、理事
会に諮るだけとなって、ホッとしています。まだ細かい帳
票も残っていますが、後は他の人でも十分できるので、概
ね終了!!(〜^^)〜峠も越えました( ^^)/\(^^ )
 昨日の「いちご摘み外出」は、いい気分転換になったよ
うです。おかげで真夜中まで、お仕事をがんばれました。
( ^ー^) 昨夜は、あきらめて帰途についたけど、今朝から
また頑張って何とかお昼頃にやっと完成しました。もうた
だ嬉しいです。\(^o^)/( ^3^)/

2003/5/9(金)
 昨日の日記では、「忙しくて・・・・」と書いたのに、今日の
午後には、「いちご狩り外出」の行事に運転手を兼ねて、
お出かけしてしまいました。連日のパソコン業務に嫌気が
さして、息抜きと気分転換に・・・・・。 無理やり運転手担
当のK.Kを引きづりおろして、私が乗ってしまいました。
生まれて初めての「いちご狩り」は、とても楽しかったで〜
す。(o^v^o)\(^O^)/一緒に回った入居者のTさんとHさ
ん。お二人とも車椅子です。Tさんは、しっかり者のお母さ
んという感じで、おいしそうなイチゴを沢山とって食べてい
ました。 時々、私とHさんに車椅子の後ろ手に、大きなイ
チゴをパスしてくれて、Hさんと「おいしいねぇ」と、Tさんの
目の良さと、選別の早さに感心していました。 Tさんにひ
きづられるように、パクパクと食べて回った、おいしいイチ
ゴ狩り行事となりました。めでたしめでたし・・・( ^3^)/o(^o
^)o。

2003/5/8(木)
 今月は、法人会計決算の月にあたります。その事務計
算処理のためちょっと忙しいです。ホームページの更新
も、しばらくお待ちください。 m(_ _)m

2003/5/3(土)
 最近、長期入院の入居者の方で再入所を希望される方
が、数名いらっしゃいました。それぞれのケースで多少の
違い(病状や入院期間等)はありますが、皆さんの思い
(希望?)は、同じでした。病院で、管を刺したまま過ごす
よりも、退院して和光苑で暮らしたいという内容です。ある
方は、点滴の針の跡で両腕が紫色になっていました。ご
家族としては、見るに耐えないとの思いを強くしていて、
何とか和光苑に戻れないでしょうかというご相談でした。
またある方は、痴呆のため点滴をしていても動いてしまう
ため、両手足を抑制されて、ベッドに縛られた状態のまま
で、じょくそうも出来ているとのことで、ご家族から和光苑
で何とかしてほしいとの希望です。もうひと方は、このまま
病院で最後を看取るぐらいなら、和光苑に戻して、和光苑
で最後を看たいとの希望でした。それぞれの事情があり、
一概には論ぜられませんが、私達老人ホームの立場とし
ては、皆さんの気持がとてもよく分かります。 しかし、病
院の方でも、医療処置として最善の看護をされている中
でのことと思っています。だれも好き好んで抑制をしたり、
点滴を何度も刺したりしてはいません。病院の看護師さん
も、少しでも早く元気にして、または命をとりとめて安定さ
せ、無事に退院させてあげたいと頑張っていると思いま
す。 ご家族は医療の専門家ではありませんので、お医
者さんを信頼して、しっかりと病状を治していただくか、ま
たは病状がある程度安定して、普通の老人ホームでの生
活を過ごすことが出来るような状態になるまでは、見守っ
ていてほしいとお願いしています。病院によっては、ご家
族が退院を望んでいるから、後は老人ホームで治療して
くれと言われるDrもいます。私達老人ホームの職員は、
医療の専門家ではありませんし、治療をする施設(病院
等)ではありません。 たしかに病院のような建物で、嘱
託のお医者さんや看護師さんがいますが、彼らは、お年
寄りの普段の健康状態を看る人たちで、容態が悪くなる
のを防いだり、急変したときに救急処置と、救急隊や病院
のスタッフに病状を正確に伝える役目を担っています。 
治療をするために働いているわけではありませんので、
病院と老人ホームは、一般の方には似ていると思われて
も、我々としてはまったく違う施設ですと申し上げていま
す。
 このような状況をなかなかご理解いただけないため、ご
家族の皆さんには、申し訳ない気持もありますが、しっか
りとご理解いただきたいと思います。そして、早く元気な状
態になって、また和光苑に戻ってきてほしいと、職員のみ
んなが望んでいます。

2003/5/1(木)
 今日も晴天の暖かい日となっています。深緑の五月とな
って、苑内の木々の緑も色濃くなり、草花が色とりどりに
咲き誇っているので、職員もお年寄りも気持がウキウキと
しているのが分かります。先月あたりから外出行事も多く
なり、職員も計画や下見の段階から張り切っています。今
日も、デイサービスが、木更津の小櫃川に掛けられてい
る300匹の鯉のぼりを見物に出かけています。先日(4/
26)、デイサービスの職員と一緒に下見に同行させてもら
いましたが、それは壮観な眺めでした。約300匹の鯉のぼ
りが、いっせいに泳いでいる様は、見ている人々を心地よ
い世界へ導いてくれているようです。特養でも、ぜひあの
鯉のぼりを見に出かけて見たいと思います。

