ゴルフ場ではエコ活動やボランティア活動が盛んになっているが、間接株主会員制の東京国際ゴルフ倶楽部(18H、東京都町田市、TEL042-797-7676)は、ゴルフ場としては初めて「TABLE FOR TWO」(テーブル・フォー・ツー、略称=TFT)のプログラムに10月26日から参加した。
同プログラムは、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に、同時に取り組む日本発の社会貢献運動で、伊藤忠商事や鹿島建設といった大手企業や地方自治体なとがこの活動に取り組んでいる。
カロリーを押えたヘルシーメニューを開発し、そのメニューの売上げの中からl1食当たり20円をTFTに寄付。TFTは、学校給食費として発展途上国の学校に寄付金を配分する。
同GCでは、「けんちんうどん、そば」と「八穀米の野菜カレー」を10月28日からメニューに加え、同日からレストランで提供している。
同GCでは「社会貢献活動の一環でTFTのプログラムに参加することになった。当倶楽部は、これまでも伐採した樹木、剪定した枝、刈芝などの堆肥や有機肥料ヘのリサイクル、ペットボトル・キャップのリサイクル等を行ってきた」と説明している。
同GCグルーブの国際桜ゴルフ倶楽部(27H、茨城県稲敷市、TEL029-894-2211)も「ヘルシーハンパーグ」のメニューを開発し、11月初旬にも活動を開始する。
一方、森トラスト系列のラフォーレ&松尾ゴルフ倶楽部(18H、千葉県山武市、TEL0479-86-6400)は、山武市が進めるエコ活動に協賛。
同市が発売したボトルウォーター「YAMABUSHI WATER」を8月1日から200円で販売開始するとともに、1本当たり10円と同GCから10円を加えた計20円をエコ基金として同市に寄付している。
市側は、その資金を山武杉の保全や環境保護に活用する。同GCでは、プレー中に飲むため買うゴルファーが多いという。
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