ゴルフ場経営の(株)デュオ(資本金7000万円、東京都千代田区麹町1−3、代表伊東正次氏、従業員48人)は、平成13年11月26日に東京地裁へ民事再生手続き開始を申請、同日再生手続き開始決定を受けた。
申請代理人は高中正彦弁護士(東京都千代田区内神田1−7−1、電話03-3219-3077)。なお、監督委員には永井津好弁護士(東京都港区虎ノ門2−8−10、電話03-3580-6931)が選任されている。
再生債権の届出期間は12月26日までで、再生債権の調査期間は2002年2月1日から2月7日まで。
同社は、1989年(平成元年)10月に設立されたゴルフ場経営会社。“デュオゴルフクラブ”の名称で、「摩周湖コース」(北海道川上郡標茶町、18H、90年4月オープン)と「横浪コース」(高知県須崎市、18H、89年10月オープン)の2コースを経営し、共通会員1772名、摩周湖会員469名、横浪会員524名の会員を有していた。
90年代半ばには年収入高約9億円をあげる時期もあったが、近年は景気の低迷や競合激化で年間来場者はビジターを含め4万人内外の水準で、2000年9月期の年収入高は約4億8000万円にとどまり、収益面も低調な推移を余儀なくされていた。
こうした中、昨年より預託金償還期限が到来したため、会員からの返還請求も相次いでいたが、今年9月頃よりコースの売上金や動産に対する強制執行も断続的に始まるなど経営に支障をきたす事態になったため、今回の民事再生法の申請となった。
負債は推定で約123億円。
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摩周湖コース、ゴルフ場名を「クレインカントリークラブ」に、その後の経過
↓↓↓ 平成27年3月3日
平成15年10月、ディオゴルフクラブ横浪コースを、(株)喜びフーヅ(中武強喜社長、高知市愛宕町1-9-1、TEL:088-875-1121)が取得し、ゴルフ場名を「スカイベイゴルフクラブ」(18H、高知県須崎市浦の内福良348-2、TEL:088-856-2612)に変更して経営していることが判明。
スカイベイGC URL=http://www.yorokobifoods.com/skybay/ (表示方法)
平成26年7月31日、(株)喜びフーヅが高南CC(高知)を取得(関連ニュース)
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