2003/4/30(土)
 今年は、統一地方選挙の年ということで、千葉県内の各
市町村では、総選挙(前半戦?)が行われています。ここ
市原市でも、この6月には市長選・市議選挙が行われま
す。老人ホームにも沢山のお年寄り(有権者?)がいますの
で、各候補者にとっては一箇所で沢山の選挙活動ができ
ると考えられているようで、いつも選挙前のこの時期に
は、周りが慌しくなります。当苑にも、この選挙の時期に
なると、「理事長に会わせてほしい」とか、「施設長に会い
たい」という依頼が、色んなところから現れています。もち
ろん当苑では、理事長も施設長も、そのような依頼には、
会うことはありません。受付で、きちんとお断りするように
申し送られています。当苑は、社会福祉法人として千葉県
知事の認可を受けて運営されています。
 千葉県選挙管理委員会も、当然、このような半公共的な
立場と、投票所へ出向くことの出来ない方々(高齢者)のた
めにとの配慮から、老人ホームを「不在者投票所」として
認定して、入居者の投票を許可しているものと思います。
グランモア和光苑は、そのような社会的な立場もあって、
特定の方への選挙活動は出来ないと、申し上げていま
す。あと一ヶ月ほど経つと、選挙も告示されて本番にはい
ります。できれば、このような立場の老人ホームをご理解
いただいて、理事長や施設長への依頼も遠慮していただ
きたいと思います。グランモア和光苑では、入居者(高齢
者)の社会参加の促進と、自立へ向けたリハビリテーショ
ンの一環として、苑行事という形でオープンにして「選挙
投票」を行うようにしています。当苑のお年寄りには、そ
れぞれに希望の政党や候補者、ご自分の意見や意思を
持っていらっしゃるので、自分で誰に投票するかを決めて
います。職員が勝手に変更させることはしません。公平中
立な選挙投票を目指しています。

2003/4/26(土)
 最近、特に介護保険が始まってからは、当苑を利用され
ているご家族の意識も少しずつ変わってきています。以
前から、当苑では、お年寄りの介護は、当苑の職員とご
家族が共に協力し合って、ご支援していくという運営を心
がけてきました。現在も、大変献身的なご家族やとても協
力的なご家族が沢山いらっしゃいます。しかし、その半面
に、苑に入所したら、職員が介護をしていれば、自分達は
介護をしなくていいという考えのご家族もでてきいいま
す。介護は、お金さえ払って入れば、後は病院の入院の
ように、施設任せにされるといった方です。
 当然、先のご家族よりも来苑される回数は少なく、来ら
れても数分で帰られるといった状況です。高齢者介護は、
楽な仕事ではありません。精神的にも、体力的にも、とて
も辛い時が沢山あります。そのような大変なお年寄りの介
護を我々は仕事として選択しています。お金だけが目的
なら、もっと楽な仕事も沢山あります。私達の楽しみや働
き甲斐は、お年寄りの笑顔と、元気な姿(様子)、そしてそ
の方のご家族との共同支援(介護)という信頼関係が得ら
れるということです。 和光苑では、ご本人とそのご家族
に信用と信頼そして安心を提供できるように日々努力して
います。その相互の信頼関係を必要としていないというよ
うな、一方的な依存というのは、介護をして行く上で、とて
も辛いものです。緊急時の判断や入院時の対応について
も、最終的にはご家族あっての和光苑となります。そのよ
うな意味でも、ご家族との連携や協力は、必要不可欠とな
ります。和光苑では、これからもご家族との共同支援(介
護)という信頼関係を大事にしたお手伝いをさせていただ
きたいと思っていますので、ご理解とご協力を賜りたいと
思います。

2003/4/25(金)
 今日は、ケアマネと福祉用具専門相談員と3名で、千葉
へ「福祉用具貸与事業者研修(勉強会)」へ出かけてきまし
た。この勉強会は、いろんな福祉用具のメーカーさんが、
各一時間ぐらいずつの時間をかけて、自社製品(実物)を
持ち込んで、その説明をしています。新製品の開発意図、
その性能(他社製品との比較等)、利用対象者等の解説
を、その製品を交えてじっくりと聞くことができます。もちろ
んその場での体験もさせてくれました。(^〇^)(⌒‐⌒)他の
民間の福祉用具貸与事業者さんも沢山来ていて、実践で
の鋭い質問や製品の良し悪しの意見など、メーカーさん
には大変厳しい指摘なども沢山出て、私にはとても勉強
になります。東京の「国際福祉機器展」にも毎年出かけて
行きますが、それとは違った実りの多い勉強会でした。施
設では普段、使うことの少ない製品もありますが、逆に施
設でも流用できるものも結構あって、価格さえ折り合え
ば、ぜひ導入してみたいものもあり、将来的には予算の
計上をしてみたいと思います。

2003/4/23(水)
 今日は、恒例となっている「今野一雄ショー」公演が午
後からありました。今野一雄さんの「歌謡ショー」は、参加
されているお年寄りと一体となった公演を持ち味としてお
り、今回もお年寄りが、身を乗り出してくるほどの大盛況
でした。(〜^^)〜( ^^)/\(^^ )最後には、車椅子のお年
寄りが今野さんの回りに寄り添って、一緒に歌うという一
幕もあって、とても素晴らしいひとときでした。\(^o^)/( ^
ー^)o(^o^)o

