ニュー南総ゴルフ倶楽部

　熊谷組の経営不振が相場にも影響しているようで、会員数、コースのレイアウト等を考えても、こんな低額で推移するようなコースではないと思うのだが。また、入会条件が厳しいのと入会が法人のみに限られている点も、相場の足を引っ張っている。

■平成15年10月1日、（株）熊谷組は経営再建中のため、不動産事業部門を会社分割

　系列のゴルフ場の所轄も資本関係にない新会社に移ることになった。

■平成18年11月、ゴールドマン・サックスグループの傘下に？

　経営する芙蓉土地（株）の株式を親会社である土地興業（株）から取得して、グループに加える。

■平成19年5月11日、土地興業（株）は民事再生法の適用を申請

■平成21年2月より、乗用カート導入工事に着手

　60台ほど導入で6月6日からスタート予定。

■平成21年6月1日、南総ＣＣ・ニュー南総ＧＣ、預託金の据置期間満了へ、アコーディア入りか？

　今年7月以降に満了、平成18年11月1日に両ゴルフ場の経営会社の株式をゴールドマン・サックスが取得し、現在に至っている。

■平成22年1月22日、経営会社・（株）南総カントリークラブが民事再生法を申請

　名義書換は当分の間停止に（旧・名変料、正会員：52・5万円、平日：21万円＝各税込）

■平成22年5月27日、ニュー南総ＧＣの弁済条件が明らかに

　退会会員には「10万円＋（再生債権額−10万円）×8％」を、認可決定確定日から6ヶ月以内に一括して弁済

■平成22年6月23日、ニュー南総ＧＣの再生計画案は可決

■南総カントリークラブ、民事再生法申請から認可決定確定までの経緯（南総ＣＣ関連）

■平成22年9月1日より、名義書換再開

■平成26年5月1日より、正会員（個人・法人）補充募集のため名義書換停止に

　募集金額208万円（税込　全て入会金）で、募集口数は250口（詳細はコースにて）

■平成30年11月1日より、名義書換再開

　　→ 令和4年8月31日をもって、会員募集は停止

■令和4年9月1日より、名義書換料値上げ

＜アコーディア・ゴルフ関連情報＞

■平成18年11月1日に（株）アコーディア・ゴルフが東証に上場へ

■平成28年7月14日、（株）アコーディア・ゴルフが買収される？との報道

　プライベート・エクイティ（ＰＥ）ファンドのＭＢＫパートナーズが、国内に43コースを保有し契約コースを合わせて136コースを運営しているゴルフ場運営会社・（株）アコーディア・ゴルフの買収（負債と株式の合計で約1600億円の見通し）を計画している旨を7月14日、複数の関係筋が明らかにしたとして報道。

■平成28年11月29日、アコーディア株をＴＯＢにより取得

　投資ファンドの（株）ＭＢＫＰ Ｒesortは平成28年11月29日、国内のゴルフ場運営・（株）アコーディア・ゴルフの普通株式及び新株予約権をＴＯＢ（株式公開買い付け）により取得することを決定した。

■平成29年3月29日、（株）アコーディア・ゴルフ上場廃止に

　4月1日付けで、ＭＢＫパートナース（株）のグループから、（株）ＭＢＫＰ Ｒesortの代表取締役である加笠研一郎氏ら3名が取締役に就任。

■平成29年5月26日付、ＭＢＫＰ Ｒesortとアコーディア・ゴルフが合併（官報で公告）