<令和8年度>
 
<基本方針> 
 
 若松区においては、全国に先行して少子高齢化および人口減少が進行しており、地域医療を取り巻く環境は大きく変化している。このような状況を踏まえ、新たな地域医療構想のもと、地域住民が安心して医療を受けることができる持続可能で質の高い医療提供体制の確保に努める。
 かかりつけ医機能の一層の充実を図り、外来医療から在宅医療、看取りに至るまで切れ目のない医療提供体制の整備を推進するとともに、高齢者救急への適切な対応体制の確保に努める。また、三師会および介護・福祉関係者との連携を強化し、医療と介護が一体となって地域を支える地域包括ケアシステムの推進に寄与する。さらに、各医療機関がそれぞれの特性を生かして役割分担を明確にするとともに相互連携を強化し、地域全体で医療を支える体制の確立を目指す。
 在宅医療については、在宅医療・介護連携支援センターが開催する多職種連携研修会や情報共有体制の整備を通じて支援体制の充実を図るとともに、病診連携および診診連携を推進し、入退院支援の円滑化と在宅復帰の促進に努める。
 問看護および居宅介護支援の医師会事業二部門については、地域住民の在宅医療・介護に資する重要な取り組みとして、今後も重点的に推進する。あわせて収支の改善に努めるとともに、会員各位の積極的な利用を促す。
 救急医療については、若松休日急患診療所(サブセンター)が会員の協力のもと長年にわたり地域の休日診療を担ってきたが、現在、北九州市において救急医療体制の見直しが進められていることを踏まえ、今後の運営方針について北九州市医師会と連携し慎重に検討を進める。
 災害医療体制の強化に向けては、各種訓練および研修会を継続して実施するとともに、北九州市医師会アプリによる情報共有を推進し、災害時における医療救護体制の充実を図る。
 感染症対策については、定期予防接種および任意接種の円滑な実施に協力するとともに、行政との緊密な連携のもと新興感染症への備えに努める。
 地域保健活動として、若松区民医学講座の開催や地域の講演会への参画を通じ、地域住民の健康意識の向上と疾病予防の推進を図る。また、医師会健診フェアを継続して実施し、住民の健康管理の推進および疾病の早期発見に努める。
 学校医活動および産業医活動についても、関係機関との連携を図りながら推進する。
 学術活動については、医師会研修会および各種学術講演会を開催し、会員の研鑽の機会の確保に努めるとともに、地域医療の向上に資する活動を推進する。
 医療安全および医療倫理の向上を図るため、医療安全研修、個人情報保護およびサイバーセキュリティ対策に関する研修を実施し、会員の資質向上に努める。さらに、医療DXの推進に取り組み、オンライン資格確認の活用支援やICT活用に関する情報提供を行い、医療の質の向上と業務の効率化を図る。
 会員の結束を高める取り組みとして、会員懇親会およびブロック会を開催するとともに、区医ニュースを通して情報共有を促進する。
 医療機関を取り巻く経営環境は一層厳しさを増していることから、会員医療機関が健全な医療を継続的に提供できるよう、上部医師会と連携しながら必要な情報提供を行うとともに、診療報酬改定および各種制度改正への対応を支援し、会員支援の充実に努める。 今後とも地域医療の充実と発展のため、会員各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。


<事業項目>

1

【継1】地域住民の健康保持増進に関する事業

 

 1.講演会等への講師派遣

 

 2.広報誌への健康情報等の提供

 

 3.救急医療支援事業

 

 4.救急医療確保等運営支援事業

 

 5.産業保健活動

 

 6.学校保健支援事業

2

【継2】在宅医療・介護連携支援センター運営支援事業

3

【継3】「若松あんしんネットワーク」支援事業

4

【継4】トータルケアコーディネーション等運営事業

5

【継5】訪問看護事業

6

【他1】健康診断事業及び予防接種事業

7

【他2】会員共益事業

8

【他3】収益事業