2003/4/21(月)
 個人的な話ですが、我が家では定期的に外国の方のホ
ームスティを受け入れしています。ニュージーランドのパ
パクラ市というところから訪日している女の子のホームス
ティをこの8日間ほど受入していました。今回の訪日団
は、総勢15名で、市原市長への表敬訪問や市原市内の
見物、東京見物とプログラムは盛りだくさんでした。我が
家で、この受入を始めたのは、長男が1歳の年からで、も
う10年目となります。(5度目の受入です。)
 初めての年の男の子は、もう社会人となっていて、現在
はアメリカで働いているそうです。その妹も受入しました
が、その彼女は、今、大学生だそうです。(昨年のクリスマ
スカードに書いてありました。) その「ホームスティの会」
は、個人のボランティア団体で、毎年ごとに日本からニュ
ージーランドへの訪問とニュージーランドからの受入を交
互に行っています。(奇数年が受入、遇数年が訪問です。)
今回の女の子(12歳)は、2年前にも一度受入していて今
回が二度目となります。二度目の来日のため、前回よりも
慣れていて、お互いにうちとけるのは早く、我が家での国
際親善も、身振り手振りの大騒ぎで、とても楽しい日々で
した。この間にも、市原市内の見物や東京見物と予定は
盛りだくさんで、毎朝、集合場所の市原市市民会館や五
井駅に送迎したりしていました。C= C= \(;・_・)/ 私が
お休みでない時の何日間かは、出勤前に市民会館へ送
り、そのまま出勤して、夜には、また迎えに行きました。ど
うしても都合のつかない時には、愛妻が送って行きまし
た。ε=ε=┏( ・_・)┛ この毎日の送迎は、それなりに
大変なことなのですが、夜の我が家でのひと時や、フリー
タイムの日に、我が家族との団欒は、とても楽しく過ごせ
ました。子供達も彼女になついていて、毎晩、片言英語と
超派手派手ボディーランゲージで、爆笑の日々でした。
 今朝、6時に市民会館へ最後の送迎をしてきました。今
頃は、飛行機の中でしょう。 楽しい思い出と共に、台風
のように去っていったニュージーランドの女の子にありが
とう。と・・・・・(⌒0⌒)/~~(^o^)//"""

2003/4/18(金)
 恒例の「市原ぞうの国」へのお出かけ外出がありまし
た。今回も私は一緒に出かけられませんでしたが、参加さ
れたお年寄りの表情から、十分に満足されて楽しまれた
様子がうかがえました。動物との触れ合いは、大きいキリ
ンや象だけでなく、小さい小動物にいたるまで、しっかりと
お年寄りの心を癒やしてくれます。そんな自然の感情が、
お年寄りにはもっともっと必要であろうと思います。最近の
日本では、だんだんと自然が少なくなっています。この「ぞ
うの国」のように、直接、動物と触れ合える場所があるこ
とは、私達にとってとてもありがたいことだと思います。
 先日、「ぞうの国」の職員の方が、元職員の女性とご結
婚されて、その式場で象に乗っていらっしゃった写真が新
聞に出ていました。その方は、何年か前に、和光苑が「市
原ぞうの国」へのお出かけ外出をするきっかけとなった方
で、当苑の訪問の際には、いつもとても親切に対応してく
れる好青年です。 ご結婚おめでとうございます。お幸せ
!!
 「市原ぞうの国」の職員の皆さんこれからもよろしくお願
いします。

2003/4/16(水)
 昨夜(15日)は、毎月定例の「職場会議」が開かれまし
た。和光苑の全部署の職員が集まる会議ですが、今回
は、いつもよりも参加する職員が多くて総勢17名、各部署
から2〜3名の参加となっていました。 普段は、各部署の
主任以上が参加しているのですが、他の職員でも自主的
に参加したい人がいれば自由に参加できます(もちろん
「会議手当」は支給されます。タダではありません。)ので、
ひさしぶりに意欲のある職員が増えているということかも
知れません。これからの和光苑が楽しみではあります。話
題の中心は、現在取り組みだした「ユニット・ケア」が大半
を占めていましたが、職員のアンケート報告には、メリット
とデメリットの双方が出されていて、今後の問題点がいろ
いろと出てきていました。何事にもすんなりと物事が進む
とは思いませんが、これからも色んな問題点を修正しなが
ら進めていきたいと思います。
 今日は、午後から釣りクラブの面々が、ポカポカ陽気の
中を袖ヶ浦埠頭まで海釣りに出かけました。心地よい潮
風と波の音に、ついつい昼寝をしたくなるような絶好の釣
り日和でした。私も、ちょっと時間を作って、追っかけで様
子を見に出かけてみましたが、皆さんがのどかに釣りをさ
れていて、結構な人手になっていました。私も、時間があ
ればゆっくりと釣りをして見たかったのですが、後ろ髪を
引かれながら苑に戻ってきました。今度のお休みの日に
子供と海釣りに、ゆっくりと来たいと思います。

