日東興業(株)が再倒産へ・民事再生手続き開始か

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日東興業が再倒産へ・民事再生手続き開始か?
日東興業グループのゴルフ場は全コース名義書換停止

週間ポストより、平成14年7月19日

 97年12月に和議を申請したゴルフ場業界最大手の一角、日東興業(本社・東京都千代田区、鎌田隆介社長)が、今度は民事再生法を申請し、預託金債務を大幅カットすると会員側に通告した。一方的な”再倒産宣言”に会員は怒り心頭である。→開始決定記事へ

 「約束が違うじゃないか!」、「信じていたのに完全に裏切られた。こんな事がまかり通っていいのか!」激怒するのは日東興業が経営するゴルフ場の会員である。米大手投資銀行のゴールドマン・サックスが、習志野カントリークラブ(千葉県)など30コース、約7万3000人の会員を抱える同社を買収したのは昨年12月だった。

 それからほぼ半年が経過した6月下旬、日東興業では各ゴルフ場の理事を務める会員を集め、今後の経営方針に関する「秘密説明会」を開いた。冒頭、鎌田社長は次のように切り出した。

 「前期決算で当社グループは1540億円の債務超過になっております。いかにに経営努力を重ねても、約2700億円の預託金債務を抜本処理しない限り、半永久的に債務超過状態を脱する事はできません。当社グループのゴルフ場の会員権相場は安い。

 どこに原因があるのかというと、財務状態が悪いからです。それなりの評価を得るためには、当社の債務超過を解消して経営を健全化させなければなりません。そこで法的手続き、具体的には民事再生法を使って、皆様の預託金をカットさせていただくことにしたいのです。」

 日東興業を再倒産させるというのである。会場は一瞬シーンと静まり返り、会員は互いに顔を見合わせ、ショックのためか言葉も出ない。そもそも日東興業は会員の預託金返還請求に耐えられなくなったという理由で和議を申請、既に事実上倒産している。

 「預託金の一律80%カット」だったが、会員側の猛反発で和議の成立が困難になったことから、申請代理人の阿部三郎・元日弁連会長が、「即時退会する会員の預託金は82%カットしますが、プレーを続ける会員の預託金は全額保証します。

 そして2013年10月以降、年間10億円を限度に預託金の返還請求にも応じます。」と、和議条件を大幅に修正。

 預託金が全額保証されたことで、反対していた会員の多くが賛成にま回り、99年5月、和議は確定した。そんな経緯があるにもかかわらず、突然の預託金の棒引き要請に、出席した会員が一瞬言葉を失ったのも無理はない。

 しかも鎌田社長は当時の日東興業の和議対策室長として「預託金はどんなことがあってもカットしません」と会員の説得の最前線に立っていた人物だった。しかし、同社長はこう続けた

 「和議条件に基づいて、毎年10億円ずつ預託金を返還していくとなると、返還終了まで200年以上掛かり、それまで債務超過が解消されないことになる。日東興業の再建にとって、そうすることが真に建設的かどうか、皆さん、よく考えていただきたい。」

 会場に重い空気が流れる中、今度はゴールドマン・サックス出身幹部が口を開く。「日東興業は和議条件に基づき、毎年40億円〜50億円の債務を返還していかなければならないことになっていますが、経常利益は年間数億円しかない。

 このままではコース整備やクラブハウスの改修費用に金が回らなくなり、業界における日東興業の相対的地位は下がる。そうなると会員権の価値もなくなる。単にプレー権を守るだけではダメだと言うことです。民事再生法を申請するのは会員の皆さんのためでもあります。」

 さらに語気を強め、子会社が経営している浜野ゴルフクラブで、30人の会員から総額2億円余の預託金返還訴訟が提起されており、「将来、訴訟が数百人規模に拡大する可能性がある。もし敗訴するようなことがあれば、信用不安の問題が生じ、今後の経営に大きな支障が出かねない。

 今直ぐにでも民事再生法を申請する必要があるんです」と、付け加えた。ゴルフ場の民事再生手続きでは、会員の預託金は90%以上カットされるのが普通。となると日東興業の場合、2700億円の預託金債務を270億円以下に圧縮できる計算だ。

                        ・・・・    中 略    ・・・・

 金融機関がゴルフ場に設定していた抵当権を、ゴールドマン・サックスは次々と買い取っており、破産になればなったで、抵当権を実行して担保ゴルフ場を自己競落する事もできる。どちらに転んでも、ゴールドマン・サックスには損はないはずです。(浜野ゴルフクラブの会員の満田繁和弁護士)。

 ゴールドマン・サックスは会社更生法手続き中のスポーツ振興(本社・大阪市)のスポンサーに内定している。同社は関西を拠点に30コースを所有、約6万5000人の会員を抱える西日本最大のゴルフ場経営会社。日東興業のゴルフ場を合わせると60コースを所有する事になる。

 前出の浜野ゴルフクラブでは、会員有志が日東興業グループからの「独立」を求め、会社更生法の適用を申請している(東京地裁で棄却、抗告中)。その中のメンバーの一人、プロ野球評論家の山崎裕之氏が言う。

 「このままでは会員は泣き寝入りさせられるだけ。会員が結束して行動するしかない。ゴールドマン・サックスとは徹底的に争う覚悟です」再び大トラブルが発生しそうな雲行きだ。→開始決定記事へ

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