平川カントリークラブ

　地形はごくフラットで、杉、ケヤキ等の自然林を切り開いて造成された林間コース。特別縁故1250万円から2次2300万円までに約700名が入会、最終5500万円。

　名変を開始した時の初値は2000万円。全体的に安定した動きを見せているのは本格的な林間コースでコースそのものに対する評価が高いから。92年日本女子プロゴルフ選手権を開催、平成12年から4月から正会員を800万円で募集した。

■平成16年12月14日、経営会社の（株）平川カントリークラブが民事再生法の申請

　名義書換は継続し停止しない

■上場の日神不動産がスポンサーに

　減資・増資で100％子会社へ、最低14億円弱を拠出。

■平成17年5月25日、再生計画案が可決

　退会会員へは預託金を95％カットし、残り5％を一括弁済。継続会員へは95％カット後の5％を預託金（10年据置）とした新証券を発行。また、2,000万円額面は正会員2口へ分割し、1,550万円額面は正会員1口と平日会員1口へ分割。

■平成17年7月11日〜8月31日まで名義書換停止

　民事再生法に基づく預託金証書差し替えのため

■平成17年9月1日より、名義書換料値下げ

　名義書換による入会者の会員資格保証金は、入会の日から10年間（前15年）据え置き、その後、退会時に申し出ることにより返還する。

　尚、既報通り同クラブの会員資格保証金は、平成17年6月21日に認可決定確定した再生計画に基づき、旧保証金の95％がカットされ、残り5％が継続会員の新保証金となる由です。

■平成20年9月1日より、年会費値上げ

　尚、平成20年4月よりグリーンのツーベント化工事を行っていますが、同年8月に工事完了、9月より新グリーンの利用開始を予定。

■令和元年7月1日、平川ＣＣの経営会社がエヌディフアククー（株）に変更

　同ＣＣの経営会社である（株）平川カントリークラブ（神山隆志社長）の全株式を7月1日付けで譲渡する旨を、親会社で東証一部上場の日神不動産（株）が5月27日、自社ホームページＩＲニュースで発表。会員の権利・義務等の変更はなくゴルフ場名も変更なし。

■令和2年9月1日より、年会費値上げ

　近年の人件費高騰やクラブ設備への投資、昨年の台風15号・10号による多大な損害、新型コロナウィルスの影響による運営スタイルの大幅な変更を理由に年会費を値上げしたという。

■令和4年1月1日〜同年3月31日まで名義書換停止

　令和4年4月1日より、「預託金の充当制度」（証券の預かり保証金の一部（上限は30万円）を名義書換料に充当し入会費用を抑える制度）実施に伴う、告知期間として停止するという。

■令和4年4月1日より、名義書換再開

　同日より、名義書換料に預託金を充当出来るようになりました。但し、上限額は30万円となります。その範囲内で充当金額を入会者が決めることになります。仮に、30万円を充当する場合、名義書換料：110万円−充当金額：30万円で、80万円の名義書換料となります。