2003/4/13(日)
 昨日今日と、先週に続き「私服の日」で職員が業務につ
きました。先週よりも、みんな落ち着いていたような印象
があります。
 午後から「手話コーラス公演」がありましたが、職員が制
服を着ていないせいか、会場の雰囲気がとても優しく、穏
やかな雰囲気でした。これまでの制服は、仕事着として
は、とても良い雰囲気でしたが、職員の動きがよく目立
ち、お年寄りに向かう姿勢も、優しさよりも職場といった空
気がありました。それが今日は、穏やかな雰囲気と、お年
寄りの元気良さが目立っていて、とても良かった様に思い
ます。
 私服という服装の効果には、これまでにない優しさと穏
やかな空気という効果をもたらしてくれることが分かりまし
た。今度の火曜日の職場会議までに、皆のアンケートを
集めて、私服についての話し合いが持たれます。今後に
継続して行けるかどうかは、まだ決まっていませんが、ユ
ニットケアへ向けた一つの試みとして、面白い発見が期
待できそうに思います。

2003/4/10(木)
 今月から介護保険料の改定がありました。やっと入所者
とショートスティ利用者の分の見直し単価が計算できまし
たので、利用料のページに掲示してあります。
 今日は、午後から同じ市原市内にある「特別養護老人
ホームあじさい苑」に市原市社会福祉施設連絡協議会の
会議出席のためうかがいました。難しい話は無しにして、
入居者のおやつに出たロールケーキとカスタードケーキ
パイ(名前は、よく知らないのですが・・・)を頂きました。あ
じさい苑の調理員さんが自分で作っているとのことでし
た。とてもおいしく頂きましたが、お店で売っているお菓子
と違って、甘さを抑えて、お年寄りの口に優しいやわらか
さで、私としては、その出来の良さに関心してしまいまし
た。お年寄りのために作っている調理員さんの愛情がと
てもよく伝わってくるお菓子でした。和光苑も、あのような
おやつが出せるようになりたいと思います。

2003/4/9(水)
 今日は、今度の日曜日(13日)に行われる「千葉県議会
議員選挙」の投票日に先立って、グランモア和光苑の入
所者の「千葉県議会議員選挙」の投票(正式名称は、「不
在者投票」)が行われました。詳しい様子は、アルバム(3)
に投票の様子の写真を掲示しますので、そちらを見てい
ただくとして、和光苑では、開苑した年からず〜っと、選挙
のたびに「不在者投票所」の登録をして、入所されている
方々の社会参加を促しています。
 当苑のお年寄り全員を一日で地元の投票所へお連れ
するのも出来ませんし、以前に他の老人ホームで、連れ
て行くのはせいぜい2〜3名との話を聞いていましたの
で、和光苑は全員参加を目指してみようと考えて、千葉の
選挙管理委員会へ相談に行きました。そこで「不在者投
票所」の登録という話を聞いてきてから、今日まで続いて
います。和光苑では、苑内行事と生活リハビリの一環とし
て、入居されているお年寄りに選挙投票に参加していた
だいています。実際に、その投票の様子を見ていただくと
一番良いのですが、私から見ると、ともかく「楽しい投票風
景」です。(o^v^o)o(^o^)o
 普段は、お習字以外に文字を書くことの無いお年寄り
が、しっかりとご自分の氏名を書いて、投票者の氏名を書
かれる頃には、誰に投票したかよりも、そこの場所にい
て、普段は持たないエンピツで苦手な文字を書けたことの
喜びが、その笑顔からも見てとれます。和光苑の「投票
所」は、いつも楽しい苑内行事に変身してしまいます。こ
のように楽しい苑内行事にしてしまうことで、以前の新聞
でも問題になっていた、不正投票をしないオープンな投票
を心がけています。(o^O^o)
 今日の投票でも新しい発見がありました。痴呆徘徊重度
の方で、文字を書かせたら氏名も投票者名も、とてもきれ
いな字(達筆)でしっかりと書かれました。皆で、ビックリし
ていますが、その方の新しい面を見ることが出来て、今後
のケアにも活かせるようなきっかけができたと思います。

2003/4/6(日)
 昨日から、入居者のご家族を交えて「カンファレンス会
議」が開かれています。今年から、正式に「会議」という形
で、ご家族にご参加を頂き、入居者ご本人のケアについ
て話し合いの席を設けていこうと思います。(これまでは、
随時でご家族と会うごとに話をしていましたので記録もあ
りませんでした。)
 参加者は、ご家族の他に、施設長・生活相談員・ケアプ
ラン委員・主任介護職員・そのお年寄りの担当介護職員
と看護師です。一人一人の個別ケア会議なので、担当職
員とご家族の出席できる日程の調整が、とても大変です
が、担当者とご家族がじっくりと話し合いをもてるので、し
っかりした信頼関係と、ご本人のケアプランを立てていく
のにとても役立ちます。色々と手間も時間もかかります
が、今後の利用者の生活向上に向けて少しずつ話し合い
を続けて行きたいと思います。今日も午後からご家族が
来苑されて「カンファレンス会議」が開かれます。
(話は、変わります。)昨日から、ユニット・ケアの取り組み
の一環として、職員の制服をなくして、私服による業務を
始めました。当面は、「土日だけ」の取り組みですが、その
間にお年寄りやご家族の反応やご意見を伺いながら、ま
た職員にもアンケートをとりながら、色んな意見を話し合
い、その効果と問題点を出して検討して行きます。昨日の
時点では、制服がないことで「病院のような雰囲気は無い
ですねぇ」とご家族から言われました。職員もカラフルな私
服で業務についているので明るい雰囲気に感じました。
調理部門や看護部門などの衛生面の問題や外からの来
苑者の反応など、色々と気になることもありますが、まず
はやってみようというところから取り組みたいと思います。
今日も一日「私服の日」です。

