<令和2年度>
 
<基本方針> 
 超高齢化社会を迎え2025年問題さらには2040年問題が議論され、それを見据えた「地域包括ケアシステム」の構築が喫緊の課題となっている。各地域の実情に合わせた持続可能な医療提供体制を構築する為に、各区域の地域医療構想を確定する「地域医療構想調整会議」が開催されているが、未だに結論が出ていないのが現状である。人と人とが繋がり支え合う地域共生社会実現のためには、「地域医療構想」と「地域包括ケアシステム」が連動して機能することが最も重要である。これらを早期に構築するために県医師会、市医師会と共に連携を図ることが必要である。
 若松区においては基幹病院が少なく、色々な面で他区の医療機関に依存しているのが現状である。会員医療機関の声に耳を傾け、昨年度より開始した「若松区病院等懇談会」を継続開催し、地域の実情を把握して地域医療構想調整会議等に発信していくことが重要である。6月から開始される新規プロジェクト「とびうめ@きたきゅう」を充実させ、医療連携のツールとして今以上の多職種連携を構築する必要がある。事業部門は、業績回復の兆しが見えてきたが如何せんマンパワー不足が課題として残っているのが現状である。引き続き会員医療機関からの紹介をお願いしたい。事務局は昨年度人員の入れ替わりがあったが、体制を固め機能強化を図り、新執行部と共にこれまで以上に効率的な会務の運営を行い、すべての英知を結集し引き続き以下の事業項目の推進に邁進する。

<事業項目>

1

【継1】地域住民の健康保持増進に関する事業

 

 1.講演会等への講師派遣

 

 2.広報誌への健康情報等の提供

 

 3.救急医療支援事業

 

 4.救急医療確保等運営支援事業

 

 5.産業保健活動

 

 6.学校保健支援事業

2

【継2】在宅医療・介護連携支援センター運営支援事業

3

【継3】「若松あんしんネットワーク」支援事業

4

【継4】トータルケアコーディネーション等運営事業

5

【継5】訪問看護事業

6

【他1】健康診断事業及び予防接種事業

7

【他2】会員共益事業

8

【他3】収益事業