2003/4/3(木)
 副施設長の綿貫さんが退職されて、皆の気持の中にポ
カッと穴が開いています。先日(31日)の送別会は、職員み
んなから一言ずつの言葉がありました。何人かの女性職
員は、泣き出してしまい、周りの職員もついホロリとしてし
まいました。綿貫さんは、大勢の職員から親しまれてい
て、今回の退職が本当に寂しいという人ばかりでした。私
も、綿貫さんとは親子のような年の差があって、色々と相
談に乗ってもらっていました。前の会社を定年で退職して
から間もなく、グランモア和光苑に入社してきて、初めの
頃は、社会福祉事業のことを結構知らなくて、いろいろと
頓珍漢なこともしていましたが、持ち前のまじめさと気働き
で、どんどん新しい職場環境になれてきました。
 施設長の資格を取るために、通信教育で「社会福祉施
設長資格」の勉強を一年間受講され、資格取得された頃
から、社会福祉にも造詣が生まれ、しっかりした仕事をさ
れるようになっていました。あれから6年間が経過してしま
いました。もっともっと一緒に働きたいと思わせる立派な
方でした。体調を回復されて、また和光苑を訪ねて来てほ
しいと思います。

2003/4/1(火)
 ※4月1日付『苑たより(「綿貫武副施設長」退任の挨拶)』より抜粋※
 昨年の9月にいち早く皆様にお話させて頂だきました
が、私(綿貫武)、到々この3月末をもって、勇退させてい
ただく事になりました。4月早々の苑たよりが、皆様のお
手元に届く頃には、お目に掛れぬかも知れず、一抹の寂
しさが募ります。在職中のこの6年間もアッという間に過ぎ
去った感じであります。当初は右も左も何も分からず、た
だ無我夢中で過ごした日々の中での思いなど、次々と脳
裏に浮かんできます。当苑も開苑8年目に入り、これから
益々円熟味ある施設を目指す大切な峠に差し掛かってき
ています。いつ頃の事であったか福田卓美施設長が、全
職員を前に話されたその中で「グランモア和光苑という船
が岸を離れて、大海へ漕ぎ出された。何時に於ても航海
は平穏な波ばかり続くとは限らず、突然荒波が襲いかか
り、船が揺れることも多々あります。その時に慌てず、動
ぜぬように船長以下乗組員一同、心を一つにし一致団結
して荒海を乗り切ろう」と、力強く声掛けされたのを思い起
こします。   各自が船頭となって勝手に行動したなら
ば、どんな大船も蛇行して、行先が不安定な状況となるで
しょう。全乗組員(職員)が、乗客(利用者・入居者)の皆様
から、安心して任せられる漕ぎ手になってほしいと切望し
ます。
 何事にも初めて取り組むことには、誰でも味わうことの
出来る緊張と不安感、そして未知への挑戦による探求心
と期待感など、日常の生活から種々多様であると、皆様も
感じて居られることと思います。開苑当初よりグランモア
和光苑は、職員一人一人が考えて行動し、試行錯誤の中
から8年の実績を築き上げてきました。
 私もまだまだ何時までも若いつもりでいます。これからも
張切って漕ぎ手の一員として現役を続けて行きたい思い
です。しかし気持ちは高揚すれど、健全な身体を維持でき
ず、このたび後進の若者に道を譲り和光苑丸を降船する
ことになり、心ならずも断腸の思いではあります。しかし、
乗船している職員の若さと明るさを取り柄として、福田船
長の号令一下全員一糸乱れず、白く真っ直ぐに航跡を残
してくれるよう念じます。また皆様の温かいご叱責を頂き
ながら、より良い施設運営を目指す様、頑張ってほしいと
切に望みます。これからも常に前向きの姿勢を崩さず邁
進されるであろうと信頼しております。
 介護保険制度に移行して早や3年が、過ぎ去り、その間
に大きな支障もなく何とか乗り切ることができました。新年
度には、介護報酬の改定もあり、何かと気忙しい年になり
そうです。この様な状況下に於て当苑の運営はとても楽
観視はできません。さらにさらに気を引き締めなくてはな
りません。私の後任は、永野章永事務長へと、バトンを渡
します。私同様に、宜しくご指導頂けます様、この「苑たよ
り」をもってご挨拶とさせて頂きます。『グランモア和光苑
よ永遠なれ‥‥』この6年間の思い出を胸に秘めてお別
れします。どうも有難うご座居ました。     綿貫 武

2003/3/30(日)
 数日前から、和光苑のパソコンの「サーバー」が故障し
ています。年度末と月末でのサーバーの故障のため、介
護保険の実績報告や請求業務が停止しています。それだ
けでなく、決算月という財務会計も停止しているため、事
務部門、ケアマネ担当、相談員のパソコン業務がまったく
動かない状態です。(;;)(´ヘ`;) その原因は何故かという
と、直接の原因はパソコンサーバーのバージョンとマイク
ロソフトのSP6(サービスパック6)の仕様の問題ですが、こ
の4月からの介護保険の改正に伴い、ソフト上の仕様変
更をするための準備として、また国保連合会への請求デ
ーターの伝送システムの仕様変更(Vr.3)をする必要が発
生して、マイクロソフトのアップデート版SP6をインストー
ルした途端に、サーバーの動きが不安定になり、クライア
ントPCからのアクセス不良とサーバーのフリーズが発生
してしまいました。今日は、朝からパソコン業者さんのSE
(システム・エンジニア)が来て、色々と設定していますが、
夕方になっても中々思うようには動いてくれません。我々
としては、ともかく実績報告と請求業務が一週間動いてく
れれば、本格的な修正は、後でもいいけど・・・とお願いし
ています。実績報告は、他の居宅支援事業者さんや居宅
サービス事業者さんにご迷惑を掛けてしまうものだからで
す。制度改正があったり、仕様変更があるときなどは、パ
ソコンの調子が悪くなります。普段は、とても便利なパソコ
ンですが、動作不良になると本当に困りものです。このま
ま回復しなかったらどうしよう・・・・・・・(;¬_¬)┗(-_-;)
(´ヘ`;)(-_-;)

2003/3/28(金)
 今日は、午後から茂原まで「夷隅・長生・市原ブロック在
宅福祉分科会」会議に出かけてきました。全国老人福祉
施設協会の最近の動向及び情報や特養入所検討委員会
の現状等についての色々なお話を聞いてきました。また
ユニット・ケアの取り組みについての話もうかがうことがで
きました。このブロック会議には、千葉県高齢者福祉施設
協会の林正彦副会長を始めとして、そうそうたるメンバー
が出席されているので、とても緊張します。私などは、い
つも後ろの方で末席の端にチョコッと座っているだけで
す。(・・;)
 長生郡(含茂原市)ブロックの施設(11施設)では、横の連
携がとれていて、施設長さんが2ヶ月に一度は勉強会を
開いているそうです。介護保険制度の勉強会だけでなく、
施設運営の相談事や職員の雇用関係の話し合いまで、
多種多彩な内容の話し合いがされているそうです。その
勉強会の話の様子を聞いていると、普段から顔をあわせ
て協力しているらしい様子がよくわかり、社会福祉に対す
る姿勢や意識の高さがよく見えました。ある施設長さんが
冗談半分に「いつも談合してるから」と笑いを誘っていまし
たが、社会福祉事業を先進的に進めていく上で、先頭に
立って施設を引っ張っていく施設長さんが、この方々のよ
うに頻繁に勉強会を開いて、常に前向きに知識や情報を
得ているという話には、とても感心してしまいました。私が
一番知りたい情報のユニット・ケアの話についても、厚生
労働省が参考事例としてあげている「岡山の特養ホーム」
を、自分の目で確かめるために施設見学に岡山県まで出
かけていったという長生共楽園の林施設長さんの話に
は、とてもビックリしました。自分の目で確認することが一
番とは分かっていても、なかなか岡山県まで足を運ぶこと
はしません。自分達が行っている社会福祉に対する姿勢
の正しさと、これからの施設福祉に求められているものへ
の探究心と、その責任と自負をみせてもらったように思い
ます。その施設の頭である施設長さんの姿勢いかんで、
その施設が良くなるか悪くなるかが、決まってしまうのだ
ろうと改めて考えさせられました。茂原市・長生郡地区
は、勉強家の多い施設長さんが沢山いる福祉先進地区
ですねぇ・・・・・。市原市(14施設)でも同じような勉強会が
開かれると、もっとより良い施設が増えていくと思った一
日でした。f(^_^)(;^_^A

2003/3/27(木)
 今日は、午後から千葉県主催の「ウェル・ナビ」研修会
に幕張まで、お出かけしてきました。この「ウェル・ナビ」と
いうのは、数年前から厚生労働省の外郭団体である社会
福祉・医療事業団で実施されている「WAM・NET(ワムネッ
ト)」という全国版のインターネット情報システムと同じよう
なもので、千葉県版の「福祉施設等総合情報提供システ
ム」です。まだ細かい情報内容や運営方法については決
まっておらず、これから調整していくという内容の研修会
でした。先月の終わりに、いきなり県庁から通知が来て、
3日以内に施設情報を記載した資料を提出するようにと
言われ、あわてて記入して送ったものです。突然の通知
に「WAM・NET(ワムネット)」が実施されているのに、なぜ
今頃こんなものを実施するのか疑問があります。全国版
の「WAM・NET(ワムネット)」すら満足に機能していないの
に、その千葉県版がうまく機能するとは思えません。
 「WAM・NET(ワムネット)」は、一部の施設には、便利に
利用されている方々もいますが、全国的には、厚生労働
省が主導で実施しているにもかかわらず。まったく無視し
ている法人や施設も沢山あり利用率は、かなり低いで
す。(毎月のように、定期的に情報を入力するようにメー
ルで通知が来ています。それでもまったく入力していない
法人や施設が沢山あります。) 昨日の研修会は、富士通
関連の会社が行っているようですが、こんなものに貴重な
税金をかけるよりも、もっと必要な補助金等があるのでは
ないでしょうか? ・・・と疑問の中での参加でしたので、そ
の情報内容には、何を意図したものなのか、私にはよくわ
かりません。確かに千葉県の「福祉施設等総合情報提供
システム」として、あればあったで便利になるとは思いま
す。しかし強制的にシステムを導入しても、各法人や施設
が協力的でないと、結局は「WAM・NET(ワムネット)」の二
の舞で、無駄な経費(税金)の投入になるのではないかと
いった懸念があります。最近は、インターネットで色々な
情報開示や入手が、手軽に出来るようになってきていま
す。 その流れにそって、当苑もこのホームページを作り
ました。少しでもグランモア和光苑の情報を開示して、地
元の皆さんやその他の地域の大勢の皆さんに見ていただ
き、その様子や活動内容を知っていてほしいと思っていま
す。当苑もこのホームページを少しずつ育ててはいます
が、情報開示としては、まだまだ力不足で、至らないところ
が沢山あります。この新しい「千葉県福祉施設等総合情
報提供システム(ウェル・ナビ)」がしっかりと機能してくれ
るように期待したいと思います。

2003/3/26(水)
 このところ日に日に暖かくなって参りました。和光苑で
も、お年寄りの動きが活発になり、そろそろ外出レクやお
出かけ行事に話題が移りつつあります。職員の中には、
自分の出番が来たと、頑張りだす者もいます。冬場の寒
い時期は、お年寄りの体調管理や疾病等の注意から、ど
うしても動きが悪く、職員も元気が無いことが多くなりま
す。しかし、暖かい空気はお年よりも職員も皆を明るくして
くれます。これからの時期は、皆でより活動的に動き回ろ
うと張り切っています。

2003/3/23(日)
 昨日は、約20年?ぶりぐらいで大学の同窓会に(東京の
八王子まで)出かけてきました。大学時代のゼミの先生が
定年退職されて、その「石田先生を囲む会」が催されまし
た。懐かしい友人や先輩方と、久しぶりに昔話に盛り上が
りました。結局、二次会も行ったので帰りが夜中になって
しまいました。石田先生の教え子の中には、有名人も沢
山いらっしゃって、今回一番目立っていたのが、テレビの
番組やCMでも有名な女優の羽田美智子さんでした。まさ
か羽田さんが、恩師の教え子だったとは知りませんでし
た。彼女が昨日のスピーチで話された内容は、私や先生
の教え子の皆に共通した、石田先生ならではのエピソー
ドで、昨日参加していたほとんどの人が同じ気持だったの
だろうと思います。石田先生のご指導に影響を受けて、自
分の人生(生き方)が変わっていった方も沢山います。羽
田さんも私達も、この恩師の教えに影響されて、人生観が
変わったのだと思います。大学時代の石田先生のゼミで
は、毎回、始まる前に「3分間スピーチ」というものを行っ
ていました。(みんなの前へ一人で出て、一つの演題で時
計を見ずに、3分間きっちりと話をする。長くても短くてもい
けないので、自分でしっかりと練習してこないと、とても難
しいスピーチでした。)上がり性の私は、人前で話をするの
がとてもいやでした。人前に出ることすら苦手な性格で、
とてもいやでしたが、先生のゼミでは、皆の前で3分間ス
ピーチをする(初めは、強制的にやらされました・・・・)こと
で、少しずつ自分に自信を持たせるという目的がありまし
た。初めのうちは、なかなか3分間も話すのが、とても辛
かったのですが、今では、普通に人前で話をすることが出
来るようになりました。そして、自分を表現することを意識
的に考えられるようになりました。昨日は、懐かしい思い
と、また新しい発見?があった楽しい一日でした。

2003/3/20(木)
 今日は、午後から袖ヶ浦市の「H14年度第6回居宅介護
支援事業者連絡会」があり3名で参加してきました。平成
12年度に介護保険が施行されてから、袖ヶ浦市では、隔
月で年6回の「居宅介護支援事業者連絡会」を開催して
います。当初は、右も左も分からない我々居宅介護支援
事業者を、「介護保険は、こうなります。」「袖ヶ浦市として
は、このように考えて実施して行きます。」「定期的に、研
修会を開いていきます。」「市で分からないことは、県へ確
認してからお応えします。」等々、色々な面からサポートし
てくれていました。毎回、色んな話題(議題)や研修会を無
償で催してくれて、私達にとっては、とてもありがたい勉強
会や情報源となっています。袖ヶ浦市は、担当職員の皆
さんが、介護保険や社会福祉に先進的に取り組んでいる
のが、よ〜くわかります。このように分かりやすい取り組
み姿勢は、袖ヶ浦市内で活動している居宅介護支援事業
者にとって、とてもありがたいものです。(市原市も、こうな
らないかなぁ・・・・(^-^;)
 (話は変わります。)昨夜、広報委員の「苑たより4月号」
の原稿を見ました。担当者が壁にぶつかっていたので、
少しお手伝いしましたが、今度の4月号(新年度号)から、
これまでワープロ専用機で製作していた「苑たより」を、一
面以外は、パソコンのワープロソフト(Microsoft Word)へ
変更しています。使い慣れたワープロ専用機での原稿製
作は、手足が自由に動くように、超高度な技の数々を駆
使して作られていました。(私には、こんな高度な技はでき
ませんでした。) しかし、数年前からワープロ専用機が廃
盤となり、各メーカーが製造しなくなって、巷では徐々にそ
の存在が薄くなっていました。おかげで最近では、当苑の
ワープロの補修部品も手に入りにくくなってしまい、とうと
うパソコンで、全てを作らざるおえなくなりました。そんな
経緯から、これまでワープロで超高度な技を持っていた担
当委員全員が、また一からパソコンのワープロソフト
(Microsoft Word)を勉強し始めなければならなくなりまし
た。当然、各担当者の勉強会や独学が始まり、皆が汗と
涙の製作現場となりました。皆が壁にぶつかるのも当然
ですし、その苦労は、パソコンを使えなかった職員にとっ
て、とても辛いものだったと思います。(私も、パソコンを始
めた頃は、しょっちゅうフリーズして、壊して、修理して・・・
と、涙涙の日々でした。今でもよく壊すけど・・・・・(-_-;)そ
の苦労が、昨日の「お手伝い」になったのですが、先日(た
しか3〜4日前だったと思いますが・・・)初めて、4月号担
当者にパソコンの使い方を教えたのですが、3日後には、
それぞれがしっかりと原稿を仕上げてきたのには、驚かさ
れました。私の想像を超える苦労がこの3日間にあったこ
とは、その原稿の凄さ(9割方出来上がっていた。)から想
像できました。広報委員は、元々、皆が「がんばり屋さん」
でえらいなぁと思っていましたが、まさかこんなに早くパソ
コンを使いこなしてくるとは思いませんでした。もうすでに
私の知らない技を使っていました。(内心、やばい・・・と(;^_
^A) 私も、仕上げの段階ではお手伝い出来ますが、私の
知らない技で作られてしまうと、私自身がますます頑張ら
ないと、あっという間に追い越されてしまいそうです。仕上
がった原稿は、カラープリンター(A4サイズまで)による「総
天然色印刷」で、とても綺麗でした。しかし、「苑たより」
(A3サイズ)は、白黒印刷しかできないので、カラーの印刷
機がほしいねぇ〜と、皆でうなずいていました。(カラーの
印刷機がほしいよ〜)「苑たより」を見ていただく皆さんに
は、残念ですが白黒印刷の「苑たより」で、「総天然色印
刷」を想像してください。\(_ _)m(_ _)mこのホームページを
見ている方は、「総天然色画像」をゆっくりとお楽しみくだ
さい。へ(^-^)/(^O^)(o^v^o)

2003/3/19(水)
 昨日の夕方(18日)、「全体職場会議」がありました。毎年
のことですが、この3月の「全体職場会議」は、グランモア
和光苑の全職員(夜勤者を除く)が、一同に会する場で、4
月からの新規採用職員も参加して、一年で一番大きな会
議です。毎年の各部門・各委員会・各月行事委員の年次
報告と新年度へ向けての計画や報告そして和光苑として
の年次報告と新年度の方針や計画が話し合われていま
す。当苑のように各部門ごとに、変則の交代勤務の職場
では、全職員が集まることは、なかなかできませんので、
一度に集まると、色々な話が議題として出てきます。普段
はあまり話す機会の無い職員も、全員の前では、発表し
なければならないことは発言します。普段は無いことなの
で、一年に一度は頑張って発言してくれています。(かなり
緊張しているのは、皆も分かっていますが、次は自分だと
おもうと、それどころではないというのが本音みたいで
す。) そのような会議なので、一年で一番活気のある、白
熱した場となっています。特に、この4月からの介護保険
の改正に伴う新年度事業計画なので、3年前の介護保険
施行時のように緊迫した場面も多々ありました。
 今年度のグランモア和光苑の全職員投票による「MVP
賞」(最優秀職員賞の選出で、受賞者は表彰状と金3万円
が送られます。)は、皆が頑張っていたので、票が分かれ
てしまい、基準得票に届く該当者がいませんでした。その
ため、施設長判断で、上位7名の職員が同率として、皆の
祝福と「金一封(5千円)」が贈られました。前年度のよう
にぶっちぎりの一番(CW部門のM.Tさん)がいなかったこ
とは、いいことなのか、悪いことなのかは、分かりません
が、皆が表彰されたことで、気持は良かったようです。(⌒
‐⌒) 当のM.Tさんも、もちろんこの7名の中には入ってい
ましたが、今回は夜勤業務のため不参加でしたので、会
議が終わってから、施設長より届けられました。\(^o^)/
(o^v^o)私も一度は表彰されてみたいのですが、まだ過去
に一度も表彰されたことはありません。f(^_^)(;^_^A



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